『大病院占拠』ドラマ最終回のレビューと考察です※ネタバレあり。
ついに青鬼(菊池風磨)の正体が判明し、彼の壮絶な過去が明らかに。武蔵(櫻井翔)と青鬼との意外な接点、そしてソニンさん演じる和泉管理官の”罪”とは…?
物語のラストには視聴者を考察のドツボへと誘う謎シーンが。駿河分析官(宮本茉由)が削除したメールの送信者は…誰!?
大病院占拠 最終回ネタバレ。宮本茉由が演じる駿河が削除したメールの送信者は誰?
ドラマ『大病院占拠』最終回(2023年3月18日放送)あらすじ・解説・ネタバレ情報まとめ
公式予告
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次回、3月18日(土)よる10時放送📺
【最終回『大真相』】予告‼️
\武蔵三郎(#櫻井翔)
鬼退治、開始。鬼たちの壮絶な最期の戦い👹💥
青鬼(#菊池風磨)の本当の狙いとは?ついに全ての謎が明かされる❗️
その驚愕の真相…🧐
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— 大病院占拠【公式】最終回は3月18日(土)今夜10時放送 (@dbs_ntv) March 11, 2023
青鬼・耕一(菊池風磨)は、愛する人の命を優先する自分の正義と1億2000万人の命を優先する長門(筒井真理子)の正義、どちらが正しいと思うか国民に投票を呼びかけた。国民が耕一の正義を選べば、長門は助からない。
一方、県警はついに鬼たちの過去を知る。耕一と赤鬼・美作(忍成修吾)、黒鬼・みさき(ベッキー)、P2計画の犠牲になった琴音(上西星来)との間には、幼い頃からの特別な絆があったのだ。さらに耕一にはもう一人、かけがえのない大切な人がいた…。
その頃、捜査の指揮を外れていたさくら(ソニン)は何かを決心する。
ついに最終決戦!真の黒幕とは?
最終話の重要エピソードまとめ
- 愛する一人の命を優先する青鬼、国民全員の命を優先する知事、どちらが正しいのかを問うネット投票がスタート。青鬼と知事はそれぞれハイドラ・ウィルスを投与されており、ワクチンは青鬼だけが持っている。敗れた方が命を落とす((((;゚Д゚))))マイガー!!
- 警察捜査本部は青鬼の正体をついに突き止める。青鬼=大和耕一(菊池風磨)は半年前に解散したアプリ開発会社のCEOで、赤鬼=美作孝(忍成修吾)、黒鬼=伊予みさき(ベッキー)は共同経営者だった(みんな超~優秀)。
- この3名+P2計画で死亡した山城琴音は孤児で、同じ里親に育てられていた(T_T)。さらに琴音は青鬼の妹的存在で、紫鬼=相模俊介(白洲迅)の婚約者だったことも判明。
- 武蔵は青鬼が持つワクチンをゲットするため、そして人質の二人(妻の裕子と配信者の因幡)を救うため、青鬼がいる病院地下4階を目指す。
- 青鬼のリクエストにより、捜査本部で指揮をとる和泉さくら管理官(ソニン)がなぜか地下4階に招待される。彼女が来たら出頭するという青鬼。
- 青鬼は鬼たちのメッセージ動画を配信。P2計画で犠牲となった家族、さらに界星堂病院のポンコツ医師により死を隠蔽された家族に向けた愛の言葉が配信される。感動の動画をBGMに鬼たちは警察部隊と最後の戦いを繰り広げ、青鬼をのぞく全ての鬼が確保された。
- 武蔵と和泉さくらが地下4階に到着。しかしなぜか青鬼の姿が見えない…??地下4階に繋がるエレベーターも遮断され、捜査本部でモニタリングしていた駿河分析官(宮本茉由)が『何かがおかしい』と戦慄のセリフをつぶやく。
- 警察がモニタリングしていた動画は同じ映像を繰り返す”ループ動画”だった。気づいた時はすでに遅し。突入部隊の一人に変装していた青鬼が武蔵に銃を向ける。
- 青鬼は和泉さくらの衝撃の過去を語り始める。3年前、警察官だった和泉の夫は、プレミアム・パナケイア号で発生したステル・ウィルスで命を落としており、日本人感染者第1号となった夫は死後も世間から激しいバッシングを浴びていた。和泉は夫の死を無駄にしないために、ウィルス拡散を食い止めてほしいと知事に強く要望。これがP2計画の始まりだったのだΣ(゚Д゚)ビツクリ。
- 和泉はP2計画のさなかで起きた3件の死亡事故についても知っていた。しかし知事と備前本部長のダブル圧力を受け、不本意ながら隠蔽に加担していたのだった。
- 全てを暴露された和泉はテンション激落ち。と、ここで青鬼がある事実をカミングアウト。実は青鬼が自分と知事に投与したのはハイドラ・ウィルスではなく、ただの生・理・食・塩・水!※和泉の証言を引き出すためのお芝居。
- P2計画の全てが明るみとなり、隠蔽に関わった人物も全て晒された。あとは約束通り青鬼が警察に出頭すれば事件はすべて解決~~…のハズだったが、『まだ暴かれていない事がある』と青鬼。『私が鬼になった理由…それは武蔵刑事、あなたです』(・o・)ナンテ??
- 青鬼は武蔵との衝撃の接点を語り始める。今から約1年前の2022年1月15日、武蔵がガソリンスタンド立てこもり事件(第1話)で死亡させた犯人・尾張耕太郎は、孤児だった青鬼、赤鬼、黒鬼、山城琴音らの里親だったのだΣ(゚Д゚)!ドーン
- あの時、尾張の人質となっていた女性はホテルオシマの元支配人。尾張は彼女から、ホテル内で死亡した山城琴音の死の真相を聞き出そうとしていたのです。
- 尾張を死亡させた武蔵は世間に評価され、立てこもり事件の動画を配信した因幡はフォロワー激増、そして和泉さくらは備前本部長の計らいで出世…。間接的とはいえP2計画で名声を得たこの3人を、青鬼はどうしても許せなかったという。
- 青鬼は裕子(比嘉愛未)の首にカッターナイフを突きつける。武蔵は青鬼に指示され、和泉から受け取った銃を青鬼に向ける。『愛する妻を死なせるか、俺を銃殺するか、選ぶのはお前だ。』
- 武蔵がブルンブルン震える手で発砲。銃弾は設備の配管を貫通し、あれやこれやで横倒しになったポリタンクから引火性の謎液が漏れる。青鬼は父の形見の手帳に火をつけ、焼身自殺を図ろうとする。それを止める武蔵。『もう誰もしなせない!お前は生きるんだ!』
- 悔しさ、無念、もしくは安堵か。青鬼は言葉にならない雄叫びをあげ、武蔵に手錠をかけられる。
- 事件は終焉を迎え、P2計画は中止を余儀なくされた。計画に関わった知事、備前(渡部篤郎)、和泉さくら(ソニン)らはキビシイ取り調べを受けることに。
- ある晴れた日、カメラは家族で散歩する武蔵の姿を激写。娘のえみりちゃんが家族の似顔絵を見せる。『パパはわたしのヒーロー』の文字に目をうるませる武蔵パパ。『うっそだろ~♪』
- 物語のラスト、誰もいない警察署内で駿河分析官(宮本茉由)が受信メールを閲覧。内容は『ありがとうございました blue』。駿河は意味深にメガネを外すと、メールを削除し、不気味に笑った…【終】
「もう奴らの好きにはさせない。
鬼退治だ」👹#櫻井翔#大病院占拠 #最終回 放送中#日テレ pic.twitter.com/fCYjS4rbnf— 大病院占拠【公式】最終回ご視聴ありがとうございました🙇♀️ (@dbs_ntv) March 18, 2023
最終回ご視聴ありがとうございました🙇♀️#最高に幸せな嘘だろ#櫻井翔 #武蔵三郎#大病院占拠 #日テレ pic.twitter.com/qPzzCVHxMH
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大病院占拠 最終話レビューと考察。駿河(宮本茉由)が受信したメールの送信者「blue」の正体は?
大病院占拠 最終話レビューと考察まとめです。ネタバレが色々含まれるのでご注意ください。
- ついに終わってしまった大病院占拠(T_T)。振り返れば、第1話のトイレ爆発シーンがあまりにショボくて完走ムリかも!と早々にフェードアウトの予感してたけど、最終回を見終えた今、最後まで見て良かった~としみじみ。
- 僕の好きな『24-TWENTY FOUR-』『スピード』『ダイ・ハード』っぽいネタもチラホラあって、そこも楽しみなポイントでした。ループ動画、大好物w
- で、衝撃の最終話。まずは最後の戦いのなか配信された鬼たちのメッセージ動画。へそ曲がりな僕は『こんなお涙頂戴であざとい演出にグッと来てたまるか!』と斜に構えて見てましたが、グッとくるどころか涙・腺・崩・壊(TдT)。俳優陣の熱い演技にヤラれまくりで、なんだか今日から素直な人間になれそうな気がしました!!(一夜明け、いつもの僕でしたが)。
- 武蔵のトラウマとなった一年前の立てこもり事件を最後に再現したのもお見事な演出。炎に包まれた尾張を救えなかった一年前の武蔵、同じ状況で耕一を救った一年後の武蔵。愛する家族の存在が武蔵を成長させ、トラウマから解き放った、という美しい流れ。
- このシーンは『父親(尾張)が挫いた武蔵の心を、息子の青鬼(耕一)が修復してくれた』って見方をすると、別の意味でグッと来ますね。
- さらに言うと、青鬼のおかげで武蔵は救われ、武蔵のおかげで青鬼も救われた、という因果性のジレンマが、作品に深みを与えていたような気がしないでもないです。
- 僕は『ソニンさん演じる和泉さくらは青鬼の身内』『亡き旦那は青鬼の兄』などと考察してましたが、見事に大ハズレ。まぁこんなもんです。和泉は復讐する側だと思っていたので、P2計画の創造主=鬼に復讐される側だったのは予想外でした。
- 備前本部長(渡部篤郎)が和泉を特別視してたのは”隠蔽のお仲間”だったからでした。和泉の昇進はP2計画を口止めするための”アメ”だったのかも。僕は『備前は和泉の夫の死に関与しており、その償いのために昇進させた』と考察してましたが、ここも大ハズレ(笑)
- さて、気になるのは最終話最後のシーン。駿河分析官(宮本茉由)が削除したメール『ありがとうございました blue』は一体何だったのか?ネット上では『真の黒幕説』や『続編の伏線』などで盛り上がってましたが、僕がたどり着いた結論はめっちゃシンプルです。
- 【考察】⇒送信者は青鬼(大和耕一)で、駿河は青鬼の彼女。このメールは自分に協力してくれた駿河へのお礼。
- 【続き】⇒青鬼は最後に死ぬつもりだったので、このメールは予約投稿で事前送信されていたはず※だから逮捕後に受信。メールを見た駿河が笑ったのは、青鬼が生き伸びたことへの喜びと、『アイツ、こんなサプライズメール用意してたんか、ぷぷっ♪』って意味。
- 【続き:青鬼が駿河の彼氏である根拠】⇒第8話で駿河が送信したプライベートメール『ごめん今日も帰れそうにない』の宛先は”織田拓”という男で、駿河の彼氏でした。このドラマは武蔵、備前、駿河など、登場キャラの名前が戦国時代の領土名にちなんでいるので、織田という名前にも意味があるハズ。戦国時代で織田といえば織田信長で、信長の出身地は尾張。尾張といえば立てこもり犯の尾張耕太郎。その息子として育った青鬼=大和耕一は、尾張耕一とも名乗れるはず。よって駿河の彼氏である織田拓は、尾張耕一=大和耕一を指している。※”拓”という名も『開拓=耕す=耕一』と読み取れる。
- 【続き】⇒最終話ラストのメールのシーンで駿河がメガネを外したのは『自分にはもう一つの顔がある』ことを示唆していたのかも。それが何なのか当ててごらん?という視聴者への問いかけの意味で、メルアドに『U4r0n05h0mendAre=後ろの正面だあれ』を使用。このゲーム(かごめかごめ)は鬼が誰なのかを当てるゲームなので、駿河のもう一つの顔=鬼となる。
- 【妄想】⇒駿河が立てこもり犯・尾張の娘だったりするとさらに胸アツ。青鬼との出会いは里親の家だったって事になりそう。…ただ、二人は姓も違うし、尾張の捜査で駿河が身内かどうかはすぐに判明したはずなので、駿河=尾張の娘はちょっとムリがあるかな~。
- 【総評】⇒視聴前からの予想を裏切り、意外にも俳優陣の演技で魅せるドラマでした。僕にとってこれは嬉しい誤算で、最終回まで楽しめた要因のひとつでもあります。櫻井翔さんの『うっそだろ~』がいつ炸裂するのかも楽しみの一つだったし、ソニンさん演じる和泉管理官も、僕の大好きな米ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のミシェル・デスラーと重なってテンション爆上がりしたし、鬼たちが事件を起こした悲しい動機にも心揺さぶられました。ジャニーズファンだけでなく、僕のようなジャニーズ無知人間でも楽しめる内容でしたよ。
- 含みのあるラストシーンは続編を予感させますが、武蔵三郎シリーズとして『大遊園地占拠』『大演劇場占拠』みたいなタイトルが続いたら面白そう(笑笑)。
以上、『大病院占拠』最終話レビューと考察をお届けしました。
3ヶ月間このブログを見て下った読者の方々に大感謝!!ほんとうにありがとうございました♪
また次のドラマでお会いしま翔~(^^)←言いたいだけw
ではごきげんよう←言いたいだけw
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