2017年10月スタートのドラマ『陸王』の感想です。
倒産危機にある老舗足袋メーカーの再起をかけた挑戦!画期的なランニングシューズ『陸王』の開発に人生を捧げる熱血社長を描いたヒューマンドラマです。
ことごとく就活に失敗する山崎賢人に生きる勇気をもらった。
陸王の感想
ドラマ『陸王』の感想です。第1話から最終話まで随時レビュー予定。ネタバレが含まれるのでドラマ未視聴の方はご注意ください。
陸王 第1話の感想
『陸王』第1話(2017年10月15日放送)のあらすじと感想です。
創業100年を誇る足袋メーカー『こはぜ屋』は倒産のピンチに追い込まれていた。
取引先のデパートからは納入削減が言い渡され、メインバンクである埼玉中央銀行も融資を渋っている状態。融資担当の坂本太郎(風間俊介)は『こはぜ屋の強みを活かした新事業の展開』を社長の宮沢紘一(役所広司)に求めた。
時代に取り残された足袋メーカー『こはぜ屋』。銀行からの融資もままならず、経営状態はかなり悪そうです。
足袋だしね。
五本指シューズ『ファイブフィンガーズ』
従業員数20名、平均年齢は57歳…。『こはぜ屋』の将来を考える紘一は不安でいっぱいだった。
そんな中、娘の茜(上白石萌音)から頼まれていたスニーカーを買いにスポーツ用品店を訪れた紘一は、あるシューズに目が止まる。それはつま先部分が五本指に別れた『ファイブフィンガーズ』と呼ばれるランニングシューズ。
『こはぜ屋の強みを活かした新規事業』…。ファイブフィンガーズを手に取った紘一は、あるアイデアを思いついた。
五本指シューズなんて売ってるんですね(知らなかった!)
靴下も五本指にしないと意味がない。
ミッドフット着地とは?
『足袋をランニングシューズに改良する。』
紘一の提案に坂本は前のめりで賛同した。しかし『こはぜ屋』頑固一徹の経理担当・ゲンさんは『そんなの誰も履いてない!』と大反対する。
紘一は坂本とともにスポーツ用品店を訪れ、店長の有村から理想のランニング走法である『ミッドフィット着地』の話を聞く。
この走りを実現するには足袋のような靴底の薄い靴が向いていると知り、これは足袋シューズ開発の大きなヒントとなった。
ミッドフット着地は膝への負担が少なく『人間に最も適した走り方』だそうです。
クッション性があれば良いってわけじゃないのか。勉強になる…。
竹内涼真がランナー役で登場!
有村から週末に開催される『豊橋国際マラソン』を見学しないかと誘われた紘一。就活中の息子・大地(山崎賢人)とともに豊橋に向かった。
そこで大地は1人のランナーに目が止まる。以前就活中に見かけた茂木裕人(竹内涼真)だった。元野球少年だった裕人は肘のケガにより道を断たれたが、その後 不屈の精神でマラソンランナーへ転身。大地はそんな裕人に一目置いてた。
レースがスタート。裕人はライバル・毛塚とともに先頭争いを繰り広げる。しかし40キロを過ぎた地点で足を痛めてしまった。
苦悶の表情を浮かべながら『まだ走れる!』と訴える裕人。しかしトレーナーに止められ、リタイヤしてしまった。
お願い…雨降らないでって顔?🏽🙃#陸王 pic.twitter.com/fxjtrYiYLq
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) 2017年10月12日
ネガティブな山崎賢人
就活がことごとく失敗しネガティブ全開の大地(山崎賢人)。リタイヤした裕人を見て『どんだけ努力したってダメなものはダメ。』とため息をついた。
しかし父・紘一は裕人の姿を見て、足への負担が少ないミッドフィット着地を可能にする足袋シューズ開発に、より一層の可能性を感じることに…。
親子なのに考えること正反対。
きっと大地もそのうち考え方が変わるんじゃ…?
従業員からブーイングが!
2週間後、足袋シューズの試作品第一号が完成。自ら試着し履き心地を確かめる紘一。
しかしソール(靴底)の耐久性に問題が認められ、大量の失敗作を量産してしまった。
残業続きの従業員たちからは不満気な声も…。
こはぜ屋の従業員は機嫌損ねるとクレーマーになりそうで怖い。
皆ハッキリ物申しますからね^^;
リストラ回避に一筋の光が!
問題山積みのなか、さらなる悲劇が!埼玉中央銀行の坂本が支店長とモメ、担当を外されてしまったのだ。
新しい担当者は『こはぜ屋』への融資を続ける条件として、従業員のリストラを要求してきた。
なんとかリストラだけは回避したい…。悩む紘一の元へまさかの吉報が届く。マラソン足袋に興味を持ったある小学校が1800人分の注文を申し出てきたのだ。
しかし受注にはコンペを勝ち抜く必要があり、その相手は大手メーカーのアトランティス。紘一は『俺達の想いを伝えよう。』と決意し、コンペに臨んだ。
2人リストラして年間一千万も経費削減出来るとか。意外と貰ってるんだね。
福利厚生など含めた額だと思いますよ。
坂本、前橋へ島流し
コンペ当日。壇上に上がった紘一は足袋シューズがいかにケガを軽減出来るかを力説し、『この国を担う子どもたちにぜひ履いてもらいたい!』と熱くシャウト。会場は大きな拍手に包まれた。
手応えあり(≧∇≦)/!居酒屋で従業員たちと合格の連絡を待つ紘一。
しかし…結果はまさかの不合格(T_T)。理由は『実績がない』というものだった。
肩を落とす紘一にさらなる追い打ちが。これまで味方をしてくれた埼玉中央銀行の坂本(風間俊介)が転勤するというのだ。転勤先は前橋支店。これはほぼ左遷だった。
坂本は融資の件で上司に楯突いたことで反感を買ってしまったようです。
こはぜ屋に関わったばっかりに…。
役所広司が吠えた!
工場で夜を明かした紘一。今日は銀行の新融資担当が訪れ、『こはぜ屋』の今後の方針、つまりリストラをするのか否かを回答しなければならない日だった。
新たな融資担当・大橋(馬場徹)が坂本を連れてやって来た。新規事業を勧めた坂本を『失策だった。』と罵倒した大橋は、紘一に詫びるよう指示。坂本は屈辱をこらえ頭を下げた。
すると紘一は同志である坂本への感謝を述べ、『彼を馬鹿にするのはやめて頂きたい!』と強い口調で大橋に訴えた。
そして『こはぜ屋』の先代が作った足袋シューズを見せ、『これは先代からのタスキです。完成させるには従業員が一人欠けてもダメなんだ!』とリストラ策を却下。部屋の外で聞いていた従業員たちから拍手が巻き起こった。
あの嫌味な融資担当にバシッと言ってくれて気持ちよかったです。
理想の上司オブ・ザ・イヤーは彼のものだ。
陸王の名前が決定!
紘一は従業員たちの前に立ち『足袋シューズの名前が決まった。』と話す。勝ち虫(トンボ)のロゴが刻まれたそのシューズは陸王と名付けられた。
『天使な履き心地♪ヒザ極楽くん』的な分かりやすいネーミングのほうが良かったんじゃ?
膝の悪いおばあちゃんしか買わなそうですよソレ。
陸王 第2話の感想
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