ドラマ『100万回言えばよかった』第4話レビューと考察です※ネタバレあり。
幽霊となった鳥野直木(佐藤健)は、ついに自分のご遺体とご対面。交際相手の悠衣(井上真央)は犯人に対し激しい怒りをにじませます。
緊迫する状況が続くなか、直木はある意外な方法で悠衣とコミュニケーションすることに。
物語の終盤では、直木の犯行現場が明らかに!?
そして今回も怪しい池澤オーナー(荒川良々)。意味深な一言にツッコまずにはいられません(笑)
100万回言えばよかった 第4話ネタバレ考察、感想など。直木の犯行現場は里親の家か?
100万回言えばよかった 第4話(2023年2月3日放送)ネタバレまとめと考察です。
【公式サイトのあらすじ予告】
悠依(井上真央)の独白とも言える直木(佐藤健)への思いを聞いた譲(松山ケンイチ)は、力になりたいと考えるも、今の自分に何ができるか思い悩んでいた。
そんな中、河川から直木の携帯電話が発見される。依然、殺人事件の容疑者にされたままの直木は、自分の遺体が見つかっていないことを不審に思い、行方不明の自分の身体を捜し始める。
一方、悠依の元に英介(荒川良々)から、こども食堂に来ていた子の一人が行方不明だという電話が。直木も協力し、とある山間部に子どもを捜しに行くが、そこにはさらなる衝撃が待ち受けていて…!?
【ストーリーまとめ】
- 直木のスマホが川底から発見される。
- 高原涼香の事件で、警察はマンションに出入りしていた尾崎莉桜(香里奈)と鳥野直木(佐藤健)に疑いの目を向ける。※直木と入れ違いで出てきた宅配ドライバーについて、警察は『確認中』とのこと。
- 直木は自分の事件と高原涼香の事件は『犯人は別かも』と考察。※涼香の遺体はすぐに発見されたがスマホは未発見、直木の遺体は未発見でスマホは発見された、など犯行後のパターンが違うため。
- 池澤英介(荒川良々)は『1月13日(直木が死亡した日)午後4時22分に直木から電話があった』と警察に証言。電話の内容は、店で扱う食材のフードロスについて。
- 幽霊の樋口昌通(インパルス板倉)はかつて自分の遺体が発見された事に触れ『魂と肉体は引き合う』と直木に話した。
- 直木に『口笛で音を出して悠衣に聞かせる能力』が発動。
- 池澤が子供食堂で面倒をみている小学生・木内海翔くんが行方不明に。原因は兄・大翔くんとのケンカだった。直木はかつて海翔くんが『家出したらキャンプ場の山小屋に行く』と話していたのを思い出し、口笛のやり取りで悠衣に伝えた。
- 悠衣から話を聞いた池澤が山小屋に向かう(直木も車に同乗)。このとき池澤は『なんであんな所に…』と意味深につぶやいた。
- 池澤は山小屋で海翔くんを無事に発見。すると海翔くんが『ここに来る途中に怖いものみた』と告げる。直木がその場所へ行くと、シートが被せられた直木の遺体が…!
- 悠衣(井上真央)は警察の霊安室で直木の遺体を確認。『誰があんな事を…絶対に許せない』と激昂した。
- 悲しみと悔しさに打ち拉がれる悠衣。直木は里親暮らし時代に悠衣と盛り上がった『大きな古時計~平井堅ver.』を口笛でふき、悠衣を元気にさせる。
- 悠衣はかつて過ごした里親の家へ。花瓶を見ると、直木の遺体の左手の中にあったのと同じ花が。『直木はここに来たのかも?』と疑う悠衣。幽霊直木は嫌な予感がし、悠衣に警告しようとするが伝わらない。
- 悠衣は本棚に一枚の写真を発見。自分と尾崎莉桜、そして高原涼香が遊園地で仲良さげに映る写真だった。
- その時、掛け時計が正午の鐘を鳴らす。とつぜん直木は胸を押さえて苦しみだし、床に倒れてしまった…【終】
100万回言えばよかった 第4話レビューと考察
100万回言えばよかった 第4話のレビューと考察まとめです。
今回は驚愕のゾクゾクタイムの連続でした。
直木のご遺体がついに
ついに発見された直木のご遺体。発見者である海翔くんが言った『怖いものを見た』ってセリフに鳥肌です。そうか…ついにこの時が来たのか…視聴者みんなピーンと来たはず。
その冷たい肌に触れた悠衣は、生前の直木の温かかった手を思い出し、犯人に対する激しい憎悪を顕にしていました。前週の『理由なんてない、大好き♡』から一変する、井上真央さんの演技の幅よ。
直木の温もりが恋しいと涙する悠衣。そんな彼女をバックハグする直木。しかし直木の手は悠衣の体をスケルトンし、温もりは伝わりません。なんて悲しいシーン(T_T)。。。
ハグに気づかない悠衣も気づかれない直木も悲しすぎて…(T_T)。こんなにそばにいるのに。コレを見ていた魚住が『直木さん、今ハグしてますよ~』とあえて実況しなかったのは、悠衣が余計悲しむと思ったから?
大きな古時計 平井堅ver.
中盤、『大きな古時計 平井堅ver.』でほっこり笑いをはさみます。
僕もカラオケで持ち歌が尽きた時に苦し紛れに歌った経験ありますが、確かに大サビの『うごかな…い~↑↑↑』は難易度高し(笑)
平井堅ばりのファルセット?出ません出ません。たいていコウメ太夫みたくなります。
犯行現場は里親の家?
『うごかな…い~↑↑↑』で爆笑してたら、最後にとんでもないゾクゾクタイム再臨です。
まさか里親の家が犯行現場だったとは!直木が時計の鐘の音に反応して苦しみだしたのも、凶器のような植木バサミを凝視していたのも、ここが現場だったからのようです。
そして…過去の写真により悠衣と高原涼香に接点があったことも判明。こえぇぇぇ!!なんで悠衣覚えてないの!????
今回サスペンス強すぎ!
今回も怪しい荒川良々
さらに犯人候補No.1の池澤英介さん(荒川良々)も怪しすぎるセリフをブチかましていましたね。山小屋に向かう直前に言った『なんであんな所に…』って一言。
池澤のこのセリフはかなり不自然でした。ドラマの流れ的にも、大急ぎで山小屋に向かう方が緊迫感が途切れないのに、なぜこんな一息つくようなセリフをぶっ込んできたのか?
それはきっと、この台詞に深い意味があるからです。
僕が考える池澤の『なんであんな所に…』のセリフの真意は『なんで海翔はあんな所に家出した?』ではなく、『なんで俺は直木の遺体を山小屋の近くに遺棄してしまったんだぁぁ!』に思えてきます。
さらにサイコパス池澤は『1月13日午後4時22分に直木から電話があったw』などと警察にシレッと証言していました。
このセリフも僕の脳内変換によると『事件の時刻、自分と直木は離れた場所にいた』というアリバイ工作に聞こえてきます。つまり直木のスマホを奪って自作自演の電話をしたのです。
そもそもこの日の午後3時ごろ、直木は尾崎莉桜に会う予定でした。着信があった午後4時22分は直木と莉桜があっていた時間です。しかし直木は待ち合わせ場所に現れず行方不明…。
つまり午後4時22分は直木の身に何かがあったヤバい状況だったはず。そんな時に『フードロスについての電話』なんてするハズありません。
もしシリアル池澤が犯人なら、この時の池澤の証言は諸刃の剣。直木が午後4時22分以前に死亡していた事がわかれば、ウソがバレた池澤は圧倒的に追い詰められてしまいますからー!
直木は午後3時半ごろに受信した尾崎莉桜からのメールに返信していないので、それ以前に死亡していた可能性はソートー高いです。刑事の魚住さん、この辺もっと詰めてくれ~。
●【100万回言えばよかった】ラスボスはぶどうグミ実食の荒川良々?第7話ネタバレ感想
高原涼香の事件の犯人は?
直木は『自分の事件と高原涼香事件の犯人は別人かも』と言っていましたが、状況が違うのでなんとも言えません。
僕的には直木の事件も涼香の事件も犯人は池澤だと思ってます。
当時高校生だった尾崎莉桜がとつぜん里親の家を出ていったのは、池澤にセクハラなどをされたからでは。もしそうなら、例の500万円は池澤からの慰謝料、もしくは口止め料かも知れません。
高原涼香はセクハラの件を莉桜から聞いており、池澤を脅しはじめた。涼香が死の一ヶ月前にゲットした300万円は、池澤から脅し取った金って気がします。
1月12日、池澤は涼香を始末し、口を封じました。直接自分で手を下したのか、人に頼んだのかは分かりません。涼香のマンションの防犯カメラに映っていた配送ドライバーは、池澤が雇ったヒットマンという可能性も。
翌1月13日、池澤は直木から『尾崎莉桜に会う』という話を聞きます。池澤はピーンときたはず。直木はあの500万円を渡す気なのだと。もともとは池澤の金ですからね。
涼香に脅されてキングボンビーに成り下がった池澤は、この500万円を取り返す気マンマンです。直木と一緒に莉桜との待ち合わせ場所に行き、莉桜が来る前に直木を殺害。遺体を遺棄し、500万円を持ってトンズラε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
おそらく尾崎莉桜は池澤の犯行を知っており、悠衣に警告しようとしてるのだと思います。
…というのが第4話のレビューと考察…というか妄想になります。
荒川良々さん、犯人じゃなかったらホントごめんなさいm(_ _)m
最新の結末予想とドラマのまとめ情報は以下のページで解説しているので、皆様の考察の参考になすって下さい♪
最後までお読み頂きありがとうございました。また来週~☆
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