【100万回言えばよかった】最終回ネタバレ感想。愛してる連発に感動…からのロスが止まらない

2023年10月04日

ドラマ『100万回言えばよかった』最終回あらすじとレビュー、考察などのまとめです※ネタバレあり。

前回の第9話でついに直木を葬った犯人が判明。逮捕されたのはまさかの池澤英介(荒川良々)!そしてその背後にいた武藤千代(神野三鈴)も逮捕され、事件はすべて解決。直木は悠依との最後の時間をすごし、ついに成仏…。

したかに思われましたが、直木まさかの大復活Σ(゚Д゚)!再び悠依の前に現れた理由とは…?

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100万回言えばよかった 最終回ネタバレ感想。愛してる連発に感動でロスが止まらない

ドラマ『100万回言えばよかった』最終回(2023年3月17日放送)あらすじ・考察・ネタバレ情報まとめです。

100万回言えばよかった最終回ネタバレ

公式予告

直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が明らかとなり、英介(荒川良々)と武藤千代(神野三鈴)が逮捕された。

譲(松山ケンイチ)の計らいもあり、悠依(井上真央)と直木は最後の時間を過ごすことができた。だが本当に伝えたいことは伝えられず、別れの時間がきてしまう…。そしてついに直木は悠依と譲の前から姿を消してしまったのだった。

直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…。

出典:TBS 100万回言えばよかった

最終話の重要エピソードまとめ

  • 成仏したはずの直木(佐藤健)がなぜか悠依(井上真央)のもとに降臨。理由は『俺にも分からん』と直木。二人は笑顔でハグからのキス。
  • 直木が消える前に『思い残し全部やっとく』ことに。まずは魚住(松山ケンイチ)を驚かせ、悠依のショッピングにお供。
  • 母について語る悠依。悠依が生まれてすぐ離婚した母は、悠依が中学に入ったころに再婚。この夫がロクでもない男で、母は悠依を守るために里親に預けたという。その後母は再再婚し、今は仙台で幸せに暮らしているという。
  • 悠依は直木の両親を自宅に招き、ハンバーグをご馳走する(悠依がレシピを聞いて作った事にしていたが、実は直木が作った)。両親は自立してお店まで持った直木を『強い』と称え、次男の病気を理由に直木を突き放した事を『私達が弱すぎた』と悔やんだ。
  • 直木は製薬会社に勤める弟のタクミを訪ねる(両親と疎遠のタクミは直木の死を知らない)。タクミは輸血ドナーになってくれた直木に『俺を生かしてくれてありがとう』とお礼を言い、『じゃ後で』と仕事に戻っていった。
  • 魚住の姉のお寺に居候中の幽霊樋口(インパルス板倉)に思わぬ来客が。それは幽霊となった高原涼香(近藤千尋)。涼香は生前、コールセンター勤務だった樋口と電話で何度か話すうちにファンになり、今日”あの世”から会いに来たらしい。めっちゃ嬉しそうな樋口。
  • 悠依がソン先生の病院へ。回復した尾崎莉桜(香里奈)と3人でトーク。悠依は行く宛のない莉桜に『うちに来なよ』と誘う。ソン先生は以前、魚住が亡き夫に扮して現れた件を”芝居”だと気づいていた模様。それでも嬉しかったという。
  • 夜、直木と魚住が悠依のマンションへ。3人でオムライスを作ったり、おばけキャッチというカードゲームで盛り上がったり。
  • 屋上で直木と魚住がトーク。自分が消えた後の悠依のこと、そして彼女が好きな魚住に対し、『彼女が決めればいい、そっちも』と二人に任せる旨を話す。直木は涙を流し魚住に感謝、魚住も『こちらこそありがとう』と目をうるませる。最後に熱いハグをかまそうとする魚住だったが、直木は『無い無い』とクールに回避(笑)。
  • 行きたい所があるという悠依。直木と魚住はここでお別れ。いつまでも直木の後ろ姿を見送る魚住。『じゃーな~』と手を上げる直木。
  • 悠依と直木は海岸へ。ここは里親時代の二人の思い出の場所。流木の上に並んで座る。
  • 悠依は直木を殺害した池澤英介(荒川良々)について『許せない』と怒りをにじませる。そんな悠依を諭す直木。『彼に救われた子もいる』
  • 悠依の笑ってる顔が好き、という直木。『一人にさせてゴメン…』。しばらく無言の時が流れる…。『もう行くの?』と悠依。直木は『ありがとう、さよなら、愛してる』。悠依も『愛してる』。
  • 『愛してる、愛してる、愛してる…』何度も繰り返す直木。その声がいつしか途絶え、悠依は直木が消えたことを知る。悠依が立ち上がったとき、空から直木のへたっぴな口笛が。笑顔の悠依はこうつぶやいた。『…”空から見てる”って嫌だって言ったのに笑』【終】

100万回言えばよかった 最終回のレビュー。ロスが苦しい時は

『100万回言えばよかった』最終回、いかがでしたか?僕は見終わった後いろんな感情がこみ上げてきて、もぉ苦しくて苦しくてですね(;´Д`)ハァハァ。

直木と悠依、魚住、直木の両親と弟、それぞれが『言いたくても言えなかった想い』を口にし、それを聞き入れた直木は想い残すこと無く、静かに旅立っていきました。

『伝えたいことはちゃんと口に出して伝えなきゃ』これは悠依が母から受け継いだ教えで、第1話から一貫して言い続けていた事。このドラマのテーマだったのだな~と、最終話を見て改めて感じました。

最終話ならではの名言もたくさんありましたね。

ソン先生『時間の長さは関係ないってわかる。短くてもその人の宝物みたいになる。そういう出会いってあります。』

⇒そういう出会いだったんだな~と。ソン先生も悠依も。

樋口『言いたいこと言わせてあげると、向こうも優しくなる。それで自分もホッとする。』

⇒伝えることだけじゃない、聞くことも大事なんだと。

タクミ『ありがとう、俺を生かしてくれて。会ったら絶対いわなきゃって思ってた。』

⇒タクミにとっての『100万回言えばよかった』。弟が葬儀に来なかった理由も判明してスッキリ。

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あとは…あの高原涼香が幽霊となって樋口に会いに来た衝撃Σ(゚Д゚)。コールセンター勤務だった樋口が、買い物依存症で悩んでいた涼香の癒やしになっていたという巡り合せの奇跡は、ソン先生の亡き夫が魚住にそっくりだったというエピソードに通じる部分があり、なんとも運命的だな~と。

にしても涼香があまりに軽いノリだったんで『幽霊ってそんな簡単に現世に来れるの!?』って疑問も残りましたが、樋口さんが意外なハッピーエンドを迎えられて何よりです。

そして優しくてコミカルな魚住さん(松山ケンイチ)。直木との屋上での友情シーンはホント胸アツでした。お互い涙して『ありがとう』って、いやいやコッチもありがとうだよ~(TдT)。。

っていうか直木、涙は最後の悠依のために取っておくのかと思いきや、ここで流すんかい(ソコ?)。

魚住が悠依を心配するシーンも切なくて。きっと魚住は『100万回いきた猫』の絵本を読んで、悠依が直木の後を追ってしまうのでは?と懸念したのだと思います。だからお守りを渡して『帰ってきて』と約束させていたのでしょう。

こんなにも悠依の事を想っている魚住。二人が今後どうなるのかは……まぁ僕の妄想では数年後あたりで付き合ってます(笑)

そしてやはり最後の『愛してる』のシーン。すこしポワ~ンとした直木から『もう消えちゃうオーラ』がにじみ出てて、いよいよなんだな~と。

これが最後…って分かってるお別れ…。これ以上辛いことってあります?乗り越えようと必死な悠依の姿がまた辛くて…。

二人が最期の時を過ごしたあの海は、第1話の回想シーンの場所でしたね。中学生だった悠依が彼氏に弁当作ったのに、二股が発覚して落ち込んでいた所を、直木が元気づけたシーンの場所。

悠依にとって直木との恋の始まりはあの海だったのだな~と。始まりであり、終わり…うっ(感情こみ上げ中なのでこれ以上ムリ)。

にしても直木は第9話で悠依の前から消えるさい、なぜ『愛してる』と言わなかったんだろう?一番言いたかったセリフを、なぜグッと飲み込んだんだろう?

僕が思うに、直木はあの時、魚住の事が頭をよぎったのだと思います。『愛してる』というセリフはこの世を去っていく自分が言うのではなく、これから先も悠依を守ってくれるであろう魚住が言うべきセリフなのだと。

最終話のおばけキャッチゲームのシーンでも『直木は悠依を魚住に託したい』という思いがチラ見えしてました。直後の屋上シーンで二人が交わした『あんたの人生だし好きにしなよ』『そうする』という会話。あれも魚住が悠依をどう思っているのか?その確認作業だったようにも思えてきます。

あの屋上シーンで、直木は悠依と魚住の未来を確信した。だから安心して『愛してる』と言えたのかも。たとえこのセリフを言ったとしても、悠依は自分に縛られること無く魚住と生きていけるのだから…。

…まぁここは僕の病的な妄想(いつものやつ)なので、華麗にスルーして頂いて結構です(^^)

そして…100万回言いたかったであろう愛のセリフを口にし、ついに消えてしまった直木。最後の口笛が『今は、もう、動かない~↑↑』の『い~↑↑』にシンクロして、あの悲しい古時計の歌が脳内に流れ込んできました。天国へ昇るおじいさん、時計ともお別かれ~…。今思うと、このドラマにピッタリな歌。

最後、悠依は笑顔でしたね。『悠依の笑顔が好き』と言っていた直木も救われただろうし、視聴者の僕も救われました。最後、悠依が笑顔でほんとうに良かった。。。

というわけでドラマはフィニッシュ。悠依の今後を考えると最高のハッピーエンドとは言えませんが、でも、うん…、美しい終わり方だったと思いますよ。

幽霊になれる条件や現世に戻れるシステムなどは最後まで明かされませんでしたが、直木と悠依が言っていた『良い人過ぎたから神様に気に入られてこの時間もらえたのかも』が正解なのかも。

ファンタジーとミステリーのバランスが絶妙で、ジャンルは違いますが、僕の中では吉高由里子さん主演『最愛』に並ぶ令和史上最強の高品質ドラマ。

悲しみを乗り越えて生きていく人間の強さ、尊さ、突如幕を下ろすかもしれない人生との向き合い方、いろんなものを教わった気がします。

しばらくは重度のロスに苛まれそうな僕。こういうドラマを見ちゃうと、なかなか『コッチ側』に帰ってこれません^^;

経験上、こういう時は逆にリピート視聴しまくると意外と楽になります。荒療治ですね(笑)※余韻を大事にしたい方はマネしないで下さい。

そして3ヶ月間、このつたないブログをお読みくださった読者の皆様、ほんとうにありがとうございました。考察は期待に添えずハズシまくりでしたが、懲りずにまた次のドラマでお会いできたら嬉しいです(^^)

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