【anone】亜乃音が警察に逮捕！第9話のあらすじとネタバレ

偽札づくりが万平（火野正平）にバレてしまった！激おこ化した万平は『見逃すことは出来ない！』と亜乃音に詰め寄る。すると中世古（瑛太）が後ろから近づき、万平の首を締め上げた。しかし…

『やってみろゴルァ！埋めるなら3メートルは穴掘れ！』

ブチ切れた万平の迫力に我に返る中世古。そこにハリカも帰宅し、万平の機嫌を取り繕うためお茶やらきな粉餅やらを並べ、皆でもてなした。

クールダウンした万平に『もしよかったら仲間になりませんか？』と再び着火する中世古。万平は『ちょっと何言ってるのか分からない(´・ω・｀)』と呆れ顔を見せた。

そこに万平の息子であり弁護士の三太郎が現れ、父とともに林田印刷所を後にした。

ニセ一万円札をつげ信用金庫のATMで試した中世古（瑛太）。しかし紙幣は回収不能となり、のちにこの件が明るみに！中世古は警察に追われる身となってしまった。

帰宅した中世古は、妻・結季（鈴木杏）が『多分うちの夫だと思います。』と警察らしき相手に電話をしているのを聞いてしまう。結季はニュースで流れた偽札犯の映像を見て、夫だと確信していたのだ。

結季は娘の彩月を実家に預け、自分も出ていってしまった…。

翌朝、たまたま家をあけていた中世古が帰宅すると、刑事らしき男たちが近隣住民に聞き込みをしているのを目撃。クルッと方向転換すると、亜乃音の印刷所に緊急避難したε≡≡ﾍ( ´Д`)ﾉ

中世古『ここにも警察が来るかも知れません汗』

お前のせいやろ！とツッコミたい気持ちを抑え、亜乃音たちは偽札づくりの証拠隠滅に取り掛かった。刷り上がった紙幣をバッグに入れると、証拠を処分するため中世古と舵は車に乗り込み山の中へ。

『版だけは捨てません。二度と作れないから。』

そう言うと中世古はこれからも偽札作りを続けると宣言し、舵に別れを告げた。しかし舵は中世古を追いかけ『僕もそっちに連れて行ってください！』と協力を申し出た。

ハリカ（広瀬すず）は入院中の紙野彦星（清水尋也）とチャットアプリで会話し、ぶどうパンを届けるためついに彼の病室に行くことに。

亜乃音（田中裕子）からプレゼントされたワンピースを装備し、病院へと向かったハリカ。そこで彦星に想いを寄せるセレブ嬢・香澄（藤井武美）と遭遇。二人はカフェに行くことに…。

香澄から『父が彦星君の治療費を払う』と聞かされたハリカは、『良かった…ありがとう！』と号泣(T_T)。しかし彦星は『お金で気持ちを買われたくない！』と香澄に言い、この話を断ったという。

『彼には好きな人がいるの…。』と悲しい表情を浮かべ、コーヒー代1万円を置いてカフェを出た香澄。会計を済ませたハリカは香澄を追いかけ、お釣りを渡した。

そしてハリカはある決意を胸に、彦星の病院へと向かった。

彦星（清水尋也）の病室に到着したハリカ（広瀬すず）。『どうぞ』と招く彦星だったが、なぜかハリカは病室に入らない。二人は顔を合せること無く、カーテン越しに会話を始めた。

彦星『直接話すの不思議な感じがする。』

ハリカ『うん。不思議。』

彦星『今どんな服着てるの？』

ハリカ『赤い花模様のワンピースとカーディガン。』

幼少期を同じ矯正施設で過ごした二人。しかし『あの時は…』と昔話をする彦星に、ハリカは『覚えてない。』の一点張り。

するとハリカは心にもない言葉を彦星に浴びせた。

『…もう帰るね。これから映画見る約束があるんだ。あと勘違いさせちゃってゴメン。私、変な知り合い作るのが好きで、彦星君もその一人なの。』

なにそれ…？とショックを受ける彦星。ハリカは泣き声を必死に抑え、こう続けた。

『…ごめんね。君のこと面倒くさくなっちゃった。もう連絡しないからアドレス削除してね。』

わかった…と落胆する彦星。ハリカは持ってきたぶどうパンを渡そうとするが、『早く帰って！』と彦星は声を荒げ、ハリカを追い出した。

彦星はベッドの上で、ハリカは病室の外で、二人は声を押し殺し涙を流した…。

中世古（瑛太）の行方を追う警察は、ついに亜乃音の印刷所を訪れた。亜乃音は（行って！）とるい子（小林聡美）に逃げるよう合図。るい子は裏口から外に出ると、ナイスタイミングで帰宅した舵（阿部サダヲ）とともに印刷所を後にした。

しかし舵はしばらくして車を止めると『いろいろお世話になりました。』とるい子に別れを告げた。『私の事おいていくの？』『はいそうです。』

温泉に行く約束は？と聞くるい子に『僕はあなたの願いを叶える事は出来ない。』と冷たく突き離す舵。るい子は舵を抱きしめてこう言った。

『病気…悪いの？もう無理なの…？』

るい子は再び舵を抱きしめた。『私があなたを看取る。それくらいなら願ってもいいでしょ？』

今度は舵がるい子を抱きしめ返し、笑顔でこう言った。

『…それくらいなら良いです。』

その頃、印刷所では刑事たちが偽札作りの証拠を発見し、事情を聞くため亜乃音を任意同行しようとしていた。病院から戻ったハリカは亜乃音と遭遇。しかし亜乃音は『知らない子です。』と刑事に言い、警察署に連行されていった。

【anoneあのね 第9話 終】