【anone】火野正平は見た？野口英世は見たの折り方も。第7話

『私、お金がほしい(≧∇≦)/』

入院中の彦星の余命があと一年と知り、ニセ札づくりヤル気マンマンとなったハリカ（広瀬すず）。しかし亜乃音は『どんな事情があってもして良いことと悪いことがあるの。』と猛反対！

結局ハリカに内緒で亜乃音、舵、るい子、そして首謀者の中世古の4人でこのプロジェクトを進めることに。

中世古はハリカ以外の三人に、これからの計画を話した。

『まず比較的かんたんな千円札から作ります。それから一万円札を完成させ、銀行やコンビニのATMをまわって本物に替えていきます。一人5,000万円作れば4人で2億円です。』

この日からハリカが仕事に行っている時を見計らい、4人は本格的に偽札造りに没頭した。

ハリカは昼間のバイトに加え、夜も時給1,800円のラブホ清掃の仕事も始めていた。

ある日 詰め所に戻ったハリカはバッグの中に入れてあったお金が無いことに気づく。一緒に仕事をしている浜口というオバサンに『盗んだでしょ…』と問い詰めるハリカ。浜口はあっさり盗んだことを認め『いいじゃないの！孫にプレゼントするの！』と逆ギレ^^;

浜口は盗った金を床に叩きつけ渋々返却。ハリカは『ありがと』とお礼を言った…。

ニセ札作りに明け暮れる亜乃音たち。人気の無い海辺の自販機でテストを繰り返すが、なかなか本物と認識してくれない。三人は積もるストレスで険悪な雰囲気に…。

そんな中、亜乃音が勤務する法律事務所の所長・花房万平（火野正平）がカニを持って印刷所にやって来た。亜乃音は以前から頼んでおいたお茶っ葉を受取り、その料金1,000円を支払った。

この日はハリカも帰宅し、久しぶりに皆そろっての夕食となった。しかし疲労MAXのハリカはカニを握りしめたままテーブルにつっぷし爆睡(-_-)Zzz

すると亜乃音はあることに気がつく。先程 万平（火野正平）に渡した千円札…実はうっかりニセ札を渡していたのだ。このまま万平が気が付かずに使ってしまったらどエライことになる！

翌日 亜乃音は職場で万平が昼寝をしているスキに彼の財布を開き、本物の千円札とチェンジ！しかし万平は目を覚ましており、亜乃音の不可解な行動に眉をひそめた…。

印刷所を訪れた中世古（瑛太）。この日はハリカがいたので偽札造りはしていなかった。しかし中世古は試してみたいカラーサンプルがあると言い、ハリカが二階で寝ているスキに舵（阿部サダヲ）とともに印刷機を稼働させた。

目を覚ましたハリカは中世古たちが偽金を作っているところを目撃！『私もやるー(≧∇≦)/』と作業に加わった。

買い物から帰ってきたるい子と亜乃音。ハリカが作業している姿を見た亜乃音は『ダメ！やめなさい！』と止めに入った。二人はもみ合いになり、亜乃音は床に転んでしまった。

『あなたはまだ19歳。自分が幸せになることを考えて！オシャレとかカラオケとかデートとか…。』

しかしハリカはそんなものは要らないと言う。入院中の彦星と交わした『一緒に流れ星を見る』と言う約束を果たすため、どうしてもお金が必要だと訴えた。

家を飛び出したハリカは、歩道橋の上で中世古に遭遇。彼の家についていくと、中世古は一年かけて作ったという紙幣識別器をハリカにドヤり気味に見せた。

『僕はこれを犯罪だとは思ってない。他人と違うルールで生きてるだけだ。』

するとハリカはなぜ亜乃音がニセ札づくりに協力する事になったのか、その理由を聞いた。中世古は亜乃音の娘・玲（江口のりこ）の息子・陽人が過去に引き起こしたアパート火災の話をし、陽人を誘導尋問して罪を認めさせた動画を見せた。

『この火災で死人がでた。陽人くんがこの事を知ったら、もう笑えなくなるだろうな。』

中世古がこの動画をネタに亜乃音を脅していたことを知ったハリカ。『血のつながってない他人を守ろうとするなんて、亜乃音さんは偉い。』という中世古を突き飛ばし、『他人じゃない！他人じゃ…』と涙を流した。

帰宅したハリカは夕食の支度をしていた亜乃音を手伝った。

『ゴメンね。あなたのお母さんになった気分になって…。悪い癖だね…。』

亜乃音はニセ金作りに参加したいと言うハリカに『好きにしなさい。でも私も好きにさせてもらう。もしあなたに何かあった時、私が母親になってあなたを守る。』と言った。『…ありがと…』と涙を流すハリカ…。

数日後、例の海辺の自販機でテストする4人。舵とるい子が入れた千円札は弾かれたが、亜乃音の入れた千円札は見事本物と判別された。

『マジかー！』とテンションが上がった舵は、つい勢いでジュースを買ってしまった(≧∇≦)/すると後の三人も続けてジュースを購入。ハリカは『ドキドキゆずハニー』を買ったｗ

4人が成功を祝して乾杯している頃、中世古は後をつけてきた妻・結季（鈴木杏）にニセ札部屋を見られてしまった…。

【anoe-あのね 第7話 終】