【ブラックリベンジ】最後のセリフの意味と高槻の手紙の内容。最終話

2023年11月28日

ブラックリベンジ最終話のあらすじと感想です。

亡き夫・圭吾を罠にはめた者たちへの復讐を終えた沙織(木村多江)。しかし復讐されていたのは沙織自身だったという衝撃事実が判明!

ラスボスである精神科医・糸賀朱里(鈴木砂羽)はなぜ沙織をここまで恨むことになったのか?全ての発端は25年前のある事件にありました。

木村多江が言った最後のセリフの意味、バーテン高槻への手紙の内容が気になるね

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ブラックリベンジ 沙織の最後のセリフの意味とは?最終話

ブラックリベンジ 沙織の最後のセリフ

ブラックリベンジ最終話(2017年12月7日放送)のあらすじ◆妹・綾子が華々しく召されました◆糸賀の復讐理由とは?◆意気投合からのハグ◆沙織の最後のセリフの意味◆高槻への手紙の内容は?

妹・綾子(中村映里子)が華々しく召されました。

『全ては糸賀朱里(鈴木砂羽)の捏造だ』

そう言ってビルの屋上から背面ダイブした週刊星流編集長・福島(佐藤二朗)。真相を確かめるために糸賀のクリニックを訪れた沙織(木村多江)は、妹・綾子の変わり果てた姿を目の当たりにし、衝撃を受ける。

花に彩られた綾子の遺体…。右手には糸賀が書いたメッセージカードが。

『私の事思い出した?思い出せないのなら悠斗(綾子の息子)をころします。25年前、あなたがしたように…。』

なぜ糸賀は妹をこんな目に…!?悠斗は今どこに…?沙織の脳裏に25年前のある事件がよぎった。

妹の召され方がフォトジェニックでワロタ。

糸賀の復讐は25年前のある事件が発端となっていました。この事件と沙織の関係が気になりますね。

※沙織の妹・綾子を演じた中村映里子さん。

糸賀が沙織に復讐した理由

沙織は25年前に死亡した中学の同級生・北里玲奈についてパソコンで検索。車を走らせ、母校である私立恵蘭中学校に向かった。

朝、中学校に到着した沙織は、待ち構えていた糸賀(鈴木砂羽)と対峙。『朱里さん…どうして!悠斗はどこ?』と問う沙織に、糸賀はこう言った。

『あなたが私の大切な人を奪ったからよ。玲奈はあなたがころしたの。』

糸賀は25年前の全てを話しだした。

  • 沙織はクラスメートの北里玲奈と、B組の女子生徒が資料室でキスをするシーンを目撃した。
  • この事を友達に話した沙織。すると噂は学年中に広まり、玲奈は笑いものにされてしまう。
  • ある日の授業中、玲奈の悪口が書かれたメモが沙織に回ってきた。メモを手にした沙織だったが、ちょうど先生に問題を解くよう指名され黒板の前へ。その時メモを落としてしまい、あろうことか玲奈が拾ってしまった。
  • メモを見てショックを受けた玲奈は不登校となり、後日、校舎の屋上から飛び降りてしまった…。

『あの時の生徒は…あなただったの!?Σ(゚Д゚)』

玲奈とキスをしていた女子生徒は糸賀だった。この世で一番大切な人を奪われた糸賀は、沙織への復讐を心に誓ったのだった…。

玲奈と糸賀はいわゆる百合な関係だったのですね。

沙織に悪意は無かったけど、結果的に玲奈の死のキッカケを作ってしまったってことか…。

沙織への復讐の全貌を解説

沙織への復讐の全貌を語りだした糸賀。

『いつかあなたに大切な人が現れた時、同じ苦しみを味わわせ地獄に落とすと心に誓った。あなたと同じやり方でね…。』

【糸賀の復讐パート1】

  • 糸賀はまず沙織の妹・綾子に近づき信用を得た。
  • 次に週刊星流の福島に、沙織の夫・寺田圭吾のスキャンダルネタを流した。このネタは糸賀の捏造だった。
  • 嘘のスキャンダルにより炎上した圭吾は、沙織を地方に避難させ1人で戦った。しかし次第に追い詰められ、沙織の妹・綾子の紹介で糸賀のカウンセリングを受けることに。
  • 綾子が密かに圭吾を想っていると知った糸賀は、二人が一線を超えるよう仕向けた。そして不倫の末 綾子は悠斗を身ごもった。
  • 不倫の罪悪感、週刊誌からの追い込み…。精神的に限界に達した圭吾は糸賀の誘導によりベランダからダイブしたのだった…。

このめんどくさい復讐方法を選んだ糸賀をちょっとリスペクト

炎上を苦に命を絶った玲奈。糸賀の復讐もおなじ炎上というやり方にこだわったようです。

続・糸賀の復讐

沙織の最愛の夫である圭吾が命を絶ち、糸賀(鈴木砂羽)の復讐は完了した…かに思われたが、実は糸賀はまだ満足していなかった。

復讐により自らも苦しむことになった糸賀。自分の手は血で汚れている…。そして糸賀は決意する。この苦悩を沙織にも味わわせてやろうと…。

【糸賀の復讐パート2】

  • 糸賀は圭吾が死の淵で残した告発動画を沙織に匿名で送りつけた。夫の死が仕組まれた罠だと知った沙織は、復讐のため東京にリターン。
  • 妹・綾子の紹介で糸賀のメンタルクリニックの患者となった沙織。糸賀は沙織をケアしながら、塚本、愛原、南條、そして星流編集長・福島への復讐を遂げるよう誘導。
  • 復讐を終えるたびに自らも傷つき、悪夢に苛まれる日々をおくる沙織。この苦しみを沙織に与えた事で、糸賀の第2の復讐が完了した。

沙織の夫の命を奪ったあと、最後の仕上げに沙織にも復讐の苦悩を味あわせたってことか。手が込んでるね。

糸賀朱里の本名は灯里。似たような偽名を使ったのは、もしかしたら沙織に自分の正体のヒントを与えていたのかも…?

意気投合からのハグ!

お互い大切な人を失い、復讐による苦しみも味わった沙織と糸賀。すると二人はいきなり意気投合!

沙織『あなたも同じ想いだったのね』

糸賀『同じよ』

同じ想いを共有する二人は熱いハグを交わした(≧∇≦)/

…どうやら二人の間に成し遂げた者にしか分からない特別な感情が芽生えたようです…^^;

居酒屋行けよ

鈴木砂羽、ブラックリベンジ5人目となる屋上ダイブ!

ようやく糸賀の長~い話しが終了ε-(´∀`*)ホッ

『私が全て終わらせてあげる。』

沙織はそう言うと、糸賀を屋上に連れ出した。

『一緒に死んで終わりにしましょう。』

仲良く屋上ダイブを決行しようとする沙織。しかし糸賀は『まだ終わってない』という。

糸賀『あなたがいなくなったら悠斗はどうなるの?』

糸賀の言葉

沙織の言った事

絶句する沙織…。これこそが糸賀の第3の復讐だった。妹と夫のゲス不倫の末に生まれた悠斗を育てるという生き地獄!これが糸賀が沙織に科す最後の罰なのだ。

満足気な笑みを浮かべた糸賀は『ようやく逝ける…。先に地獄で待ってるわ。』と言い身を傾けた。落下する直前に糸賀の腕をつかんだ沙織。しかし糸賀は手を振りほどき、地上へ落下。息絶える間際『玲奈…』と呟いた…。

糸賀が綾子を始末したのは、天涯孤独となる息子の悠斗を沙織に育てさせるためだったんですね。これも糸賀の復讐…!

ゲス不倫したとはいえ、綾子の取り扱いがヒドすぎて草。

復讐に生かされている

月日は流れ、沙織(木村多江)は悠斗くんとの新生活を始めていた。亡き夫と亡き妹の不倫の果てに生まれた悠斗くんを母親代わりに育てる沙織…。

散歩する二人を望遠カメラで激写する1人の男がいた。かつて沙織を炎上させた週刊星流の編集長・福島(佐藤二朗)だ。

撮り終えた画像をじっと見つめ、何かを考える福島。その後 画像を消去し、ビル転落の後遺症で不自由となった足を引きずりながらその場を去っていった…。

『おばちゃん♪』と沙織に手を差し出す悠斗くん。その無邪気な笑顔を見て、沙織はこう思った。

『私は復讐により地獄の底を這いずり回った。でも今は復讐に生かされている…。』

沙織は悠斗の手を握り返し、夕日が照らす川沿いの道を歩き出した。

【ブラックリベンジ 最終話 完】

まさかのリターンオブ福島。しかもちょっと良い人になってる?

福島のカムバックは予想外でしたね。落ちた時頭を打って人格変異したのでしょうか…?沙織の最後のセリフも気になりますね。

ブラックリベンジ まとめ

ブラックリベンジ最終回、いかがでしたか?

糸賀の死により復讐は完結したものの、沙織は悠斗という重い十字架を背負ってこれからの人生を生きていくことに。とてもハッピーエンドとは言えない結末となりました。

沙織の復讐劇と思われていたこのドラマですが、はじめから終わりまで全ては糸賀の復讐だった、という展開も衝撃的でしたね。

中学時代に目撃したキスシーンが発端で人生メチャメチャなるとか怖すぎるわ。

沙織の最後のセリフ『復讐に生かされてる』の意味とは?

沙織(木村多江)が最後に言った『私は復讐に生かされてる』というセリフ。この意味深な言葉は何を意味するのでしょう…?色々考えられますね。

  1. 悠斗は糸賀(鈴木砂羽)の復讐の過程で誕生した子供。悠斗のために生きる事を決意した沙織は「糸賀(の復讐)に生かされている」とも言える。
  2. 成長した悠斗が両親を失う原因を作ったのが沙織だと気づき、悠斗に復讐されるその日まで生きる、という意味。
  3. 自分に生き地獄をあたえた悠斗にいつか復讐する、という意味。

②と③が怖すぎなんだけど。

バーテンダー高槻への手紙の内容は?

城田(DAIGO)を突き落とした罪で刑務所ライフを送っているバーテンダー高槻(堀井新太)。

彼の元に沙織から手紙が送られて来ましたね。内容は明かされませんでしたが、おそらく『復讐は完了した』『巻き込んでしまってごめんなさい。』という感謝と謝罪を述べる内容だったのだと思います。

『ムショから出てもあなたと付き合う気はありません。』っていう高槻をさらにドン底に叩き落とす手紙だった可能性も。

そう言えば高槻を尋問していた刑事が『朱里さんのことはお前には関係ない』と意味深なセリフを言っていましたね。

綾子殺害犯である糸賀を『さん』付けで呼んだこと、さらに『朱里』という偽名で呼ぶ事も不自然です。もしかするとこの刑事は糸賀に買収されていたのかも…?

お得意のマインドコントロールで『私のことは見逃して、高槻をガンガン絞れ』って洗脳してたのかもね。

ブラックリベンジ 最終回まとめ

沙織は今後、どんな人生を歩んでいくのか?自分が犯した罪、犠牲になった人々…。悠斗の顔を見るたびに復讐に追われた日々を思い出すことでしょう。

いまだ糸賀が強いた復讐計画の渦中にいる沙織。この人生を全うする事が北里玲奈への償いであり、復讐に巻き込まれた悠斗くんを幸せにすることが沙織の使命…という気がします。

いつの日か亡き家族の面影を映す悠斗くんから『私はこの子に生かされている』という喜びを感じてくれたらいいなと思います。

喜べる日…来ない気がする。

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