ブラックペアン最終回結末ネタバレ。猫田との関係と渡海のその後

この記事には『ブラックペアン』原作の内容が含まれます。

『ブラックペアン』最終回のあらすじと感想です。※ネタバレあり

佐伯教授のオペを無事成功に導いた渡海。しかし渡海は捜索中の患者・飯沼達次の居場所を聞き出すため、佐伯教授にあるワナを仕掛けていました。

そしてついに明らかとなったブラックペアンの真実!佐伯がブラックペアンを持つ理由、気になる猫田と渡海の関係、原作との結末の違いなどをご紹介します。

最後くらいは高階にとびっきりの見せ場を作って欲しい…。

東城大を去った渡海のその後が気になる…w

ブラックペアン最終回結末のネタバレ

【ブラックペアン 登場人物】
渡海征司郎
(二宮和也)…東城大の外科医。オペ室の悪魔と呼ばれる手術職人。
世良雅志
(竹内涼真)…東城医大に入局した研修医。
高階ゴン太
(小泉孝太郎)…帝華大から招聘された外科医。西崎教授に使われまくる。
佐伯清剛
(内野聖陽)…東城大の外科教授。日本を代表する名医師。
西崎教授
(市川猿之助)…帝華大の外科教授。佐伯と理事戦を争う。

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ブラックペアン最終回の結末ネタバレ。原作との違いや猫田と渡海の関係とは?

ブラックペアン最終回(2018年6月24日放送)のあらすじとネタバレ飯沼達次は東城大にいた!渡海の実家を訪れ世良理事長戦当日佐伯教授とブラックペアン

渡海のオペにより無事一命をとりとめた東城大外科の神・佐伯教授。目を覚ました佐伯に、渡海は衝撃の事実を告げた。

『あなたの心臓、まだ完治してませんから~(残念w)ww』

ナヌ!?と驚く神!実は渡海は『飯沼達次の居場所を聞くまで完治させたげない作戦』に出ていたのだ。

佐伯を救えるのは渡海しかいない…。しかしガンコ佐伯は『それは言えん!』と渡海を退ける。さらに『私が死んだら飯沼の居所は一生わからないぞぉ。だから三日後に控えた理事長戦にお前にも同行してもらうw』と逆に渡海を脅した。

自分しか飯沼の所在を知らないことを盾に、渡海に理事長戦同行を命じた佐伯教授。この駆け引きはさすがですね。

とりあえず『飯沼は関東にいる』とか情報小出しして、もうすこし治療してもらえばいいのに…。

そもそもイメージ的にこんな重病患ってる人が医師会理事長になれるの?

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飯沼達次は東城大にいた!

渡海が探す謎の男・飯沼達次は佐伯教授の指示のもと、東城大の特別室に極秘入院していた。ケアを任されていた新人看護師の花房(葵わかな)は、『手術日はいつなんだ!?これじゃ監禁だろ!』とグチる飯沼に手を焼いてた。

うるせー親父だ…花房がため息をついた時、飯沼の容態が急変する!連絡を受けたボス看護師・藤原は愛する佐伯教授に報告。『飯沼さんを治せるのは私しかおらん!』と立ち上がろうとする佐伯を『あなたも今は患者です!』と制止する藤原。

この二人からLOVEしか伝わってこない…

猫田と渡海の関係の次に気になるこの二人の関係

藤原が飯沼の病室に駆けつけると、高階ゴン太(小泉孝太郎)が処置をしていた。飯沼の病状を聞く高階に『言えません。これは教授命令です!』と情報提供を断固拒否する藤原。

せっかく治療してくれたのになぜか怒られ気味で拒否られる高階w

良かれと思ってしたことが全て裏目に出る悲しい男…。

渡海の実家を訪れた世良

渡海と飯沼の関係を探る名探偵・世良(竹内涼真)は、仮眠室にあった米袋に記載されていた住所を頼りに、渡海の実家を訪ねていた。

『日本人の体はお米で出来ているのよw』

衝撃の事実を渡海の母から告げられた世良は『ぼ、僕の体は米で出来ているのか…Σ(゚Д゚)!』と驚きつつ、出された白米をモリモリと食べた。

渡海の実家に行くとお茶代わりに白米が出るらしいw

一粒でも残したら延々と説教されそう…。

渡海ママの案内で渡海の部屋に入った世良はさらに驚く。そこには心臓縫合練習用の糸結びが大量に…!渡海の影の努力を知り『すごい…!』と目を丸くする世良。

ブラックペアン渡海のその後

渡海ママは息子が東城大の医師になるため常人離れした努力をしていたことを世良に告げた。

ミサンガの鬼コレクターかと思った…。

世良も家で練習してたけど、その比じゃない

東城大医師になるために必死に努力を重ねてきた渡海。しかしその目的が復讐のためと思うと悲しいものがありますね…。

理事長戦前日。渡海はついに飯沼と対面!

理事長戦を明日に控え、東城大医局員たちはホテルの宴会場で決起会を催していた。『佐伯教授の理事就任を祈って、乾杯(≧∇≦)/』

すると佐伯教授は世良を呼び『渡海を見張れ。』と謎の指示を出す。何のことか分からない世良だったが、『はい』と返事をした。

立ち上がった佐伯教授。すると突然胸を抑え苦しみだした!その場で応急処置をする渡海。二人きりになった時『まだ死なせないよ、佐伯清剛w』と不気味に笑った…。

佐伯教授の病状はかなり危ういようですね…。はたして理事長戦までもつのでしょうか…?心配ですね…。

どうも渡海の中で上司をフルネームで呼び捨てにするブームが来てるらしい…。

あぶなく決起会が最期の晩餐会になるところだったw

夜。佐伯の言いつけ通りホテルの部屋で同室となった渡海を見張っていた世良。しかしうたた寝している間に渡海の姿が消えてしまった!

翌朝、目を覚ました佐伯教授は世良の報告を受け愕然とする。あわてて愛人の藤原に連絡した佐伯だったが時すでに遅し。渡海は飯沼達次の病室にいた…。

世良やっちまった…。

探偵失格w

探偵じゃないですけどね…^^;

『ようやく会えましたねw』と飯沼に笑いかける渡海。こいつ誰やねんと怪訝な表情を浮かべる飯沼。渡海はついに自身の目的を飯沼に伝えた。

『あなたは昔、東城大で心臓手術を受けた。その時執刀医である佐伯がペアンを体内に置き忘れたんだ。この医療過誤を証言してもらいたいw』

自分の体内にペアンがあることに驚く飯沼。そこに現れた高階ゴン太(小泉孝太郎)に事情を説明する渡海。

佐伯が医療過誤を起こしたこと…。

隠蔽のためパパが濡れ衣を着せられ病院をクビになったこと…。

まさか…と疑惑の目を向ける高階だったが、ペアンのレントゲン写真を見て衝撃を受ける。

飯沼からペアンを取り出し佐伯の医療過誤を公にする…。これが渡海の復讐だった。

『今日ですべて終わらせるw』

渡海は笑みを浮かべそう宣言した。

ついに渡海の復讐の全容が明らかになりましたね…。佐伯教授の留守中にペアン取り出し手術をやってしまおうと目論んでいるようです。

飯沼が胸に何の違和感も無く今日まで生活してたことに驚きw

電気風呂に入ったら死んでたかも…。

飯沼のオペがスタート!

飯沼達次のオペを準備する渡海と高階。この動きに気づいたボス看護師・藤原はモニター室からマイクを使いオペの中止を指示しようとする。しかしそこに現れた治験コーディネーターの木下(加藤綾子)が『邪魔はさせません。佐伯教授の失敗をバラしますよw』と怖~い目で藤原を制止した。

このドラマ、出てくる女が豹変しすぎ…

カトパンのを見た気がするw

木下は前にいた病院で医療過誤の責任を押し付けられ看護師の道を閉ざされています。人一倍医療過誤に対する想いが強そうですね。

オペが始まる前、器械出しの猫田(趣里)が花房をオペ室から追い出した。このオペは佐伯教授への謀反に等しい。未来ある新人看護師を巻き込みたくないという思いが猫田にあったのだ。

ついにオペがスタート。そして同じ頃、佐伯教授も理事長戦にのぞんでいた…。

意外と後輩想いだった猫田w

『出ていかないと潰すよ…。』

そんな言い方してません^^;

オペがスタート。飯沼のペアンに手をかける渡海

オペ開始から数時間が経過。開胸した飯沼の体内からついにペアンがその姿をのぞかせた。『やっと会えたなw』と笑う渡海。しかし長期にわたり体内に置かれていたペアンは周囲の組織との癒着が激しく、剥離するのは容易ではなかった。

その時 予想外の出血が起こる!すると先ほど猫田に追い出された花房が止血鉗子を持って現れた。『飯沼さんは私がケアを任された患者です!私も参加します!』

もっと花房の再登場シーンをスローにするとかで盛り上げてほしかった…

まぁバイトだからね

バイトじゃないですよ!

出血がおさまり、いよいよペアンに手をかけた渡海。モニターで様子を見ていた藤原が『らめー!』と絶叫!

その時、オペ室に聞き覚えのある声が響いた。

『やめろ!』

まさか…w

なんか黒い顔がチラ見えした…。

ペアンを引っこ抜く渡海

『やめろ!そのペアンを抜くでない。』

声の主はまさかの佐伯教授!理事長戦をすっぽかし、ドクターヘリでマッハのカムバックを果たしたのだ!

帰ってきた山賊…。

ドクターヘリを私用に使って良いわけ?w

渡海は冷たい目で佐伯を睨み『黙れ!今度はお前がすべてを失う番だ!』とペアンに手をかける。

ついにペアンを除去した渡海。『さようなら、佐伯清剛…ww』

渡海が勝ち誇った時、飯沼の大動脈から噴出した大量の鮮血が渡海の顔を染めた。『地獄の門を開けたな』とため息をつく佐伯。

地獄の門wwww

原作の佐伯教授は『地獄の花道』『地獄の道案内』など”地獄の〇〇”という言葉を度々使っていました。お気に入りみたいですね。

命を救うためのオペ室であの世系のワードはあまり使ってほしくない…。

血圧低下を告げるアラームが鳴り響くなか、必死に止血をしようと手を尽くす渡海。しかし血は止まらない…。すると佐伯教授が車椅子から立ち上がり、渡海とバトンタッチした。

治療をしながら真実を語りだす佐伯教授。『このペアンは置き忘れではない…。』

    【佐伯の話:ペアンが体内にある理由】

  • 佐伯が過去に飯沼のオペをしていた時、バス事故により大量の患者が東城大に運び込まれた。器具も人手も足りなくなり、やむを得ず止血していたペアンを体内に残したまま閉胸した。
  • その後、アフリカでの支援活動に向かった佐伯の元に渡海の父・一郎先生から電報が届く。飯沼達次の容態が急変し、レントゲンにペアンが映っている、と。
  • 『ペアンは取り出すな』と電報を返した佐伯。一郎は言いつけどおり処置を施した。しかしレントゲン写真を見た黒崎(当時研修医)がこの件を騒ぎ立ててしまい、佐伯をかばった一郎は何も言わず病院を去っていった。
  • 帰国した佐伯は、一郎が病気で亡くなっていた事を知ったという。

一郎から届いていた手紙にはこう書かれていたという。

何も言わなくていい。医者は患者のことだけを考えろ。飯沼さんを救え。君にすべてを託す…。

『これが真実だ。』と話す佐伯教授。納得できない渡海は『なんで黙ってた!すべて話していれば親父は辛い想いをしなくて済んだんだ!』と反論。

しかし佐伯は『飯沼さんを治すのは私の使命だ。彼を救えるのは私だけ。お前でも無理だ。』と誰にも事実を言えなかった理由を話した。

ブラックペアン

熱いトークが止まらない佐伯教授はついにブラックペアンの真実を語りだす。

『このペアンは私への戒めだ。完璧な医師などいない、おごることなく腕を磨きつけろという覚悟が込められているのだ!』

ブラックペアンを手に取る佐伯。

亡き旧友に想いを馳せ、そして今まさに自身の医師人生にも終止符を打たんとする佐伯。飯沼達次にブラックペアンを使う時、それは佐伯が外科医を辞める事を意味していた。

『さらば、渡海一郎!』

ブラックペアンを飯沼の体内に押し込める佐伯。渡海の頬に涙がつたった…。

このブラックペアンは特注のカーボン製でレントゲン写真にも映らず、火葬すると灰になるそうです。

わざわざ証拠隠滅仕様のブラックペアン特注するなら、もっとコンパクトな止血器具作っとけば良いのに…。

ペアンを交換されただけの飯沼

佐伯教授大ピンチ!

飯沼にブラックペアンをかました佐伯。その直後、意識を失い倒れてしまった!血圧が下がり危険な状態だ。

病室を出ていった渡海を探す世良。しかし見つけることが出来ず電話も繋がらない…。

心停止となった佐伯に心臓マッサージを行う高階。しかし心臓は再鼓動せず…。『どうすることも出来ないのか…!』と半泣き状態に…(T_T)

それでこそ我らの高階…

おいしい所は渡海に譲るという優しさかもw

その頃、旧館の広場にいた渡海は世良が残した留守電を聞いていた。そこにはこんなメッセージが…。

『佐伯教授が倒れた時、渡海先生にこう言っていました。医者は患者のことだけを考えろ、ただ救え、お前にすべてを託す、と…。』

再び渡海を探しにオペ室を飛び出した世良。『まだ終わってない!』

廊下に出た時 その人間離れした長い足が止まる。視線に先にいる男に、世良はこうつぶやいた。『まだ終わってませんよね…渡海先生!』

『邪魔』と世良に道をあけさせると、オペ室に入室する渡海。すでに心停止から5分が経過した佐伯教授を見つめ『戻ってこい!』と声を掛けた。

渡海に続き高階や世良、花房、猫田らも声を掛ける。

『佐伯教授!』

『生きてください!』

『戻ってきて!』

藤原がうっかり『愛してる!』って絶叫しそうでヒヤヒヤしたw

多分みんな聞かなかった事にするはず…

想いを込め心臓にカウンターショックを施す渡海。皆が見守る中、佐伯の心臓は鼓動を取り戻した…。

病院を辞める渡海

目を覚ました佐伯教授。横に渡海が座っていた。

『どうして私を助けた?』と聞く佐伯に無言の渡海。

『お前をこの病院に入れたのはせめてもの罪滅ぼしだった。しかしお前は私を恨むことで才能を発揮し、私はお前の成長を見ていたいと思うようになったんだ…』

立ち上がる渡海。病室を出る時、『…そのままでいい。』という佐伯の言葉に立ち止まった。

渡海『…そのままでいい。普通でいい。医者は患者のことだけを考えろ。ただ人を救え…。』

佐伯が言おうとした言葉を自ら口にする渡海。これは渡海の父・一郎が佐伯に言った言葉だった。渡海もまた亡き父から同じ言葉を伝えられていたのだ。

『俺の尊敬する医者の言葉です。』そう言って深々と頭を下げ、病室を出ていく渡海。佐伯は目に涙をため。その後姿を見つめていた…。

ついに悪魔と山賊が和解したらしい…。

亡き父と同じく、佐伯教授へのリスペクトも感じられるシーンでしたね。

廊下で渡海を待っていた世良。『出ていく気ですか?』

『大学病院は誰かが責任を取らなきゃいけないんだ。』と東城大を辞める意志を伝える渡海。世良は必死に止めようとした。

『借金の1億円はどうなるんです?もっと僕をこき使ってください!行かないでください!』

世良の想いが通じたのか『…わかった。とりあえず米炊いてこい』と笑顔を見せる渡海。ダッシュで炊飯ジャーに向う世良ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

『…じゃあな。お前は良い医者になれ。』

世良の背にそうつぶやくと、渡海は東城大を去っていった…。

必要の無いオペを飯沼にしてしまい、死の危険にさらしてしまった渡海。その責任を取るため東城大を去ってしまいました。

いつの間にか世良が渡海大好きマンになってたw

このあと世良が泣きながら一人で炊きたてご飯食べたかと思うと泣けてくる…。

ブラックペアンの結末。渡海のその後

日本外科学会理事長となった佐伯教授。実は理事戦の時、日本外科ジャーナル編集長・池永が不在の佐伯に代わり、佐伯の目指す『最新技術と医師の技術向上への思い』を代弁。これが審議員たちのハートをガッチリキャッチし、佐伯の理事就任への後押しとなっていたのだ。

念願の理事に就任した佐伯。しかし予定していた改革を終えるとあっさりとその職を辞し、現在は後続の医師たちの指導に専念していた。

高階ゴン太は最新医療の研究に力を注ぐ毎日を送っていたが、去っていった渡海を思い、時に寂しそうな表情を浮かべていた。

渡海の住まいだった仮眠室に集まった世良、花房、木下。卵かけご飯をすすめる花房に『渡海先生と食べるってきめてるんで』と禁TKG中だと話す世良w

木下(加藤綾子)は先日、匿名の人物から一千万円の寄付を受けたと二人に話す。そして渡海が医療過誤被害者を支援する団体に寄付を続けていた事実を告げ、この人物が渡海かも知れないと話した。

ベッドで寝転がる猫田(趣里)はスマホである医療過誤支援団体のサイトにログイン。そこには『NO NAME』という匿名者から数回に渡る一千万円の支援金の入金履歴が表示されていた。

『一千万でもみ消してやるよw』

マスクの下で笑みを浮かべる渡海。彼は今もどこかで医師を続けているのかも知れない…。

【ブラックペアン 最終回 終】

謎の匿名者からの寄付金…。渡海はどこかで『ただ人を救え』と諭した佐伯や父の言葉を守り、医師を続けているのかも知れませんね。

どこかでもみ消しを続けている渡海w

結局猫田との関係は何だったのだろう…?

ブラックペアン 最終回結末の解説と原作との違い

ついに最終回を迎えた『ブラックペアン』。含みを持ったラストシーンの解説や明かされた疑問、原作小説との違いをまとめました。

ブラックペアン最終回:渡海はどこかで医師を続けている?

ブラックペアン最終回のラストシーンで治験コーディネーターの木下(加藤綾子)が言った『先日、匿名者から一千万円の寄付があった。』というセリフ。この一千万円の振り込み主が渡海なのかは不明だが、最終回で明らかとなった『渡海はこれまでにも稼いだ金を支援団体に寄付していた。』という事実から察するに、振り込み主は渡海である可能性は高い。

しかしこの事が『渡海は今でも医師を続けている』という答えにはならないと思う。貯金の中から寄付したとも考えられるし、自身の退職金を回した可能性もあるからだ。

ちなみに原作小説『ブラックペアン1988』では最後にこう記述されている。

その後、渡海征司郎の行方は杳(よう)として知れない。

医療の世界は狭く、日本の心臓外科トップに君臨する東城大に勤めていた外科医が他の病院に雇用されたなら、その情報は東城大にも伝わるはず。このことからも渡海がどこかの病院に再就職したとは考えづらい。

しかしあれ程の腕と才能を持つ男が医師を辞めるのは勿体なさすぎる。これは希望的観測だが、原作では渡海の父・一郎は東城大を去ったあと孤島で人知れず医師を続けていたという背景があるので、息子である渡海も父と同じようにどこかで密かに開業し、現在も命と向き合っている可能性がある。尊敬する父の教えである『ただ人を救え』という言葉を胸に…。

ちなみに原作では渡海は東城大を去るとき『この病院には長くいすぎた』と世良に言っている。佐伯を陥れる綿密な計画を練っていた渡海の用意周到さを考えれば、彼に次のプランがあったとしても不思議な事ではない。

『一千万でもみ消してやるよw』

あのラストシーンは、過去の回想ではなく、どこかで医師を続けている渡海の今の姿だったのかもれない。

まとめ:渡海はどこかで医師を続けている?

大きな病院に再就職したとは考えづらいが、どこかで医師を続けている可能性はある。

渡海が病院を辞めた理由とその後

渡海はなぜ東城大を自ら辞職したのか?そもそも彼は何か職を辞するほどの悪事や失態を働いたのか?ドラマを見ていた方は『別に辞める必要なはなかったんじゃね?』という疑問を抱いた方も多いのでは。

渡海が東城大を辞職した理由は2つあると僕は考える。1つは『オペの必要性がなかった飯沼達次を佐伯教授の許可なくオペしてしまったこと』である。

そもそも飯沼達次はオペの必要は無かった。胸部に埋め込まれたペアンは彼の生命を支えていた命綱そのもので、飯沼曰く『私が今日まで健康でいられたのは佐伯教授のおかげ』という言葉の正しさを現している。

しかし渡海は『飯沼が現在健康であるか否か』は全く考えておらず、父・一郎の無念を晴らすためだけにペアン除去手術に踏み切ってしまった。

自らの復讐のために一人の人間の命を危機に晒した。この事が命を扱う医師の本分に反したと渡海は考えたのだ。そして佐伯がなぜ飯沼の体内にペアンを置き去りにしたのか、その真意に到達出来なかった事にも反省すべき点があったのだろう。

そして渡海が東城大を去ったもう一つの理由。それは大げさに言えば『未来の医療のため』だと思う。

渡海が最終回で世良に言った『大学病院というのは誰かが責任を取らなければならない。』というセリフ。必要性の無かった飯沼のオペを強行したことへの責任を『誰が負うか』についての言及だ。

佐伯教授は『レントゲンにも映らず、火葬したら消える』という特注のブラックペアンを用いて飯沼に処置を施したが、そもそも証拠隠仕様のペアンを使用するということは飯沼に事実を告知する気は無いということだ。

しかしこの先いつ飯沼が体内のペアンに気づくかは分からない。もし騒ぎを起こせば他に方法は無かったとはいえ、佐伯教授への糾弾は免れないだろう。

渡海はそれを見越し、『飯沼へのオペは自分の考えの元で行った』事にしたかったのだと思う。つまり佐伯をかばっているのだ。

なぜ渡海は佐伯をかばう必要があるのか?そもそもの元凶は佐伯が、渡海の父・一郎の遺言とも言える”飯沼さんをお前に託す”という想いを守るため、事実を公にしなかった事が発端であるにも関わらす…。

これは先に述べた『未来の医療のため』だと思う。自らの復讐のために技術を磨いてきた渡海と、眼の前の患者のために技術を磨いてきた佐伯。どちらが後続の医師にとって良き指導者にふさわしいのか、渡海は考えたのではないだろうか?

さらに佐伯は渡海の父・一郎の『ただ命を救え』という教えを受け継いでいる。このことからも渡海は『佐伯なら自身が想い描く理想の医師の姿を、自分より上手く後続の医師たちに伝えてくれるだろう』と考えたのかも知れない。

『良い医者になれよ』

渡海が世良に言った最後のセリフ。これは自分のように復讐にかられて生きるのではなく、佐伯教授のような医者になれ、そういう意味が込められているのではと思う。

まとめ:渡海が東城大を去った理由

する必要の無かった飯沼のオペを独断でしてしまったため。

自分か佐伯教授、どちらが東城大に残るにふさわしいかを考えた。

猫田との関係

渡海を支え、時に怖いまでに彼を守ろうとしていたオペナースの猫田麻里(趣里)。渡海との関係は明かされなかったが、そのヒントらしき描写が最後にあった。

猫田が見ていた医療過誤支援団体のホームページに、『NO NAME』という匿名者から数回に渡り一千万円の寄付があったのだ。

猫田との関係

まずなぜ猫田がこのサイトにログイン出来たかを考えてみたい。高額な入金情報と振込者が一目出来るこのサイトは、おそらく関係者以外はアクセス出来ないはず。となると猫田は団体の運営者、医療過誤の被害者、もしくは彼女の家族が被害者である可能性がある。

このことから、猫田が渡海を慕う理由は『医療過誤被害を渡海に支援してもらった恩があるから』ではないだろうか?

以前 飯沼達次の事を探ろうとしていた花房を『渡海先生の邪魔をしたら潰す』と脅した猫田。さらに渡海が東城大から帝華大に異動した時も『もうこの病院にいる意味は無い』レベルの抜け殻になっていた。(休暇届の理由欄に”休みたい”の一言w)

これほどまでに渡海をサポートする理由は、『医療過誤支援のために力を尽くしてきた渡海を支えることこそが自分の使命』という強い想いがあったのではと僕は思う。

まとめ:渡海と猫田の関係

猫田と渡海の関係…それはともに医療過誤を無くしたいという強い信念で結ばれていた、同志のような関係だったのかも知れない。

ネタバレ:ちなみに最終回で猫田が見ていた支援団体サイトに『ササキミツル』『SANMO』という入金者名があった。ササキミツルは映画『ラストレシピ』で二宮和也さんが演じた役名、『SANMO』は嵐のメンバーそれぞれの頭文字(櫻井、相葉、二宮、松本、大野)と思われる(笑)

ブラックペアン 原作との違い

ブラックペアン原作との違い

ドラマ『ブラックペアン』と海堂尊氏原作『ブラックペアン1988』との違いをご紹介します。

  • 原作は1988年が舞台。よって『カエサル』『ダーウィン』などの最新手術ロボットは登場していない。(スナイプは登場)
  • 『ブラックペアン』原作小説はファンの間で『バブル三部作』と呼ばれるシリーズの第一章であり、全三部作。しかし渡海は第二章、第三章には登場していない。このことからドラマの続編は無いと思われる。(ただこの三部作の主人公は基本的に世良くんなので、世良を主人公とした続編ドラマはあるかもしれない)
  • 高階が東城大に持ち込んだ『スナイプ』はドラマでは心臓僧帽弁手術用の医療器具だったが、原作では『食道がん手術』用の器具だった。※佐伯教授は食道がん治療の権威という設定。
  • ドラマでは渡海や西崎教授の影に隠れ頼りない感じだった高階(小泉孝太郎)だったが、原作では渡海と対等に渡り合う腕の持ち主。スナイプなどの最先端医療に精通していながら旧来のオペ技術をも備え、世良は『阿修羅のような腕の持ち主』と称賛していた。
  • ドラマでは医局員の速水、田口、島津の三人は世良の同期生だったが、原作では後輩(東城大医学部学生)として登場し、世良の下で指導を受けていた。
  • 原作ではラストで東城大を去る渡海が、住まいである仮眠室にあった医療関係の書籍を病院に寄付し、世良にこの部屋を継がせるというシーンがあった。
  • 原作では渡海の母・春江、日本外科ジャーナル編集長の池永、治験コーディネーターの木下は未登場。(原作は高階が持参したスナイプと、飯沼達次に関するエピソードに終始している。)
  • ドラマでは佐伯教授と西崎教授との間でインパクトファクターを巡る争い描かれていたが、原作ではインパクトファクターは登場せず、理事長戦も行われていない。ただし佐伯教授が東城大の病院長になるため選挙戦への出馬を目指すという描写はあった。
  • 原作では渡海がお米大好きという設定は無い。(渡海は洋楽好き、お酒好きというキャラだった。)
  • ドラマでは飯沼達次のレントゲンを見た黒崎准教授が騒ぎ立てたことが理由で渡海の父は病院を追われたことになっていたが、原作では黒崎はこの件に関係していない。父が病院をクビになった理由は、当時絶対的権力を握っていた佐伯の指示を無視して飯沼からペアンを取り出そうとしたことが病院側の反感を買ったため。
  • 原作では佐伯教授がブラックペアンを使うのはラストシーンのみ。ドラマでは『オペの成功』の象徴として第一話から普通に使われていた。
  • 渡海が医療過誤支援団体に寄付していたという描写はドラマのオリジナル。
  • 佐伯教授が病気になり渡海が治療するというエピソードはドラマのオリジナル。

※ブラックペアン 原作との違いは随時更新中です♪

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