【ハヤブサ消防団】最終回ネタバレ。映子の正体、太郎の父が展子の写真を持っていた理由などが判明。

2023年09月22日

『ハヤブサ消防団』ドラマ最終回のあらすじと感想、考察などのまとめです※ネタバレあり。

前回のラストでハヤブサ地区に大挙した聖母アビゲイル教団の信者たち。みなさん数日後の皆既日食デーに行われる新聖母爆誕フェスに参加するようです。

気になる新聖母は…まさかの…(川口春奈)…Σ(゚Д゚)マザー!!

彩に想いを寄せる小説家・三馬太郎(中村倫也)は、彼女の洗脳を解くためにある物語を執筆します。はたして太郎は愛しの彩、そしてわが町ハヤブサ地区を教団の魔の手から守ることが出来るのでしょうか…!?

ハヤブサ消防団の最終回をネタバレ

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ハヤブサ消防団 最終回。映子さんの正体、太郎の父が展子の写真を持っていた理由など色々ネタバレ

ハヤブサ消防団 最終回(2023年9月14日放送)あらすじ・感想・考察などのネタバレ情報まとめです。

▼最終話の公式予告動画▼

▼最終回のテキスト予告▼

ミステリ作家の三馬太郎(中村倫也)は、“随明寺”住職・江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにがく然とする。

教団は近々、今は亡き教団の聖母・山原展子(小林涼子)に代わる”新たな聖母”を擁立する計画を企てているらしい。太郎は、その“新聖母”こそ、立木彩(川口春奈)だと直感する。

儀式当日――。太郎は作家である自分にしかできないある方法で、彩を止め儀式を制止しようとするが…!?

出典:テレビ朝日公式 ドラマ「ハヤブサ消防団」最終話

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ハヤブサ消防団 最終話の重要エピソード

ハヤブサ消防団 ドラマ最終話の重要エピソードをまとめました。

▼ここから▼

  • 教団は数日後の皆既日食の日に彩(川口春奈)を聖母に祭り上げる儀式を行う予定。太郎たち消防団はこれを阻止しようとします。
  • ですが肝心の彩は聖母になる気マンマン!完全に洗脳されちゃってますね~^^;
  • 太郎(中村倫也)は江西住職と映子さんから山原展子の過去や教団の闇を聞き、たった一晩で小説を書き上げました。タイトルは『聖母アビゲイルと呼ばれて~山原展子の生涯~』。これを彩に読ませ、洗脳を解こうと試みます。果たして…?
  • いよいよ迎えた皆既日食の日。小説を読んだ彩は激しく葛藤します。太郎を取るか教団を取るか。。答えが出ぬまま教団のイベント会場へ。その道中、山原展子の幻影と遭遇し、ハヤブサに帰ってこれなかった彼女の無念を知ります。
  • ハヤブサ地区を守りたい…、そしてこの地で太郎と穏やかに暮らしたい…そんな気持ちが芽生えた彩は、儀式に行かずUターンして役所へε≡≡ヘ( ´Д`)ノ。防災用の放送を通して教団の罪を全町民に暴露しました。
  • これにより信者が教団離れをおこし解散状態に。追い詰められた真鍋(古川雄大)が彩を襲撃します。しかしショットガンで撃たれたのは彩をかばった太郎…!太郎は重症を負い、真鍋は警察に逮捕されました。
  • 教団トップの杉森弁護士(浜田信也)は居酒屋『さんかく』で念願だった名物料理”鶏チャン”(ケイチャン)を実食。お腹いっぱいになった杉森氏はもちろん逮捕されました。
  • 月日は流れ、太郎はベストセラー作家になっていました。編集担当の中山田(山本耕史)が太郎の新刊『翠色の鍵』を持つ女性を発見。実はこの女性(ちゃんみな)は、アビゲイルの新たな聖母、その名も『アビー』さん!教団は消滅するどころか、東京に進出していたのですΣ(゚Д゚)アビー!!
  • 彩は教団のヤラカシを隠蔽した罪で拘置所へ。太郎に手紙が届きます(内容は不明)。
  • 太郎は消防団の訓練へ。いつもと変わらぬ平和な日常…。この穏やかな日々がずっと続くことを信じ、物語はフィニッシュです【完】
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ハヤブサ消防団 最終回ネタバレまとめとレビュー。

ドラマ『ハヤブサ消防団』最終回のレビューと考察、新たに判明した事実などのネタバレまとめです。

江西住職(麿赤児)は信者だった?

前回の第8話で教団との繋がりが疑われていた江西住職(麿赤児)。

実は彼は義理の妹である山原展子(小林涼子)の遺骨を手に入れるため、やむを得ず教団と手を組むことにしたのです。

展子の『ハヤブサに帰る』という願いを叶えるために。。。

最終話で住職は展子の遺灰をハヤブサの丘に散骨しました。展子はようやくハヤブサに戻ることが出来たのです(T_T)。。

というわけで、江西住職は信者ではありません。

映子さんの正体は?

謎の老婆・映子さんの正体は山原展子の幼馴染でした。

展子本人とか展子の母親ではなかったですね。

映子さんの演技

教団の闇を知る映子さんは要注意人物として教団にマークされていました。気がふれたような言動は教団の目を欺くための演技だったのですΣ(゚Д゚)スゲー!

まさか変人のフリしてたとは。バレないようにするの大変だったでしょうに…。ん?となると第8話で中山田が映子さん見てビックリしてたとき『ごめんね~驚かせて』とか内心思ってたのかな笑

太郎パパが展子の写真を持っていた理由

【伏線回収】太郎パパが山原展子の写真を持っていた理由

⇒展子はかつて太郎パパとハヤブサで偶然会い、写真を撮ってもらっていました。最終回で彩が見た展子の幻影はこの時のシーンです。『カメラマンなんですね』というセリフも太郎の父へのセリフです。※太郎パパはカメラが趣味でよく持ち歩いていた。

ちなみに展子が写真を撮ってもらった理由は『ハヤブサにいた証を残したかったから』。展子はこの時、すでに自分の病を知っていたのかもしれません。。

その後、展子はハヤブサに帰ってこなかったので、太郎パパは現像した写真を渡すことが出来ず、自宅にずっと保管していた、ってことですね。

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勘介(満島真之介)渾身のボケが炸裂

『聖母降臨?前輪じゃなくて??』

⇒この昭和のオッサンギャグは、勘介が徳田省吾(岡部たかし)の裏切り※第7話からちょっぴり回復した兆しだと僕は考えます。調子が戻ってきたんです(≧∇≦)/ヒャホー

ただ、面白かったのはこのボケではなく、完全スルーした消防団員の方でしたが(笑)

最終回の真鍋、ふつーに仕事する

聖母生誕祭という世紀のイベントに目もくれず、普段どおり制服着て営業車乗ってルミナスの仕事してた真鍋くん。狂信者でしかも社畜なのになぜか人生楽しそうで羨ましい。

こんな”ブレない自分を持ってる人”がなぜカルトにハマったのか?ぜひスピンオフで深掘りしてほしいです。

真鍋の最後

仕事熱心な真鍋君は、ついに自分の人生を投げうって会社(教団)を守ろうとします。太郎を銃撃したのです。

  • 山原浩喜&徳田省吾への殺人罪。
  • 徳田への放火指示。

上記に加え太郎銃撃の罪を上乗せしちゃった真鍋くん。終身刑以上は確定です。

ソーラーパネル営業マンが二度とお天道様の下を歩けないって、なんか皮肉ですね。

ただ僕は、ザ・狂信者をエレガントに演じた古川雄大さんのファンになりましたよ。

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杉森弁護士(浜田信也)の最後

僕は杉森弁護士(浜田信也)の最後のセリフを『アビゲイル、ばんざぁぁぁぁい!』と予想してましたが、実際は『アビゲイルは決して滅びない!』でした。思ったより凛としてて”宝塚寄り”でしたね(笑)

個人的希望としては、逮捕時にもっと乱れる杉サマが見たかった。あの長めの前髪を汗で湿った額にひっつかせてたりして、狂気の咆哮を聞きたかったな~。

まぁでも、平然と逮捕されるあのクールさが狂気の証なのかもしれませんが。『反省』『悔い改める』などとは無縁の人なんでしょうね。

杉森弁護士vs太郎

論破王バトル、見応えありましたね。ユートピアは”造語”だと即指摘した太郎の博学ぶりにシビレました。杉森氏、終始笑顔だったけど、だいぶボコられてましたねぇ。

杉森弁護士×鶏チャン(ケイチャン)

今思うと最終話の杉森氏、ただの鶏チャン食べたいマンだったような。お腹いっぱい⇒ごちそうさま⇒ハイ逮捕。ナニコレ?笑

おい町長

愛人問題追求されたら『ツチノコアドベンチャー』の話題でごまかすという(笑)しぶとく町長の座に居座り続けそう。彩の放送に協力してくれた点は◎

彩(川口春奈)が拘置所に

刑務所じゃないからまだ罪は確定してないのでしょう。ただ、シャバに戻ってきたときが心配。信者の残党に命狙われないかしら…((((;゚Д゚))))

焼きそば一緒に食べよ

第5話で、別れを告げてきた彩に太郎が言った『焼きそば一緒に食べましょう』が最終話で再び炸裂(*^^*)コレスキ!

僕が思うに、太郎が言う『焼きそば食べましょう』は『愛してる』と同義です。漱石の『月が綺麗ですね』的な。

ストレートに愛してると言わないのは文豪あるあるなんですね~。

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最終話にちゃんみな登場

出演することは事前告知で知っていたのですが、まさかの聖母役とはΣ(゚Д゚)ウホッ!最初に後ろ姿見たときキャラ変した映子さんかと思ったし(笑)

『アビーって呼んでくださーい♪』って…ノリ軽っw

最終回の中山田さん(山本耕史)

最終回はいつの間にかハヤブサ地区に来ていた中山田さん(山本耕史)。『すでにハヤブサ入り!』『ステルスかよ!?』僕の中で大盛りあがりです。

儀式を潰す気だった消防団員たちに『やめといたほうが…』と意味深に制止していた中山田さん。『え、まさかの教団側!?』と一瞬疑いましたが、あれは視聴者を混乱させるためのトラップ。まんまとハマりましたよ。

中山田さん、最後までふつーに良い人でした~(笑)

中山田さんがいたカフェのロケ地は?

ちなみに中山田さんとアビーさん(ちゃんみな)がいたカフェは東京飯田橋の『カナルカフェ』でした。

波瑠さん主演のドロ沼不倫ドラマ『あなたのことはそれほど』でもロケ地として登場してましたよ。

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ハヤブサ消防団 最終話を見ての感想。ユートピアと二人の聖母

最後は小説家らしく『文章のちから』で彩の心を動かした太郎。

たぶん、いくら口で教団の闇を説明しても、彩は冷静に聞いてくれなかったと思います。文章だったからこそ、彩は自分のペースで読むことができ、冷静に理解を深められたのだと。

主人公が刑事でも探偵でもなく『小説家』だったのは、あのラストに辿り着くためだったのかもしれませんね。彩を導くために…。

改めて、魅力的な主人公だった三馬太郎という男。

地道なリサーチによる情報収集、それを土台に推理の幅を広げ、事件の真相に迫っていく…。振り返ってみれば、推理小説の主人公がたどるようなプロセスを経て、放火事件をみごと解決に導いていた太郎。

時おり見せたカメラ目線や視聴者への語りかけも、太郎自身が小説の主人公になっているような印象を受けましたよ。

普段の執筆業でミステリの何たるかを熟知する太郎にしてみれば、こと放火事件に関しては”解決して当たり前”くらいの感覚だったのかもしれませんね。

有能すぎる太郎ですが、彼の魅力はまだ尽きません(もっと言わせて笑)。文系なのに論理的というギャップもユニークだし、感情を抑えたディベートもカッコよかったです。虫が苦手という萌えポイントも(笑)

読んだこと無いけど、太郎を見てるだけで『この人が書いた小説ぜったい面白い!』って思えてくるんですよね。人間性なんでしょうねぇ。

最終回レビュー:ハヤブサは太郎にとってのユートピアだった。

撃たれた太郎の心の声『このハヤブサは…このハヤブサは…』の続きが気になってましたが、直後に最終話のタイトル『理想の世界(ユートピア)』が出ていたことから(ここで出すんかーい!ってタイミング笑)、太郎にとってハヤブサという町はまさに理想郷・ユートピアだったんだな~と納得。

太郎がカルト杉森に言った通り、ユートピアとは個々の心の中に存在するもので、そのベースは穏やかで平和な日々の積み重ねなんだと思います。

教団のように人々の犠牲の上に建てた即席ユートピアなど所詮はハリボテで、人はついてきません。『この町をユートピアに!』という出発点がそもそもズレており、教団の敗因はそこにあった気がします。

太郎と彩の理想郷は、これから長い時間をかけて築きあげていくのでしょうね。焼きそばとか食べながら笑

最終話レビュー:エモすぎの山原展子。

そしてエモぃエモぃ山原展子(小林涼子)。

おそらくは人生最後に訪れたハヤブサで太郎の父と出会い、その時に撮ってもらった一枚の写真が、結果的にハヤブサを救うことに繋がり、展子の『ハヤブサに帰りたい』という今生の願いを成就させたのです。

もしあの写真が存在しなかったら、太郎は映子さんの話を聞けなかったかもしれないし、八百万町の商店街で知った住職と展子の関係にも辿り着つけなかったかもしれません。

そうなると、太郎は最終回の小説を書けず、彩は洗脳されたまま聖母となり、ハヤブサは教団に乗っ取られる…という最悪のバッドエンドを迎えていたかも…。

全てを好転させたのは、展子の想いが詰まったあの一枚の写真なんです。

僕は思います。展子は教団ではなく”ハヤブサの聖母”だったんだな~と。そして展子の想いを継ぎ、自分の人生を傷つけてまでハヤブサを守った彩も、新聖母と称されて然るべきだと。

導き、導かれ、ハヤブサを守った二人の聖母と、ひとりの小説家。そんな謂れがある町を、ぼくはまたエモいと思ってしまうのです。。。

▼▼▼

というわけで取り急ぎ『ハヤブサ消防団』最終話レビューをお届けしました。またリピート視聴した後にいろいろ修正したり書き足したりする予定なので、よかったらチラ見しに来てくださいね♪

最後までお読み頂きありがとうございます(^_^)/バイナリ~☆

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【著者プロフィール】
ヒトコトマニア
:桜木

ドラマとスターウォーズ好きのアラサー会社員。現在ドラマ『ハヤブサ消防団』にドハマリ中♪

ヒトコトマニア | ドラマのあらすじ、ネタバレ