【漂着者】ネタバレ考察と結末までのあらすじ、原作の情報。キリスト男の正体とは? (2ページ目)

2023年10月04日

ドラマ「漂着者」第4話~最終話のストーリー、結末の考察をご紹介します。※放送後に更新中。

【漂着者 登場人物】
ヘミングウェイ
(斎藤工)…新潟の海岸で発見された謎の男。記憶喪失。不思議な予知能力があり…?
新谷詠美
(白石麻衣)…28歳。新潟北陸新聞の記者。ヘミングウェイを取材。
柴田俊哉
(生瀬勝久)…53歳。新潟県警の刑事。一連の女児連続殺人事件でへミグウェイを疑っている。
野間健太
(戸塚純貴)…29歳。柴田刑事の部下。『~ッス』が口ぐせ。
ローゼン岸本
(野間口徹)…47歳。ヘミングウェイの身元引受人。NPO施設『しあわせの鐘の家』を主宰。
古市琴音
(シシド・カフカ)…ヘミングウェイの婚約者を名乗る謎の女性。ローゼン岸本と裏で繋がっている。
深見龍之介
(リリー・フランキー)…57歳。雲行寺の住職。女児連続殺人事件の容疑者。過去に2度 女児がらみの事件で取り調べを受けている。

漂着者 第4話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』第4話(2021年8月20日放送)のあらすじ紹介※ネタバレあり

  • ヘミングウェイの前に突如現れた婚約者・古市琴音(シシド・カフカ)。詠美は彼女を取材するため新聞社にご招待。琴音はドリンク用に”軟水”を要求してきた。『硬水はお腹を壊す』らしい。
  • 取材を開始した詠美だったが、琴音はヘミ様の名前すら知らず、さらに婚約したのも1400年前だったと話す^^;虚言癖を疑う詠美だったが、彼女の右手首にヘミ様と同じデザインの”鳥のタトゥー”を見つけ、彼女の話を信じ始める。
  • 夜、詠美はヘミ様が暮らす【しあわせの鐘の家】へ。詠美は先日、後宮教授の遺伝子研究を調べるために訪れた上越工科大学で、謎の女子大生から『これ以上首を突っ込むな』と書かれたノートを受け取った件を話した。
  • 古市琴音(シシド・カフカ)はローゼン岸本に密会。『私が名乗り出たのは失敗だったかしら?彼がこのタイミングで現れるとは思ってなかったから、自分の目で確かめたかった』と話す琴音。二人の会話を公安が盗聴していた。
  • 二人の怪しい会話はまだ続く。ローゼンは上越大学の古郡准教授死亡事件(第3話)に触れ、『やったのは私じゃない』と犯行を否定した。
  • 帰宅した詠美(白石麻衣)は古郡准教授に託されたUSBメモリの内容をパソコンで見ようとする。しかしパスワードが不明で閲覧できず…。そこにヘミ様から電話が!『今すぐ家から出て。危険が迫ってる』
  • 詠美は侵入してきた覆面男に襲われ、拉致されそうになる。そこにヘミ様から連絡を受けた柴田刑事(生瀬勝久)が現れ、詠美を救出。犯人はUSBメモリを奪って逃走した。この犯人は先日、上越大学の後宮教授の研究室にいたロシア人だった。
  • 翌朝、13人の園児を乗せたバスが運転手ごと行方不明になる事件が発生。この日、いつもとは違うドライバーがバスを運転していたという。
  • 園児の親たちは警察をあてにせず、ヘミ様の予知にすがろうとする。ヘミ様はテレビの生放送で公開予知をすることに…!
  • ワイドショーに生出演したヘミ様は予知をスタート。『いつものバスのドライバーは…幼稚園にいる…砂場に…』とつぶやく。柴田刑事が幼稚園の砂場を掘り返すと、人の手らしきものが!行方不明となっていたバスの運転手だった。
  • このワイドショーを自宅で蕎麦すすりながら見ていた古市琴音(シシド・カフカ)。そこに現れた園児誘拐犯と思われる運転手の男がこう言った。『見事ですね』【終】

園児誘拐事件の黒幕は琴音…!実行犯らしき運転手が言った『見事ですね』というセリフから、琴音はヘミ様の能力をテストしているのかも…?

運転手が砂場で見つかったとき琴音が蕎麦バキュームしてたけど、あれは蕎麦の老舗『砂場』にかけたギャグだったようだ。

※砂場は更科(さらしな)・藪(やぶ)とともに老舗蕎麦店の御三家と言われている。

漂着者の白石麻衣の喪服

イラスト:喪服姿のまいやん(第2話)

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漂着者 第5話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』第5話(2021年8月27日放送)のあらすじをご紹介※ネタバレあり

  • 【しあわせの鐘の家】にやってきた詠美(白石麻衣)はヘミングウェイの瞑想シーンを目撃。行方不明となった13人の園児たちの無事を祈っているらしい。
  • ここで詠美は首をつって死亡した亡き母がフラッシュバック。死亡したと思われた母が目を開け、詠美に何かをささやいた。
  • JK3人組がヘミ様の瞑想動画をネットにUP。すると不可解な現象が相次いだ。動画を見た県内の高校教師が黒板に頭を打ちつけ自殺、さらに26歳の会社員が『自分は飛べる♪』と狂言しビル屋上からダイブして死亡した。
  • ヘミ様は『13人の園児はしあわせの鐘の家にいる』と予知。これを詠美から伝えられた柴田刑事(生瀬勝久)はしあわせの鐘の家を家宅捜索。しかし園児たちは見つからなかった。
  • 刑事たちが帰った後、代表のローゼン岸本(野間口徹)が不気味に笑う。園児を乗せて行方不明となっていたバスが、彼の足元に埋まっていたのだ。ローゼンは誘拐に関わっていた…!
  • 園児たちを誘拐したバスの運転手は『あなたの仕事は終わった』と古市琴音(シシド・カフカ)に言われた後、”鳥のポーズ”をとり崖からダイブして死亡
  • 詠美は琴音の屋敷へ。『あなたは知りすぎてしまった』と詠美を脅す琴音。その直後、詠美は意識が混濁し気絶。琴音が出したペットボトル水に睡眠薬が仕込まれていたのだ。
  • 屋敷の倉庫で目を覚ました詠美。両手を縛られ身動きが取れない。そこには誘拐された13人の園児たちの姿も…!
  • 夜、ヘミ様はローゼン岸本(野間口徹)に謎の壁画を見せられる。無数の足跡が刻まれたこの壁画、タイトルは『13人の天使の旅立ち』。
  • 古市琴音とローゼンが電話で会話。『ウラジオストクで会いましょう』と謎の約束をした。
  • 柴田刑事は連絡がとれない詠美を心配し、スマホの位置情報を解析。部下の野間刑事(戸塚純貴)とともに琴音の屋敷に乗り込むと、琴音の薙刀アタックでバトルスタート!
  • 詠美の危機を予知したヘミ様も屋敷に到着。女ロシア人にナイフで襲われてしまう。ヘミ様をかばったのはまさかの琴音!『先祖代々1400年、お待ちしていました…』琴音はそう言うと、ヘミ様の腕の中で息絶えた…。
  • ヘミ様は詠美を救出。13人の園児たちも無事救出され、ロシア人たちも逮捕。しかしパトカーで連行中、ロシア人たちは口に仕込んでいた毒物のカプセルを噛み砕き、自殺してしまった…!
  • ヘミ様に海岸に呼び出された柴田刑事。『お嬢さんにお会いしたくありませんか?行方不明になった光ちゃんに』というヘミ様に、柴田は激しく動揺。12年前、娘の光ちゃんは柴田が目を離したスキに行方不明になっていたのだ。
  • 『なぜそれを知ってる!?』とヘミ様に迫る柴田。ヘミ様は答えず、女の子の声質でこう言った。『パパ、どこ…?』。柴田刑事はあ”ぁ”ぁ”ぁ”!!と絶叫した…【終】

死亡した詠美ママの謎のつぶやき、黒板ヘッドバッド教師、メリー・ポピンズ男のダイブなどホラーの連続だった第5話。…一番怖かったのはラストの『パパ、どこ?』でしたけど!

琴音が中庭で飼っていたについて原作の秋元やすすは説明責任があるぞ。

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漂着者 第6話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』第6話(2021年9月3日放送)のあらすじをご紹介※ネタバレあり

  • 警察は13人の園児誘拐が古市琴音(シシド・カフカ)とロシア人たちの犯行と断定。柴田刑事は琴音の家に出入りしていたローゼン岸本を重要参考人として連行しようとするが、そこにまさかの宮部総理大臣が現れ、柴田を追い返してしまった。
  • 編集長(橋本じゅん)は詠美が知らなかった父の真実をカミングアウト。詠美の亡き父は公共工事で賄賂をもらった平塚幹事長の身代わりとして投獄され、その二日後に自ら命を絶ったという。父は真実を隠蔽し、幹事長を総理にして歴史に残すことを選んだのだ。
  • 詠美はヘミ様が発見された海岸で聞き込み調査を行い、あるおばあちゃんから衝撃の話を聞く。過去、この海岸には水死体が何体か流れ着いており、全て男で、足首に鳥のタトゥーが彫ってあったというのだ。
  • 夜、詠美のマンションにヘミ様が。ワインを飲んだあと、詠美はヘミ様をハグ。からのベッドインで朝を迎えた。『こんな朝を予知してた?未来は予知できない方が楽しいかも』と笑う詠美に、ヘミ様はこう返した。『記憶は残ってたほうがずっと楽しいよ』
  • ヘミ様はローゼンの勧めで総理とテレビ討論を行うことに。当日、詠美は取材のため編集長と官邸入り。ヘミ様と総理が拍手で迎えられ、討論会がスタート。
  • 序盤は穏やかムードだったが、総理が『私の問題点を予知してくれ』と言った直後、ヘミ様の様子が一変。『…あなたはこの先何の役にも立てない。もう死ぬんです』。激怒した総理はヘミ様をペテン師呼ばわり。撮影は中止となった。
  • 騒然とする会場。詠美は手帳に描かれていたヘミ様の予知絵を見て狼狽する。そのとき、天井のシャンデリアが総理めがけて落下。ヘミ様の絵の通り総理は死亡した…!シャンデリア落下の原因はネジの緩みだった。
  • 社に戻った詠美はヘミ様に電話し『あなたは総理を救えたはず』と追求。するとヘミ様が『未来はもう変えたんだ』と謎のセリフを…?
  • 詠美はヘミ様が描いていたもう一枚の絵を見て言葉を失う。編集長が総理を鉛筆で刺して殺害する絵だった。ヘミ様は編集長が殺人犯になる未来をを防いでいたのだ。【終】

編集長が総理殺害の黒幕…?確かに怪しい気配はしてましたが、一体どんな事情があるのでしょうか?

この総理も詠美パパの死に関わる一人だったのだろう。そして詠美パパと編集長は友人だった…。

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漂着者 第7話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』第7話(2021年9月10日放送)のあらすじをご紹介※ネタバレあり

  • 現職の総理大臣がシャンデリア直撃により死亡。外務大臣の藤沼恵美子(峯村リエ)が臨時総理となった。
  • 詠美(白石麻衣)はヘミ様の予知絵により、上司のキャップ(橋本じゅん)が総理殺害を企てていた事を知る。追求するも、キャップは明言せずに突然退社。詠美はキャップから貰った鉛筆が凶器だという疑いを抱く(鉛筆の芯が金属だった)
  • ヘミ様はローゼンに『あなたは何者?』と問う。ローゼンは答える代わりにシャツをめくり、胸に彫られた鳥のタトゥーを見せた。
  • 柴田刑事(生瀬勝久)はヘミ様に会い、12年前に行方不明となった娘・光ちゃんに『会わせてほしい』と涙を流して懇願。ヘミ様は柴田の背中をそっとハグした。
  • 詠美は国立新潟図書館に行き、『1350年前の大和』『書善解記人倭』なる歴史書を読む。そこにはかつて聖徳太子が『足首に鳥のタトゥーがある者たち』を孤島に住まわせ、預言者の登場を待たせていたという衝撃の一文が…!
  • 新潟県警の佐々木一課長の娘・一恵ちゃん(8歳)が行方不明に。一連の女児誘拐事件との関連が浮上し『これは挑戦状だ』と憤る。
  • 犯人は当日、警察官の制服を着て一恵ちゃんを連れ去った疑いが浮上。防犯カメラを確認すると、犯人らしき人物が足を少し引きずりながら歩く姿が。犯人は足に障害がある…?
  • 詠美は『しあわせの鐘の家』を訪れ、ヘミ様に一恵ちゃんの行方を予知してほしいと依頼。ヘミ様は詠美をバッグハグしたあと、目を閉じてスケッチを開始した。
  • その夜、佐々木捜査一課長の家のチャイムが鳴る。ドアをあけると一恵ちゃんのランドセルが!さらにマンションの廊下中に『佐々木家』と書かれた葬式用の札が張り巡らされていた…!
  • ローゼン岸本は藤沼総理代理と密会。ローゼンは前総理の死を予期しており、藤沼は的中したことに驚く。『約束しましたよね?総理が亡くなったらお願いしたい事があると』。不気味に微笑むローゼンに、藤沼は『何をすればいいかしら?』と聞き返した。【終】

鳥のタトゥー族は聖徳太子の指示で孤島に移り住んでいた…!なんだかトンデモナイ話になってきましたね^^;

10人の話を同時に聞き分けたという聖徳太子。このチート能力は予知によるものだったのか…?

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漂着者 第8話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』第8話(2021年9月17日放送)のあらすじをご紹介※ネタバレあり

  • 新潟県警捜査一課長の娘が誘拐された事件。防犯カメラの映像により、この犯人が『左足が不自由』であることが判明した。
  • 娘の身を案じる課長に、詠美はヘミングウェイが描いた予知絵を見せた。そこには2羽の鳥が描かれていた。
  • しあわせの鐘の家ではヘミ様とローゼンが会話。ローゼンはかつてヘミ様が住んでいた島を『常世島』だと話した。
  • さらにローゼンは以下のことをヘミ様にカミングアウト。
    • 誘拐された13人の園児たちは『全国から集められた使徒の能力をもつ子供』。使徒は預言者を迎えるため14人必要で、残る一人はすでに使徒に目覚めた松園遥香ちゃんだという。※遥香ちゃんは第1話と第3話で行方不明となった園児。すでに救出されている。
    • 園児誘拐事件で死亡したバス運転手は”自ら砂場に生き埋めになって”自殺した。目的はバス発見を遅らせる時間稼ぎ。このために見つかりにくい砂場で死亡したのだ。
    • ヘミ様が海岸で見つかったときに言った『勝者には何もやるな』というセリフ。ローゼンいわく『自分を必要とする世の中であってはいけない』という意味らしい。
  • 詠美はヘミ様が描いた予知絵をもとに聞き込みを開始。農学科の教授から、この鳥が新潟の県鳥である『朱鷺(トキ)』だと知る。詠美は手がかりを求め、トキが生息する佐渡島へ渡ることに。
  • その途中、詠美は【嘴屋(くちばしや)】という和菓子店に目を留める。ロゴが”二羽の鳥”だったのだ。女性店主の関川ふみ(根岸季衣)とおしゃべりし、帰ろうとすると『キャー!』という少女の悲鳴が!詠美は警察に通報した。
  • 警察は関川ふみの息子・(阿部亮平)を調査。すると過去に女児グッズ窃盗で逮捕歴が。柴田刑事は部下をつれて嘴屋へ。悲鳴の主は進の『知り合いの娘』という加奈子ちゃん。ゴキブリを見ての悲鳴だったという。
  • 手がかりなしで帰ろうとする柴田刑事だったが、店の隣の駐車場に”ナンバー2174の車”を発見。第二話で亡くなった7歳の少女・妙子ちゃんの葬儀に来ていた車だ。さらに柴田は加奈子ちゃんと妙子ちゃんが友達だったことを知る。
  • 妙子ちゃんと繋がったことで、進は重要参考人として事情聴取。和菓子屋の倉庫で妙子ちゃんのカチューシャも発見された。しかし他の女児事件ではアリバイが…。柴田刑事は『進は女児連続事件の模倣犯』と推測。
  • 柴田刑事は嘴屋のロゴ入り饅頭が雲行寺の住職・深見(リリー・フランキー)の寺にあったことを思い出す。深見は女児事件の有力な容疑者。柴田は部下をつれて雲行寺へ。
  • 詠美はしあわせの鐘の家へ。ヘミ様は『柴田刑事が犯人に気づいた。一恵ちゃんも無事』と微笑む。ヘミ様は詠美の手に触れ、過去をのぞき見。汚職で逮捕された父、首をつった母…。ヘミ様は詠美との未来を予知しないようにしていると話す。詠美は『今があればいい…』と言い、ヘミ様に寄りかかった。
  • 柴田刑事は雲行寺で深見住職を鬼追求『あんたが犯人、進は模倣犯だ!』。しかし深見は涼しい顔ですっとぼける。深見は『左足が不自由な男』とも合致せず、捜査はふりだしに…。
  • その夜、残業中の柴田刑事のもとに詠美が。『犯人は警察より先にコマを進めていた。だからコマを戻せ』というヘミ様の伝言を伝えた。
  • 臨時総理となった藤沼(峯村リエ)は、国内に潜伏中の”某国の工作員”を見つけるためヘミ様のちからを借りようとする。その頃、工作員と思われる男がカプセルホテルで爆弾のような物を組み立てていた。
  • 柴田刑事はヘミ様の助言を元に、もう一度【嘴屋】を捜索。すると物置に一恵ちゃんが!課長は娘と涙のハグ(T_T)
  • 犯人確定となった進。母のふみはフラフラと店の外へ。左足を引きずる彼女を柴田刑事が呼び止めた。ふみは振り返り『私、きれい?』と口紅がはみ出まくった口で不気味に笑う(;゚Д゚)。そこに駆けつけた詠美。柴田刑事は腹を刺されていた…!【終】

女児誘拐事件の犯人はリリー・フランキー住職と和菓子屋のおばちゃんが共犯…?息子は母をかばっていたのでしょうか?

ジョーカーおばちゃんも怖かったけど、刺されて笑ってる柴田刑事もだいぶ怖い。

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漂着者 最終話あらすじ※ネタバレあり

ドラマ『漂着者』最終話(2021年9月24日放送)のあらすじをご紹介※ネタバレあり

  • 柴田刑事を刺した嘴屋のおかみ・ふみが警察に連行。『女児事件はすべて私がやりました』と自供するふみだったが、雲行寺の住職・深見(リリー・フランキー)に話が及ぶと様子が一変。『あの人を悪く言う人は許さない』
  • 意識不明の柴田刑事は12年前に行方不明となった娘・光ちゃんの夢を見る。『みんなのために仕事して』という光ちゃん。柴田の意識が少し回復した。
  • 工作員のテロ計画を総理から告げられたヘミ様は、未来を変えるための予知絵を描きまくる。しかしどの未来を選ぶのがベストなのか分からず、ヘミ様は苦悩。現れた詠美(白石麻衣)はヘミ様の肩にもたれかかり『国を救うのは言葉ではなく誰かの存在』と言った。
  • 深見住職が柴田刑事の病室へ。昏睡状態の柴田に女児事件の主犯が自分、共犯がふみだと自白し、病室を出ていった。
  • 意識が戻った柴田刑事は深見住職を取り調べる。実は柴田、ICレコーダーをベッドに仕掛けており、住職の自白を録音していたのだ。『あれは柴田刑事を起こすためのウソ』としらばっくれる住職に、柴田はお寺の強制捜査を宣言した。
  • 武装した公安と警察が【しあわせの鐘の家】に大挙。テロリストの標的がヘミ様と知り警護に来たのだ。今日はヘミ様が正式な預言者となる儀式を行う日。犯人は必ずこの場に現れる。
  • そこに現れたテロリスト。住人を射殺しながらヘミ様に接近。爆弾のスイッチをonした瞬間、公安の一人がタックルしてテロリスト共々テラスの下に落下。ヘミ様は無事だった。
  • しかし!別の公安がヘミ様を銃撃!この公安こそが本物工作員だったのだ。瀕死のヘミ様に駆け寄る詠美。『どういうこと!?』と問う詠美に『こうする未来しか思い浮かばなかった』と言うヘミ様。『死なないで!』『僕も初めて死にたくないと思った…。詠美との記憶をもっと作りたいから…』ガクッ(T_T)
  • ヘミ様は死亡。のちに生前のヘミ様が撮っていた最後のヘミチャンネル動画が配信される。ヘミ様は世間に向け笑顔でメッセージを届けた。『皆さんにも第六感はあります。本当に苦しい時は”なんとなく”考えてみて下さい。それがあなたとあなたの大切な人を守ります。』
  • 後日、【しあわせの鐘の家】で預言者を迎える儀式が行われた。現れたのはまさかのヘミ様!黒服に身を包んだヘミ様は『世界に幸せを』と言い鐘をならす。鳥のポーズでヘミ様を見つめる住人たち。
  • そこには詠美や柴田刑事に加え、メロンパン女子、鳥タトゥー族の漂着を詠美に話したおばあちゃん、新潟上越大学の関係者、死亡したと思われていた黒板ヘッドバッド教師、最近姿を見ない女子高生ペリ、そして藤沼総理代理の姿も…!
  • ラストカットはヘミ様の意味深な笑顔(^^)。【season1 終】の文字とともに物語はフィニッシュ。

終わってしまった…。

謎はいろいろ残りましたが、ヘミ様が無事で良かったです♪

漂着者 最終話レビューと考察

漂着者最終話、いかがでしたか?

テロの脅威から日本を救ったヘミ様。『第六感はみんなにもある』というメッセージが印象的でした。

夢の中で娘さんに会えた柴田刑事……これも第六感のお導きなのかもしれませんね。

メロンパン女が柴田刑事の娘と考察していたが、ぜんぜん違っていたようだ。

黒服で現れたヘミ様も新鮮でした。でもなぜ黒い服を着ていたのか?ここもミステリーですね。

記憶のない”真っ白な世界”に住んでいたヘミ様が、記憶を取り戻し色のある世界に戻ってきたという意味。

預言者は黒を着るという鳥タトゥー族の習わし。

撃たれたことでダークサイドに堕ちたという意味かも。第2シーズンでは黒ヘミの暴君ぶりが描かれるだろう。

…そんなヘミ様見たくないです^^;

さてさて、以下は最終話で気になった点を振り返ります。

最終話を見ての考察

ドラマ最終話を見て気になったことが一つ。

それはヘミ様が銃で撃たれた時のローゼン岸本の笑顔。まるですべて計画通りと言わんばかりにニヤけていましたよね( ̄ー ̄)。

ここは妄想が膨らむシーン。やはりこの男には明かされなかった裏の顔がありそうです。

考察【1】詠美たちはローゼンの仲間?

すべてがローゼンの計画通りだとすると、詠美や柴田刑事を含めた多くのキャラもローゼンの仲間で、それぞれがヘミ様を覚醒させる役割を担っていたのかも。

かつてローゼンが『みなそれぞれに役割がある』と言っていたように。

  • 詠美⇒ヘミ様に安らぎを与える役。
  • 柴田刑事⇒『娘に会いたい』はヘミ様の能力を引き出させるために言った。女児事件に関わらせたのも第六感を呼び覚ますため。
  • 女子高生⇒ヘミ様の存在を動画を通じて世間にアピールする役。
  • 公安テロリスト⇒ヘミ様を撃つ時『急所を外せ』とローゼンに命じられていた。
  • アジア系テロリスト⇒バス運転手と同じ殉教者。
  • 傘さしダイブ男と黒板ヘッドバッド教師⇒ヘミ様の能力を世に知らしめる役。
  • メロンパン女⇒ヘミ様を調査するものを探る役。

テロ計画自体もローゼンの自作自演で、総理をヘミ様の信者にとりこみ、意のままにあやつる事が目的。総理はラストで立派な信者になってましたし。

あの柴田刑事が『預言者様』と崇敬していたのも気になるポイント。夢で娘に会えたからって変わり身早すぎです。でも元々ローゼン側の人だったと考えると納得。

だから琴音と同じく軟水飲んでたのかもね。

ちなみにメロンパン女子は詠美がローゼンの仲間だと知らずに警告したのかも。

そこは苦しいな。詠美だけはローゼン側じゃ無かったんじゃ?

まとめると、この壮大なシナリオを描いたのはローゼンで、全てはヘミ様を覚醒させるための策略だった。

知らないのはヘミ様だけ!『預言者様は知らない』というローゼンのセリフはこの事を示唆していたのかもしれませんね。

考察【2】ローゼンこそが真の予言者?

ヘミ様が撃たれた時にローゼンが笑っていた謎の考察②です。

ローゼンの胸にある鳥タトゥーがヘミ様のより大きいことを考えると、ローゼンこそが真の預言者だったのかも?

第1話でヘミ様が病院5階から落下した時に余裕だったのも、彼の生還を予知していたからかもしれません。

最終話でヘミ様が撃たれた時に笑っていたのも、彼が無事だと予知していたからかも。

総理の死をヘミ様より前に予知していたのも怪しいね。…まぁローゼンがシャンデリア死の黒幕ってことも考えられるが。

真の預言者がヘミ様ではなくローゼンだとしたら、一体なぜローゼンは自分ではなくヘミ様を預言者として祀り立てようとしていたのか?

色々考えられますが、『ローゼンは不治の病を患っていた』『自分よりヘミ様の方がより良い未来を作れると予知していた』『リーダーは若い方がいい』などがありえそうです。

そしてローゼンの目的は、預言者に仕立て上げたヘミ様を筆頭に、歴史の影に追いやられた鳥タトゥー族を復活させること。

自分は黒子としてヘミ様を支え、一族の栄華の時代を築こうと目論んでいたかもしれませんね。

そしてローゼンチャンネルを開設するのだな。

【ローゼンが笑った理由まとめ】

  • テロ計画はヘミ様を覚醒させるためのローゼンの策略。テロリストは協力者で、急所を外して撃つよう指示されていた。他のキャラの多くもローゼンの協力者。すべて計画通りだから笑った( ̄ー ̄)ニヤリ
  • もしくはローゼンこそが真の預言者で、ヘミ様の無事を知っていた。予知どおりじゃ~の( ̄ー ̄)ニヤリ

終わりに

謎の漂着者ヘミングウェイをめぐるミステリードラマ。考察も含め楽しく視聴することが出来ました。

未回収の謎も少々(いっぱい?い~っぱい?)残りましたが、妄想で補完するのも楽しみのひとつ。season2の放送ですべてが明かされる事に期待です。

このブログを最後までお読みくださった読者様にも大感謝!また次のドラマでお会いしましょ~♪♪

眠れぬ夜をありがとう秋元やすす。

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ドラマ『漂着者』ネタバレまとめと結末予想はこちら♪