月9ドラマ『ラヴソング』最終回のあらすじと感想です。
喉の腫瘍摘出手術を受けることを決断したさくら(藤原さくら)。しかし術後元通り声が出せる可能性は10%以下という厳しい現実が待ち受けます。
さくらの手術は成功するのか?そしてかねてからの目標であった親友・真美(夏帆)の結婚式のスピーチは果たせるのか?最終回も目が離せません!
ラヴソング 最終回!真美の結婚式でさくらがスピーチ!
さくらは親友である真美の結婚式の会場へ。スピーチの前、広平(福山雅治)と二人きりで話します。
手術で声を失うかもしれないさくらは、『今まで言えなかった事』を広平に話し始めました。
ありがとうございました。楽しかった。
カッコいい!
おはよう
おやすみ
ただいま
行ってきまーす!
さよなら
広平『さよなら、はちょっと大げさだよ(笑)』
そして始まったさくらのスピーチ。はじめは吃音のせいで上手く喋れませんでしたが、一生懸命言葉を絞り出します。
『結婚おめでとうございます。真美は誰よりもやさしい人。私や空一を守ってくれた太陽みたいな存在。きれるとメラメラするけど…。このスピーチをする機会を与えてくれたおかげで最高のラヴソングを作ることが出来ました。言いたいことは全部この歌に…』
広平のギターとともに『Soup』を歌うさくら。突然の雷雨で結婚式は中断となりましたが、真美もさくらも幸せそう…(*^^*)
空一も着物着てたけど、どう見ても成人式に暴れるヤンキーでした(笑)
さくらはスピーチの時上手く言葉を出せなくて苦しみましたが、広平がギターでリズムをとり助け舟を出そうとしたのを自ら遮って、自分の力で最後まで喋りました。
真美への祝福と感謝の気持ちをどうしても自分で伝えたかったさくらの成長した姿は感動的でしたね。
ネタバレしちゃうのもあれなんで、何て言えば良いか分からないな?。ラヴソングは終わっちゃったけど、佐野はこれからも一生懸命生きていくでしょう。恋って音楽ってステキだなって伝わりますように。長々とすみませんでしたありがとう pic.twitter.com/XeXRwXx07V
— 藤原さくら (@MammothSakura) 2016年6月13日
手術前日。しかしさくらは承諾書にサインしない!
病院でCTをとるさくら。しかしその後に渡された手術承諾書にサインできません。
『さくらはまだ心の準備が出来てない!ちょっと待ってやってくれ!』
空一はさくらをかばいましたが、広平は反対。
『手術を先延ばしにすれば声を失う可能性も高くなる』
広平はさくらと二人きりになり、ギターを弾きだします。曲は『500マイル』
さくらを見つめながら歌う広平。しだいにさくらも歌い出します。
さくら『私、歌いたいです』
泣き出すさくらに広平も涙(T_T)。
広平『歌うために手術をする。いっしょに歌おう。』
抱き合う二人。さくらは承諾書にサインし、いざ手術へ…!
以前から手術を決断していたさくらですが、やはり土壇場になると色々不安になってしまいましたね。
歌と出会って成長できたさくらにとって、声を失うということは何よりも耐え難い事。しかし命には替えられません。
こうして手術当日を迎えたさくら。はたして結果は…?
手術当日!さくらの声は無事に残るのか…?
さくらの手術当日。仕事中の広平も結果が気になり身が入りません。そこに担当医である増村(田中哲司)からメールが…。
さくらの手術は成功!声帯も無傷で、リハビリ次第ではプロとして歌うことも出来とのこと。
この結果に皆が笑顔に!広平達はさくらの退院祝いライブを開催するため音合せを行います。ボーカルはなぜか空一!
病室ではまだしゃべれないさくらと筆談で盛り上がる真美と空一。
ケーキも用意し退院祝いの準備は着々と進められました。
成功率が10%以下と言われていた手術ですが、無事終わりましたね。声が出せるようになるまではリハビリが必要ですが、元通り歌声を取り戻せるという最高の結果になりました。
これでハッピーエンドかと思われましたが、この後さくらが思わぬ行動に出てしまいます…。
さくらが行方不明に!アパートも解約!
退院した真美がさくらのアパートにやってきました。しかし部屋にさくらの姿はない…?
テーブルの上には真美と空一に宛てた手紙が2通。さくらは真美の結婚式の時にはすでに家を出て行くと決めていたのです。
駆けつけた空一と広平。動揺した空一はさくらを探しに外に飛び出します。
真美宛の手紙には失恋の辛さが書かれていました。
『さくらは失恋さえさせてもらえなかった!なんでちゃんとさくらを捨ててやらなかった!』
怒りを露わにする真美に広平は何も言い返せません…。
さくらは広平といるのが辛かったようです。以前告白して広平とは付き合えない、という現実は受け入れたものの、やはり好きという気持ちは断ち切れていなかった…。
空一宛の手紙には『しばらく一人で頑張ってみたい』という一文がありました。失恋を乗り越え、立ち直るためにさくらが選んだ決断だったのでしょう。
さくらからの伝言。
真美がライブバー『S』に広平を呼び出しました。
実はさくらが真美に宛てた手紙には新しい住所が書いてあり、真美はさくらに会ってきたというのです。しかし誰にも言わないで欲しいというさくらの希望どおり、広平は居場所を聞き出す事はできませんでした。
真美は広平にさくらからの伝言を伝えます。
『音楽頑張ってください。先生の曲を聴くの楽しみにしています。』
さくらが無事だと知り安心した広平。ただ音楽をやめたと聞かされショックを受けることに…。
さくらは音楽と距離を置き、整備士として仕事を頑張っているようです。
見知らぬ土地で一から生活をスタートさせたさくらの行動力はスゴイですね。吃音のせいで仕事探しも大変だったのでは…?
広平の想い。さくらに恋していた?
夏希(水野美紀)の家に酔っ払って押しかけた広平。さくらへの想いを語り始めます。
『さくらの俺への気持ちは分かっていた。彼女が傷つくとわかってて、それでも一緒に音楽をやろうと言った。夢を追いかけるため…。』
『俺が音楽をやって来れたのはさくらがいたから。』
真美は広平にある質問をします。
『さくらちゃんに恋してた?』
広平は『そうだよ』と答えました。
真美『良かった。おねえちゃん(春乃)もホッとしてる。音楽は逃げて行かない。続けていればさくらちゃんに届くよ。』
広平『夏希ってさ、ホント可愛いやつ』
夏希『知ってる。』
広平は過去に亡くした元恋人・春乃の面影をさくらに重ねていたようです。
広平は春乃を亡くして以来人の人生に踏み込むことを避けて来ました。しかしさくらと出会ってその呪縛から解き放たれたのでしょう。
広平が音楽を続ける意味、それは金や名声のためではなく、好きな人に音楽を届けたいから。そういう意味では広平が作る曲全てがさくらへのラブソングなのかもしれません。
そして2年後…。さくらと広平、空一の現在!
さくらが姿を消して2年の月日が流れた。
広平はトップレコードで人気歌手・シェリルとレコーディングの真っ最中。この2年間で作った楽曲はそこそこ売れているらしい。シェリルは広平にある提案を持ちかけます。
『好きよ 好きよ 好きよ』をカバーしてあげようか?
作詞したさくらの許可を得るためレコード会社が捜索を開始。さくらが伊豆で暮らしている事を突き止めました。
さくらが勤める自動車整備会社を訪れた広平。しかし夏休みを取っていたためさくらは不在。
諦めてバスに乗り込む広平でしたが、途中でバイクから降りるさくらを発見。後を追うとどこからか歌声が…。
好きよ 好きよ 好きよ
こんな歌が 出来たの
言葉じゃ 物足りないから…
海辺の広場で歌うさくら。横で広島焼きの屋台を出す空一w
さくらは音楽を続けていた…遠くで見守る広平はレコード会社に電話をかけます。
『カバーの話は無しだ。彼女は引退なんかしていない。現役だ。』
日が暮れるまで歌い続けるさくら。
広平はさくらに会わず、笑顔でその場を後にしました…。
さくらが歌をやめて無かったことが嬉しいです。歌声も以前と変わらない感じだったし。
広平もさくらが歌う姿を見てホッとしたようですね。会わずに帰ったのはカバー曲を諦めたこと、そしてせっかく立ち直ったさくらに昔を思い出させる事をしたくないという気持ちがあったのでは?
こうしてハッピーエンドで終了したドラマ『ラヴソング』。広平とさくらの恋は実りませんでしたが、二人に待つ明るい未来を感じさせる終わり方だったので僕的には大満足です♪
ラヴソング最終回 まとめ
いかがでしたか?月9史上最低の視聴率と結構叩かれていたラヴソングですが、吃音で苦しんだ事のある僕にとっては随所に共感出来る内容でした。
このドラマを通じて吃音という障害が少しでも認知されれば良いな~と思います♪
ラヴソングありがとうございました!終わってしまった。。応援してくれた皆様、スタッフの皆様、キャストの皆様のおかげで最終回を迎えられました!本当に心からありがとうございます pic.twitter.com/JoZNQ8u63V
— 藤原さくら (@MammothSakura) 2016年6月13日
月9ドラマ ラヴソング その他の感想
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