【凪のお暇】ネタバレ・あらすじ・原作マンガ感想。凪が選ぶのはゴンさん?慎二?

2023年09月22日

『凪のお暇』原作漫画のネタバレと感想です。

空気を読みすぎるあまり、いつしか自分自身が空気のような存在になってしまったヒロインの大島凪(なぎ)。住まいも彼氏も仕事も何もかも捨て、自分自身を見つめ直す『お暇生活』をスタートします。

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凪のお暇 ネタバレ第1巻。何もかも捨てた生活がスタート

『凪のお暇』は、コナリミサトによる日本の漫画作品。『Eleganceイブ』(秋田書店)にて、2016年8月号から連載中。2021年1月時点で累計発行部数は400万部を突破している

https://ja.wikipedia.org/wiki/凪のお暇

凪のお暇 原作コミック第1巻のあらすじです。

※ネタバレあり。

※()はドラマのキャスト。

▼ここから▼

物語は『凪のお暇』の主人公・大島凪(黒木華)が、全てを捨てて、六畳一間のボロアパートで新生活を始めるシーンからスタートします。

凪のお暇

【大島 凪はこんな人】

  • 年齢…28歳
  • 職業…東京のメーカー勤務(居酒屋とかにある注文用タブレットの販売会社)
  • 家族…北海道に母がいる。父は凪が幼い時に蒸発。
  • 性格…自己主張ゼロの『空気を読みまくる女』。
  • 趣味…節約(唯一の趣味)。出かける時はコンセントのスイッチOFF!
  • 特技…節約料理。家では豆苗を育てている。

凪は『場の空気』を極度に気にするタイプの人。『自分のせいで他人が不機嫌になっていないだろうか?』と常に気を配り、雑用を押し付けられも文句ひとつ言いません。

そんな自己犠牲ライフを『なんだかな~…』と悲観する凪。本心では空気を読みまくる自分に嫌気がさしているのです。なんとか自分を変えたい!と思っても、メンタルがついていきません。同僚たちの輪の中にいるだけで精一杯で、一日が終わる頃にはヘトヘトです…。

そんな凪がついに『空気を読まない人生』を選択します。すべてを捨ててスタートさせた『お暇(おいとま)生活!』キッカケは、ある悲しすぎる出来事でした。

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ネタバレ:お暇生活スタートのキッカケ

凪が『お暇生活』に突入したキッカケとなったのは、数日前に起きたあるショッキングな事件でした

凪は偶然聞いてしまったのです。社内で極秘交際している彼氏・慎二(高橋一生)が凪の悪口を言っているところを…!

高橋一生のネタバレ

ネタバレ:慎二とは?

営業部のエース社員で人気者。凪と極秘交際している。性格は凪とは真逆の『社交的で空気読むのがメチャメチャ上手い人』。

父親は公務員。でも愛人4人と不倫中。

母親は整形を繰り返す美容依存。

そんな両親に嫌気がさしたのか、兄は家を出ていってしまった。

凪にとって慎二との交際は、何もない自分の唯一の誇りでした。その慎二が自分をボロカスにディスっていた…。

ショックのあまり呼吸困難になった凪。薄れゆく意識の中でこう思いました。『空気は読むものではなく吸うものだ…』

すべてを捨ててボロアパートへ!

ショックを受けた凪は慎二に何も告げずに会社を辞め、snsを断つためスマホを解約し(今はガラケー)、冷蔵庫以外の家具を一切捨て、東京立川市のボロアパート【エレガントパレス】に引っ越します。

何もかも忘れ、傷ついた自分を癒やすための『お暇生活』がスタートしたのです。

凪のお暇生活がスタート

お暇生活をスタートさせた凪。はじめは『空気を読まなくていい生活』をエンジョイしていました。

愛想笑いをする必要もなく、雑用を押し付けてくる同僚もいない。コンプレックスの天然パーマを隠す必要もありません(働いていた時は朝5時に起きてヘアアイロンでストレートにしていた)…。

凪は素の自分でいられる幸せを噛み締めます。

しかし!わずか数日で、凪は現実に引き戻されます^^;100万円あった貯金はみるみる減っていき、収入のアテもなく、頼る友達もいない…。

しかも季節は真夏!!エアコンもない蒸し風呂のような部屋で、凪はひとり『もしかして私、早まったか…!?』と後悔にさいなまれることに…。

勢いで何もかも捨てたのはいいけど、”28歳無職”というキビシイ現実に直面します。凪は『孤独の中ここでひっそりと死んでいくのでは…?』と不安いっぱいに…!^^;

個性的過ぎるアパート住人との出会いと、凪の変化。

お暇生活を後悔しはじめた凪でしたが、『自分を変えたい!』という強い思いと、個性的すぎるアパート住民たちとの出会いにより、少しずつポジティブになっていきます。

上の階に住む吉永さん

凪のお暇の吉永さん

凪がまず出会ったのが、上の階に住む吉永さん(三田佳子)というお婆ちゃん。自販機のおつりを漁るのが日課で、近隣住民から”おつり漁りおばちゃん”と白い目で見られている超絶ボンビーさんです。

ある日、凪は吉永さんが落とした洗濯物を届けに、恐る恐る部屋を訪ねました。ドアを開けるなり衝撃を受ける凪!せまい部屋には存在感バツグンの大型プロジェクターと、天井から吊るされたスピーカーが!

映画好きな吉永さんは、部屋をデラックスなホームシアターに劇的大改造していたのですΣ(゚Д゚)

おつり漁りでコツコツ小銭を集め、タダで貰ったパンの耳でお菓子を自作。節約して貯めたお金はすべて、大好きな映画を楽しむために費やしていました。

『か、かっこいい…!』凪は、人目を気にせず人生をエンジョイしている吉永さんに憧れを抱きます。

吉永さんの生き方に触発された凪は、ゴミ捨て場に行き、捨ててあった扇風機を部屋に持ち帰りました。(この扇風機とは今後、長い付き合いになります)

扇風機

『人目を気にしてる場合じゃない!とりあえず今年の夏を乗り切るんだ!』

将来を悲観していた凪でしたが、吉永さんの『カッコつけない生き方』に勇気をもらい、少しだけポジティブになれたようです(^^)

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凪のお暇ネタバレ:ゴンさんとの出会い

凪のお暇 第1巻ネタバレの続き

凪が次に出会ったのが、右隣の部屋に住む怪しい住人・ゴンさん(中村倫也)。

ロン毛にヒゲにタトゥー、ベランダには栽培を放棄した大量のゴーヤが!!凪は『関わってはイケない人』と怯えます。

ゴンさん

【ネタばれ:ゴンさんはこんな人】

  • 【エレガントパレス】の住人で、凪の隣の部屋に住んでいる。職業はイベントオーガナイザー。クラブイベントの企画運営や、時にDJとしてターンテーブルを回したりしている。
  • ベランダのゴーヤは、前に一緒に住んでいた人が植えたもの(ゴンさんはゴーヤだと知らずになんとなく育てていたらしい)。
  • 性格は平和で穏やか。…だけど人との距離感(精神的にも物理的にも)がちょっとおかしい^^;
  • 姉と妹がいる。
  • エッチがめちゃくちゃ上手い(笑)

凪が自己主張!からのゴンさんに急接近!

ある日、スーパーで買い物をした凪は、お釣りが少ない事に気づきます。いままでの自分なら”気づかないフリ”をして完全スルーですが、『自分を変えたい!』と強く願い、勇気をだして怖そうなレジ係に申し出ました。

レジ係は予想外に良い人で、凪は無事おつりをゲット!しかしその喜びよりも、自己主張できた自分に感動します!

『今日はイケる日だ!』凪は勢いに乗り、隣に住むゴンさんにベランダ越しに話しかけました。『ゴ、ゴーヤ食べないんですか?』

ゴンさんはかなりのド天然らしく、『これゴーヤなの?』とガチボケをかまします。凪はゴーヤを包丁で切り、ゴンさんに食べさせてあげました。

ゴンさんは種まわりが赤くなったゴーヤを一口食べ、その甘さに驚きます。お礼を言われた凪も笑顔に(^^)

『自分が知らないだけで、世界は優しさでいっぱいなのかも…?』

怖いと思っていたレジ係も、怪しい隣人も、実はフツーに良い人だった…。勇気を出して踏み出した一歩が、凪の世界を広げたのです…。

凪のお暇 第1巻ネタバレ:慎二が部屋にやって来た!

凪の部屋に元彼・慎二(高橋一生)が突然やって来ました。凪の元同僚から住所を聞いたのです。

慎二は天パでモッサモサ状態の凪を見て『ブスになったなーw』と心をえぐり、何も無い部屋をひととおりディスった後、当たり前のように体を求めてきました。

まさかヤルためだけにここに来たのか…?凪は怒りを覚え、『二度と私の前に来ないで!』と拒絶します。

慎二は『お前は変われない。また来るからw』と捨て台詞をはき、笑いながら帰っていきました。

悪魔のような慎二ですが、実は帰り道、ひとりで泣いていました。凪が大好きなくせにいつもヒドイ事を言ってしまう慎二…。彼もまた、人との接し方に悩む人間だったのです。

凪のお暇 原作マンガ第1巻。ハローワークで知り合った坂本龍子

元カレ・慎二の心無い言葉でスイッチが入った凪!『絶対に変わって見返してやる!』

椿油で天パを整え、向かった先はハローワーク!お暇生活を一時中断し、仕事をする決意をしたのです。

仕事探しは難航しましたが、ここで凪は同い年の無職・坂本龍子(市川実日子)と出会います。二人は意気投合し、友達になりました。

OL時代、凪は友達と呼べる人は誰一人いませんでした。初めて出来た友達にかなり嬉しそう…(^^)

原作の坂本さん

やっと出来た友達。でも何かがおかしい!?

後日、龍子とカフェでおしゃべりをしていると、龍子が突然パワーストーンのブレスレットを勧めてきました。『わたしがポジティブになれたのはコレのおかげなんですw』

ナニこの展開…!?凪はショックを受けます。友達になったのはブレスレットを買わせるため…?

混乱する凪でしたが、勇気を出して声をしぼり出しました。『か、買いませんから!』

逃げるようにカフェを出た凪ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ すると龍子なぜか追ってきました!『まって!!』

警戒する凪にバッグを渡す龍子。凪がカフェに置き忘れたのを届けくれたのです。龍子は涙を流し、ブレスレットを売ろうとした事を謝罪。『いつもこうなんです…』

ネタバレ:龍子はお金儲けが目的ではなく、実際にこのブレスにより運気が上がったので、友達みんなに本気で勧めていた。しかし友達はみな警戒し、龍子の元から去って行ったという。

去ろうとする龍子を、今後は凪が引き止めました。『しょ、商売抜きでなら、またお話しましょう。』

勇気を持ってブレス購入を断った凪。そのおかげで龍子の本心を知る事が出来ました。その後、二人は本当の友達になりました。

【凪のお暇 第1巻 終わり】

凪のお暇 ネタバレ原作マンガ第2巻あらすじ:ゴンさんと急接近!

【第2話の主なエピソード】

  • 慎二(高橋一生)が実は凪のことが大好きだったことが発覚!
  • 白石ママとうららちゃんとの出会い。
  • ゴンさんと急接近!
  • 凪が婚活パーティーに!?

凪のお暇 原作マンガ第2巻のネタバレです。

第2巻は、凪の元彼・慎二の可愛すぎるエピソードから始まります。

これまで最低男の名を欲しいままにして来た慎二(高橋一生)ですが、実は凪と別れた事をものすごく後悔していたのです。これは意外な展開ですね…。

ネタバレ:慎二は凪が大好きだった!

第2巻冒頭から慎二の凪LOVEなエピソードが続々発覚します。

  • 凪がお暇生活をするキッカケとなった『慎二の陰口事件(コミックス第1巻)』。この時 慎二はその場のノリで凪をディスっただけで、本心では微塵も凪をけなしたくなかった
  • 付き合い始めの頃、慎二は朝4時に起きて天パをストレートにセットする凪を見て『すんげぇ可愛い。俺が一生守る!』と密かに誓っていたw
  • 別れた後に初めてアパートに来た時『お前なんて変われる訳ねー!』と憎まれ口を叩いていたが、実は『そのままでいてほしい』と思っていた。
  • 凪の節約レシピを『貧乏くせー』とけなしていたが、実は心にしみるほど美味いと感動していたw

凪の事が大好きなのに、面と向かうとなぜか悪態をついてしまう慎二…。この心理は『好きな子にイジワルしちゃうあの感覚』に近いそうです。(子供かっ!w)

白石ママとうららちゃん

うらら

慎二が凪の事で頭いっぱいな頃、凪は左隣の部屋に住む白石母娘に出会います。

白石ママ(吉田羊)は過去に夫を亡くしたシングルマザーで、小学5年の娘・うららちゃんと二人暮らし中。

うららちゃんは凪の天パをたいそう気に入り、会う度に『触らせて』とお願いしてきます(汗)

メンタル強めのうららちゃんに比べ、白石ママはどこかネガティブ。夫を亡くし、女手ひとつで娘を育てている白石ママは『娘に惨めな想いをさせている』と自分を責めているのです。

近隣のママ友たちは『もっと自立しないと子供が可哀想』『実は娘さんを虐待してるんじゃ?』と陰で白石ママをディスっており、これを聞いた凪は嫌悪感を抱きまくります…。

ネタバレ:白石ママの意外な職業が明らかに!

ある日、凪やママ友たちは衝撃の光景を目の当たりにします。大型ショッピングセンターの建設現場で働く白石ママ(吉田羊)を見たのです。

白石ママはガテン系な男たちに混じり、超大型のクレーン車を操縦していましたΣ(゚Д゚)

『ちょ、超かっこいい…!!』目を丸くする凪!ママ友たちもポカーンと立ち尽くします。

自信無さげだった白石ママが、こんな男前な仕事をしてたなんて、人は見た目じゃ分からないですね…。

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ゴンさんのキス未遂!

アパートの右隣にすむゴンさん(中村倫也)にランチに誘われた凪。

公園でぷちバーベキューをした後、芝生の上で寝っ転がっていると、ゴンさんがまさかの急接近!キスする寸前まで顔を近づけて来ましたΣ(゚Д゚)

ナニこの展開…!?なんとかかわした凪でしたが、ゴンさんが何を考えているのか分からず、パニックに陥ります。

二人がアパートに帰ると、元カレの慎二(中村倫也)が待っていました。

慎二…もう凪に会いたくてしょうがないんですね…。

凪と仲良さげなゴンさんに、心の中で敵対心を燃やす慎二…!帰り際、ゴンさんに見せつけるように凪にキス!

凪は『バカにしないで!』とビンタをお見舞いしました!

『近くまで来たから寄っただけ』と強がっていた慎二ですが、実は凪に北海道出張のお土産を渡すのが目的でした。凪の大好きな『白い恋人』を…

凪のおいとま:第2巻ネタばれ:凪が婚活パーティーに!

ハローワークで知り合って親友となった坂本龍子(市川実日子)に婚活パーティーに誘われた凪。(慎二に付きまとわれてる事を知った龍子が、『凪には新しい恋が必要』と考え、強引にパーティーに連行^^;)

ここで凪はOL時代の元同僚・足立心(瀧内公美)とバッタリ出会います。当時、凪にとって足立は、いつも雑用を押し付けてきた天敵!

足立は相変わらずネチネチと凪をディスり始めます。『あなたがモテるのは男に下に見られてるから』『ヤリたいだけの男にモテてるだけ』

我慢の限界を超えた凪はまさかの反撃に出ます。『誰ともマッチング出来なくて残念ですね』『自意識高いこじらせ女を選ぶ男はいないのでは?』

以前と違う攻撃的な凪!足立は言葉を失います。

この時、凪はふと元カレ・慎二(高橋一生)の事を思い出しました。『そういえば、私は慎二のどこが好きだったんだろう…?』

凪は考えます。慎二と交際していたのは『彼が営業部のエースで人気者』だったから…?

もしそうなら、肩書で男を選ぶ足立と同類じゃないか…。

凪はこの時、私は足立さんを責める資格はないと悟り、言い返した事を後悔するのでした…。

【凪のおいとま 第2巻 終わり】

凪のお暇 ネタバレ&原作あらすじ第3巻。ゴンさんはメンヘラ製造機?

凪のお暇 原作コミック第3巻あらすじ紹介です♪今回は凪とゴンさんに恋の予感が…?さらにゴンさんの驚愕の人間性が明らかに…!

【第3巻の主なエピソード】

  • 凪の母が東京に!?
  • ゴンさんとベッドインする凪!
  • 慎二VSゴンさん!

母が凪に会いに来る!?

ある日、凪のガラケーが鳴り響きます。北海道に住む母親からでした。親戚の子が東京で結婚式を挙げることになり、ついでに凪に会いに来るというのです。

ネタバレ:凪の母親

凪の母親・夕子は北海道在住で、とうもろこし農場で働いている。夫(凪の父親)は凪が幼い頃に蒸発しており、母は女手一つで凪を育ててきた。

世間体を気にしまくる母親は、事あるごとに『ちゃんとした人生を歩みなさい』と凪に言い聞かせてきた。

※ドラマでは片平なぎさが演じている。

三ヶ月後に母が来る…!凪は激しく動揺します。

仕事を辞めた事は言ってありましたが、『何もないボロアパートで暮らしてる』ことは言っていなかったのです^^;世間体を気にしまくる母が知ったら、どんな文句を言われるか…!

母が来ることをゴンさん(中村倫也)に相談した凪。ゴンさんは凪が母を嫌っている事を見抜き、『キライって口にだせば楽になるよ』と教えてくれました。

凪は『キライ…』と口にし、少し楽になりました。

ゴンさんとベッドイン

いつも自然体で、一緒にいて居心地がよく、人の心にスーッと入ってくるゴンさん。凪は少しずつゴンさんに惹かれていきました…。

以前、ゴンさんにキスされそうになった事を思い出す凪。あの時 彼を拒絶したのは、『ちゃんとした人』との交際を求める母がチラついたから…?

母の呪縛から解放されたい…。自分の気持ちに正直に生きたい…。ある夜、凪はゴンさんの部屋に遊びに行き、ついに一線を超えてしまいます。

ゴンさんがドライ過ぎるw

ゴンさんとの初めての夜。彼は『めちゃくちゃ上手』で、凪は幸せいっぱいです

しかし、終わった後のゴンさんはなぜかドライで、ピロートークもありません。何か噛み合わない違和感を覚える凪…。

その後、凪は何度もゴンさんとベッドを共にします。その度に湧き上がる、ある違和感…。これが何なのか分からず、凪は頭を悩ませます。

凪のお暇 第3巻ネタバレ:ゴンさんの正体

ゴンさんは私の事をどう思っているのだろう…?気持ちを確かめるため、凪はある日、ゴンさんに告白しました。

ゴンさんは『俺も大好きだよw』と笑顔で応え、部屋の合鍵をくれました。

感じていた違和感はただの思い過ごしだったのかε-(´∀`*)凪は幸せMAXとなります(≧∇≦)/しかし…!

事件はその夜に起こりました。凪は貰った合鍵でさっそくゴンさんの部屋に行き、手料理をつくって彼の帰宅を待っていました。すると…

ドアが開き、ゴンさんが帰宅…と思いきや、入ってきたのは見知らぬ美女!実はこの女性もゴンさんから合鍵を貰っていたのです。

どゆこと…(・・? 凪はエリーと名乗るこの女性から、ゴンさんの正体を知ることに…!

【ゴンさんはこんな人だった!】

  • ゴンさんは男女問わず誰にでも合鍵をわたしちゃう『誰でもウェルカム』な人だったΣ(゚Д゚)。
  • ゴンさんはすぐに女性と関係を持つが、そこに特別な想いはなく、『ただ目の前の人を喜ばせたい』としか考えていないΣ(゚Д゚)
  • これまでゴンさんと交際した女性はその居心地の良さに皆メンタルをやられ、『ゴンさん依存症』になっている。

エリーさんは凪にこう忠告しました。『依存したら身も心もやられる。適度な距離感を保って。』

しかし時すでに遅し!凪はゴンさんにどっぷり依存しており、もはや彼の事で頭がいっぱい…!『誰でもウェルカム』なゴンさんが『今頃ほかの誰かと…?』と考えると、夜も眠れません^^;

会えない時の不安。会えた時の多幸感。凪の心はゴンさん一色となり、次第にメンタルを蝕まれていきます。

ある日、ゴンさんは凪をバイクに乗せ、海に連れて行ってくれました。ここで凪はある危険な結論を出します。

『ゴンさんが他の誰かに優しくしてる時、私は目を閉じよう。見えないものは”無いもの”と同じだから…』

しかし、不器用な凪にそんな切り替えが出来るはずありません。凪はますます深みにハマり、廃人と化してしまいます…^^;

慎二VSゴンさん!

『ゴンさんと会うか』『寝るか』の二択しかない生活をおくる凪。大事に育ててきた豆苗も、食べ時期を逃し伸び放題^^;

この時、凪は『ゴンさん依存症の末期』におちいっていたのです^^;

ある日、元彼の慎二(高橋一生)が凪の部屋にやって来ました。しかし凪は外界をシャットアウト中で、耳栓を付けて布団の中。ノックの音に気が付きません。

帰ろうとした慎二の前にゴンさんが現れました。雨で濡れていた慎二を部屋に招き、タオルを貸してくれた優しいゴンさん(まさに誰でもウェルカムW)

二人はプレステ(初代w)のゲームで遊び始めます。慎二は動揺が止まりません。あまりに居心地の良い、ゴンさんと過ごす時間…!

ゴンさんは仕事に行くといい、慎二に合鍵を渡して部屋を出ました(合鍵何個持ってるの?^^;)

夜、慎二は、いつまでたっても帰ってこない凪を諦め、家に帰ろうとします。

駅に向かうコンビニで凪と遭遇した慎二。虚ろな目、痩せこけた頬、青ざめた顔…廃人化した凪を見て衝撃を受けますΣ(゚Д゚)

慎二はゴンさんの部屋に大量の化粧品があったことを告げ、「あいつ、お前以外に何人も女いるぞ!」と警告します。

「知ってるよ」と答える凪。涙を流しながら、こう言いました。

「自由にやらせて。せっかくのお暇なんだから…。」

【凪のお暇 第3巻 終わり】

ゴンさん依存症となってしまった凪。さすがの慎二もかなり心配しているようです。なんとか凪を立ち直らせる事ができればいいのですが…?

凪のお暇 ネタバレ第4巻:

凪のお暇 原作コミック第4巻あらすじ紹介です♪※ネタバレあり。

【第4巻の主なエピソード】

  • 凪がゴンさんを忘れるために海へ!
  • スナック【バブル】で出会った人たち
  • 凪がゴンさんに別れを告げる!しかし…?

重度のゴンさん依存症になってしまった凪。しかしその数日後、凪は自分と同じゴンさん依存症と思われる女性に出会い、ふと我にかえります。

まるでゾンビのように生気の無い表情の女性。『わたしも同じ表情をしてる…?』凪はゴンさんに会えない時の『息をしていない自分』に気がつきました。

このままじゃ自分もゾンビになってしまう!凪はゴンさんを忘れるため、以前 彼が連れて行ってくれた海に向かいます。合鍵を海に捨て、全てをやり直す決意をしたのです。(このために自転車購入!)

怪しいスナックで出会った人たち

海に向かった凪でしたが、道に迷ったあげく(ガラケーなので地図アプリが使えない)、派手に転んで足をケガしてしまいました^^;

助けを求めて入ったのは、怪しい雰囲気いっぱいのスナック【バブル】。ここで彼女はママ(武田真治)と国籍不明の二人の店員に出会います。

はじめはお金の無い凪を冷たい目で見ていたママですが、恋におぼれて自分を見失っていた凪に『幸せの青い鳥は探すものじゃない!』とイケてる持論をかまし、【青い鳥丼】なる丼ご飯をごちそうしてくれました(鳥の照焼きに卵をトッピングしたやつ)。

その後、凪はなんとか海にたどり着きます。自分の意志で目的地にたどり着けた喜びを噛みしめる凪。合鍵は捨てませんでしたが、笑顔でこうつぶやきました。『私は取り戻せたんだ。私のお暇を…。』

こうして凪はゴンさん依存症から脱出することに成功!しかし、この後ゴンさんにまさかの感情がめばえ…!?

凪のお暇 第4巻ネタバレ:ゴンさんとの別れ

アパートに戻った凪は、ゴンさんに合鍵を返し、『もう二人で会うのはやめます』と告げました。

実はこの直前、ゴンさんは別の女性からも別れを告げられていました。

『…またか…俺はただ目の前の人に幸せになってもらいたいだけなのに。誰も俺を選んでくれない…。』

寂しそうな表情をうかべるゴンさん。誰も傷つけたくないのに、自分と関わった人は皆、廃人になってしまう。どうしてなんだろう…?

慎二や凪と同様、ゴンさんも人間関係や愛情表現に密かに悩む人だったのです。

『ゴンさんは私にとって”ちぎりパン”のような存在。かじるたびに色んな味で楽しませてくれた。今までありがとう…』

この言葉を聞いたゴンさんは、凪がこれまで出会った女性となにかが違う事に気が付きます。『凪ちゃんは壊れなかった…?』

この時、ゴンさんに『彼女の通過点になりたくない』という感情が芽生えます。本気で凪を好きになってしまったようですね…。

【凪のおいとま 第4巻 終わり】

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凪のお暇 原作ネタバレ第5巻:凪が仕事を始める!

決死の覚悟でゴンさんに別れを告げた凪(黒木華)。しかし、その後もゴンさん(中村倫也)は相変わらずフレンドリーに接してきます。『み、見たら溶ける!』ゴンさんと目を合わさないようにする凪^^;

ある日、凪のガラケーに着信が。以前、海に行く途中に寄ったスナック【バブル】の店員からでした。アルバイトのお誘いを受ける凪…!

断ろうとした凪ですが、結局このオファーを承諾しました。『なにか新しいことをしたい!』と思ったのです。

『お暇生活』を一時中断し、スナック【バブル】のボーイとして働き始めた凪。仕事は開店前の清掃や食材の買い出しなど。働き者の凪は大活躍します。

しかし問題が一つ。コミュ力ゼロの凪は接客がちょー苦手!目の前の客と何を話して良いのか分からず固まっちゃいます。

常連客が『サッカー好き?』『カラオケ何歌うの?』と話題をふってくれても『すいません。分かりません…』でトーク終了!自分では聞き上手なほうだと思っていたのに、それも勘違いだった?凪は自信をなくしてしまいます…。

凪は元カレ・慎二を思い出し、改めて彼のコミュ力を『すごいなー』と尊敬するのでした。

接客に悩む凪に、スナックのママ(武田真治)が意外な事を言いました。

『あんた、人に興味ないのかと思ってた。』

ハッとする凪。自分が客に興味を持たなければ、客も自分に興味を持ってくれないのは当たり前だ…。

凪は勇気を出して常連客に話しかけます。『サッカー、どんな選手が好きなんですか?』『カラオケでおすすめの曲とかありますか?』

ぎこちないながらも次第に会話のキャッチボールが弾み、凪はしだいに常連客たちと打ち解けていきました(^^)

ママの一言で自分に足りない部分に気づけた凪。『目の前にいる人に興味を持つことが、会話の第一歩なんだ』と悟りました。

凪のお暇 ネタバレ第5巻:慎二が店にやって来た!

凪のお暇 原作コミック第5巻ネタバレの続き

スナック【バブル】にまさかの元カレ・慎二(高橋一生)が来店!取引先のお偉いさんが慎二のことをエラく気に入り、行きつけだったこの店に連れてきたのです。

目があった凪と慎二。『な、なぜいる…!?』同時に衝撃を受けます^^;

慎二は初対面のフリをして『この店員さん、めっちゃ接客向いて無さそうw』とさっそくディスり、凪はイラッとします。

実はこの日、慎二以外にも凪をイライラさせる客が来ていました。最近よく来る、会社の悪口ばかりいうサラリーマン軍団です。

凪は横暴な態度のこのリーマン軍団が苦手。今日もグラスを割っても悪びれること無く、凪に掃除を強いてきました。

イライラ全開の凪はトイレに行き、切れていた電球を交換します。そこに現れた慎二…!

『おまえあのリーマン軍団苦手だろ?』慎二には全部お見通しです。

凪は『悪口ばかり言う可哀相な人たち』とつい上から目線でグチってしまいます。

慎二は『お前は潔癖すぎる。こーゆー店はストレスをぶちまける場所でもあるんだ』と諭し、凪の考えを否定しました。

その後、慎二はリーマン軍団と意気投合し、取引先のお偉いさんと一緒に盛り上がります。

嫌な客とも盛り上がれる慎二を見て、凪は改めて彼を『すごいなー』と思いました。そして無意識のうちに『自分に合わない人』を避けていた自分がどれだけ上から目線だったかに気づきます。

自分に無いものを持っている慎二…。これが以前、凪が答えを出せなかった『慎二を好きだった理由』なのでしょうか…?

新キャラ登場!慎二に新たな恋の予感?

凪のお暇 原作第5巻ネタばれの続き

慎二の職場に女子社員が異動してきました。市川マドカ(唐田えりか)25歳。超絶美人で性格も良し!以前勤務していた大阪支社ではトップの営業成績をあげていた期待の新人です。

マドカにはある悩みがありました。それはあまりの可愛さと性格の良さが災いし、場の空気を悪くしてしまうこと。

…といっても、マドカにはなんの落ち度もありません。マドカはフツーにしていても『思わせぶりな八方美人』と思われてしまうのです^^;

『目立たないように、息だけして生きよう…』そう決意し、東京で働き始めたマドカ。しかしさっそく事件が起きます。上司のセクハラまがいのボディタッチを笑って済ませたマドカに、女子社員が『八方美人』と指摘したのです。

一番言われたくない事をさっそく言われてしまったマドカorzさらに大阪支社時代の顧客に偶然再会したとき『あんたウザい。なんでまだ息してんの?』とキツイ嫌味を言われてしまいます(T_T)

『私は生きてることさえ許されないの…?』落ち込むマドカでしたが、相談した慎二(高橋一生)に言われた一言に救われる事に…。

『八方ブスより良くね?』

この時、マドカは慎二の事が好きになってしまいました。

【凪のお暇 第5巻 終わり】

凪と同属性とも言える『空気を読みまくる女・マドカ』の出現!凪、慎二、ゴンさん、マドカの四角関係はどんな結末をむかえるのか?今後の展開が楽しみですね♪

凪のお暇 感想

凪のお暇 最新刊(第5巻)までを読んだ感想です。僕のような空気読みまくり人間にはグサグサ突き刺さるマンガでした^^;

空気を読むことに疲れたヒロイン・凪が、何もかも捨ててスタートした『お暇生活』。入り口は”現実逃避”でしたが、新たな土地で出会った人たちとの交流の中を経て、凪は力強く成長していきました。

例えば上の階に住む”おつり漁りおばちゃん”こと吉永さん。ビンボーに悲観すること無く、創意工夫で人生を楽しむその姿に、凪は『周囲を気にせず楽しく生きる方法』を学びます。

隣に住む白石ママ&うららちゃんからは『人は見た目じゃ分からない』『人が自分をどう思っているかなんて分からない』ことを学び、凪はネガティブ妄想が自分自身の価値を下げていた事に気づきます。

逃避から始まったお暇生活は、いつしか凪に現実の自分を知るきっかけをあたえてくれたのですね…。

OL時代『空気は読むもの』と思っていた凪。慎二と別れる時『空気は吸うもの』と気づき、ゴンさん依存を乗り越えた今、『空気はおいしいもの』だと悟りました。

自分をとりまく空気の味は、自分次第で決まる。これに気づけたことにこそ、凪のお暇生活が意味あるものになったのです。

そして元カレ・慎二の衝撃!僕はこのマンガは、成長した凪が慎二を『ドヤァ!』と見返してハッピーエンド♪かと思っていましたが、どうやらそういうお話ではなないようです。だって慎二は凪を『変わらないでほしい』と思ってるんですから(笑)

変わりたいと願う凪と、変わってほしくないと願う慎二。いつかお暇生活を終えた凪は、『無理に自分を変える必要はない』という結論に至るのかもしれませんね。

凪が最後に選ぶのはゴンさん?慎二?それとも別の誰か…?

ぼく的には不器用さが可愛すぎる慎二であってほしいな~と思います(笑)

以上、『凪のお暇』原作ネタバレと感想でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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凪のお暇 ドラマ情報

TBS では、2019年7月19日よる10時スタートの金曜ドラマ枠で 『凪のお暇』(なぎのおいとま) を放送する。原作は、月刊誌 「Elegance イブ」(秋田書店) で連載中のコナリミサトによる同名漫画。TBS 7月期の金曜ドラマ枠で待望の実写化となる。

参考:TBS 凪のお暇

放送期間:2019年7月19日~9月20日

放送時間:毎週金曜22:00~22:54

主演:黒木華

共演:高橋一生、中村倫也、他。

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