【ナイトドクター】ネタバレあらすじと結末の考察。原作は?夜間救急医の活躍を描くドラマ (8ページ目)

2023年10月04日

『ナイトドクター』第8話のストーリーと感想です。※ネタバレあり。

【登場人物】
朝倉美月
(波瑠)…29歳。『どんな患者も受け入れる』という信念をもつ医師。
成瀬暁人
(田中圭)…35歳。美月の先輩医師。かなりのオレ様さん。
桜庭瞬
(北村匠海)…26歳。チームのムードメーカー。
深澤新
(岸優太)…27歳。病気の妹をもつ医師。
高岡幸保
(岡崎紗絵)…26歳。セレブ彼氏を持つイマドキ女子。
本郷亨
(沢村一樹)…52歳。ナイトドクターの指導医。

ナイトドクター第8話のストーリーをネタバレ

ナイトドクター第8話(2021年8月23日放送)のストーリーをネタバレ。

視聴率…9.5%

  • 元脳外科医のナイトドクター・成瀬(田中圭)は夜間救急の現場を去り脳神経外科への復帰を模索中。脳外を仕切る高梨部長(益岡徹)も『君は唯一無二のスペシャリストになるべき』と成瀬の背中を押し、推薦状まで書いてくれた。
  • 成瀬が離脱…!?ショックを受けるナイトドクターたちだったが、『成瀬センパイの気持ちが一番大事』という結論に至り、無理に引き止めないことを話し合った。
  • くも膜下出血で倒れた患者が搬送されてきた。成瀬が執刀するも、解離性動脈瘤の疑いが浮上しオペを中止。専門の脳外科医が出勤する明朝まで待機することになった。『放置ってどういうことですか!』と激おこする患者の妻。
  • 朝、この患者のオペが無事に終了。執刀したのは成瀬の後輩の脳外科医・里中(古舘佑太郎)。成瀬は自分が無理と判断したオペを後輩がなんなく成功させた事に驚き、スペシャリストとはほど遠い”中途半端な今の自分”に不甲斐なさを感じる。
  • 週末。美月、深澤、深澤の妹の心美(原菜乃華)、その彼氏の勇馬(宮世琉弥)の四人は郊外のキャンプ場でダブルデート。美月に想いを寄せる深澤は、心美から授かった【デート成功のマル秘ノート】を参考に猛アピールする気マンマンだ。
  • しかし…深澤のアピールは空振りに終わる。キャンプ場までかっこよく運転するハズがハンドルを握ったのはまさかの美月(笑)。名誉挽回とばかりに”火起こし”で男らしさをアピールするも、美月はフェザースティック&ファイヤースターターでスマートに着火(笑笑)、さらに自信満々で作ったパエリアは野菜を持ってきた心美の彼氏に手柄を奪われる、という散々な結果に(T_T)
  • 後日、安西尚道という57歳男性が脳卒中の疑いで病院に搬送。有名な料理人だそうだ。受け入れをした嘉島センター長(梶原善)は『脳外の高梨部長が学会から戻るまで指一本触れるな』とナイトドクターたちに指示をだす。
  • その直後、高梨部長が明朝まで戻れないことが判明。安西さんの容態が急変してしまい、急きょ成瀬の執刀でオペをすることに。しかし…出血が予想以上にひどく、成瀬はまたしてもオペ中断を宣言してしまう。
  • その頃、幸保(岡崎紗絵)、深澤(岸優太)、桜庭(北村匠海)の3人は救急搬送されてきた2名の患者を治療。『成瀬抜きでもやれるようにならないと…!』強い想いが3人を奮い立たせ、患者は無事命をとりとめた。
  • 朝、学会から戻った高梨部長が安西さんのオペに入り、無事成功に導いた。と、ここである事実が判明する。昨夜、成瀬はただオペを中断したのではなく、患者の脳圧を下げる処置をしていたのだ。この事実を知った脳外の里中(古舘佑太郎)は成瀬にこう言った。『優秀な医者が夜にいてくれて良かったです。』
  • 目を覚ました安西さんの元に八雲病院長(小野武彦)が。実は院長は安西さんのお店の常連。ナイトドクターにお礼が言いたいという安西さんに、院長は笑顔でこう言った。『彼らは帰りました。朝まで患者の命をつなぐスペシャリストですから。』
  • 寮に戻った美月たちは屋上で流しソーメン大会。ちっともソーメンGETできない皆に、成瀬が『それでも医者か!』と変なツッコミを入れる(笑)。成瀬は脳外に行かず夜間救命に残ることを皆に告げた。ただ『時々研修には行く』らしい。脳外への復帰は諦めていないようだ。【終】

ナイトドクター第8話レビュー

ナイトドクター第8話のレビューです。

まずは深澤と美月のデートに爆笑。”カッコいいアピール”は不発に終わりましたが、『日本の救急医療を変えたい』という想いを美月と共有できたことで、心の距離は少し縮まりましたね(*^^*)

奥手な深澤に代わり、妹の心美ちゃんが『公私ともに兄をよろしく』と美月にしっかりアピール。鈍感そうな美月にこの意味が伝わってると良いのですが…。

にしても美月、火起こし方法がキャンプガチ勢で男前すぎ(笑笑)

さて、今回のテーマは『働き方の多様性について』でした。

専門性がない中途半端なポジションにあるナイトドクターを離れ、脳外のスペシャリストになるべきか悩んでいた成瀬(田中圭)。

しかし病院長や本郷指導医への恩義が枷となり、どうするべきか答えを出せずにいました。

口には出しませんでしたが、きっと他のメンバーたちとの別れも辛かったのでしょう(顔には出てた笑)。

成瀬の結論は『ナイトドクターを続けながら脳外の勉強も続ける』というものでした。やりたいことを諦めるのではなく、工夫して両立をめざす。多様性があっていいという結論に至ったのです。

他のメンバーたちは『成瀬が道を切り開いた』と言っていましたが、逆に成瀬がこの選択に至るまでには、他のナイトドクターたちの影響も少なからずあったはず。

経営と医師の勉強を両立中の桜庭、プライベートと仕事を両立させようと頑張る幸保、他の病院で副業しながら経験値をあげる美月、妹の心臓を治せる医師を目指す深澤…。

誰に言われるでもなく自ずと『両立する道』を歩んでいた後輩たち。その姿を目の当たりにした成瀬は『こーいう生き方もある』というヒントをもらっていたのでしょう。

お互いがお互いの背中を見て成長していくナイトドクターたち。毎度のことですが、今回も言わせてもらいます。『なんて良い関係なんだ…!』

そして院長の締めのお言葉も良かった。『ナイトドクターは朝まで患者の命をつなぐスペシャリスト』。そう、彼らは決して”中途半端”じゃないんです。いいこと言うな~院長!

↑ちなみ脳外の高梨部長を演じた益岡徹さんは第8話放送日の8月23日が誕生日!田中圭さんとは舞台でも共演されてたようです。おめでとうございます~♪

さて、次回は深澤の妹・心美ちゃんがピンチのようです。心臓移植がテーマとなっており、ちょっと重めの内容かも…?

心美ちゃんの無事を祈って、今回はこの辺で。最後までお読みいただきありがとうございました。また来週お会いしましょー♪

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