【ノーサイドゲーム】ネタバレと原作の結末あらすじ。黒幕はまさかのあの人!

池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」原作小説のあらすじと感想です。※結末ネタバレあり

弱小ラグビーチームのゼネラルマネージャーに就任した会社員・君島隼人の奮闘を描いたストーリー。販売戦略のプロである君島が、ビジネスマン目線でチーム再建を計ります。

2019年7月7日には大泉洋さん主演で同作品のドラマ放送がスタート!ドラマをより楽しむために、「ノーサイドゲーム」のストーリーを予習しておきましょう♪

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ノーサイド・ゲームはこんなあらすじ

「ノーサイド・ゲーム」の簡単なあらすじをご紹介します。※詳細はこの後♪

【ストーリーの流れ】

主人公の君島隼人(大泉洋)が上司の滝川常務に逆らったことで地方に左遷させられる!

横浜工場(ドラマでは府中工場)の総務部長となった君島は、弱小ラグビーチーム・アストロズのゼネラルマネージャーに就任!

チーム再建をはかる君島。目下の課題は新監督探しと、赤字からの脱却!

ラグビー協会との戦い!仲間の裏切り!そして明らかになる、君島が左遷させられた真の理由と黒幕!

成長したアストロズが日本一をかけて最後の戦いに挑む!

ラグビーを題材にした作品ですが、描かれているのは大企業内での内紛と出世競争というおなじみの池井戸潤ワールド!ラグビーのルールを知らなくても物語にグイグイ引き込まれて行きますよ♪

ノーサイドゲーム 登場キャラの相関図をチェック♪

ノーサイドゲーム ネタバレ

ノーサイドゲーム ネタバレ

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物語は主人公・君島隼人(大泉洋)が地方の工場に左遷させられるシーンからスタートします。

君島は大手自動車メーカー【トキワ自動車】の本社に勤務するサラリーマン。入社以来22年間、ずっと本社で活躍してきた”デキる男”です。

経営戦略室で手腕を奮ってきた君島は、次長という重要なポジションにいました。

左遷の理由

ある日、常務取締役営業本部長の滝川桂一郎(上川隆也)に呼び出された君島は、キビシイ叱責を浴びます。滝川が進めていた工業用オイルメーカー【カザマ商事】の買収計画に反対したからです。

買収額は1000億円!君島は『高すぎやろ!』と上司に異を唱え、激おこした滝川常務は、君島の上司・脇坂室長(石川禅)に『このクッソ生意気な部下をなんとかしろ!』とクレームを入れました。

結果、君島は本社勤務を外され、横浜工場に飛ばされてしまったのです(T_T)

ネタバレ:この時、君島は『自分を気に入らない滝川が嫌がらせで辞令を下した』と思っていました。しかしこの左遷人事にはある衝撃の陰謀が隠されていたのです(後に判明)

ネタバレ:カザマ商事買収計画は、ノーサイドゲームの結末に関わる重要な案件です。(これも後に判明!)

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君島がラグビーチームの最高責任者に!

横浜工場にふっ飛ばされた君島(大泉洋)は、総務部長に着任します。実はこの役職は、トキワ自動車のラグビーチーム『アストロズ』のゼネラルマネージャーを兼任するという伝統がありました。

ゼネラルマネージャーは、いわばチームの最高責任者。理不尽な左遷で撃沈していた君島は、弱小チーム・アストロズの面倒も見ることになり、『やれやれ…』とため息をつきます( ´Д`)=3

出世街道から外され、人生オワコンと嘆く君島。しかしここから彼の人生は大きな転機を向かえることになります。

大歓迎を受ける君島!

横浜工場への出勤初日。君島は予想外の熱烈な歓迎を受けます。横浜工場の社員1000人のほとんどはアストロズの熱烈なサポーター!社員は皆、君島に大きな期待を寄せていました。

しかし、総勢50名からなるアストロズのチームメンバーの中には、君島に冷ややかな視線をおくる者も多くいました。『ド素人がマネージャとかありえねー!!』『ますますオワタ!』

君島に課せられた使命

ラグビー部マネージャーに就任した君島に、2つの重要な仕事が待っていました。

  1. 新監督を見つける→アストロズの前監督は成績低迷のためクビになっており、早々に新監督を選定する必要があった。
  2. 赤字を減らす→アストロズは年間16億円の赤字を出しており、このままだと廃部の危険があった。

ラグビーど素人の君島でしたが、ビジネスマンとしては超一流。経営戦略室時代に培われた『勝利の法則』をもとに、類まれな能力でチームを成功に導いていきます。

ノーサイドゲーム:新監督を決めろ!

ノーサイドゲーム 原作あらすじネタバレの続き

まずは新監督を誰にするかを考える君島(大泉洋)。

実はこの時、二人の監督候補がいました。ひとりは元スタープレーヤーの若い監督、もうひとりは二部リーグ監督歴15年のベテランです。

接見の結果、君島は、この二人はどちらもふさわしくないという結論に至ります。両者とも経歴は素晴らしいものでしたが、一部リーグでの実績はゼロ。君島は『一か八かで監督を選ぶのはリスクがありすぎる』と考えたのです。

【君島の”勝利への理論”】

『勝てない人間はいつまでたっても勝てないが、勝てる人間は二度、三度と勝てる。チームを優勝争いに導くには、優勝経験のある監督が必要なんだ。』

柴門監督との出会い

優勝経験豊富な監督…そんな名将がどこにでもいるわけがありません。『どーすんべ…?』と悩む君島でしたが、ここである幸運が舞い降ります。

大学ラグビーの名門・城南大学の柴門監督(大谷亮平)が、現在ニートであることが明らかになったのです!

柴門監督は城南大学三連覇を成し遂げた名将!まさに君島が求める『勝ちに取り憑かれた男』です。

実は柴門はある事情で大学チームから解雇されていました。

ネタバレ:勝利にこだわりつづける柴門は、『伝統』の名のもと利権ばかり追い求める城南大学ラグビー部OBと衝突し、三連覇を成し遂げたにもかかわらず、理不尽な退任に追い込まれていたのだった。

『コレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』と喜ぶ君島。さらにこの柴門は、偶然にも君島の大学時代の同期でもありました。

天は我の味方なり!君島はさっそく柴門にオファーを出します。

柴門監督にお断りされる(T_T)

所在不明の柴門監督の電話番号をなんとかゲットした君島(リサーチのプロ!)。さっそくプータロー柴門に仕事を授けてやろうではないか。

君島『もしもし柴門さん?私、トキワ自動車の君島と申しますが、ぜひうちのアストロズの監…』

柴門『お断りします!(ガチャン!)』

君島『なんでやねん!』

まさかの秒でお断りされた君島(T_T)というか、このつれない態度は何なんだ!?君島は首をかしげます。

じつは柴門監督と、アストロズのオーナーであるトキワ自動車との間には、過去の因縁からなる確執があったのです。

【ネタバレ:確執の原因】

実はトキワ自動車は数年前にも柴門監督にオファーを出していた。しかし契約がまとまりかける直前、別の監督にもオファーを出していたというダブルブッキングが発覚。トキワ側は最終的に別の監督と契約した。

この行き違いにより柴門は激おこヽ(`Д´)ノプンプン トキワ自動車の間に確執が生まれてしまったのだった。

※ちなみに当時、柴門監督にダブルブッキングのオファーをかましたのは滝川常務(上川隆也)だった。

『滝川、ロクなことしねー!!』怒りを燃やす君島!

しかし直後、君島はある違和感をおぼえます。『…滝川のやろー、柴門監督を選ぶなんて、意外と見る目あるじゃん。あんなにラグビー部の事嫌ってたのに…?』

ネタバレ:この謎も後に明らかに…!

柴門を口説き落とせ!

君島は、柴門監督をゲットするため、直筆の手紙を書きました。それは過去の行き違いを誠心誠意 謝罪し、今のアストロズに柴門監督がどうしても必要だと綴った長文。

手紙を受け取った柴門監督は、この時はじめて君島が大学の同期だったことを知ります。

誠意がビンビン伝わった柴門は、この時点で監督オファーを受ける気マンマンでした。

しかし問題が一つ。社会人ラグビー未経験の柴門を、果たしてアストロズのメンバーが迎え入れてくれるのだろうか?

柴門はこの問題を解決するため、選手一人ひとりに手紙を書きました。その内容は選手の長所短所を的確に指摘した、監督目線の分析結果の羅列!『僕を監督に迎え入れてください!』なんて媚びは一切ありません。

柴門はこの手紙を書くために、すべての選手のプレーをビデオでリサーチしたのです。

手紙を読んだ選手たちは、柴門が凄まじいプロフェッショナルであることを悟ります。『柴門さんハンパねぇ!』『お、おれ一生ついていくもん!』

こうして柴門はめでたくアストロズの監督に就任!契約は2年。目標は『チームを優勝争いに導く』こと。新生アストロズが日本一に向け第一歩を踏み出した瞬間でした。

ノーサイドゲーム原作ネタバレ:赤字を改善せよ!

ノーサイドゲーム原作ネタバレの続きです。

新監督が決まりホッとする君島。しかし休んでるヒマなんてありません。赤字続きのラグビー部門の収益を上げなくては…!

毎年16億円もの赤字を出し続けるアストロズ。君島は部下の佐倉多英(笹本玲奈)とともに調査を開始し、赤字の原因を突き止めました。

【赤字の原因】

  • 圧倒的に観客数が少ない(一試合平均3500人程度で、その客も会社関係者がほとんど)
  • 売れたチケット代はラグビー協会が管理し、その全てが運営費に消えている。(実質儲けはゼロ)

ネタバレ:君島(大泉洋)の戦略

君島(大泉洋)はまず、アストロズのファンを増やす事からスタートしました。

しかしそこはマーケティングのプロ!ただ闇雲にファンを増やすことはしません。『ファンの名前、性別、年齢などの個人情報』をしっかり収集し、将来的に物販や広告収入などの、チケット以外での収入を視野に入れた計画を練ったのです。

【君島が実施した赤字脱却計画】

  • 選手たちに清掃や病院回りなどのボランティア活動を強いた→ 地域に根ざしたチーム作り。まずは地盤を固める!
  • アストロズのジュニアチームを設立。→ 子供がラグビーに興味を持てば親もファンに取り込める。一石二鳥!
  • ホームページを立ち上げ、会員登録者を集めた。→ ファン層を把握し、チケット以外の収益を得るため。これでガッポリ¥

これらを実現するには追加の予算が必要です。

本社の予算会議に出席した君島は、案の定 天敵・滝川常務(上川隆也)に『赤字のくせにもっと予算よこせ?何考えとんじゃい!』とボコボコにされます。

しかしラグビー大好き社長の『まぁ良いじゃないかwホッホッホ』の一言で場は沈静化。

無事、追加予算をゲットすることが出来ました。

基本的に小説『ノーサイド・ゲーム』は”社長の一言”で予算が通るパターンが多いです。

ラグビー協会との戦い

マーケティングのプロならではの発想で次々と斬新な戦略を打ち立て、アストロズを赤字地獄から脱却させようとする君島(大泉洋)。ここで彼はある結論にたどり着きます。

『アストロズだけが黒字になっても意味がない。すべてのチームが収益化への行動を起こさない限り、日本のラグビーは衰退し、じきにアストロズも共倒れする。』

君島は悪の根源・『日本ラグビー協会』に目をつけます。伝統の上にあぐらをかき、既得権益に執着し、『試合に出させてやってる』と企業チームを上から見下す殿サマ集団。

この旧態依然とした悪しき体質が、莫大な維持費がかかる企業ラグビーを破滅に追いやっているのです!

協会の集会に出席した君島は、『ファンはお客様だ。ニーズに答えるべき』と理路整然とマーケティングの重要性を訴え、収益化の企画書を提出しました。(プレゼンの場と化した集会w)

しかし他チームのゼネラルマネージャーたちはラグビー未経験者の君島をはなっからバカにし、『企業ラグビーはプロではなくアマチュア。収益化なんて必要ない!』『伝統ファースト!』と切り捨てます!

この協会はボスである富永理事長(ドラマでは橋幸夫が演じる)の言葉が全ての世界。旧態依然だ~い好きな理事長に逆らう者など誰一人いないのです。

君島は『だめだこりゃ』と肩を落とし、協会を後にしました…。

ネタバレ:快進撃を続けるアストロズ!

柴門監督の指導で圧倒的攻撃力を習得したアストロズ。ライバルのサイクロンズに敗れたものの、今年はリーグ総合3位という好成績でシーズンを終えました。

チーム快進撃の立役者となったのが、友部(コージ)と佐々(林家たま平)の二人の若手コンビ。この二人の投入により強豪サイクロンズをあと一歩のところまで追い詰めることに成功!

君島の収益化計画もジワジワと実を結び始め、最終戦では12,000人の観客動員を達成。チームの皆は涙を流し、応援してくれるファンのために精一杯戦う決意をしました(T_T)

…しかしその裏で、あるベテラン部員が『レギュラーを外されるのでは』と危機を感じていました。これが後に大問題を引き起こすことに…!

ノーサイドゲーム:滝川の失脚がアストロズに悲劇をもたらす!

君島が本社に戻る?

年が明けると、君島に意外なオファーが舞い込みます。上司の脇坂室長(石川禅)に『本社に戻ってこないか?』と誘われたのです。

実は、一度は頓挫したカザマ商事買収計画(ノーサイドゲーム冒頭で登場。君島が左遷させられるキッカケとなった計画)が復活する可能性が出てきたのです。当初1000億円だった買収額が、800億まで値が下がった事が理由でした。

いま本社に戻れば、この買収計画で手腕を振るうことが出来る。出世の道も開ける。君島にとって今後の人生を左右する、大事な決断です。

しかし君島は悩んだ末、この話を断ります。アストロズでの仕事をやり終えていなかったからです。

チームや監督のため…ということもありますが、君島は『一度任された仕事を途中で投げ出したくない』という社会人としての責任感が強いのです。

滝川が失脚!

それから数カ月後、トキワ自動車本社は、あるとんでもない事態に揺れていました。滝川常務(上川隆也)が失脚したのですΣ(゚Д゚)

話はこうです。

カザマ商事の買収計画案が復活し、以前と同様 滝川常務が指揮をとる事になった。

この時、君島(大泉洋)はある情報をつかんでいた。数年前、死者数名を出した船舶座礁事故が発生しており、当時その原因がカザマ製のエンジンオイルにあるのでは?という疑いが浮上していたのだ。

この疑惑は横浜大学の森下という教授の製品分析により「カザマに問題は無い」とされた。しかし!君島は調査の結果、この教授とカザマが裏でつながっていた事実を突き止めたのだ!

もしトキワ自動車がカザマ商事を買収した後でこの問題が発覚したら、トキワは莫大な損害賠償金を請求されるかもしれない!

君島は買収計画を中止させるため「森下教授がカザマから金を受け取った時の受領書」をあの手この手でゲットし、報告書とともに脇坂に渡した。

脇坂は役員会の席でこの証拠を滝川(上川隆也)にドヤ顔で突きつけ、カザマ買収にGOサインを出したことへの責任を追求した。

結果、カザマの隠蔽工作を見抜けなかった滝川は失脚!取締役を解任され、子会社に出向されることに…!

まさかの失脚の途をたどった滝川!一見すると天敵・滝川が去ったことでラグビー部は安泰に思えます。しかし!後にこの滝川失脚事件が、アストロズを破滅に導く『終わりの始まり』となったのです!

ノーサイドゲーム 上川隆也が演じる滝川常務の過去と、カザマ商事買収計画との関係を解説!

ノーサイドゲーム あらすじ:七尾圭太(眞栄田郷敦)がチームに参加

ノーサイドゲーム原作あらすじ の続き

君島がGMとなった新生アストロズが2年目のシーズンを迎えました。

昨年3位という好成績でシーズンを終えたアストロズ。しかし君島と柴門監督の目標は『優勝争いが出来るチームをつくること』。この目標にはまだ遠く及びません…。

今シーズンで契約が終了する柴門監督は、チーム強化のため、ある男に声をかけました。七尾圭太(眞栄田郷敦)。ラグビーの本場・ニュージーランドで育った22歳のこの男は、柴門が以前から目をつけていた”未来のスタープレーヤー”です。

【ネタバレ:七尾圭太とは?】

就活中の大学生。父の仕事の関係で幼少期からニュージーランドで暮らす。ラグビーに没頭していたが、大学二年の時にケガをし、プレーの場を失ってしまった。身長190cm。

柴門からのオファーを受けた七尾は『ラグビー枠ではなく、一般社員として入社したい』と言ってきました。七尾は過去のケガで選手生命の危機に陥った経験から、ラグビーだけに将来を委ねことに慎重になっていたのです。

七尾はトキワ自動車の入社試験を実力で突破!通常の業務をこなすかたわら、仮部員としてラグビー部に参加することになりました。

七尾が凄まじくヤバイw

七尾はその後、常人離れした活躍ぶりを見せつけます。

合流したばかりのチームに一瞬で溶け込むと、ケガにより封印していたラグビー愛をフィールドにぶつけます。恵まれた体格、類まれな創造力、圧倒的スピードを武器に、レギュラーの座を即座に獲得しました。

その戦いぶりは、すでにゲームを支配する域にまで達しており、ライバルの強豪サイクロンズの監督も『あいつパネェ!』と衝撃を受けるレベル!

しかし七尾の活躍を誰よりも驚いたのは、君島でもなく、柴門監督でもなく、七尾の教育係・藤島レナ(阿部純子)でした。『あいつ、ラグビーやってたんかい!?Σ(゚Д゚)』

ネタバレ:藤島レナは七尾の職場の先輩で、教育係を任命された女子社員。熱狂的なアストロズサポーターの一人。

海外育ちでのんびり屋の七尾を『デキナイ奴』と見下していたが、試合で活躍する七尾を見て興奮しまくった(;゚∀゚)=3ハァハァ

ノーサイドゲーム 眞栄田郷敦が演じる七尾圭太のネタバレ。過去や葛藤

ノーサイドゲーム原作:2つの事件。エースの離脱と脇坂の陰謀

ノーサイドゲーム 原作あらすじの続き

名将・柴門監督の鬼指導、君島のファン獲得戦略によりヤル気MAXとなった部員たち、そして天才・七尾の加入…。アストロズは弱小から強豪へと変貌して行きました。

しかし2年目のリーグ戦開幕の直前、2つの大きな事件がアストロズを襲います。

一つはアストロズのエース・里村の離脱。そしてもう一つは予算削減によるアストロズ消滅危機です。

里村の離脱

アストロズのエース・里村(佳久創)がライバルのサイクロンズに引き抜かれ、チームを裏切り去ってしまいました。

一見すると高待遇による引抜き。しかし里村の胸中には、佐々や友部といった新人の台頭により、レギュラーの座を奪われるのでは?という不安があったのです。

君島は怒り狂い、『移籍承諾書』を発行しない事を決めます。

【移籍承諾書とは?】

選手が別チームに移籍する時に発行する承諾書。これがないと選手は一年間、試合に出ることが出来ない。

『ウソーん!!?』余裕かましてた里村の顔が青ざめます。試合に出れないなら移籍する意味ないじゃん!!

しかし、後にチームの皆が君島の元を訪れ、移籍承諾書を出しておやりよ!と頭を下げます。里村の苦悩を、皆はわかっていたのです。

こうして里村はチームを去り、アストロズは重大な戦力低下を余儀なくされました。

予算削減

二つ目の事件は『予算削減によるアストロズの消滅危機』。

失脚した滝川(上川隆也)に代わり常務取締役に昇進した脇坂(石川禅)が、役員会議で『アストロズへの大幅な予算削減』を提案したのです!

予算が減ればリーグ戦に参加する事すら出来ず、チームも維持出来ません。選手たちはリストラの対象となってしまいます。

君島は悟ります。これまで予算削減を幾度となく提案してきた滝川(上川隆也)は、実はチームの未来のために厳しい指摘をしてきただけだ、と。

滝川は口では文句ばかり言っていましたが、本気でチームを廃部に追い込もうとはしませんでした。キビシイ言葉の裏には「ラグビー部を黒字にしてみせろ」という、君島への期待が込められていたのです。

滝川は実はいいヤツだった

これは後に明らかになったことですが、滝川の父は元ラグビー選手で、息子の彼もアストロズに並々ならぬ思い入れがありました。

柴門監督との確執が生まれる原因となったダブルブッキング事件も、本気でチームを強くしたいという、滝川の想いが先走ったゆえに起きた事件だったのです。

しかし脇坂は違います。ラグビーへの愛情なんてこれっっっっっぽっちもありません。脇坂の目的はただひとつ。不採算部門をカットして、社内での自分の評価を上げること。

真の敵は滝川ではなく脇坂だったのです!

君島は予算削減を考え直すよう、脇坂に直談判しに本社を訪れました。しかしエラくなった脇坂は『ザコが何を言うWW』と鼻で笑い、聞く耳すら持ちません。

アストロズはこのまま消滅してしまうのか?絶体絶命のなか、ここである衝撃の事実が発覚し、事態が一変します。

君島は聞いたのです。失脚した滝川から、カザマ商事買収計画にかかわる意外な事実を…!

滝川から得た情報

失脚した滝川(上川隆也)がアストロズの練習試合を見にやってきました。

ここで君島は意外な情報をゲットします。以前、脇坂が滝川を役員会の席で追い詰めた時、脇坂は「カザマ商事が大学教授に金を支払った時の受領書」を証拠として突きつけました。これは君島が手に入れた証拠です。

しかし今、滝川は「脇坂は受領書の他に口座の明細も証拠として掲示していた」というのです。

口座の明細なんて君島は手に入れていません。いったい脇坂はどんなルートでこの証拠を手に入れたのか…?君島にある疑念がよぎりました。

調査の結果、君島は「カザマ商事買収計画の真実」を知ることになります。

ノーサイドゲーム:黒幕・脇坂との対決

ノーサイドゲームの大泉洋

対決を前に気合を入れるシェフ大泉(描きたかっただけ)

本社で行なわれた予算委員会。この場でアストロズの未来が決定します。存続か、それとも予算削減による解体か?

出席した君島(大泉洋)は、社長らを前に、ある衝撃の報告をしました。それは「カザマ商事買収計画」の裏にあった脇坂(石川禅)の悪事!

ネタバレ:黒幕・脇坂の悪事

黒幕・脇坂(石川禅)のヤラカシタ悪事を時系列順に解説します。ちょっとややこしいですがついてきて!^^;

▼ここから▼

数年前、船の座礁事故の原因が自社のオイル製品にあることを知ったカザマ商事社長(中村芝翫)は、巨額の賠償金支払いを避けるため、トキワ自動車の脇坂に『なんとかして~』と相談を持ちかけていた。

実は脇坂とカザマ商事の社長は、高校時代の同級生というフレンドリーな仲だったのだ!

脇坂は裏で動き、横浜大学の森下教授を買収して、偽のオイル分析結果を作成させた。この偽装工作により、船の事故原因はオイルではなくエンジンにあると断定され、カザマは窮地を脱することに成功。

カザマを救うだけならこれにて一件落着だが、ド悪魔・脇坂の陰謀はここからが本番だった。脇坂はこの件を利用して、滝川常務を失脚させるナイスアイデアを思いついたのだ!

脇坂は『うちの滝川に会社の買収話を持ちかけてみろ』とカザマに進言する。これはカザマにとって願ってもないオイシイ話しだった。

実はカザマは自分の会社にそれほど愛着がなく、大金を得て残りの人生をエンジョイしたいと考えていたのだ。それに、買収された後だったら、たとえ船舶事故の真相が公になっても責任を回避できる。

カザマ社長は脇坂に言われたとおり、滝川に1000億円での買収話を持ちかけた。滝川は高いと分かりつつも、この買収に乗り気になる。そこには滝川の個人的恨みがあった。

【滝川はカザマを恨んでいた】

実はカザマと滝川は大学時代の同級生で、当時、リッチなカザマに見下されていたボンビー滝川は、いつかカザマを見返してやりたいと思っていた。カザマの会社を買収することは、滝川にとっての復讐でもあったのだ。

※脇坂は滝川がカザマを恨んでいることを知っており、滝川が必ず買収に応じると読んでいた。

脇坂の思惑どおり、復讐のため冷静さを失った滝川常務は1000億での買収を進める。しかしこの買収計画は君島の反対(ノーサイドゲームの冒頭、ドラマ第1話)によりお蔵入りになってしまった。「君島、余計なことしやがって!」と裏で苦虫を噛む脇坂…。

しかし君島が横浜工場に左遷させられた後、カザマが買収額を800億に下げたことで計画が復活(これも脇坂の進言によるもの)。

買収計画が復活し、再び指揮をとることになった滝川。すると脇坂が『この時を待っていたww』と言わんばかりに温めていた計画を実行に移す!『カザマ商事の隠蔽工作』を自ら役員会で暴露したのだ!

脇坂は自身が偽装工作に関わった事を巧妙に伏せ、カザマ商事の不正と、それを見抜けなかった滝川を糾弾した。

会社を巨額損失から救った英雄となった脇坂。一方の滝川はポンコツ社員の烙印を押され、取締役を解任。子会社にフッ飛ばされてしまった(T_T)

補足:君島(大泉洋)を本社から横浜工場に左遷させたのも脇坂だった。せっかくうまく行きかけていた買収計画を(また)邪魔されては困ると思ったからだ。

その後、買収計画が復活した時、脇坂は君島を本社に呼び戻そうとした。脇坂は滝川を葬った後の後任として、優秀な君島を自分のそばに置いておきたかったのだ。

これが脇坂の陰謀のすべて。脇坂はカザマを助けるフリをし、実は滝川を会社から追い出すために利用していたのです!

脇坂、散る。

役員会で君島にすべてを暴露され、追い詰められた脇坂(石川禅)!さらに君島は、カザマ社長(中村芝翫)を証人としてこの場に連れてきていました。もう言い逃れは出来きません…。

脇坂は取締役を解任され、めでたく人生オワコンとなりました。

そして君島は社長の説得に成功し、ラグビー部の予算を獲得したのでした(≧∇≦)/

ノーサイドゲームの結末あらすじ!最後の戦い!

物語はついに最終局面へ!リーグ優勝をかけ、宿敵サイクロンズとの対決がスタートします。

勝敗の行方、君島のその後、そして日本のラグビーの未来とは…?

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2ページ目ノーサイドゲームの結末ネタバレと感想→

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『【ノーサイドゲーム】ネタバレと原作の結末あらすじ。黒幕はまさかのあの人!』へのコメントや考察、感想など

  1. アバター ノーサイド財前 より:

    面白そうですね。池井戸潤好きなんでこんど読んで見ます。てかなんでシェフ大泉wwww

    • ヒトコトマニア ヒトコトマニア より:

      >ノーサイド財前さん

      めっちゃ面白かったです(^^)ぜひぜひ読んでくださいね!シェフ大泉はなんとなくです^^;彼の敵は脇坂じゃなくてヒゲですね(笑)

  2. アバター まるみ より:

    ヒトコトさんお久しぶりです。おー脇坂が黒幕でしたか!!滝川ばっかり悪く映ってるから騙されましたよ~( ゚д゚)ハッ!でも注意深く見てると、滝川さんってちゃんと君嶋の話に耳を貸してるし、味方っぽい描写もありますね。

    奥さん(松たか子)の鬼嫁っぷりも楽しいです。会社ではエリートだった君嶋が、家では小さくなってるんですね(笑)

    またちょいちょい寄らせてもらいます。では(^_^)/~ あ、大泉シェフのイラスト、さすがです(笑)

    • ヒトコトマニア ヒトコトマニア より:

      >まるみさん

      お久しぶりです(^^)ドラマの滝川さん、『俺のラグビー愛に気付いてくれ~!!』って顔でちょいちょい君嶋のこと見てますよね(笑)かなりカワイイ人ですw

      悪役の脇坂にシェフ大泉の必殺フランベおみまいしてほしいです(笑)

  3. アバター カレンママ より:

    やっぱりでしたか…
    実は3話の、会議での滝川の演技に「いじめ感」はあったものの「ラグビー部を消滅させる」感じは無かったのと。以前、柴門監督にオファーしていたと言うのが引っ掛かっていたのです。ネタバレしたものの、楽しみになって来ました。なので2ページ目は読むのをやめときます(笑)

    • ヒトコトマニア ヒトコトマニア より:

      >カレンママさん

      ドラマよく見ると滝川常務の「実はラグビー大好き♥」を匂わすシーンが随所にあって楽しいです(笑)結末は完全に池井戸潤ワールドなので、ドラマ完結後にまたのぞきに来てくださいね~(^^)