NHKドラマ『お母さん娘をやめていいですか?』最終回のあらすじと感想です。
ついにママに決別を言い渡した美月。しかし母を捨てられず人形になる道を選んでしまいます。
そんな彼女の考えを改めさせてくれたのは、美月が想像だにしない『家族のカタチ』を教えてくれた2人の人物でした…。
【オカムス 前回のあらすじ】
ついに完成した早坂家の新居。しかしこの家には住まないという美月(波瑠)と母・顕子(斉藤由貴)は激しくぶつかり合う。美月はとうとう母に『娘をやめていいですか?』と決別を言い渡す。
会社を辞めたパパ(寺脇康文)はインドネシアでの仕事話を持ちかけられ心が揺れ動いていた…。
お母さん娘をやめていいですか?最終回ネタバレあらすじと感想 まとめ
「お母さん、娘をやめていいですか?」今夜22:00から。いよいよ最終回です!
このドラマのキーになっている新居はどうなるのでしょうか…。
このドラマを通じ、一言に「家族」という言葉では言い表す事のできない、様々な家族の形があるのだと感じました。 pic.twitter.com/hDmUVDj2kH— [公式]柳楽優弥 (@ichigoichie_yy) 2017年3月3日
オカムス最終回。ラストは美月は松島と、ママはパパと新たな人生を歩み出しましたね。まさかこんなハッピーエンドを迎えるなんてちょっと意外でした。
自分が得られなかった『母親からの愛』を娘に全力で注ぎ込んだ顕子ママ。
しかしその行き過ぎた愛により娘を十円ハゲが出来るまで追い詰めていたと知ってしまいます。
最後の大ゲンカの時、ママは『母の過ちを私も娘に繰り返している。』と気付いたのでは?
そしてママはおばあちゃんの呪縛を解く言葉を口にします。それが『ママもスムージー嫌いなの』だったのでは。
相手の顔色を伺い、自分の嫌いなものも嫌いと言えずに生きてきたママ。このセリフはおばあちゃんに好かれようと努力してきたママ自身への決別の言葉のように聞こえました。
嫌いなスムージーを嫌いと言えず、お互いの期待に応えようと頑張りすぎた二人。後藤礼美の言うように、時には『テキトーに生きる』ことも大事なんですね。
せっかく新居建てたのに即売りなんて勿体無い気もします。しかし、立原(壇蜜)も触れていましたが、一緒に住んでいても心が繋がっていなければ家族とは言えません。
逆に言えば一緒にいなくても心さえ繋がっていればそれは家族。住む場所に固執する必要は無いんです。この最終回で松島親子、後藤母娘のエピソードを盛り込んで来たのはこの事を伝えたかったからでは?
それに、ママや美月にも一度冷静になるために距離を置く時間は必要なのかな、とも思いますし。
まとめ
ホラーな内容で怖いとしか見ていなかった放送開始当初。しかし終わってみれば本当の家族愛について考えさせられる内容でしたね。
愛する人の期待に応えることが必ずしも幸せにつながるとは限らない。ときには『自分は自分なんだ』と勇気をもって声を上げる事の大切さを教えてくれたドラマでした。



コメント
似顔絵が上手い!
>匿名さん
ありがとうございます(*^^*)不気味と言われる事が多いので嬉しいです♪