『らせんの迷宮』原作コミック最終話のあらすじとネタバレ解説をご紹介します。
今回は天才DNA科学者・神保に過去最大のピンチが訪れます。ラスボスとも呼べる最凶犯罪者も登場し絶体絶命に!
安堂刑事は愛する?神保を救うことが出来るのか!?ラストにはホッと心が和む一コマも…(*^^*)
らせんの迷宮 最終話ネタバレあらすじ
らせんの迷宮 原作マンガ最終話のストーリーとネタバレ解説
【登場人物】
神保 仁…聖ヘリックス医大の准教授。DNAの専門家。
安堂 源次…覚山署の刑事。勘を頼りに事件を追う熱血漢。
乱原 蘭…科捜研の頼れるアネゴ。
▼ここから▼
タクシー運転手が何者かに殺害される事件が立て続けに3件も発生。犯人の指紋どころかDNAすら採取できず、唯一の手がかりは被害者たちのネクタイに付着していた謎の白い斑点のみ…。
実はこの事件、安堂刑事がまだ新人のころに発生した未解決事件に酷似しており、同一犯の可能性が浮上していた。
安堂刑事と科捜研の乱原は聖ヘリックス医科大学の神保仁のもとへ。『センセー!!』
話を聞いた神保は謎の白い斑点が『次亜塩素酸ナトリウム』であるとソッコーで見抜いた。
【解説:次亜塩素酸ナトリウムとは?】
強い脱色作用がある薬品で、DNAを破壊する作用がある。
つまり犯人は証拠隠滅のためにこの薬品を被害者に吹き付け、自身のDNAを消したことになる。黒幕は用意周到で頭の切れる人物に違いない…!
タクシー内で謎の泥を発見
最初の被害者のタクシーを調べると、後部座席の床に泥のようなものを発見。事件当日は雨が降っていたことから、この泥はタクシーに乗った犯人の靴に付いていたものだと推測された。
『これだけじゃ手がかりにならないわね…。』とため息をつく乱原だったが、天才・神保は『いえ、手がかりはありますよ』と言い放つ。
泥に潜む微生物のDNAを解析すれば、犯人の生活圏が絞り込めるというのだ。
『DNAは騙せません!』
いつものキメ台詞をはいたあと、神保はこの泥に含まれていたDNAを特定し、自身が作成したデータベースと照合する作業に取り掛かった。
らせんの迷宮 最終話ネタバレあらすじ:ラスボス登場で神保が大ピンチに!
「らせんの迷宮」原作マンガ最終回ネタバレあらすじの続き
翌日、夜遅くに作業を終えた神保は、帰り道で不審な女を目撃し声をかけた。不意をつかれた神保はスタンガン攻撃をくらい、気を失ってしまう…!
朝、安堂刑事は神保が行方不明だと知り動揺しまくる。『お…おれのせいだ!俺が先生に捜査のお願いなんかしたから…(T_T)』
泣きそうなほど責任を感じる安堂刑事…。
その頃、神保は朽ちた民家に監禁されていた。手足を縛られ動くことが出来ない。
神保は黒幕に監禁されていた
神保を襲った女が現れこう言った。『タクシー事件の真相をどこまで知ってるの?言わなきゃ痛めつけるわよ。』
どうやらこの女が一連の事件の黒幕のようだ。
しかし!この大ピンチでも神保は動じない。『僕が話したとして、それが真実かどうかあなたに見極められますか?』
完全にバカにされた黒幕は顔を歪め『どうせ助けは来ないわ!』と怒鳴った。
ラスボスの手がかりを探せ!
一方、安堂刑事は科捜研の乱原のオフィスに出向き、神保が行方不明中だと告げる。『これは誘拐だ!俺の勘に間違いはねぇ!』
一刻も早く捜査したい安堂だったが、ヘタに動くと犯人に察知され、神保が殺害されてしまうかもしれない。安堂と乱原は警察関係者だとバレないよう変装し、二人だけで神保を捜索することに…。
安堂は「昭和の大学生風ファッション」、乱原は「キャバ嬢風のコスプレ」に扮し、神保のオフィスに向かった(余計目立つ気が…^^;)
神保のパソコンをチェックすると、神保が例の泥の解析をほぼ終えており、犯人の生活圏の半径およそ20kmまで特定していた事を知る。
聞き込みを開始した安堂は、露天商のおっちゃんから重要な手がかりを得る。事件の日、怪しい女を目撃したというのだ。
安堂がゲットした犯人の手がかり
犯人と思われる女は黒髪ロングで真っ赤な口紅をしており、手に紙袋を持っていたという。
安堂はこの手がかりをもとに街の防犯カメラの映像を片っ端から猛チェック。すると執念が実り、ある駅のカメラ映像でついにこの女を発見!さらにこの人物が女装した男であることも判明した。
警視庁のデーターベースと照合すると犯人の身元が明らかとなった。
- 犯人の名前…弓塚明紀。
- 2003年に傷害事件をおこして逮捕されており、先月 出所したばかり。
安堂はゲットした住所を元に、犯人の元へと向かったε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
神保の窮地!安堂は間に合うか!?
その頃、監禁中の神保は犯人からこれまでの犯行をドヤ顔で告げられていた。
『私は生まれながらの殺人者…。快楽ためにだけに人を殺めるの!』
犯人が女装を解いたことで神保は悟る。素顔を見せたってことは、自分を生かす気は無いということだ…!
すると神保は犯人の本性を探るため、わざと怒らせにかかった。『あなたは腰抜けの臆病ものだ。警察が怖くてここから出られないんだろ?ww』
激昂した犯人がナイフを手に神保に襲いかかる!…その時…!!
安堂刑事が現れ、犯人の顔面を殴り飛ばした。犯人は逮捕され、神保は無事救出されたε-(´∀`*)ホッ
らせんの迷宮 原作最終回:男たちの友情
神保を抱きしめる安堂。『センセぇ…俺は…心配したんだぞぉぉ!』
号泣の安堂wすると神保はさらに安堂を泣かせるセリフをはいた。
『安堂刑事ならきっと助けに来てくれるって信じてましたよ♪』
男たちのアツい友情シーンを見せつけられた乱原は、『ちょっと妬けちゃうかも…』と笑った。
【らせんの迷宮 最終話 終わり】
らせんの迷宮 最終回の感想
「らせんの迷宮」原作マンガ最終回、いかがでしたか?最後は神保と安堂、二人の友情をこれでもかっ!ってくらい堪能できたエピソードでしたね。
完結編らしく過去最凶最悪の犯罪者も登場し、物語のラストを飾るにふさわしい緊迫感あふれる内容に仕上がっていました。
今回は神保が拉致監禁されるという衝撃の展開に!しかし神保は慌てず騒がず、いつもと変わらぬクールなポーカーフェイスで犯人と対峙します。
第8話で万引き犯に間違われて捕まった時のほうが慌ててましたね(笑)
で、ピンチの神保のもとに駆けつけた安堂刑事が、敵を”過剰”にフルボッコしようとするいつものパターンへ。(ここは安堂の”神保愛”を堪能するシーンですw)
『安堂刑事ならきっと助けに来てくれると信じてました』
からのハグ。いや~最後に二人のハグが見れるとは(゚∀゚)!!これどう見てもL○VEシーン♥
終わりに
DNAのスペシャリストである神保。己の勘を頼りに足で事件を洗う熱血刑事・安堂。そしてムダに峰不二子な科捜研ねぇちゃん・乱原…。
この魅力的すぎるトリオの息のあった活躍がもう見納めかと思うと寂しいばかりです…。
1話完結という限りあるページ数の中で、遺伝子捜査を用いた事件解決への道筋が自然な流れで解説されており、DNAとかド素人の僕でもとても読みやすかったです。
DNA捜査で出来ること、出来ないことなど勉強になる部分もいっぱいあり、読んでよかったな~得したな~!と思えるマンガでした。
原作コミックスは2巻で終了でしたが、いつか連載再会!なんてあればいいな~と期待しております。
『らせんの迷宮』は2020年4月から田中圭さん主演でドラマ放送がスタート。安堂刑事を演じる安田顕さんとのアツい絡みが今からとても楽しみです♪
以上、『らせんの迷宮』原作マンガ最終回のネタバレあらすじでした。最後までお読みいただきありがとうございます~♪
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