「あの子はお前じゃないんだ」の意味とは?お母さん娘をやめていいですか 第5話

2023年10月04日

NHKドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』第5話のあらすじと感想です。

顕子ママと松島の禁断のハグ…。この事実を知った美月は家を出る決意をします。娘に裏切られたママの取った行動とは…!?

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お母さん娘をやめていいですか?第5話のあらすじと感想

お母さん娘を止めていいですか 第5話の感想

オカムス第5話の内容をまとめるとこうなります。

  • 美月(波瑠)は顕子ママ(斉藤由貴)と松島(柳楽優弥)が抱き合った事を知り、『もう限界!』と家を出る決意をした。
  • 美月は同じく母の事で悩む女子生徒・後藤(石井杏奈)に『あきらめないで』と背中を押した。
  • 浩司パパ(寺脇康文)は追い出し部屋から這い上がるべく企画書を上司に提出。しかし却下された。
  • 美月と松島の同棲がスタート。しかし嘘の火災通報をしたママにおびき出され、『帰ってきなさい』と迫られる。
  • 美月はママに『私 ママを裏切ったの』と言い、決別の意志を示した。

今回気になったのは美月と人形教室の先生・牧村が指摘した『ママの作る人形はママそっくり』という言葉。

なぜ美月をイメージして作ったはずの人形がママに似てしまうのか?これはママが美月の人生を自分に投影しているからだと思います。

パパも『お前は美月じゃない』と言ってましたね。

おそらくママは美月を自分に投影することで、満たされなかった自分の人生をやり直しているような感覚に陥っているのでは?

そしていつしか投影だけにとどまらず、ママは自分が美月本人だと錯覚するようになった。これは美月が子供の頃大事にしていたクマのぬいぐるみをママが放り投げたシーンからも分かりますね。

『美月の人生は私の人生』。美月の意志は関係ない、ということです。

ママが精神破綻を引き起こす原因となったのは亡くなったおばあちゃんの教育です。

『お母さん、娘をやめていいですか?』というタイトルは美月が母に訴えていることではなく、ママがおばあちゃんに『私、あなたの娘をやめて美月になる』と言っているような気もします。

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