【母になる】の感想。第1話から最終回までをレビュー

2023年09月22日

2017年4月12日スタートのドラマ『母になる』の感想です。第1話から最終回まで随時更新する予定です。

母になる 感想

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母になる キャスト一覧

柏崎 結衣(沢尻エリカ)… 誘拐された広の母。事件後、夫の陽一と離婚し一人で暮らす。

柏崎 陽一(藤木直人)… 結衣の元夫。事件後は大学の講師を辞め引きこもり状態に。

柏崎 広(道枝駿佑・吉武歓)… 結衣と陽一の一人息子。3歳の時に誘拐され、門倉麻子に救助される。その後は養護施設へ。

門倉 麻子(小池栄子)… 誘拐された広を発見し、養護施設に預けるまで彼を育てた人物。

西原 莉紗子(板谷由夏)… 陽一の上司・西原太治の夫。結衣のママ友。

柏崎 里恵(風吹ジュン)… 陽一の母。事件後は精神不安定に。

木野愁平(中島裕翔)… 児童福祉司。養護施設にいた広と両親を引き合わせた人物。

緒野 琴音(高橋メアリージュン)… 陽一の母が営む柏崎オートの従業員。

「母になる」第5話~7話の感想。麻子が刑務所に入った理由とは?

「母になる」のレビュー(8話~最終話まで)

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母になる 第1話の感想

【第1話の内容】

  • ラブラブ夫婦生活をおくっていた結衣と陽一。二人の出会いは2001年。本屋で働いていた結衣は毎朝バスで見かけた陽一に一目惚れ。二人はいつしか愛し合う関係になっていた?
  • 結婚した二人は男の子を授かった。名前は(こう)。しかし彼が3歳の時、ママ友の西原莉紗子(板谷由夏)と幼稚園の前でお喋りをしていたほんの一瞬のすきに姿が見えなくなり、そのまま行方不明となってしまった(T_T)
  • 2008年 春。河川敷で男の子の物と見られるパーカーと靴が発見されたΣ(゚Д゚)警察から連絡を受け、駆けつけた結衣と陽一は愕然とする。それは行方不明中の息子・広のものだった…。
  • 広をさらった犯人は陽一が講師を勤める東欧大学の生徒だった。精神が病んでそうなこの男は自分が提出したレポートをないがしろにされたことを逆恨みし、陽一に復讐したのだ。
  • 警察に追い詰められたこの生徒は笑顔で学校の屋上から飛び降り、自ら命を絶った。彼が死亡したことで、広の居場所は不明のままとなってしまった。
  • 言葉にできない喪失感にさいなまれる結衣と陽一。それから月日が流れ、二人は離婚。結衣は定食屋でパートとして働いていた。感じの悪い同僚にストレスを感じながら一人で暮らしていた。
  • 2017年、結衣のもとに一本の電話が。イケメンすぎる児童福祉司木野愁平は広がある養護施設にいることを告げた。結衣は家を飛び出し、養護施設にダッシュε≡ヘ( ´Д`)ノ
  • 9年ぶりに再会した親子。「広…広…!」「お母さん…」結衣は涙を流し息子を抱きしめた。
  • 【終】

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【第1話の感想】

『母になる』第1話が放送されました。息子を失い悲しみに暮れる沢尻エリカさんの演技が涙をそそりましたね。

藤木直人さんの生真面目だけど優しい夫っぷりも好印象でした。

広くんを誘拐したのは陽一の生徒でした。冒頭から怪しい動きを見せていたのでフラグは立っていたのですが、まさか飛び降り自殺するとは予想外でしたね。

そのせいで広くんの居場所が突き止められず、親子は離れ離れのままとなってしまいました。

事件の後 二人は離婚。陽一は母が経営する柏崎オートの従業員・緒野琴音と暮らしているようでしたね。

二人がどういう関係にあるのかは不明ですが、陽一は完全に顔が死んでました。

そして第1話では顔見せ程度に終わった小池栄子さん演じる門倉麻子

彼女は置き去りにされた広くんを救い、養護施設に預けるまでの数年間、彼を育てた人物です。

何年もの間、広くんを息子として育ててきたという現実。ラストに感動の再会を果たした広くんと結衣ですが、広くんの目が冷ややかだったことが気になります。

育ての親である麻子と広くんの絆は強そうですね。

結衣は失われた時間を取り戻し、息子と昔のような親子関係を築けるのか?これからの展開に注目しましょう。

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母になる 第2話の感想

母になるのレビュー

【第2話はこんな内容】

  • 9年前に誘拐された息子・(こう)が母である結衣のもとへ戻ってきた。DNA鑑定の結果、二人は間違いなく親子であると判明。
  • その後二人は電話で会話をする。結衣に『何が好き?』と聞かれた広は『ツナサン』と答えた。ツナサンドだと思った結衣は材料を買い揃えるが、広が欲しかったのは『ツナツナ3』というスマホゲームの事で思いっきり勘違いw
  • 結衣の元夫・陽一(藤木直人)は児童福祉司・木野(中島裕翔)から広が生きて発見されたことを知り涙を流す。そして広は誘拐から救出されて以降の7年間、ある人物に育てられていた事を知り驚く。
  • 結衣の家に泊まりに来た広。寝る時に『お母さん♪』と連呼。息子の寝顔を笑顔で見つめる結衣…。その後、結衣は陽一に電話し、『広はココにいます』と伝える。陽一は涙を見せた。
  • 翌日、結衣は養護施設に広を送り届けた。そこには陽一の姿も…。9年ぶりに父子は再会を果たした。
  • 陽一は木野からある手紙の事を聞いており、広に『手紙を見せてくれないか?』という。何のことか分からいない結衣。その手紙は広を7年間育てた門倉麻子(小池栄子)という女性が書いたものだった。

手紙にはこう書かれていた。

広へ

ママがこれから行く場所はすごく遠いところです。伝えたい事があるの。こんな日がくるなんて…あせってます。

一つ、ママはママじゃなくなる時が来ます。あなたの前に新しいお母さんが来る日が来ます。

一つ、その時はちゃんと挨拶するのよ。その人はいきなり抱きしめてくるかも…。一生に暮らそうといってくるかも…。

あたらしいお母さんはあなたをどう扱っていいか分からないはず。広が何が好きで どんな風に大きくなったかその人はなにも知らない。

そのおばさんがいきなりお母さんだというの。怖いね。

でもおかあさんて言ってあげなさい。何度も何度も…。にこにこ笑いながら言ってあげるといいと思う。

そして最後に一つ。何を出されても美味しいといって食べなさい。

広。ママと広だけの秘密、いっぱいあるよね。忘れないでね、いい子にして待っていてください。迎えに行きます。ママはいつだって
広の心の中で生きてます…。広、大好き。愛しい我が子…。

あなたのママ 麻子より

  • 涙を流しこの手紙を読み終えた結衣。そして思い出す。広が何度も『お母さん』と呼んでくれたこと。間違えて作ったツナサンドを『美味しい』といい食べてくれたこと。
  • 養護施設を後にした結衣と陽一。二人は海で語り合う。広を失ってから陽一は引きこもり、脱毛症になったこと。結衣は肌荒れがヒドくなり外に行けなくなったこと。
  • しかし結衣は決意した。広ともう一度やり直すと。幸せな親子関係を築くのだと。そして陽一とももう一度…。
  • 『一緒に暮らそう』。陽一は涙を流し結衣を抱きしめた。

【母になる 第2話の感想】

9年ぶりに実の両親との再会を果たした広くん。しかし彼には母と慕う女性・門倉がいて、結衣には育ての母である門倉が送った手紙どおりに接してました。

手紙を送った門倉は、いつか広の前に本当の母が会いに来ると予測していたのでしょう。

手紙には『迎えに行きます』とも書かれており、門倉も広を手放す気は無いようです。

門倉はよほど自信があるのでしょう。

礼儀正しく、暖かく結衣と接しなさいと手紙にも書かれているし、お母さんと『呼んであげなさい』とも書かれています。かなり上からですよね。

そして『そのおばさんがいきなりお母さんだというの。怖いね。』という一言。これは結衣の事を本当の母親だと認めていないように聞こえます。

沢尻エリカさんの泣きの演技は毎回心を奪われますが、

ここに”怪優”と称される小池栄子さんが加わることで、このドラマはますます面白くなってきそうです。

次回も楽しみですね。

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母になる 第3話の感想

ツナツナ

    【母になる 第3話はこんな内容】

  • 一時的に結衣の元に戻ってきた広(道枝駿佑)。9年ぶりに再会を果たしたお婆ちゃんもテンションMAX(≧∇≦)/『パグしていい??』と広に迫る。『パグは犬だろ』と陽一がボソッとツッコむ。
  • 児童福祉司の木野(中島裕翔)は広を警察に届け出なかった門倉麻子(小池栄子)を訴えることも出来ると言ったが、結衣はその気はないと答えた。
  • 広の誕生日会が開かれ、ちらし寿司やケーキがテーブルに並んだ。食べ終わった広はプレゼントされたスマホで『ツナツナ3』をさっそくプレイ。引きこもり中このゲームをしたことがある陽一はかなり上手で、広は感動!しかし広はこのスマホを使い門倉麻子と密かに連絡を取り合っていた。
  • 結衣と陽一が離婚した事を気にする広。結衣は思わず『少し離れて暮らしていただけ』とをついてしまう。良好な夫婦仲を広に見せるため、結衣と陽一は同じ寝室で寝ることに。ただし布団は少し距離をあけて敷いた。
  • 広が正式に『柏崎広』となり、結衣と陽一、3人での生活がスタート。夕食のハンバーグを写真にとった広は一人になると門倉に送信。『誰に送ったの?』と結衣に聞かれ、『施設の先輩』と嘘を言ってしまう。
  • 夜、広の部屋に来た結衣は離婚の事で嘘を言ったことを広に告げた。すると広も『写真を送ったのはママです』と正直に言った。二人はもう嘘はつかないとお互い約束し、笑いあった。
  • 後日、結衣の元へ門倉がやってきた。門倉は広を届け出ずにいた事を謝罪。しかし誘拐された広を自分が発見しなければ死んでいたと強く訴えた。
  • 帰宅した広は門倉を見て『ママ…』と驚く。門倉は『もう二度と会わない』と広を冷たく突き放した。帰路についた門倉だったが、家を抜け出した広が追ってきた。陽一と結衣は広のノートに何度も書かれた『行かないで』の文字を見てショックを受ける。
  • 門倉に追いついた広。しかし門倉は『ホントのお母さんの所へ行きなさい。』とまたしても冷たくあたる。泣きながら帰宅した広は涙を拭いて家の中へ。結衣には『コンビニで立ち読みしてた』と嘘をついた。
  • 陽一は『修理してた洗濯機が直った』と結衣を倉庫に呼び出す。しかし洗濯機は壊れたまま…。陽一は結衣と初めて会った時の事を話し、当時研究していた人工知能搭載ロボットを引き合いに出しこう言った。

    『ロボットは嘘をつかない。コンビニに行ったなんてすぐバレる嘘は言わない。ウソを付くのは人間だからだ。生きているからだ。』

    結衣は笑顔を取り戻し、『洗濯機早く治るといいね』と言った。

  • 中学校に通うことになった広。幼馴染のまゆが迎えに来たがシカトして先に行ってしまう。『可愛くなーい!』と怒るまゆに『広のことよろしくね』と結衣が言った。
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【母になる 第3話の感想】

今回は結衣と門倉麻子がついに対面!てっきり広を取り戻しに来たのかと思いきや、まさかの決別の言葉を並べました。

小池栄子さんの演技はやはり圧巻で、広を失いたくないという想いがビンビン伝わって来ましたね。

門倉は広を発見した時 虐待されてると思い込んで警察に届けなかったと言っていましたが、ホントなんでしょうか…?

なにか『どうしても子供が欲しかった』という別の事情があるように思えます。

今回のテーマは『嘘』でしたね。

これはもちろん広が『生きて帰って来たからこそ嘘をつける』という喜ばしい事を指していますが、他にも『相手を傷つけたくない』という想いからくる嘘も汲まれているのでは?

門倉に対する愛情を結衣に悟られないよう必死で嘘を重ねる広。これは結衣を気遣っての事だと思います。

門倉に洗脳されたロボットのように見える事もあった彼ですが、人の気持を考えることが出来る人間なんだな~と今回でわかりましたね。

次回の予告では、門倉が二年前に広を施設に預けたのは服役するためだったという衝撃の事実が明らかに。

一体彼女はどんな罪で刑務所に入ることになったのか?気になりますね…。

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母になる 第4話の感想

【母になる 第4話はこんな内容】

  • 育ての母・門倉麻子(小池栄子)と決別した広。それ以来 広は結衣によそよそしくなってしまった。話しかけても目を合わさず、結衣が作った弁当も食べずに捨てていた。
  • 結衣は学校へ出向き先生から広の様子を伺う。先生は特に問題ないと言ったが、結衣は保護者会のプリントを広から受け取ってない事を知る。さらに結衣はママ友でランチを食べる『ランチ会』の申込書の提出を迫られた。
  • 帰宅した結衣は『ランチ会』のプリントを探すため広の部屋へ。後ろめたさを押しのけ、広のバッグに手を伸ばした。中には門倉からの手紙や写真が入っていた…。バッドなタイミングで帰宅した広は結衣と鉢合わせ、気まずい空気に…。一人になった広は門倉の写真を割ってしまった。
  • 結衣は琴音(高橋メアリージュン)から婚姻届を受け取る。これはばあば(風吹ジュン)がいつか結衣と陽一が復縁するために持っていたものだ。さらにママ友の莉紗子(板谷由夏)と教授(浅野和之)から夫婦ケンカの寸劇を見せられ、『陽一とゼロから始めてみては』と遠回しにメッセージを受け取った。
  • 『施設に戻りたい』と言い出した広。結衣は意を決して息子と向き合うことに。取り付く島もない広の態度に撃沈する結衣だったが、広の好きなアーティスト『ツーオク(ワンオクのパクリ?)』のヘアメイクを莉紗子がしていると言うと態度が一変wさらに好きなラーメンの話で盛り上がった。しかし施設に戻りたいという広の気持ちを変えることは出来なかった。
  • 広を施設に戻す事を決意した結衣。夫の陽一は『諦めたらダメだ!』と反対。彼は以前 誘拐された広を諦め、『もう一人子供を作ればいい』と想ってしまった事を悔いていた。結衣は自分が母親失格と認めながらも、『いつか広にとって唯一無二の母親になる』と宣言した。
  • 広との最後の思い出に遊園地に来た結衣たち。そこでばあばが以前出した『一人で部屋にいたはずのお母さんが誰かに蹴られた。どうしてでしょう?』というクイズの話題に。答えがわからなかった広だが、結衣は『赤ちゃんがお腹を蹴った』と正解発表。
  • 施設に戻る日、広は木野(中島裕翔)に連れられ家を出た。結衣は笑顔で送り出したが、広がキッチンに置いていった弁当箱に『ゴチ!』というメモを発見。広は弁当を食べてくれたのだ…。結衣はダッシュで息子の元へ行きこう告げた。

『お弁当毎日作るの楽しかった。食べてくれなくても…。あなたが小さい時の事思い出しながら、またお弁当を作れる日がくるなんて夢のようだった。

お母さん、あなたが帰ってくるの待ってるから!』

  • 木野と施設へ向かう広。途中『喉が渇いた』と言い、木野は自販機でジュースを買う。しかしその間に広がいなくなってしまった…。広は施設の先輩・今偉(なうい)と密かに待ち合わせていたのだ。二人はどこへ…?
  • 広の育ての親・門倉麻子は二年前、刑務所にいた。服役中に知り合った井下さなえから仕事を紹介すると言われていた門倉は出所後、さなえが経営する印刷会社を何度も訪れていた。
  • ようやくさなえと再会した門倉だったが、会社はすでに売りに出され、仕事の話は嘘だったことが発覚。『人生をやり直したい』と訴える門倉だったが、さなえと一緒にいた下品な男に突き飛ばされてしまう。
  • 広がいなくなった柏崎家。結衣は広の部屋に門倉の写真を飾り、息子の帰りを願った…。
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【母になる 第4話の感想】

『母になる』第四話、いかがでしたか?

結衣にとって悲願だった広との暮らし。しかし広は家を出ていってしまいました。3歳で誘拐された広にとって結衣との思い出はほとんど無く、どう頑張っても母親とは思えなかったようですね。

結衣は広の気持ちを優先させ、彼を施設に戻すことを決意。

広と向き合い、門倉への想いの強さを感じた結衣は広の気持ちを第一に考えこの決断に至りました。

最後のシーンで結衣は門倉の写真を広の机に飾っていましたね。無理に門倉と広を引き離そうとせず、広の過ごした時間を大事にして貰いたいという気持ちの現れだったのかも。

クイズ大会について

結衣と広の仲を案じたばあばがさり気なくクイズに交えて母子の絆を伝えようとしたのかも。

妊娠中、広はよくお腹を蹴っていた、という母でなければ知らない事実。これを知った広は『僕はこの人から生まれたんだ』という目で結衣をじっと見ていましたね。

思い出は無くてもこの人はお母さんなんだ、という事実を分かって欲しいと願ったばあばの作戦?だったのかなとも思います。

あと気になるのは児童福祉司・木野の元からいなくなった広。一体ドコへ行ったのでしょう…。

施設の先輩・今偉くんとまさかの逃避行しちゃいましたが、お金も無いでしょうし…。心配ですね。

母と思っていた門倉と別れ、自分の居場所を見つけられない広。その胸中はうかがい知れない悲しみに溢れているのでしょう。

彼を暖かく迎える場所。それは言いたいことを言い合える家族の団欒の中にあると思います。

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【続きはこちら♪】

「母になる」の感想(第5話~7話)。門倉麻子が刑務所に入った理由とは…?

「母になる」第8話~最終回のあらすじと感想。ネタバレ注意!

視聴率(最終回まで)

第1話 10.6%

第2話 10.7%

第3話 9.3%

第4話 7.9%

第5話 8.3%

第6話 9.5%

第7話 7.9%

第8話 9.2%

第9話 8.4%

第10話 9.7%

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