【陸王】フェリックスの社名の由来はメキシコの台風!第9話

2023年12月01日

「陸王」第9話のあらすじと感想です。

こはぜ屋買収に乗り出した米アウトドアメーカー・フェリックス。思ってもみない好条件を提示され、紘一の心が揺れ動きます。

そんななか、悩める就活マシーン・大地がついにアッパー素材を提供してくれる会社を見つけ出します。混乱を極める「こはぜ屋」に差し込んだ一筋の光…。これを機に、紘一は衝撃の決断を下すのでした…。

松岡修造と役所広司の熱さ対決は見応え充分だった。

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「陸王」フェリックスの社名の由来はメキシコの台風!第9話

陸王のフェリックスの社名の由来は

陸王 第9話(2017年12月17日放送)のあらすじ◆「こはぜ屋買収にけっこう乗り気な紘一!」◆残業いたしません!◆フェリックスの社名の由来とは?◆大地の苦労が報われた!◆紘一の悪あがき!

「こはぜ屋」買収にけっこう乗り気な紘一!

シルクレイ製造装置が丸焼けし、陸王の製造にストップがかかってしまった「こはぜ屋」。社長の宮沢紘一(役所広司)は設備復旧のため銀行へ融資を頼み込むが、全て断られてしまった。

絶望に打ちひしがれる中、アメリカの大手アウトドアメーカー・フェリックスが「こはぜ屋」買収に向け動き出した。

とりあえず話だけでもと社長の御園(松岡修造)と面談した紘一は「3億円即払い」「買収後も社長やっていいよ」という好条件に心を揺さぶられ、さらに御園の人間性にも感服し、固い握手を交わした。

流れで買収OKのハンコ押すかと思ってヒヤヒヤした。

御園(みその)はなかなかの好人物でしたが、紘一と別れたあとの「…あとひと押しだな」というセリフが気になりますね。何かがありそうな…?

『残業、致しません!』

「こはぜ屋」に戻った紘一は買収の件を従業員たちに告げた。すると従業員たちは烈火の如く激おこ化!!とくに元気おばちゃん・あけみ(阿川佐和子)が猛反対し、紘一を困らせた。

モチベーションが下がった従業員たちは残業を『致しません』と言い放ち、みな定時になるとそそくさと帰宅する始末。「こはぜ屋」は品質管理という面でも窮地に追い込まれてしまった…。

こはぜ屋従業員、大門未知子化

あけみさんは「こはぜ屋」先代社長にもお世話になった生え抜きの従業員。買収に反対する気持ちは人一倍強いようです。

フェリックスの社名の由来とは?

買収にむけなんとか従業員を説得したい…。『みんな御園がどんな人間か知りたいんだ』という顧問・飯山(寺尾聰)の言葉をうけ、紘一は御園とマス釣りに出かけた。

御園から『フェリックス』の社名の意味を聞いた紘一。この社名は御園の妻が命を落とした台風の名前だという。御園はフェリックスを創業する前、ブランドバッグの販売をしていた。しかし妻がデザインを手掛けた新作が在庫の山となり倒産のピンチに。妻は新たなデザインを求め世界を旅する中、メキシコで大型台風『フェリックス』の犠牲となった。

『私は全てを失った。でもそれが私の強みです。』

御園の挫折と不屈の精神を知った紘一は、ますます彼にベタ惚れしていった…。

紘一のツボ抑えすぎてて逆に怪しい

多分ホントの話だと思いますよ。若き敏腕経営者にも苦労の時代があったんですね…

メキシコの台風

台風「フェリックス」とは?

2007年にカリブ海地域で発生した巨大ハリケーン。勢力を表すカテゴリーは最大級の「カテゴリー5」。メキシコ湾を縦断し大災害を巻き起こした。

ちなみにラテン語でFelixは「幸運」という意味。「こはぜ屋」にとってフェリックスは幸運へと導く追い風となるのか…?

裕人、結果を出すもフルマラソンへの参加は却下!

ダイワ食品陸上部のランナー・茂木裕人(竹内涼真)は豊橋国際マラソンへのエントリーを鬼監督に申し出た。

近々開催される東日本チャンピオンズカップで好成績を残せば出場を許可するという監督。裕人はアトランティスの最新型『R2』を携え、このレースにのぞんだ。

結果、裕人は優勝!しかもライバル・毛塚が持つ10,000メートルの記録をも上回った。

しかし監督は豊橋国際マラソンへの出場を許可しなかった。なんと毛塚は裕人が更新した新記録をさらに上回るタイムを叩き出したのだ。

さらにアトランティスが計測したデータでは、裕人がフルマラソンを走った場合、平均タイムを大幅に下回るとの結果が出た。

納得できない裕人は監督に直訴!『俺の何がダメなんですか!?』と激昂する裕人に、監督は『あいつはお前を遥かに上回る天才だバカヤロー。毛塚ばかり見てないでまずは自分を見ろバカヤロー!』といつものブチギレ口調で一喝した。

前回のレースで毛塚に勝った裕人。しかし毛塚はこの時38度の熱があったそうです。体調不良は言い訳かと思ってましたが、ガチだったんですね…。

高熱の毛塚の出場を許可した陸上部もなかなかの鬼畜

大地の苦労がついに報われた(≧∇≦)/

さすらいの就活浪人・大地(山崎賢人)は、タチバナラッセルに代わる陸王のアッパー素材を求め、タテヤマ織物という会社を訪れた。担当者が帰社するまで待ち続けたが、この日担当者は帰社しなかった。

諦めて帰ろうとした大地に1人の男が声をかけた。『私で良かったら話を聞きましょう。』

大地はこの男に陸王を見せ、生地の提供をお願いした。ダメ元で話す大地だったが、『お手伝いしましょう』とまさかの返事が!

実はこの男はタテヤマ織物の社長だった。何時間も担当者を待ち続ける大地の姿に熱いものを感じ、話を聞いてくれたのだ。

返事貰う前からダメと確信してる大地に就活全敗の後遺症を見た。

まぁしかし、ついに大地の苦労が報われましたね。ちょっとラッキーもありましたが…。これがキッカケで就職もうまくいけば良いのですが。

「こはぜ屋」に戻った大地は、社長から貰ってきたサンプルの生地で裕人モデルの陸王を作る事を提案。『みんなのちからを貸して欲しい!』と訴える大地に、残業致しません宣言をしたあけみもカムバック!

数時間後、陸王が完成。しかしシュートレーナーの村野(市川右團次)がまさかの『やり直し!』を指示。あと1ミリかかとを狭くしろというのだ。

ブーイングをかます従業員たちに『文句言うな!最高のものを茂木に届けたいんだろ!』と熱く言い放ち説得。

そして数時間後、ついに五代目陸王が完成した。

ものづくりの苦労が詰まった珠玉のシーン。

常に選手の事を第一に考える村野。だからこそ選手たちからも信頼されるのですね。

紘一が最後の悪あがき!

ついにフェリックスの傘下にはいる決意をした紘一。従業員に思いの丈を打ち明けた。

『俺は陸王をあきらめたくない。陸王を作るため、バラバラだった皆が一つになった。こはぜ屋には陸王が必要なんだ!』

するとこれまで猛反対をしていたあけみも『私達の技術を見せつけてやろう!』と紘一を支持。紘一はありがとうと頭を下げた。


翌日、紘一は元銀行員の坂本とともにフェリックス社を訪れ御園と面談。『良い返事を期待していました。』という御園に、紘一はまさかの言葉を返した。

『やはり会社を売ることは出来ません。』

目を丸くする御園に、紘一は「業務提携」を提案した。これはこはぜ屋顧問・飯山のアドバイスが発端で思いついた「最後の悪あがき」。御園の狙いは飯山が持つシルクレイの特許。今こはぜ屋が独占契約していることは立場的に有利なはず。

紘一はシルクレイ製造機の修理費をフェリックスに負担させ、その見返りにシルクレイを提供すると訴えた。

怒りMAXとなった御園は『もうけっこう!後悔しても遅いぞ!』と言い席を立った。

すると紘一が反撃!『バカにしないでくれ!』

紘一はフェリックスにかわる資金提供元を探す出すと言い放った。御園がシクルレイを欲しがったように、他の企業も欲しがるはず。

『そのとき後悔するのはあなただ!』

ちっぽけな足袋屋の社長に言われたい放題の御園は、紘一を激しく睨みつけた。

【陸王 第9話 終】

メキシコの台風より怖いブチ切れた紘一

フェリックスの傘下に入ったとしても、いつ切られるか分からない…。未来を見据えた紘一の選択が正しかったと信じたいですね。

陸王 最終話の感想

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