銀と金【原作ネタバレ】とあらすじ、最終回の結末など。ドラマ情報

2023年11月28日

2017年1月7日スタートのドラマ『銀と金』の原作情報、ドラマと原作マンガとの違いなどをご紹介します。※ネタバレあり。

悪党vs悪党が繰り広げる魑魅魍魎のマネーゲーム。狂気に身を投じるギャンブルの先にあるものとは…?

原作のストーリー

出典:テレビ東京「銀と金」オフィシャルサイト

2ページ目◆ドラマ『銀と金』ラストはマージャン対決!原作最終回の結末とストーリー最大の謎とは!?

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漫画『銀と金』ってどんなストーリー?

  • 300億競馬対決!
  • 1ツモ数億の特殊麻雀!
  • 札束で作った橋を渡り絵画の偽物を見抜け!
  • 秒速で札束が積み上がるポーカー対決!

などなど人知の計りを越えたありえへんギャンブルが人気の『銀と金』。勝つとはどういうことか?いかにして勝つ道を作るのか?常勝男・平井銀二の『勝ちへのヒント』が詰まった作品。

主人公は人生に何も見いだせない20歳のフリーター・森田鉄雄。裏社会の大物・平井銀二との出会いにより、無為で自堕落だった人生が輝き出す。

銀と金の原作

原作者は『カイジ』『アカギ』『天』など数々のギャンブル漫画を世に送り出してきた福本伸行氏。なかでも『銀と金』は最高傑作!と言われるほど人気が高い作品。

放送開始日:2017年1月7日(土) 深夜0時20分~

【メインキャスト】

平井銀二 … リリー・フランキー

森田鉄雄 … 池松壮亮

安田巌 … マキタスポーツ

巽 京子 … 臼井あさみ

船田正志 … 村上淳

主人公・森田鉄雄とは?

森田鉄雄

  • 家賃4万円の風呂なしアパートで暮らす森田鉄雄。定職につかず日払いのバイトなどで生計を立てている。
  • 両親とはすでに死別しており兄弟もいない。平井銀二に言わせると彼のような「身軽」な人物は裏社会の仕事にうってつけらしい。
  • 金よりも人を重んじ、欲に惑わされないハートを持つ。ギャンブルに関しては「崖から身投げする」イメージを持っており、仕事仲間からは「破滅的」と言われた事がある。
  • 銀二に魅せられ、『欲の世界を突っ走ったその先』の景色を見たいと願う。そしていつか『金』と呼ばれる男になりたいと思っている。
  • 原作では骨肉の後継者争いを繰り広げた「神威家」に関わって以来、悪党でいることへの後ろめたさに苛まれ、裏社会からの引退を考え始める。

裏社会の大物・平井銀二とは?

平井銀二

  • 『銀王』と恐れられる裏社会の大物フィクサー。頭脳明晰で冷静沈着、格闘技にも長け、心理を巧みについた人操術で数々の成功を収めてきた。森田いわく『この人が金を持ってるのはあたりまえ』
  • 人脈も広く、政財界の大物やメガバンクの頭取、さらに中東の皇族とも懇意にしている。また初対面の若者ともすぐ『お友達』になれる話術、オーラを備えている。
  • 勝つ事は大事だが、それ以上に『どのように戦い』『どのように勝った、あるいは負けたか』という過程を重んじる。
  • 悪党であることは間違いないが、人を殺める事を良しとせず、金のために味方を売るような人間も信用しない。
  • 自分の後継者にしようと森田を育ててきたが、彼の離脱により自身も引退を考える。しかし『今さら勝ち逃げなどできぬ。』と考えをあらため、裏社会に居続けることを心に決める。

ちなみに1990年代に発売されたオリジナルビデオでは平井銀二役を中条きよしさん、森田鉄雄役を豊原功補さんが演じました。

白髪でオールバック、つり上がった目など中条きよしさんが演じた銀さんのビジュアルはかなり漫画に近かったと思います。

ビデオ

『銀と金』中条きよしバージョン

ちなみにドラマ「銀と金」で放送されるのは「仕出戦編」「セザンヌ編」「ポーカー編」「麻雀編」の4エピソードです。

原作にあった「神威編」「有賀編」「競馬編」は放送されないようです。

※「有賀編」はAmazonプライムのみでの限定配信されました。

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ドラマ銀と金 株の仕手対決編 原作との違い

2017年ドラマ版「銀と金」の第1話~3話は株の仕手対決が題材になっています。

仕手とは株価を不正に操作して利益を得る悪人を指し、仕手戦とは仕手と企業との間で勃発する株の売り買いの攻防戦を指します。

【ドラマの登場人物】

梅谷 哲(ダンカン) …… 秀峰創業グループのドン ※原作では丸宝グループのドン

伊沢敦志(嶋田久作) …… 自由民生党議員。最大派閥・竹本会のナンバー2 ※原作では民生党。

海堂正行(丸山智己) …… 国会議員。土門猛の娘婿

土門 猛 …… 帝日銀行頭取

原作とドラマの違い

  • ドラマ冒頭の競馬シーン。一着馬の名前はワシズオウジャだったが、原作はホクトチカラだった。
  • ドラマでは銀さんのシャワーシーンが無かった。
  • ドラマ版の森田はアルパカ引越センター(笑)で働いていた。
  • 原作では森田の録音テープのトリックにラジカセが使用されたが、ドラマではスマホが使用されていた。
  • 原作では日本旭の筆頭株主となった銀二が役員会に出席するシーンがあったが、ドラマでは無かった。
  • ドラマの銀二は『東京オリンピックで一国を買えるほどの金を得る』と言っていたが、原作では『土地も金も全てが沸騰する刻(バブル)』のことを言及していた。
  • 銀二の仲間 が女性(臼田あさ美)に変更。

銀と金 セザンヌ編 原作との違い

金の橋

ドラマ「銀と金」第二章となるセザンヌ編。名画の本物と偽物を見分ける「鑑識眼」が勝負の肝になっています。

原作マンガでは一人前になるべく銀二と別行動をとることになった森田が、何もない状態から5億円を稼ごうと奮起!ある大物画商に戦いを挑みます。

セザンヌって何?

『銀と金』に登場するセザンヌの絵画。セザンヌは「近代絵画の父」と称されるフランスの画家ポール・セザンヌ(1839年~1906年)がモデルと思われる。

セザンヌ

画家志望だったセザンヌは22歳の時 一路パリへ。モネ、ルノワール、ドガなど後にフランス絵画の巨匠となる人物達と親交を深める。その画風はゴッホ、ゴーギャンらとともに「ポスト印象派」と呼ばれている。

セザンヌ編の主な登場人物

中島明夫(佐野史郎)… 画商。※原作では中条 明夫。

川田三成 … 森田と手を組む事になる悪党。※ドラマには未登場。

青木美沙(鉢嶺杏奈) … 新人画家。※原作では無精ヒゲ&髪ボサボサの冴えない男、青木さん。

【ドラマと原作マンガの違い】

  • 原作では新人画家の青木は男だったが、ドラマ版では女性だった。
  • ドラマ版では森田が五億円を得るため競馬やスロットをするシーンが追加。登場した馬の名前はワシズテイオーとケイニチカイジ。
  • 原作では土門頭取が所有するセザンヌの価格は時価6億円だったが、ドラマでは10億円だった。
  • ドラマでは中島から絵を買っていた客とのやり取りが追加されていた。客の名前は兵藤和孝w※兵藤和孝は『カイジ』に登場した帝愛グループ会長・兵藤和尊がモデルと思われる。
  • ドラマ版では森田の相棒役をつとめた川田三成は登場しなかった。
  • ドラマ版では森田が頭取室を訪れた際、壁に『どちらかが偽りの無頼』という格言が飾られていた。これは福本伸行原作『アカギ』の盲目の雀士・市川編で登場した言葉。
  • 原作では勝負の後、精神崩壊した中島(中条)が失った金を取り戻そうと森田のアパートを荒らすシーンがあった。
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銀と金ネタバレ ポーカー編 原作との違い

ポーカー

ドラマ『銀と金』第3章の題材はポーカー。森田鉄雄が建設会社社長の御曹司・西条と壮絶なポーカー対決を繰り広げます。

西条は金持ちの自分を『支配する者』、金の無い者を『奴隷』と称するキングオブ嫌な奴。さらに勝負で負かした女性をカラダごと頂いちゃうという鬼畜やろーです。

見どころは西条のイカサマのトリックを見破った森田がどう反撃するのか?という所と、終盤の賭け金の積みあい。

何億という金がみるみる積み上がるシーンはこの世のものとは思えない非現実的な光景です。

【登場人物】

西条達也(大東駿介)… 西条建設の御曹司。※原作では西条進也

岡部真人(大倉士門)… 西条の仲間。金髪。

有田新一(坂口涼太郎)… 西条の仲間。おかっぱ。

伊藤 美緒(高月彩良)… 西条のポーカーの犠牲になった明穂の友人。

三島明穂(岸明日香)… ポーカーの被害者。

近藤ユカリ(我妻三輪子)… 美緒の友人

【ドラマと原作マンガの違い】

  • 原作では森田と美緒の出会いは喫茶店だったが、ドラマではバーだった。
  • 原作では最初の対決で勝利した森田達が寿司屋で祝勝会を上げたが、ドラマではそのシーンはなかった。
  • 原作では最初の対決で手にした一千万円を森田と美緒、美緒の友人二人で4等分したが、ドラマでは森田は受け取らず美緒、由香里、被害者の明穂とで3等分した。
  • 原作では西条が森田の情報を得るためホテルの一室に美緒を呼び出したが、ドラマでは電話で聞いていた。
  • 資金が尽きた女性にサラ金業者を紹介するのはドラマのオリジナル。
  • ポーカー勝負にディーラーが介入するのはドラマのオリジナル。
  • 原作ではポーカー勝負はバーカウンターで行われたが、ドラマでは下からライトアップされた丸テーブルで行われた。
  • 原作では西条の資金源は信用金庫だったが、ドラマではクラブのオーナーが資金を提供していた。
  • 原作では森田が勝負の途中席を立ち、トイレで顔を洗っている時に背中を叩いたのは美緒の友達だったが、ドラマでは美緒が叩いた。
  • 原作では森田のヘルプに現れたのは安田と船田だったが、ドラマでは安田と巽が来た。
  • ドラマでは森田のカードすり替えを予想した美緒が室内の電気を消すためブレーカーのそばに移動するシーンがあったが、原作では予想しただけで移動はしなかった。
  • ドラマでは勝負に負けた西条がクラブオーナーに土下座して資金提供をお願いしようとしたが、原作ではそのシーンは無かった。
  • 原作では勝負の後、西条と握手するシーンがあったが、ドラマでは無かった。
  • ドラマでは勝利した森田はアジトのバーに金をばらまいたが、原作ではホテルの一室だった。
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『シグナル~長期未解決事件捜査班』ネタバレや原作のストーリー

続き◆『銀と金』原作の最終回●ドラマは衝撃的すぎる麻雀対決へ!●「銀と金」最大の謎とは?→

コメント

  1. 明けましておめでとうございます。

    新春から濃厚な記事ありがとうございます。
    めっちゃ時間かかるでしょう?凄いですよね~。

    今年もよろしくお願いします。

    • >いごっそう612さん

      明けましておめでとうございますm(_ _)m憧れのブロガーさんにコメント頂けて嬉しいです(^o^)「銀と金」はセリフ全部覚えるくらい読み込んでるので、ドラマも楽しみです。

      今年もよろしくお願いします(≧∇≦)/

  2. 銀と金ドラマ化するとか知らなかった…!
    心理物好きなのでこれは楽しみです!

    P.S.
    ドクターX最終回の記事も密かに待ってます…!

    • >睡蓮さん

      銀と金面白いですよねw銀さんの魅力がドラマで伝わる事を期待しています。巽を演じるのが女性というのが意外ですが(笑)

      ドクターXおまたせしてすいません。年末ノロウィルスにかかってしまい、まだ作成中なんですよー(完全にタイミング逃した^^;)近いうちにUPします。