ドラマ『下町ロケット』第2部となる『ガウディ計画』のネタバレあらすじと感想です。(第6話~最終話。※第1話~5話はロケット開発のストーリー)
前回、日本初となる国産宇宙ロケット打ち上げ成功に大きく貢献した佃製作所。今作では社長の航平(阿部寛)率いる佃従業員たちが『人工心臓弁開発』という新たな分野に挑みます。
間違いが決して許されない医療への挑戦! 資金難、部下の裏切り、ライバル企業の妨害、そして悲しい死亡事故…。
秒刻みで降り注ぐ試練のなか、果たして航平たちは難病に苦しむ子供たちを救う計画【ガウディ計画】を成功に導くことが出来るのか?
ロケット打ち上げ成功の利益が、従業員たちにちゃんと還元されたのか気になるw
航平の娘・利菜の彼氏『マサヒコ』の正体が気になる…。
下町ロケット ガウディ計画 ネタバレあらすじ。最終話結末まで
ドラマ『下町ロケット』第二部(6話~最終話)となる【ガウディ計画】の見どころや登場人物、各エピソードのネタバレあらすじ、感想などをご紹介しています。
下町ロケット ガウディ計画はこんなストーリー
下町ロケット ガウディ計画のストーリーを簡単にご紹介します。※詳細な内容はこの後♪
佃製作所社長・航平(阿部寛)の元に現れたかつての従業員・真野(山崎育三郎)。彼は航平に『ガウディ計画』への協力を申し出てきた。
ガウディ計画は『小さな子どもにもフィットする新型の人工心臓弁を制作する計画』で、これが実現すれば難病に苦しむ多くの子供たちを救う事が出来る!
真野は同じ志を持つ大学教授・一村(今田耕司)、繊維会社社長・桜田(石倉三郎)とともにガウディ実用化に邁進しており、『佃製作所がロケット部品開発で培った技術力が役に立つ』と考え、一度はケンカ別れした航平の元を訪ねたのだった。
ライバル出現!
時同じくし、アジア医科大学教授・貴船(世良公則)は世界最小の人工心臓を開発する計画『コアハート計画』を進めていた。開発を請け負うサヤマ製作所の社長・椎名直之(小泉孝太郎)は、ライバルの佃製作所を陥れるためあの手この手で妨害しまくる!
町工場社長・航平vsNASA出身のエリート・椎名!
ガウディ計画vsコアハート計画!
先に実用化を成すのはどちらの製品か!?そしてのちに発覚する椎名の恐るべき陰謀とは!?
お互いのプライドと技術力をかけた戦いの火蓋が今、切って落とされる!
見る者の魂を揺さぶる航平の従業員愛とモノづくりへの熱き情熱、圧倒的不利な状況から勝利を手繰り寄せる起死回生のアイデアなど、前作同様 見どころ満載です!
前作で『仕事に夢なんか持てない!』って退職した真野が再就職先で大きな夢を見つけちゃったらしいw
てっきりユーチューバーでもやってるのかと思ってた…
※以下、『下町ロケット ガウディ計画』のネタバレとなります。
下町ロケット 第6話(ガウディ計画 第1話)ネタバレあらすじ
下町ロケット 第6話 ガウディ計画のネタバレあらすじです。
日本初の国産宇宙ロケット打ち上げ成功から3年、佃製作所は順調に業績を伸ばし、社長の佃航平(阿部寛)はウハウハな毎日を送っていた。
そこに届いた一通の手紙!差し出し人は航平とケンカ別れし職場を去っていった真野(山崎育三郎)!手紙にはこう書かれていた。
社長、お久しぶりっす(≧∇≦)/あのときはホントごめんなさい(テヘペロ)あれから僕は山崎部長の紹介で先端医療研究所に勤務してました。社長が影で僕の再就職先を探してくれたそうで、マジ感謝です!!今は北陸医科大学で研究してます♪♪
今度会って相談したいことがあるので宜しくです☆チャオ
真野の懐かしいヒゲ面が脳裏をかすめる航平。『あいつ…』とニヤけた( ̄ー ̄)
ロケットバルブ納入に暗雲が…!
浮かれムードだった佃製作所に激震が走る!これまで独占的に帝国重工に納入していたエンジンバルブが、次回からコンペにより納入業者を決めることになったのだ。
ライバルとなるのは同業のサヤマ製作所。NASA出身の若手社長・椎名直之(小泉孝太郎)が経営しており、椎名が社長になってから売上も倍増!まさかの強敵出現に佃従業員たちはビビりまくった((((;゚Д゚))))
『いま帝国に見放されたら大赤字やん!!』
新たな仕事
それから一ヶ月後。佃製作所は一部上場企業の日本クラインという会社から謎の仕事依頼を受ける。何に使うのか不明な小さくて丸い部品の製造を発注してきたのだ。
『なんだこの部品?』と首をかしげる佃従業員たち。とりあえず渡された設計図どおり試作品の制作を開始。すると後日、このイミフ部品の正体が明らかになった。
ネタバレ:この小さな部品は心臓手術に使用する人工弁だった!
『まずいよ~医療器具リスク高いよ~!』と怯える営業第二部長の唐木田(谷田歩)。確かに、医療器具は何か問題が起きた時、莫大な賠償金を請求される事も多い。
しかしすでに試作品作りに結構なマネーを投入しており、今さら中止はできない…。航平はこの人工弁開発チームに若手のエース・中里(高橋光臣)、立花(竹内涼真)、加納(朝倉あき)の3人を投入し、試作品作りに爆進した。
イライラがつのる中里
一ヶ月後、中里(高橋光臣)は思うように試作品作りが進まずストレスをため込んでいた。『設計に問題があるんじゃ!?』とグチる中里を『人のせいにするな!』と戒める航平。
そんななか、技術部長の山崎(安田顕)は、日本クラインが差し出してきた人工弁の設計図を見直し、『二枚の開閉蓋がある人工弁』を新たに設計した。
こっちの方が作りやすそうと考えた中里は『これで行きましょうよ!』と乗り気になる。しかし日本クラインの依頼品とは異なるため、山崎は自ら却下。『チッ!』つまらなそうな顔をする中里…。
突然の制作打ち切り!
さらに一ヶ月後、航平はやっと完成した試作品を手に日本クラインを訪れた。すると担当者が『設計が変更になったので作り直してw』とまさかの発言をかます!
渡された新たな設計図を見た山崎(安田顕)は『ん?(・・?』と眉をひそめた。彼が以前に設計した『二枚の開閉蓋がある人工弁』によく似ていたのだ。(この謎は後日明らかに…!)
理不尽な作り直し要求にブチ切れた航平は『もう知らん!さいなら!バーカ』と半狂乱になり、日本クラインとの取引を解消してしまった。
中里が退職!再就職先はまさかの…!?
数日後、中里(高橋光臣)が突然辞表を提出した。どうやら必死に取り組んできた人工弁制作が中止になったことに納得が行かないようだ。『苦しいときは必ずある。耐えろ。』となんとか引き留めようとする航平だったが、中里は『やってられるか!フン!』とふてぶてしい態度で佃製作所を去っていった…。
しかし後日、衝撃の事実が明らかになる。辞めた中里がエンジン部品でコンペを争うことになったライバル企業・サヤマ製作所に再就職していたのだ!
実は中里は山崎(安田顕)が作成した『二枚の開閉蓋がある人工弁』の設計図を無断でサヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)に渡しており、その見返りに高待遇でサヤマに引き抜かれていたのだ!
エンジン部品とともに世界最小の人工心臓・コアハートの開発を進めている椎名にとって、中里の引き抜きは大きなアドバンテージとなることは間違いない。
真野カムバック!
人工弁制作も無駄になり、中里も退職…災難続きの佃製作所だったが、嬉しいニュースが訪れる♪3年前 佃製作所を辞めた真野(山崎育三郎)がやって来たのだ。
ビシッとスーツでキメた真野は『あの時はすいませんでしたw』と頭を下げた。ケンカ別れした際『二度と俺の前に顔を出すな!』と激おこした航平だったが『よく来たな♪』と頬を緩ませた。
真野は『相談があります』と言い二人の人物を紹介した。一人は北陸医科大学教授の一村隼人(今田耕司)、もうひとりは株式会社サクラダの社長・桜田章(石倉三郎)。現在、真野を含めたこの3人は心臓人工弁の開発に心血を注いでいるという。
『人工弁…?』
タイムリーなワードを聞きピクッとなる航平。試作品を見せてもらうと、日本クラインのために作った物よりも小型で、見慣れない繊維が巻かれていた。
真野はこのプロジェクトに参加してほしいと航平に告げる。ロケットバルブで培った佃の技術がきっと役に立つはずだと…。
かわいい元部下の頼みとあり『オッケーよ~(≧∇≦)/』と承諾したい気持ちは山々だったが、このプロジェクトには大きな問題が2つあった。
1,仮に人工弁が完成したとしても厚労省の認可がおりなければ実用化されない。
2,認可がおりるまで1~2年かかる。
もし認可が下りなければ開発費はすべてムダになってしまう。サヤマ製作所とのエンジン部品コンペの件もある中、このリスクを背負う事はあまりにも無謀だ…。
悩む航平に、営業部長の唐木田(谷田歩)が言いづらい事をズバッと言った。『シャチョー!人工弁なんてやってる場合じゃないでしょ!』
ガウディ登場!
後日、航平は真野に『やっぱ無理ゴメン!』と断りの電話を入れる。すると真野は『一度福井にある工場を見に来てください』と言ってきた。
福井に到着した航平、唐木田、山崎の3人は、人工弁プロジェクト発案者の一人・桜田(石倉三郎)が経営する工場に案内された。繊維部署の奥に進むと、こじんまりとした部屋に見慣れない装置があった。人工弁に巻く特殊繊維を編み上げるものだという。装置には【ガウディ】と書かれていた。
【ガウディ計画】について話はじめる桜田。
【ガウディとは?】
ガウディとは、桜田、一村、真野の3人が開発をすすめる新型の人工心臓弁のこと。
通常、日本で使われている人工心臓弁の殆どは輸入製品でサイズが固定されている事が多く、患者が小さな子供だと弁が取り付けられるまで成長を待たなくてはならない。さらに成長につれ度々交換手術が必要となってしまう。
しかしこの特殊繊維を巻いた人工弁【ガウディ】はどんなサイズにもフレキシブルに対応でき、成長による交換も必要ないという。。
真野たちが掲げる【ガウディ計画】とは、難病におかされた子供たちの命を救うための新型人工弁を開発する計画なのだ。
『なぜそこまでして人工弁開発を…?』と聞く航平。桜田は悲しい過去を語り始めた。
桜田は昔、当時17歳の一人娘を心臓疾患で亡くしていた。仕事に明け暮れ親らしいことを何一つしてやれなかった桜田は、贖罪の気持ちからこのガウディ制作に人生を捧げる決意をしたという。
この話を聞き、『人工弁なんてやってる場合じゃないでしょ!』と言っていた唐木田が大号泣!『シャチョー!やりましょう!ガウディ!』とめっちゃ乗り気になった!
航平は全力でガウディ計画に取り組む事を桜田に誓った。
『ガウディ』vs『コアハート』
その頃、サヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)は医療器具メーカー・日本クラインの社員たちと会食をしていた。その席にはアジア医科大学教授・貴船(世良公則)という男の姿が…。
貴船教授は日本クラインを後ろ盾とし、世界最小の人工心臓『コアハート』の実用化を進めている人物。開発はサヤマ製作所が行っていた。
『ガウディ計画』と『コアハート計画』、どちらが先に厚労省の認可を得て世に放たれるのか?その戦いの火蓋が今 切って落とされた…。
【下町ロケット 第6話 終】
下町ロケット第2部となる『ガウディ計画』は前作のロケットバルブ開発とは一転、人体に使用する医療器具の製造に関するストーリーです。幼い命を救うため、佃プライドをかけた新たな挑戦がスタートしました!
真野のスーツ姿での凱旋がちょっとカッコ良すぎw
佃製作所に女性従業員が少なすぎてモテ期を逃していた悲劇の男・真野…
- 佃製作所にサヤマ製作所の椎名(小泉孝太郎)というライバルが出現!帝国重工にロケットエンジンバルブを卸す権利をコンペで争う事になった。
- 日本クラインという医療機器メーカーから人工弁制作依頼を受けた佃製作所。しかし突然の作り直しを要求され、激怒した航平は制作を打ち切ってしまった。
- 若手従業員の中里(高橋光臣)が佃製作所を退職。直後にサヤマ製作所に再就職した。
- 3年前『夢なんてアホくさ!』と言い佃製作所を去っていった真野(山崎育三郎)。その彼が『ガウディは私の夢なんです!』と言い航平に協力を申しでてきた。
- 桜田(石倉三郎)の想いに賛同した航平は、ガウディ計画への協力を約束した。
- アジア医科大学教授・貴船が進める世界最小の人工心臓開発『コアハート計画』。この裏には日本クラインとサヤマ製作所の椎名が潜んでいた。
【下町ロケット ガウディ計画 第6話 ネタバレあらすじ まとめ】
ガウディ計画 第6話視聴率…17.8%
下町ロケット ガウディ計画 ネタバレあらすじ:利菜の彼氏 マサヒコ!
下町ロケット 第7話 ガウディ計画のあらすじとネタバレです。
『ガウディ計画』に協力することになった佃製作所。社長の航平(阿部寛)は開発メンバーに3人の若手を指名した。
立花洋介(竹内涼真)…熱血リーダー!
加納アキ(朝倉あき)…イケメンだらけの職場に放たれた紅一点。
鈴木健児(堀井新太)…手先が器用な元ヤンキー!
ガウディ製品化には厚労省の認可が必要となるが、その前にPMEA(医療器具審査機関)の承認テストにパスする必要がある。
3人は二週間後に控えたPMEAとの事前面談で信用を勝ち取るため、夜を徹して試作品づくりに没頭した。
【ネタバレ:PMEAとは?】
PMEAは新型医療機器を審査する団体。この審査をパスしないと厚労省の認可がおりない。
PMEAとの面談!イヤミな審査員・滝川!
二週間後、PMEAとの面談がスタート。審査員の滝川(篠井英介)は最初から佃製作所を『弱小!貧乏!バーカ』とバカにしまくり、『貴船先生に相談すれば?』とコアハート開発を進めるアジア医科大学教授・貴船(世良公則)の名を出してきた。
ネタバレ:イジワル審査員・滝川は貴船教授と裏で通じており、『ガウディ計画』の頓挫をもくろんでいた。
航平に衝撃!娘の利菜に彼氏が!?
ため息混じりで家に帰った航平。母と娘・利菜(土屋太鳳)と一緒に夕食タイム。すると就活中の利菜に『マサヒコ』というイケメン彼氏がいることを知り衝撃を受けるΣ(゚Д゚)
どうやらマサヒコなる男は航平の知らぬ間に何度もご飯を食べに来ているらしく、別れた妻・沙耶(真矢ミキ)にも会っているらしい。
『なんじゃそれ!?』
航平はショックに打ちひしがされた…orz
竹内涼真、福井へ!
ガウディの試作品づくりがうまく行かず、やる気を失ってしまった立花(竹内涼真)たち開発メンバー3人。
『初めから無理だったんだ…』
『ずっと寝ていたい…』
『もう人生に疲れた…』
こりゃマズイと思った航平は、ガウディの原点を知ってもらうため、3人を福井県にある桜田の工場へと案内した。しかし出迎えてくれた桜田(石倉三郎)の様子がおかしい…?
ネタバレ:実は桜田は親会社から資金援助の終了を言い渡されていた。織物会社であるサクラダ工場が医療器具制作に乗り出した事が社員たちの不満を誘発してしまったのだ。
『あと半年で資金が底をつきます。そうなったら私はもうガウディ計画から降りざるをえない…(T_T)』
泣きそうな石倉。タイムリミットはあと半年。航平はもっと泣きそうになった…。
頑張れ圭太くん!
サクラダ工場をあとにした航平たちは、ガウディ計画の発案者・一村(今田耕司)が教授を勤める北陸医大付属病院を訪れた。
そこで出会った圭太くんという11歳の患者。明日、心臓弁の手術をうけるという。航平たちは彼の手術に立ち会うことに…。
翌日、圭太くんの手術がスタート。心臓を止め、人工心肺に切り替え、いよいよ人工弁を埋め込む…。成功!…と思われた瞬間、血圧低下を知らせるアラームが鳴り響いた!
『頑張れ!』『動け心臓!』両手を合わせ祈る航平たち。みんなの声が届いたのか、圭太くんは無事回復した。ε-(´∀`*)ホッ
帰り道、立花たちは『圭太くんのような子供たちを救うために頑張らなきゃ!』と再びやる気をみなぎらせ、試作品づくりに邁進する決意を固めた。
吠える航平!悪巧みする椎名!
後日、二回目となるPMEAの面談が行われた。イジワル審査員・滝川(篠井英介)は相変わらずネチネチと航平たちを攻撃!『人工弁を販売するには日本クラインのような大企業の後ろ盾が必要。あきらめなww』
怒りが臨界点に達した航平は立ち上がり、こう言い放った!
『だったら見つけてやんよ、後ろ盾になってくれる企業を!』
椎名の陰謀
その頃、サヤマ製作所の椎名(小泉孝太郎)は帝国重工の宇宙開発グループ主任・富山(新井浩文)と会食をしていた。
何やら密談を終えた椎名は、不気味な笑みを浮かべこう言った。
『ガウディもコアハートもロケットエンジンバルブも、ぜ~んぶ俺のものにしてやるwwwww』
【下町ロケット ガウディ計画 第7話 終】
久しぶりに登場した帝国重工の富山。どうも未だに佃製作所の事を嫌っているようでしたね^^;一方の椎名も何か悪巧みをしているようです。
ブラックペアンの時みたく、放置しとけば勝手に自滅してくれる小泉孝太郎であってほしい…。
利菜の彼氏・マサヒコが気になるw
- ガウディの試作品作りがスタート。しかし開発担当の立花(竹内涼真)たちは成果を挙げることができず意気消沈…。その後 圭太くんという患者の頑張る姿を目の当たりにし、再びやる気を取り戻した。
- 医療器具販売の審査を行う組織PMEAの面談を受けたガウディチーム。航平は認可を得るために後ろ盾になってくれる企業を見つけ出すと宣言した。
- コアハート開発に手を貸しているサヤマ製作所の椎名(小泉孝太郎)は、ガウディ計画やエンジンバルブも自分の物にしようと目論んでいるようだ。
【下町ロケット ガウディ計画 第7話ネタバレあらすじ まとめ】
ガウディ計画 第7話視聴率…17.9%
下町ロケット ガウディ計画 あらすじネタバレ:吉川晃司が再登場!
下町ロケット第8話 ガウディ計画のあらすじネタバレです。
医療機器審査機関PMEAのイジワル審査官・滝川信二(篠井英介)に『人工弁の販売認可を得るためには大企業の支援が不可欠wおたくには無理だよwww』と言われ逆上した航平(阿部寛)。『だったら見つけてやるよ!後ろ盾になってくれる企業を!』と啖呵を切った。
しかし佃製作所に戻ると、部下たちに『大口たたいてスマン!だって悔しかったんだもん(T_T)』と頭を下げる。航平には何のあても無かったのだ。
現状、やるべきことは以下の3つ。
1、人口弁ガウディ実用化をサポートしてくれる企業を見つける。
2、新型ロケットエンジンバルブを完成させ、サヤマ製作所とのコンペに勝つ。
3、親会社から資金援助を打ち切られることになったガウディ計画の発案者の一人・桜田(石倉三郎)をなんとか助ける。
航平はまずコンペに勝つことを最優先課題とし、三週間後に控えたエンジン燃焼試験の合格を目指す。勝てば帝国重工からガッポリ収入を得られ、資金問題で揺れている桜田を助けることが出来るからだ。
さらに追い詰められる航平!からの新兵器『シュレッダー』
帝国重工の宇宙開発部門主任・富山(新井浩文)から衝撃の連絡を受けた航平。三週間後の約束だったエンジン燃焼試験が一週間早まったのだ!これは富山と組み佃製作所を貶めようと目論むサヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)の策略だった。
不当な扱いに納得がいかない航平だったが、ここで起死回生のナイスアイデアを思いつく!帝国重工の財前(吉川晃司)を呼び出し、新たに開発中の『シュレッダー』という装置を見せた。
【ネタバレ:シュレッダーとは?】
『シュレッダー』はエンジンへの燃料供給中に混入した不純物を取り除くフィルターのようなもので、エンジン自体の保護にもつながる画期的な装置。
『面白い!』と興味シンシンになった財前は、まだ未完成なこの装置の共同開発を申し出てきた。しめしめと笑みを浮かべる航平( ̄ー ̄)ニヤリ ここで先日思いついたある案を話し出す。
『おたくの医療部門にうちのガウディの支援をしてもらいたい。これが共同開発の条件です。』
そう…航平は財前が共同開発を申し出てくる事を予想し、交換条件として帝国重工をガウディ開発のサポート企業にすることを考えていたのだ。
社に帰った財前はさっそく帝国重工の医療部長にガウディへの協力を要請。しかし医療部長は人工弁開発を『専門外』と判断し、あえなく却下となってしまった(T_T)
すると財前は例のシュレッダーを医療用に応用する案を思いつく。これが実現すれば医療部長を説得できると考えたのだ。
そのためにはまず佃製作所がサヤマ製作所とのコンペに勝ち、帝国重工上層部に『やっぱ佃ハンパない!』と佃の技術力を証明する必要がある。
財前は航平に電話し『絶対にコンペに勝ってください!負けたら全て終わりよ!』と告げた。
燃焼試験当日
ついに迎えた燃焼試験当日!佃従業員たちは不眠不休で完成させた新型バルブを手に帝国重工にやって来た。燃焼試験で良い結果を出せば、サヤマ製作所と争うコンペを優位に進められる。
試験がスタート。結果は…過去最高の出来(≧∇≦)/ 『おっしゃ!』とガッツポーズする航平!
続いてサヤマ製作所のバルブ燃焼試験もスタート。終了直後に財前が航平に電話をしてきた。『佃さんの方が上ですよ~!』
勝ちを確信した航平はニヤニヤが止まらないwww
コンペの結果は…?
帝国重工でコンペが行われ、次のエンジンバルブを納入する業者が決定した。佃か?サヤマか?結果を告げられた航平は、従業員の前に立ちこう告げた。
『ダメだった(T_T)』
結果はサヤマ製作所の勝ち!実はサヤマ製作所はロケットエンジンバルブの開発を帝国重工と共同開発したいと持ちかけており、社内製品だけでロケット打ち上げを目指す帝国側はサヤマと組みたいと考えたのだ。
ネタバレ:帝国重工社長・藤間は『ロケットの重要パーツは社内製品で』と希望しており、役員たちは藤間のご機嫌をとるため共同開発を提案するサヤマ製作所を選んだのだった。
敗れてしまった佃製作所。帝国重工との取引は終了し、ガウディ計画への夢も潰えてしまった…。
落ち込む従業員たちを元気づけた航平。その後 財前に会い『我々は必ず戻ってきます!また一緒に仕事しましょう!』と笑顔を見せた。しかし次の瞬間『くそぉぉぉ!』と涙をにじませた(T_T)
佃プライド、再び!
追い詰められた佃製作所…。帝国重工との取引が終了することで利益の大幅減は避けられず、桜田への資金援助もできなくなってしまった。ガウディ計画もこれまで…(T_T)
報告を受けたガウディ計画発案者の一村(今田耕司)、桜田(石倉三郎)、真野(山崎育三郎)の3人は計画破たんを覚悟し佃製作所を訪れた。
しかし!彼らが見たのは、今まで以上に人工弁開発に没頭する佃従業員たちの姿…!『まだ諦めませんよ!』と力強く話す開発チームの立花(竹内涼真)と加納アキ(朝倉あき)。エンジンバルブはダメだったが、まだガウディには一縷の望みが残されている。佃従業員たちは『佃プライド』をかけ、ガウディ完成に全てを捧げる覚悟をしていたのだ。
『ありがとう…!』桜田たちは何度もお礼を言った。
コアハートが大ピンチに!
その頃、ガウディのライバルとして、世界最小の人工心臓『コアハート』の開発を進めていたアジア医科大学教授の貴船(世良公則)は窮地に立たされていた。
PMEAの認可がおり、実際の患者への臨床試験に臨んでいたコアハートだったが、オペ直後に患者の容態が急変したのだ!
『絶対に死なせるな!』
貴船の悲痛な叫びがこだまするなか、患者は死亡した…。
【下町ロケット ガウディ計画 第8話 終】
PMEAの認可を得るため帝国重工にスポンサーになってもらおうと計画した航平。しかしエンジンバルブのコンペで敗れてしまい、その計画は破たんしてしまいました…。
ズラ疑惑の貴船教授が大ピンチっぽいし、このままコアハート計画が潰れてくれればガウディにチャンスが訪れるかも…?
最近 高級料亭で密談するシーンしか出番がない小泉孝太郎…。
- PMEAの認可を得るためサポート企業をさがしていた航平。佃が開発中の『シュレッダー』というロケット部品に興味を持ち共同開発案を持ちかけてきた財前に、交換条件としてガウディ計画へのサポートを申し出た。
- 財前はシュレッダーの医療分野への応用を思いつき、上層部を説得するために『まずは次のコンペでサヤマ製作所に勝てください』と航平に告げた。
- しかし佃製作所はコンペで敗退(T_T) 帝国重工との取引が終了してしまい、ガウディへの支援は得られなかった。しかし従業員たちは再起を誓い、ガウディの完成に邁進する。
- ガウディのライバル『コアハート』がついに臨床段階を迎える。しかし患者がオペ後に亡くなり、開発の先頭に立つ貴船(世良公則)は大ピンチに!
【下町ロケット ガウディ計画 第8話あらすじ・ネタバレ まとめ】
ガウディ計画 第8話視聴率…20.4%
下町ロケット ガウディ計画 第9話ネタバレあらすじ:高島彩が登場!
下町ロケット 第9話 ガウディ計画のネタバレあらすじです。
アジア医科大学教授・貴船(世良公則)が進める世界最小の人工心臓の開発【コアハート計画】に暗雲が立ち込める。第1号となった治験患者が術後に亡くなってしまったのだΣ(゚Д゚)
遺族が医療ミスを疑うなか、貴船は『原因は重篤な心不全よるもの』と断定しコアハートは無関係と言い放つ。さらに心臓マッサージを行なった研修医と、彼の上司である心臓外科医・巻田(横田栄司)に全ての責任を押し付けた。
納得のいかない巻田は、有名な医療ジャーナリスト・咲間倫子(高島彩)に真相解明を依頼。咲間は巻田から預かったコアハートの設計図を手に、佃製作所を訪れた。
【ネタバレ:高島彩が演じる咲間倫子とは?】
咲間倫子は医療過誤問題を扱うフリージャーナリスト。過去に夫を医療過誤で亡くしている。
『うちを巻き込まないでー!』と追っ払おうとする経理の殿村(立川談春)。しかし航平は咲間の『夫を医療事故で亡くし、同じ苦しみを持つ人を助けたい。』という感動話にコロッとやられ、全面協力を約束した(*^^*)
咲間(高島彩)が持ってきたコアハートの設計図と実験データを見た技術部の山崎(安田顕)は『やっぱり…!』と何かを確信する。数値データが以前 山崎が実験的に作成した『開閉部が二枚ある人工弁』の数値と全く同じだったのだ。
このバルブの設計を知っているのは山崎の他に、佃製作所を辞めてサヤマ製作所に再就職した中里(高橋光臣)ただ一人。
『中里が持ち出したのか!?』と怒りをあらわにする航平ヽ(`Д´)ノ
ガウディ試作品がついに完成!
航平たちがコアハート死亡事故の原因究明でゴソゴソやっている頃、立花(竹内涼真)のチームはついにガウディの試作品を完成させた。『よくやった!』と立花にハグをかます航平。佃従業員たちも拍手を贈った。(∩´∀`)∩
三回目のPMEA面談
航平たちはガウディ試作品を手に三度目となるPMEA面談に向かった。しかしイジワル審査官の滝川(篠井英介)は前回の面談で突きつけた『サポートしてくれる企業探し』の件で再び航平たちを攻撃。帝国重工の協力を得られなかった航平たちは反論できない…。
『はい終了~w時間のムダだからもう来ないでねww弱小企業さんwww』ガウディチームを追い返そうとする滝川。すると試作品開発チームのリーダー・立花(竹内涼真)がブチ切れた。
『企業の大小とか関係ないでしょ!製品を見て判断してください!子どもたちはガウディを待ってるんだ!』
航平も自慢の大声で滝川を怒鳴りつける!『我々の技術の結晶であるガウディをしっかり見ろ!』
するとこれまで無言だった審査官のリーダー・山野辺(大鷹明良)が『もちっと話聞きたい』とガウディに興味を示した。他の審査官たちも『素材は?え?ロケットの部品!?マジ?』と身を乗り出す。
なおも暴言を吐き続ける滝川に、航平は最終兵器を突きつけた!滝川が貴船教授と高級クラブでオネーチャンと飲んでいる写真を見せ『あんた貴船さんと裏で組んでますね?』と追求。さらにこの時の音声データが録音されたテープをチラつかせ、『再生したろか?』と脅した。
ネタバレ:滝川と貴船教授の癒着を証明するイタい写真と音声データは、医療ジャーナリストの咲間(高島彩)がゲットしたものだった。
航平の思わぬ反撃に為す術なく撃沈する滝川。そこに審査官リーダーの山野辺がトドメを喰らわす!『あんたはPMEAの恥だ!出て行けー!』
山野辺は『あなた達は良いものを開発してる。子供たちのためにも早くガウディを完成させてください。』とエールを贈った。『ようやくまともな人と出会えた…』と号泣するガウディチーム(T_T)
航平vs椎名!
ルンルン♪とスキップしながら佃製作所に戻った航平たちは、再びコアハートの医療事故問題に話を戻す。『コアハートを製造したサヤマ製作所は、不具合を隠蔽しているのでは…?』
サヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)の取材に向かった咲間(高島彩)。そこに航平と山崎も同行し、椎名との直接対決が始まった。
『コアハートの人工弁の設計図は、ウチを辞めてお宅に就職した中里が持ち出したものだ。しかしあんたらは設計図通りに作れなかった。だから医療事故が起きたんだ!』
航平の鬼追求に『証拠は?テキトーな事いうと訴えるよw』と笑う椎名。しかし航平は引き下がらず、まっすぐ椎名を見つめこう言い放った。
『やってみろ。あんたを調べ尽くしてやる。いくらごまかしても技術はウソをつかないぞ!』
【下町ロケット ガウディ計画 第9話ネタバレあらすじ 終】
航平と椎名がついに直接対決!しかしコアハートに問題は無いと言い張る椎名は余裕の表情…。コアハートかガウディか?佃かサヤマか?決着は最終話へと持ち越されました。
目の前にいる椎名に、30メートル先の人に話すくらいのパワフル声量で話し続ける航平w
未亡人役のアヤパンと航平のロマンスを妄想してたら、途中から『結婚できない男』の阿部寛が脳裏にチラついて面倒くさいことになった…。
- コアハートの治験で患者が死亡。原因はコアハートの不具合にあると疑う航平たちは、医療ジャーナリスト・咲間とともに原因究明に乗り出した。
- コアハートに使用されている人工弁が、以前 山崎が設計したものと全く同じものである事が判明。佃製作所を辞めた中里が持ち出し、サヤマ製作所の椎名社長に渡していたのだ。
- 第6話(ガウディ編第1話)で佃製作所に人工弁制作を依頼してきた日本クラインは、なぜか突然依頼を打ち切ってきた。この理由は中里から設計図を受け取った椎名が、佃から日本クラインの依頼を横取りしていたからだった。
- 航平たちは椎名を追求。『訴えるよ』と余裕を見せる椎名に、航平は『やってみろ』と強気に言い放った。
【下町ロケット第9話ストーリー ネタバレまとめ】
ガウディ計画 第9話視聴率…18.2%
下町ロケット ガウディ計画 最終話ネタバレあらすじ
下町ロケット ガウディ計画 最終話のネタバレあらすじです。
コアハートの死亡事故問題を追求する航平(阿部寛)は佃製作所を辞めてサヤマ製作所に転職した中里(高橋光臣)に会いに行った。中里は山崎技術部長(安田顕)が設計した人工弁を無断でサヤマに流出させた男だ。
死亡事故を知りショックを受ける中里に航平はこう言った。『お前は今技術者として胸を張れているのか?』
『当たり前っすw』と言い返す中里だったが、内心は動揺していた。航平は口には出さないが、自分が設計図を盗んだ事を知っているに違いない…。
サヤマ製作所にデータ偽装の疑いが!
中里は死亡事故の原因を突き止めるため、人工弁のデータを入手し数値を調べた。すると一緒にいた開発部の横田(バカリズム)が『ん、ちょっと待て…!』と何かに気づく。数値が余りにも完璧だったのだ!『こんなことはありえない!』と疑問に思う横田…。サヤマ製作所にデータ偽装の疑いが浮上した!
椎名の目論見!利用されていた中里!
サヤマ製作所はコアハートに組み込まれた人工弁の不具合に気づいていながら、データを改ざんして日本クラインに納入していたのだ。サヤマの社長・椎名(小泉孝太郎)は中里に新型人工弁の開発を急がせていたが、これにも裏があった。椎名は完成した新型人工弁を、不具合のある現行品とこっそりすり替える気でいたのだ。
自分が偽装工作の隠蔽に利用されていた事を知った中里は怒りに震えた。ヽ(`Д´#)ノ
データ偽装の検証を帝国に依頼した航平
同じ頃、ジャーナリストの咲間(高島彩)もサヤマ製作所の偽装データを入手。航平たちに検証をお願いしたが、佃製作所にあるポンコツ設備では検証が不可能だという。
航平は財前(吉川晃司)に『帝国重工にある耐久実験装置で検証してほしい。人の命がかかってるんです!』と熱く依頼。財前は『オッケー!カマン!』と快諾してくれた。
利菜が就職面接!第一志望の会社はまさかの…!?
帰宅した航平は娘の利菜(土屋太鳳)と一緒に夕食タイム。しかし利菜はスマホをイジってばかり…!『例の彼氏・マサヒコか!?』と気が気じゃない航平…。しかしメールの相手はマサヒコではなく明日の面接についての事だという。
『どこ受けるんだ?』
『帝国重工』
『はい!?Σ(゚Д゚)』
利菜が就職を目指していたのはまさかの帝国重工だった!
ネタバレ:利菜は下町ロケット第1部最終話(ドラマ第5話)でロケット作りへの道を志し、帝国重工への就職を目指していた。
翌日、帝国重工の面接に臨んだ利菜は志望動機を聞かれ、こう答えた。
『三年前のロケット打ち上げ成功で父たち従業員はみんな泣いていました。大人が泣ける仕事に就きたいと思い、この道を選びました。』
はじめは”あの面倒くさい暑苦しい佃航平の娘”に嫌悪感を示していた面接官だったが、利菜の熱い想いを目の当たりにし、思わず頬を緩ませた…。
椎名を訴えろ!
財前の協力により、サヤマ製作所がつくった人工弁が耐久性に問題があることが発覚!ジャーナリストの咲間(高島彩)はサヤマのデータ偽装を週刊誌に掲載し、大々的に糾弾する事を決意する。
この噂を嗅ぎ付けた社長の椎名(小泉孝太郎)は、逆に週刊誌を訴える姿勢を見せた。賠償額は10億円!咲間はもし裁判で負けた場合の佃製作所への迷惑を考え、記事掲載を躊躇してしまう…。
そこに現れた航平!『気にしないで存分に書いてください!うちには優秀な弁護士もいるし、正義は我にありです!』
一方、帝国重工の財前は役員会議の席でサヤマ製作所のデータ偽装を挙げ、社長の藤間(杉良太郎)に取引停止を直談判!かわりに佃製作所の製品を猛プッシュした。
財前をことごとく妨害していた石坂部長は椎名との癒着が発覚し失脚!藤間社長は全役員を前にこう宣言した。
『我が社は佃製のバルブを採用する!』
佃vs椎名 第2ラウンド!
サヤマ製作所のデータ偽装を告発した週刊誌が発売される前夜、航平が椎名の元にやって来た。
『事実無根だ!訴えてやるからな!』と凄む椎名に、航平はスマホを取り出しある音声データを聞かせた。そこには椎名の部下・月島が椎名の指示でデータ改ざんを行なった事を告発する会話が…。中里(高橋光臣)が月島を説得し、真実を話してもらったのだ。
『あんたはもう終わりだ!』
悔しさをにじませる椎名は、自分がこれまでどれだけ頑張ってきたのか、航平に語りだした。
17年前、父親が亡くなった後、債務整理のために取引先の企業が工場設備を根こそぎ奪っていったこと…。
何もかも奪った企業を見返すために必死に努力し、NASAに入った事…。
『必ず這い上がってお前を倒す!』という椎名に、航平は『RM062264を知っているか?』と聞いた。
RM062264は椎名の亡き父が特許を持つ精密部品。次のロケット打ち上げに採用されたという。バカにしていた父親の偉業を知りショックを受ける椎名…。
『勝ちたいなら正々堂々と技術だけでぶつかって来い!それが出来ないなら二度と技術者を名のるな!』
航平はそう言うと、椎名の元を去っていった。
椎名、逮捕される!
翌日、週刊誌が発売され、椎名、貴船教授、日本クラインなどコアハート計画の関係者たちは窮地に追い込まれた。不具合のあった人工弁のデータを不正に改ざんし、その結果死亡者を出してしまった椎名は業務上過失致死の容疑で逮捕された。
日本クラインはコアハートの医療事故問題の解決を弁護士の中川(池畑慎之介)に相談。しかし 佃製作所との裁判(下町ロケット第1部)でボロクソに負けた経験のある中川は、『佃をナメないほうがいいw』と忠告し、弁護依頼を断った。
ネタバレ:中川弁護士(池畑慎之介)は下町ロケット第1部で佃製作所と特許侵害訴訟で争った人物。この時は佃側の敏腕弁護士・神谷(恵俊彰)に完敗した。
神谷弁護士 再登場!
コアハートを諦めきれない日本クラインは、中里から椎名に渡った人工弁の設計図を手に佃製作所を訪れた。
日本クライン『これ作って貰えます?』
航平『お断りします。』
そこに現れた敏腕すぎる弁護士・神谷(恵俊彰)!
神谷はこの人工弁に使われている技術は佃製作所が特許を持っている事を指摘し、『許可なくこの人工弁を開発してはダメよ。訴えるよ?』と笑顔で告げた。撃沈する日本クライン担当者たち…orz
ガウディがついに完成!
帝国重工の財前(吉川晃司)は航平に会い、帝国重工が正式にガウディ計画のサポート企業になったことを報告。これでPMEAの認可もおり、ガウディ実用化に大きく前進した。
『ロケットの次は人体…あなたはスゴイ人ですね』財前は不屈の男・航平を称えまくった。『よ、よせやい。』
その後、ガウディがついに完成!治験第一号となったのは北陸医大附属病院に入院する中島聖人くん。ガウディ計画発案者のひとり・一村教授(今田耕司)の患者だ。
航平や真野(山崎育三郎)、立花(竹内涼真)らが見守る中、運命のオペがスタート。ガウディを取り付け、心臓を再鼓動させる。結果は…見事成功(≧∇≦)/
『よかった…これで圭太とサッカーできるな…』一村は涙をにじませ、オペの成功を喜んだ。
三年後…下町ロケット『ガウディ計画』の結末
月日は流れ三年後。今日は佃製の新型バルブを搭載したロケットの打ち上げ日だ。航平たちは種子島宇宙センターを訪れ、打ち上げを見守った。
空高く飛び立つロケット。大気圏を脱出し宇宙空間へ。打ち上げは無事成功(≧∇≦)/涙を流す佃従業員!歓喜に沸く帝国重工!そこには見事帝国重工に採用された利菜(土屋太鳳)の姿も…(^^)
打ち上げ後、航平たちの前に一人の男が現れた。サヤマ製作所の元社長・椎名(小泉孝太郎)だった。無精髭を蓄え、技術者らしく油まみれの作業服をまとったその姿は、以前とはまるで別人!
椎名は現在開発中だというエンジンバルブの試作品を航平に見せ、こう言った。
『佃製より数段優れている。今度は私が勝つ!』
椎名に技術者としての情熱が消えていない事を悟った航平は、笑顔でこう言い返した。
『望むところだ!』
【下町ロケット ガウディ計画 最終話 完】
- コアハート医療死亡事故の原因は、人工弁の不具合を隠蔽して納入していた事によるものだった。
- ジャーナリストの咲間(アヤパン)に人工弁のデータを渡したのはサヤマ開発部の横田(バカリズム)だった。
- 佃製作所を辞めた中里(高橋光臣)は椎名の命令でコアハートデータを偽装した月島を説得し、椎名を告発する音声データを録音した。
- 人工弁の不具合を隠蔽し日本クラインに納入していたことが発覚したサヤマ製作所の社長・椎名(小泉孝太郎)は、業務上過失致死で逮捕された。
- 航平の娘・利菜は帝国重工に就職!
- 完成したガウディは臨床試験に見事合格!帝国重工がサポート企業となり、無事実用化に至った。
- サヤマ製作所が失墜したことで、帝国重工にエンジンバルブを納める業者はこれまでどおり佃製作所となった。
- 3年後、佃の新作バルブを搭載したロケットが打ち上げに成功。そこに椎名が現れ、技術者として航平に宣戦布告した。
【下町ロケット ガウディ計画 最終話結末ネタバレ まとめ】
ガウディ計画 最終話の視聴率…22.3%
下町ロケット ガウディ計画 感想
下町ロケット第2部 ガウディ計画の感想です。
前作のロケット開発に続き感動の結末を迎えた【下町ロケット ガウディ計画】!
物語はロケット開発から医療器具開発へと大きく変わりましたが、佃航平(阿部寛)の『モノづくりにかける情熱』は前作同様ブレることはありませんでした。
財前のクビ覚悟の社長説得シーンがまたしても光ってたw
一糸乱れぬ財前の髪型と、常にバクハツ頭の安田顕の対比が面白かった。人間こうも違うのか…。
圧倒的資金力と設備を手にしていた椎名が町工場の佃製作所に敗れた理由…それは『従業員への想いの差』によるものでした。
椎名にとって従業員とは、自身の野望を叶えるための道具にすぎなかった。しかし航平は『一緒に夢を叶えるための同志』『宝』として従業員たちを見ていました。
この差はいくら金や設備を費やしても補填できないもので、椎名は最後の最後で従業員に裏切られ、失脚の途をたどってしまいました。
まあ中里が裏切らなくても、新型人工弁開発に成功しなかったらいずれ医療事故連発でサヤマ製作所オワコン確定だったけどねw
不具合のある現行品を密かにすり替えるため内密に新型人工弁を開発したかった椎名の気持ちは分かるけど、こんな重要案件を中里一人に任せていたのはやはり無理があった…。
最後は亡き父のような熱い技術者魂に目覚めた椎名。
現在は新型バルブ制作に情熱を注いでいるようです。今度は正々堂々、航平との技術力対決を見てみたいですね。
無精ヒゲ姿で現れた時、種子島でホームレスやってるのかと思ったw
あれで麦わら帽子でもかぶってたらどう見ても雑草刈るおじさん…。
さて、2018年10月にはいよいよ続編となる『下町ロケット ゴースト』のドラマ放送がスタートします!
宇宙から人体、そして大地へ…。次作の『ゴースト』は一体どんなストーリーになるのか?ネタバレ感想は近日公開予定ですのでお楽しみに♪
帝国重工に勤め始めた利菜がアンチ航平の水原部長や富山にイジメられてないか心配w
一度も顔出ししてない利菜の謎彼氏『マサヒコ』こそゴースト…
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