【六本木クラス】ネタバレと原作の解説。結末は土下座?誰と誰が結ばれる

2023年09月22日

【更新】ドラマ最終回のあらすじと視聴率を更新しました。

2022年7月7日放送スタートのドラマ『六本木クラス』のレビューや考察まとめ、原作との違いの解説、各話の視聴率などをお届けします。

【注意】

この記事には『六本木クラス』原作のストーリーや結末、あらすじ、登場人物などのネタバレ情報が含まれます。

六本木クラス
放送スタート放送日時
2022年7月7日毎週木曜よる9時
放送局話数
テレビ朝日系列全13話
原作脚本
『梨泰院クラス』
※韓国コミック、ドラマ
徳尾浩司
音楽主題歌
髙見優
『義母と娘のブルース』
Alexandros
「Baby’s Alright」
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六本木クラスはこんなストーリー※ネタバレあり

六本木クラスの結末ネタバレ

ドラマ『六本木クラス』のあらすじをサラッとご紹介♪※ネタバラシが含まれます。

《日韓共同プロジェクト》で実現!日本中を熱狂の渦に巻き込んだ大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の“ジャパン・オリジナル版”放送決定!

出典:テレビ朝日公式 六本木クラス

ストーリーは主人公の宮部新(みやべあらた:竹内涼真)の高校時代のシーンからスタート。新は転校初日、クラスメートの長屋龍河(早乙女太一)にイジメられていた生徒を救うため、龍河をぶん殴ってしまいます。

これにより龍河の父である長屋茂(香川照之)が激怒し、新に土下座謝罪を強要。しかし新は拒否し、退学処分に…!

高校を退学になり、警察官になる夢も断たれてしまった新。しかし悲劇はまだ終わりません。男手ひとつで育ててくれた最愛の父が交通事故で亡くなってしまったのです(T_T)

父をひき逃げしたのは……またしてもあの長屋龍河!

新は感情を抑えきれず、龍河に暴力で報復。これが傷害事件となり、新は懲役3年の刑に服すことに。

出所した新は亡き父の意思を継ぎ、東京六本木に居酒屋「二代目みやべ」をオープンします。しかしここでも宿敵・長屋親子の妨害にあい…!?

長屋親子への復讐を誓う新。最終目的は長屋が経営する巨大飲食企業【長屋ホールディングス】をぶっ潰し、このド悪魔親子に『土下座謝罪』させることです。

ラスボス役の香川照之さんと言えばドラマ【半沢直樹】で演じた大和田常務の土下座があまりにも有名ですが、今回の【六本木クラス】でも伝説の土下座は炸裂するのでしょうか?(最終回で判明)

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六本木クラス 各エピソードレビューとネタばれ考察

日本版ドラマ『六本木クラス』第1話~最終話までのレビューと考察です。ドラマ視聴後に随時更新中。ネタばれが含まれます。

原作の結末を知りたい方はこのままページ下にお進みください。

第1話のエピソードまとめ

  • 宮部新(竹内涼真)がいじめられっ子を救うため長屋龍河(早乙女太一)を殴り、高校退学となる。
  • 新の父・信二(光石研)が長屋龍河の運転する車と事故を起こし死亡。龍河は救急車を呼ばず、信二を放置していた。
  • この事実を知った新が激昂し龍河に報復。新は逮捕され懲役3年を言い渡される。

視聴率…9.6%

六本木クラス第1話ネタバレ感想。香川照之が全部もっていく!

第2話のストーリー

  • 服役中の新(竹内涼真)が長屋龍河の自伝を読み、飲食店開業に興味を持つ。
  • 出所した新が優香(新木優子)と再会。7年後に自分の店をオープンする資金を貯めるため、マグロ漁船に乗る計画を話す。
  • 7年後(2017年)、新は計画通り六本木に『居酒屋 二代目みやべ』を開店。綾瀬りく(さとうほなみ)、内山亮太(中尾明慶)らをスタッフに迎え入れた。

視聴率…8.6%

【六本木クラス】第2話ネタバレ感想。平手友梨奈が演じる麻宮葵と”新”竹内涼真との出会い。

第3話のストーリー

  • 未成年者(麻宮葵と長屋龍二)への酒類提供が通報され、新の居酒屋【二代目みやべ】が2ヶ月の営業停止処分を食らってしまう。
  • 麻宮葵が新を好きになる。酔った寝ちゃった新にキス。
  • 麻宮葵が二代目みやべのマネージャーに立候補。好きになった新を成功させるために。

視聴率…7.0%

【六本木クラス】第3話ネタバレ&レビュー。鈴鹿央士さん演じる長屋龍二は早乙女太一”龍河”の異母兄弟!?

第4話あらすじまとめ

  • 麻宮葵(平手友梨奈)が二代目みやべのマネージャーに就任。店をリニューアルし繁盛店にさせるも、葵は料理の味に不満があった。
  • 厨房担当の綾瀬りく(さとうほなみ)がトランスジェンダーだとカミングアウト。
  • 新は綾瀬りくの料理の腕を上げるため、葵にレビューを依頼。キビシイ特訓の甲斐あって、りくの腕はレベルアップ。二代目みやべの集客に大きく貢献した。
  • 酔った優香(新木優子)が新にキス…しようとするも葵にガードされてしまう。

第4話視聴率…8.1%

【六本木クラス】第4話ネタバレ・あらすじ・感想。挿入歌を歌っていたのは誰?

第5話のストーリー

  • 新が『二代目みやべ』をフランチャイズ化して全国展開する野望を従業員たちに語る。
  • 二代目みやべがTVの料理対決番組に出演することに。対戦相手は宿敵・長屋龍河(早乙女太一)。しかし龍河が『新は前科者』であることを暴露し、撮影が中止になる事態に。
  • 第1話の高校のシーンで龍河にイジメられていた桐野が再登場。彼は高校卒業後に名門大学に進学し、投資のスペシャリストになっていた。その目的は龍河への復讐。新と桐野は協力者になっていたのだった。

視聴率…9.1%

詳細とレビューはこちら♪

【六本木クラス】第5話ネタバレまとめ。料理対決の勝者は誰?

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第6話のストーリー

  • 新は長屋親子との過去を葵に話す。
  • 新は父の事件を担当した元刑事・松下(緒形直人)に接触。『偽証したことを認めて』とせまる新だったが、松下は一人娘の未来を案じ、拒否してしまう。
  • 長屋会長が二代目みやべのビルのオーナーに。会長は『店を続けたいなら土下座しろ』と新に要求したが、新は拒否。店を失う危機に…!

第6話視聴率…9.2%

【六本木クラス】第6話ネタバレ感想。稲森いずみ演じる大株主・相川専務が協力者に。

第7話のストーリー

  • 長屋会長の妨害により、二代目みやべは移転を余儀なくされる。新は防衛策として、移転先のビルを買い取ることに。
  • 新は二代目みやべを法人化。会社名は”六本木クラス”をイニシャル化した『株式会社R.C』に決定した。
  • 長屋会長が麻宮葵(平手友梨奈)をヘッドハンティングしようとする。

第7話視聴率…9.3%

【六本木クラス】第7話ネタバレ感想。倍賞美津子が演じる田辺弘子の正体とは?

第8話のストーリー

  • 長屋龍河(早乙女太一)が二代目みやべへ。葵を引き抜こうとするが、逆に葵に12年前のひき逃げ事件の証拠を握られ、龍河大ピンチ。
  • 葵は録音した龍河の自白をネットにUP。これにより龍河は警察に追求される身に。
  • 新たちは龍河の不祥事を逆手に取り、父である長屋会長の解任を株主総会で要求することに。しかし会長は事前の記者会見で龍河を切り捨て、世間に謝罪。会長は信頼を取り戻し、新たちの計画は失敗に終わってしまう。

第8話視聴率…10.0%

【六本木クラス】第8話ネタバレ感想。香川照之さん演じる長屋会長が解任の危機に!?

第9話のストーリー

  • 逮捕された長屋龍河(早乙女太一)に懲役6年が言い渡される。
  • 龍河の弟・龍二(鈴鹿央士)が長屋HDを継ぐために「二代目みやべ」を辞める。
  • 「二代目みやべ」が料理対決番組に出演。調理を担当した綾瀬りく(さとうほなみ)がマグロ料理対決、キノコ料理対決を制し、順調に勝ち上がる。
  • 葵が新に「愛してます」と告白。しかし新は「好きになるな」と拒み、葵は号泣。

第9話視聴率…10.2%

【六本木クラス】第9話ネタバレ感想。さとうほなみ演じるトランスジェンダー”綾瀬りく”が料理対決へ。

第10話のストーリー

  • 「二代目みやべ」に投資するはずだった古関社長が突如裏切り、フランチャイズ計画が暗礁に乗り上げる。
  • 新(あらた)と葵は大物投資家・田辺弘子(倍賞美津子)に投資を依頼。田辺は『TV料理対決で優勝したら投資する』と約束。
  • 迎えた料理対決決勝。新は調理担当の綾瀬りく(さとうほなみ)にすべてを託す。しかし本番直前、二代目みやべのかつての従業員・長屋龍二(鈴鹿央士)が『綾瀬りくはトランスジェンダー』とネットに暴露。炎上したりくは自信を無くしてしまい…!?

六本木クラス第10話の視聴率…9.9%

【六本木クラス】第10話ネタバレ・あらすじ・感想。鈴鹿央士が裏切り?倍賞美津子がふたたび登場!

第11話のストーリー

  • 料理対決番組の決勝がスタート。トランスジェンダーを自らカミングアウトした綾瀬りく(さとうほなみ)が見事優勝を果たす。
  • これにより田辺弘子(倍賞美津子)から多額の投資金をゲット。4年後、フランチャイズ化に成功した二代目みやべは日本屈指の居酒屋グループに成長していた。
  • 長屋会長に病気が発覚。余命半年と宣告され…?

六本木クラス第11話の視聴率…9.9%

【六本木クラス】第11話ネタバレ。香川照之”会長”に病気が発覚!余命と生死はどうなる!?

第12話のストーリー

  • 龍二(鈴鹿央士)の策略により、新たちが計画していた『長屋HDの取締役に麻宮葵を送り込む』作戦は失敗に終わる。
  • 龍河(早乙女太一)が葵を拉致。救出に向かった新は銃で撃たれ重体に。合流した龍二も葵とともに監禁されてしまう。
  • 病院に搬送された新は亡き父の夢を見る。のちに新に意識がもどり…?

12話視聴率…9.9%

【六本木クラス】第12話ネタバレ。早乙女太一が竹内涼真に復讐!

第13話(最終回)あらすじ

龍河からあるメールを受け取った新は、体を引きずりながら内山亮太(中尾明慶)と共に茂のもとへ向かう。龍二たちの居場所を聞く新に、この期に及んで茂は「この私に、土下座できるか?」と言い放ち…!

その頃、倉庫内に閉じ込められていた葵と龍二は、龍河に反撃して部屋から逃げ出すも、追ってきた龍河と木野(松田賢二)らに追い詰められ…!

「俺は葵を助ける」――命を懸けてでも葵を助けることを決意する新。無事に葵を救い出すことができるのか!? そして、亡き父・信二(光石研)の仇である茂に対する新の《復讐》は、どんな結末を迎えるのか――!

出典:TV朝日 六本木クラス最終話

最終話の視聴率…10.7%

【六本木クラス】最終回ネタバレ感想。ラストは平手友梨奈と竹内涼真のハッピーエンド?

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六本木クラスの原作と結末をネタバレ解説

六本木クラスの原作マンガをネタバレ

『六本木クラス』の原作の情報を解説します。※ネタバレ含む

  • 原作は2016年~2018年にかけて韓国で配信されたウェブ漫画「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」。
  • 2020年に韓国でドラマ化され空前の大ヒットとなった。
  • この原作漫画は日本でも翻訳され、「六本木クラス」と題して漫画配信サイト「ピッコマ」に掲載。書籍化もされている。
  • 2022年に日本で放送されるドラマ『六本木クラス』は、原作である『梨泰院クラス』を日本仕様にローカライズした作品となっています。※日本が舞台で登場人物も日本人。

六本木クラスの原作情報②韓国ドラマ「梨泰院クラス」

韓国ドラマ「梨泰院クラス」をご紹介します。

『梨泰院クラス』(イテウォンクラス、原題:이태원 클라쓰)は、韓国のケーブルテレビ局JTBCにて2020年1月31日から同年3月21日まで放送されたテレビドラマ。ソウル市の飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指して仲間と共に奮闘する若者たちを描いている。パク・ソジュン主演。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/梨泰院クラス

ウェブ漫画から人気に火が付き、ついにドラマ化された『梨泰院クラス』。韓国内で社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった。

原作ドラマの話数は全16話。最終回の視聴率は16.5%を記録し、放送局JTBCにおいて歴代3位の高視聴率を記録。

2020年3月からNetflixによる世界配信がスタート。

TIME誌が「Netflixで見るべき韓国ドラマベスト10」に選出。

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六本木クラス原作の最終回結末をネタバレ解説

六本木クラスの原作となる「梨泰院クラス」の結末をサラッと解説します。※ネタバレあり。

※読みやすくするため、キャスト名は日本の俳優に置き換えています。

※韓国版の結末と日本版の結末は異なる可能性があります。

まずは登場人物をサラッと解説。

【六本木クラス 登場人物】
宮部新
(竹内涼真)…居酒屋『二代目みやべ』のオーナー。人生を狂わされた長屋親子への復讐を誓う。
楠木優香
(新木優子)…新の高校時代の同級生。孤児として育った。同情されるのが嫌い。長屋ホールディングスに就職。
麻宮葵
(平手友梨奈)…IQ160超えの天才。人生に退屈していたところ新と出会い刺激を受ける。新を成功させるため『二代目みやべ』のマネージャーに。
内山亮太
(中尾明慶)…新が刑務所で出会った不良。二代目みやべの店員となる。
綾瀬りく
(さとうほなみ)…体は男、心は女性のトランスジェンダー。二代目みやべの店員。
松下博嗣
(緒形直人)…刑事。龍河が起こした交通事故を担当。のちに刑事を退職。
長屋茂
(香川照之)…大手外食企業『長屋ホールディングス』の会長。
長屋龍河
(早乙女太一)…長屋家の長男で長屋ホールディングス次期社長候補。新のライバル。
長屋龍二
(鈴鹿央士)…長屋家の次男。愛人の子で、龍河とは腹違いの兄弟。龍河にイジメられて育った。

六本木クラスの最終回結末までのあらすじを超カンタンに解説します。※原作(韓国ドラマ&ウェブ漫画)を参考。

▼ここから▼

  • 長屋龍河(早乙女太一)への暴行事件で3年の服役を終えた主人公の宮部新(竹内涼真)。その後7年の歳月をかけ、六本木に念願のお店をオープン。しかし未成年者飲酒による営業停止処分や、長屋茂(香川照之)による店舗立ち退きの嫌がらせにあい、何度も閉店の危機に立たされる。
  • 初恋の相手・優香(新木優子)は大学卒業後に長屋茂(香川照之)が会長を勤める長屋HDに就職。新を応援しながらも長屋会長を裏切れず、どっちつかずの立場が続く。
  • オープンから7年後、新のお店は紆余曲折のはてに爆発的成長を遂げる。成功の要因は『TV出演した最強居酒屋グランプリでの優勝』『大物投資家から莫大な融資をゲット』『フランチャイズ化の成功』などなど。株式会社RC(六本木クラスの略)の代表取締役に就任した新(竹内涼真)は世界に300店舗を展開する一大実業家となった。
  • 新の最終目的は長屋HDを手に入れること。このために長屋HDの株式を大量に買い取り、社外取締役になろうとする。しかしこの計画は二代目みやべのかつての従業員・長屋龍二(鈴鹿央士)により阻止される。
  • 龍二は愛する麻宮葵(平手友梨奈)をゲットするため新(竹内涼真)に勝とうとする。料理番組で綾瀬りくがトランスジェンダーであることを暴露したり、新の前科を暴露したり。しかし龍二はキホン良いやつで、新へのリスペクトは変わらない。最終的に龍二は葵をあきらめる。
  • このころ長屋会長(香川照之)は末期がんに侵され、余命半年を宣告されていた。
  • 新が成長を続けたこの7年間、長屋龍河(早乙女太一)は刑務所にいた。新の父をひき逃げした罪で服役していたのだ(元刑事の自供と、葵が録音した龍河の自白が暴露された)。隠蔽工作の黒幕だった長屋会長(香川照之)は会社を守るため龍河を切り捨て、次期会長に弟の龍二(鈴鹿央士)を就任させようとする。
  • 父親に見捨てられ、何もかも失った長屋龍河(早乙女太一)は刑務所を出所後に暴走し、自分を陥れた麻宮葵(平手友梨奈)を拉致(最終話直前のエピソード)。新は監禁場所を教えてもらうため、ラスボス長屋会長の前に土下座することに。
  • 監禁場所は会長の別荘だった。ここで新と龍河(早乙女太一)がファイナルバトル。新はこの直前、龍河が雇ったヒットマンに腹を刺され満身創痍だったが、葵を救うため最後の力で反撃。龍河は打ちのめされ、駆けつけた警察に逮捕された。
  • 龍河のヤラカシにより長屋ホールディングスの株価は大暴落。新はこの機に長屋HDの買収に乗り出す。これを阻止するため、長屋会長がついに新に土下座。涙声で許しをこう会長……しかし新は聞く耳もたず。
  • この買収劇には長屋HDの元専務・相川(稲森いずみ)、さらに第1話で龍河にいじめられていた高校のクラスメート・桐野が協力していた。※桐野はファンドマネージャーとして新の仲間になっていた。
  • この桐野が服役中の龍河(早乙女太一)と面会し、静かに勝ち誇る『僕を覚えているかい?w』
  • 新(あらた)は長屋HDの買収に成功。15年以上かけた壮大な復讐計画はついに達成された。
  • 余命宣告を受けた長屋会長のその後の安否は不明。※回復見込みゼロだったのでおそらく死亡。
  • 新と麻宮葵(平手友梨奈)が結ばれる。※葵は中盤以降、新にベタ惚れ状態で告白もしていた。一方の新も龍河との対決の直後に葵に告白。
  • 物語のラストで新(竹内涼真)はあることに気づく。新はこれまで幸せになるために懸命に努力してきたが、実は仲間たちと一緒に過ごした毎日こそが、すでに『幸せな時間』だったのだ。
  • 楠木優香(新木優子)は長屋ホールディングスを退社。『新をよろしくね』とオトナ目線で葵に言い、六本木にバーをオープン。※韓国ドラマ版ではこの店のイケメンシェフとロマンス浮上。
  • 韓国ドラマ版では綾瀬りく(さとうほなみ)と内山亮太(中尾明慶)がいい感じに(*^^*)
  • 韓国ドラマ版では相川専務(稲森いずみ)と元刑事の松下(緒形直人)がいい感じに(*^^*)
  • 新と葵のデートシーンで物語は終了。
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六本木クラスの結末レビューと考察※ネタバレあり

六本木クラスの原作となる『梨泰院クラス』と漫画版『六本木クラス』を見た感想です。※考察とネタバレが含まれます。

最後はスカッとハッピーエンド。丁寧なキャラクター描写により、意外なキャラの意外なロマンスも描かれており満足度高しです。韓国ドラマ版は1話70分&全16話という長丁場でしたが、ダレること無く最後まで楽しめました。

社会問題てんこもり

復讐というエンタメ要素と平行して描かれてた「LGBT」「格差社会」「人種差別」などの社会問題。『六本木』『梨泰院』という華やかな街に暮らす住人たちが背負う暗い現実が、作品に深みを与えていました。

いますぐ解決できる問題は無いけど、支え合える仲間がいればなんとか生きていけるぜ!登場キャラそれぞれの背中からそんな前向きなメッセージも伝わってきました。

見どころは?

見どころはやはり亡き父の正しさを証明したいという「主人公の揺るぎなき信念」

宮部新のブレない生き様と行動力がとにかくカッコいい!刑務所を出所した新が『7年後に自分の店をオープンする』って決意を優香に語るシーンは特にシビレました。

魅力的な主人公

世の中には星の数ほどマンガやドラマが存在するけど、やはり主人公がグイグイ読者を引っ張っていく作品は面白い。魅力的な作品は魅力的なキャラクターがいてこそ。

その意味で、この作品の主人公・宮部新(あらた)はホントに魅力的。寡黙で表現下手だけど、ボソボソっと喋る言葉のひとつひとつが芯を突いており、やたら胸に響くんです。

想いが強すぎて時に暴走を招くこともあるけど、そんな”完璧じゃない部分”も新の魅力のひとつ。予測不能な新にゾクゾクしながら梨泰院ワールドに没入できました。

葵というポイズンが強烈なアクセントに。

他人を傷つけることに罪悪感を抱かないソシオパス・麻宮葵(平手友梨奈)。この強烈キャラもこの作品に無くてはならない存在でした。

生きることに飽いていた葵が『新をなんとしても成功させる』という生きがいを見つけ、健気なまでに身を捧げていく姿は涙ナシには見れません(T_T)。。

この物語は新の復讐劇だけにとどまらず、孤独だった葵が愛に覚醒していく姿を描いた純愛物語でもあったのです。

下剋上という快感

勧善懲悪の王道を行く結末は、まるで『下町ロケット』や『半沢直樹』などの池井戸潤作品を彷彿とさせる爽快感にあふれていました。『強者を打ちのめす弱者』という下剋上の構図は時代や文化を問わず普遍的な面白さがあるようです。

僕を含めた多くの庶民の願望なんでしょうね~下剋上って(笑)

おすすめは漫画版

韓国ドラマ版も面白かったですが、おすすめはやはりマンガ版の六本木クラス。韓国の漫画家さんなので、絵柄やコマの使い方が日本ではあまり見ない斬新なもので、初めて読んだ時それはそれは衝撃でした。

メッセージ性の強い内容なのにぜんぜん説教くさく感じず、しかも毎話毎話とんでもなくエモい。作者様のセンスに魂が震えるマンガです。

書籍化もされているので(もちろん日本語仕様)、皆さんもぜひ読んでみてくださいね。

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六本木クラス 原作との違いを解説

日本版ドラマ『六本木クラス』と韓国版原作コミックの違いを解説。

※原作コミックは日本仕様に和訳されたものを参考にしております。

※ドラマ視聴後に随時更新しております。

  • 日本版ドラマ第1話は麻宮葵(平手友梨奈)のクラブのシーンから始まっていたが、原作はソシオパスの葵がカウンセリングを受けるシーンからスタートしていた。
  • 通学中の楠木優香(新木優子)にホームレスが寄付を求めたシーンは原作マンガには無い。
  • 日本版の新(竹内涼真)は転校初日の自己紹介で『趣味は走ること』と言っていたが、原作では『音楽を聞くこと』と言っていた。
  • 原作の新は退学後に父と酒を飲み交わしていたが、日本版ドラマの新は酒は飲んでおらず、こぼした酒が偶然口に入った設定になっていた。
  • 原作漫画の新は龍河(早乙女太一)を殴った件で教師に体罰を受けていた。
  • 日本版の新の父は退職後に居酒屋をオープンする予定だったが、原作ではラーメン屋を始めていた。
  • 日本版ドラマで新(あらた)が六本木にオープンした店の名前は『二代目みやべ』だったが、原作コミックでは『ハチミツザナイト』だった。この店名には『辛い(からい)だけだった自分の人生に”甘さ”を』という意味が込められていた。
  • 日本版の龍河(早乙女太一)は新の父と交通事故をおこしたさい車に乗っていたが、原作ではバイクに乗っていた。
  • ドラマ第2話で龍二(鈴鹿央士)のバイクがビラ配り中の新にぶつかっていたが、この事故の原因は原作では『兄の龍河がバイクのブレーキに細工したから』だった。※龍河は後継者候補の龍二が気に入らない。
  • 原作漫画の新は龍二のバイクにはねられて病院に搬送されたとき、着ぐるみ弁償代として5万円を請求していた。※着ぐるみ制作費は4万なのに(笑)
  • 日本版ドラマの内山亮太(中尾明慶)は「二代目みやべ」のオープニングスタッフという設定だったが、原作ではオープン当初はただの客で、その後、店員になっていた。※亮太と新が刑務所仲間という設定は同じ。
  • 日本版ドラマ第8話で龍河に追い詰められた葵が宮部新に救われるシーンがあったが、原作マンガでは葵はこのとき得意の英語で周囲に助けを求め(六本木は外国人だらけなので)、龍河が金をばらまいて事態を収拾しようとする描写があった。
  • 日本版ドラマに登場するお金持ちおばさん・田辺弘子(倍賞美津子)は、韓国版ドラマでは主人公の居酒屋で働くトニーというアフリカ系韓国人の祖母という役柄だった。
  • 日本版ドラマの長屋龍河(早乙女太一)は刑務所を4年で出所していたが、原作では7年間服役していた。
  • 日本版ドラマ第12話で新が龍河に雇われたヒットマンに銃で撃たれていたが、原作マンガでは銃ではなくナイフで刺されていた。
  • 日本版最終話で、葵と龍二が監禁された場所は長屋HDの倉庫だったが、原作漫画では『長屋家の別荘』だった。
  • 日本版の最終回では長屋会長(香川照之)の土下座未遂で終わっていたが、原作マンガと韓国ドラマ版ではガッツリ土下座していた。

※ドラマと原作の違いは随時更新中です。

まとめ

ここまで『六本木クラス』原作&ネタバレ情報をお届けしました。新着情報もこのページにどんどん追記していくのでお楽しみに※ブクマ推奨。

2022年日本ドラマ版のレビューも視聴後に更新中です。

最後までお読みいただきありがとうございました~☆

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