スターウォーズに登場するストームトルーパーやクローントルーパーの一覧や違いなどをご紹介します。
登場する時代やニーズによって様々な種類のトルーパーが存在するようですよ。
ただのザコチャラと思いきや、いろいろ歴史があって面白い。
クローンなのか人間なのか、実はすご~く気になってた。



ストームトルーパーとは?
出典:JD Hancock Four Storms And A Twister
帝国軍(現ファースト・オーダー)に所属する兵士。白いアーマーに白いヘルメットを着用し、指揮官の命令に忠実に従うエリート部隊。
エリートの割にちっとも弾が当たらないよねw
『当てたら映画終わるからダメ』って教育されてるのかも。
ストームトルーパーは生身の人間であるのに対し、クローントルーパーはクローン人間。兵士としての精度はクローンが勝るが、寿命が短いデメリットや銀河帝国のニューオーダー発足により、徐々に人間であるストームトルーパーが主力兵士になっていった。
なんで寿命を短くしたんだ?長生きしてもらったほうがコスパ良いのに。
これは学習速度を早めるためだそうです。早く大人になって戦場に出てもらわないとそれこそコスパ悪いので。
それに、クローン兵は共和国に内密に組織されていたので、バレる前に即戦力となる兵士を大量に生産する必要があったのかもしれません。
ストームトルーパーの歴史
ストームトルーパーの前身はクローン大戦中【22~19BBY】に活躍した共和国所属のクローントルーパーである。銀河帝国建国後【19BBY~】に設立された士官学校(帝国アカデミー)に志願した若者が厳しい訓練を繰り返し、適性のある者だけがストームトルーパーとして徴兵された。
ロザルの帝国アカデミーの様子(反乱者たち:シーズン1)cWalt Disney studio
帝国アカデミーといえばハン・ソロも入学していたし、ルークも入学を希望してたよな。帝国軍に入隊する事は若者にとって立身出世的なステータスだったんだな。
とりあえず自衛隊行っとけってノリかも。
【エピソード6/ジェダイの帰還】で共和国反乱同盟軍に破れた銀河帝国は衰退の一歩を辿りましたが、その後30年の間 旧帝国軍の残党で結成されたファースト・オーダーが台頭。
この頃のストーム・トルーパーは【エピソード7/フォースの覚醒】で登場したフィンのように幼い頃にさらわれ、強制就労されるようなケースもあったようです。
ストームトルーパーの種類
旧三部作【エピソード4~6】や最新作【エピソード7/フォースの覚醒】【ローグワン】などで登場したストームトルーパーをご紹介します。
帝国軍のストームトルーパー
※トルーパーのイラストは管理人の手描きです。
まずはスターウォーズ【エピソード4/新たなる希望】~【エピソード6/ジェダイの帰還】【反乱者たち】などに登場した帝国軍のストームトルーパー。旧三部作からのファンには一番馴染みのあるトルーパーだと思います。
アニメ『反乱者たち』でバケツ頭って呼ばれてたタイプだねw
【エピソード6/ジェダイの帰還】でちっちゃいイウォークに石やら棒やらでボコボコにされてて貧弱なイメージしかない。
防御力には欠けますが、特殊な環境下で活動するためのサバイバル機能は備わっているようですよ。
ちなみに色が白の理由は『一般市民に帝国軍兵士への恐怖心を植え付けるため』。ジョージ・ルーカスの監督デビュー作『THX-1138』においても非人間的かつ虚無感のシンボルとして白が採用されていました。(参考:新潮新書 『スター・ウォーズ学』)
ストームトルーパーの装備
標準武器
・E-11ブラスター
アーマーの機能
・空気ろ過装置(耐煙)
・通信装置
・望遠装置
・体温調整機能
欠点
・走りにくい
・ブラスター弾の耐性が低い
・毒物は除去出来ない(別途外付けフィルターが必要)
スカウト・トルーパー
別名バイカー・スカウトとも呼ばれる偵察や狙撃に秀でたトルーパー。
視認性を高めるためヘルメットにバイザーが付属しています。他のトルーパーに比べアーマーの耐久性が低く防御力に欠けますが、これは潜入捜査などで素早く動けるよう機動力を高めるためだそうです。
【ジェダイの帰還】でスピーダーバイクのチェイスを繰り広げたトルーパーだな。
ムンクの叫びっぽくてジワるw
ファースト・オーダーのストームトルーパー
こちらはスターウォーズ【エピソード7/フォースの覚醒】に登場したストーム・トルーパー。
帝国軍が壊滅した後に組織されたファースト・オーダーに所属します。帝国軍の時と比べるとよりシンプルなデザインになっていますね。
ちなみにファースト・オーダーのトルーパー部隊の指揮官はキャプテン・ファズマです。
ファズマのアーマーだけブラスター弾き返せるとか階級差別じゃねw
あっさりシステムのバグ(フィン)にやられてたけどな。
標準武器
・F-11Dブラスター
・SE-44Cブラスター
機能
・帝国軍ストームトルーパーとほぼ同じだがより軽量。
・完全偏光レンズ
・通信及び照準システム
欠点
軽量化により遠視に使用するイメージング・ギアを非搭載。
フレイム・トルーパー
フレイムトルーパー(Flametrooper)はファースト・オーダーに仕えるストームトルーパーの一種である。エンドアの戦いからおよそ30年後に活動した。白い装甲服を身に着けたフレイムトルーパーは、火炎放射器で武装し、建物などに立てこもった敵の掃討及び制圧のために使用された。
フレイムトルーパーは【エピソード7/フォースの覚醒】の冒頭で惑星ジャクーを襲撃した際に登場したトルーパー部隊。
詳細は不明ですが、火炎放射器による敵基地の襲撃や一掃が目的と思われます。
cWalt Disney studio
こいつらこそアーマー赤にすればいいのに。
それだとエリート・プレトリアン・ガードやロイヤルガードが目立たないw
フレイムトルーパーの武器
・D-93インシネレーター火炎放射器
・D-93wフレイム・プロジェクター・ガン
スノー・トルーパー
スノートルーパー(Snowtrooper)はファースト・オーダーに仕えるストームトルーパーの一種である。エンドアの戦いの約30年後に活動したファースト・オーダーのスノートルーパーは、旧銀河帝国の寒冷気候強襲ストームトルーパーの近代版だった。彼らは氷の地形のまぶしい光を軽減する遮光装甲服を身に着けていた。
出典:Wookieepedia
こちらも【エピソード7/フォースの覚醒】で初登場した新トルーパー。あまり活躍した印象はありませんが、寒冷地での活動に特化した部隊のようです。
寒がりにはムリだな。
おしゃれな加湿器にも見えるw
寒冷気候強襲ストームトルーパー
ちなみに【エピソード5/帝国の逆襲】のホスの戦いで登場した寒冷気候強襲ストームトルーパーはこんな感じでした。
防寒用マフラーのような覆いを付けただけのような質素なビジュアルでしたね。
やっつけ感がすごい。
その辺にあった白い布被せられただけなんじゃ。
シャドウ・トルーパー
シャドウ・トルーパーはスターウォーズ本編には登場していませんが、スピンオフ小説やコミック、ゲーム『バトルフロント』などに登場する黒いストームトルーパーです。
黒ってだけでちょっと強そうだ。
夏は悲惨な気がする。
サザンの次のCDジャケ写作っといた#江ノ島トルーパー pic.twitter.com/9iB8zDQRFp
— ヒトコトマニア (@hitokoto_mania) 2016年10月3日
デス・トルーパー
↑こちらはローグワン・スター・ウォーズ ストーリーに登場した黒いトルーパー【デス・トルーパー】です。
銀河帝国の帝国情報部に所属するエリートで、ローグワンではデススター開発の責任者 オーソン・クレニック長官のボディーガードとして不気味な存在感を醸し出していましたね。
別名『選ばれし者トルーパー』w
マスクの中でずーっとドヤ顔してそう。
【帝国情報部とは?】
インペリアル・センター(コルサント)に本拠地を置く諜報機関。反乱分子の調査や分析、帝国や軍に関する諸問題を扱う。
ローグワンの時代(0BBY直前)はクローン・トルーパーからストーム・トルーパーへの移行がかなり進んでいたはずなので、デストルーパーの中の人は帝国アカデミー出身の兵士か将校と思われます。
【エピソード4/新たなる希望】には全く登場しなかったな。
スカリフの戦いあたりで全滅したのかも?
デス・トルーパーの装備
装甲服:デス・トルーパー・アーマー
武 器:E-11Dブラスター、SE-14r軽連射式ブラスター、C-25破砕性グレネード
これが2016年に何かと話題になったゲス・トルーパーか。
不倫得意そうw

続いてクローン・トルーパーのご紹介です。ストームトルーパーと違い、中の人はクローン人間です。クローン・トルーパーの歴史を簡単にまとめましたのでご覧ください。
クローン・トルーパーの歴史
出典:Chris Harrison Clone Troopers
- 表向きは、実はパルパティーン(ダース・シディアス)がジェダイ転覆の為に作らせていた事が判明。
- 発注は32BBY前後。ジェダイマスター・サイフォ=ディアスが共和国の軍隊(グランドアーミー)として秘密裏に発注していた。
- のちにサイフォ=ディアスは殺害され、分離主義組織のリーダー・ドゥークー伯爵が引き継いだ。
- クローンのモデルになったのは賞金稼ぎのジャンゴ・フェット(ボバ・フェットの育ての親)。したがって全てのクローントルーパーはジャンゴと同じ顔をしている。
- 忠誠心が厚く独立心が低くなるようプログラムされている(反乱防止の為)。人間の2倍の速さで年をとる。
- クローンにはジェダイを滅ぼすためのプログラム(オーダー66)のチップが組み込まれていた。
- クローン戦争終結後(19BBY)、銀河帝国建国を期に寿命の短いクローントルーパーから生身の人間であるストームトルーパーに徐々に入れ替わっていった。
- 一部のクローン・トルーパーは帝国を去り反乱同盟軍に協力した。
代表的なクローン・トルーパーのヘルメット
クローン・トルーパーは活躍した時代や部隊、さらに個人の嗜好によりヘルメットやアーマーの種類も様々です。ここでは代表的なクローン・トルーパー・アーマー(ヘルメット)をご紹介します。
フェイズI
クローン大戦序盤(22BBY頃)に着用されたアーマー。ジャンゴ・フェットのマンダロリアン・アーマーを参考に製造された。素材はダース・ベイダーの鎧にも使用されているプラストイド合金製複合材。
【エピソード2/クローンの攻撃】でまず登場したのがコレだね。
旧三部作を知ってる人は『これがストームトルーパーの前身か~!』って感動しただろうな。
クローントルーパー・パイロット
ファイターや輸送船の操縦に特化したトルーパー。
【エピソード2/クローンの攻撃】ではアナキンとオビワンを乗せたリパブリック・アタック・ガンシップを操縦し逃亡したドゥークー伯爵を追跡しましたね。(アナオビを下ろした直後に撃ち落とされましたが(^_^;))
たしかパドメも乗ってたよね?飛行中に落下したような…。
着陸しろ!って聞かないアナキンをオビワンが一生懸命説得してたな。マスターも大変だ。
フェイズII
クローン大戦終盤(~19BBY)に採用されていたアーマー。フェイズⅠと比べより任務に特化した形状へと進化し、しゃがみ辛いという欠点も改善された。
だいぶストームトルーパーに近づいて来た?
この頃になるとクローンも個性を発揮して独自にペイントしたり改良する奴もでてきたようだ。
成長速度や命令に従順な事以外は普通の人間ですからね。
ではここで個性的なトルーパーを語る上で欠かせない二人の兵士をご紹介します。
キャプテン・レックス
クローン大戦中アナキンやアソーカ・タノの元で戦った第501軍団トレント中隊を率いた指揮官。クローンの中では異端な存在で、オーダー66がプログラムされたチップを自ら外す事でジェダイ粛清には参加しなかった。
まずはキャプテン・レックス。映画本編では登場していませんが(多分)、クローン・ウォーズ、反乱者たちなどのアニメではジェダイを支える重要なキャラクターとして活躍しました。
大量発生したショーン・コネリー。
『反乱者たち』でケイナンと対立するレックスが面白かった。言葉遣いは丁寧だけどチクチク嫌味言うよねw
ケイナンは多くのジェダイを葬ったクローンに恨みを持ってるから嫌うのは当然ですね。
でも最後は命を賭してゴーストのクルーを守ろうとする姿勢にケイナンも心を打たれていました。
ともに戦ってきたアナキンがダークサイドに堕ちた事を知ったら、アソーカ同様レックスも相当ショックを受けるでしょうね…。
コマンダー・コーディ
第7空挺兵団212突撃大隊の精鋭であるコマンダー・コーディ。
【エピソード3/シスの復讐】ではグリーバス将軍討伐のため惑星ウータパウでオビワンとともに戦った。
しかしオーダー66が発令されるとコーディーは迷わずオビワンを奇襲する指示を出す。※クローン大戦後は銀河帝国の兵士としてストームトルーパーに移行した。
オーダー66ギリギリまでめっちゃ良い人だったのに残念だな。
オビワンが落としたライトセーバーも親切に届けてくれたよね。
映画ではシディアス(パルパティーン)が発したオーダー66を一番最初に発動したのがコーディでしたね。
信頼していたコーディに裏切られたオビワンはさぞかしショックだったと思います。
※印はレジェンズ(非正史)のものです。
ストームトルーパーとクローントルーパーの違いや種類 まとめ
いかがでしたか?スターウォーズの中でもダース・ベイダーに次ぐほどの有名なビジュアルを持つトルーパーたち。
その種類も多岐にわたり、ここでご紹介したのはまだほんの一部なので、今後どんどん追記していこうと思います。
ジオノーシスの戦い(EP2)でジェダイを救ったのも、オーダー66(EP3)でジェダイを破滅に追いやったのもクローン・トルーパーか。味方が敵になるって怖いな。
大丈夫!部長は敵しかいないからw
(あなたもね!)




コメント
わーい\(^o^)/
丁度トルーパーのこと知りたいと思ってたから嬉しい(*^^*)
ずっと気になってるのは、ダースシディアスの周りにいつもいる背の高い赤いマントの人達です(゚∀゚)
あれもトルーパーですか?
ロイヤルガード
トルーパーと思われがちですが、赤いマントをつけているのはロイヤルガードといわれるパルパティーン皇帝を守る精鋭部隊です。彼らはヨーダが皇帝暗殺を目論んだ後常に行動を共にするようになりました。本編では戦闘シーンは描かれませんでしたが装備しているステッキで目標を攻撃します。とても強いのは事実です。ファーストオーダーでも似たようなキャラがいます。レイやカイロレンがとても苦戦していました。
いつも楽しく読ませて頂いてます。このサイトは管理人さんが以前おっしゃられていたようにツッコミどころ満載(笑)ですが、独自の視点での見解や予想などが他のサイトと比べて独特で面白いですね。イラストも上手でスターウォーズ愛が伝わってきます。更新頑張ってくださいね!
お初です。たぶんバトフロが初登場かもしれないですけどインペリアル・ショック・トルーパーも詳しく知りたいです!
フェイズ2ヘルメットの悪口はそこまでだ
>名前なしのスターウォーズ好きさん
よく言い聞かせておきます∠( ゚д゚)/
コーディは確かにARCトルーパーの一人から訓練を受けていたのですがコーディ自身がARCトルーパーというのは間違いですよ。
コマンダーとARCトルーパーは別物です!
>匿名さん
>コーディ自身がARCトルーパーというのは間違いですよ。
まさに^^; ご指摘ありがとうございます。
デストルーパーが一番かっこいいと思います。
ゲストルーパー………爆笑ww
げすいトルーパー
が
ゲス▪トルーパー
とても面白いし、わかりやすいです!
ぜひクローンコマンドーもオネシャス!