下町ロケットの続編『ゴースト』の原作ネタバレあらすじと感想です。
前回、人工心臓弁ガウディの完成に尽力した佃製作所。これで経営は安泰か?と思われた矢先、大手取引先の帝国重工が経営難に陥り、またしても佃製作所に暗雲が立ち込めます。
社長の佃航平(阿部寛)はこのピンチを乗り切るため、新たな事業への挑戦を決意!それはまさかの農業でした!
宇宙から人体、そして大地へ…。過酷な自然との戦い、盟友の離脱、復讐に歩みだす悲しき経営者たち…。下町ロケット ゴーストはこれまでにない衝撃の結末が待ち受けていました。
続編の今作も神谷弁護士がかっこよすぎてヤバイw
殿村さんが百姓に…
下町ロケット ゴースト 原作ネタバレあらすじ。続編も神谷弁護士かっこよすぎ
「下町ロケット」の続編「ゴースト」のネタバレあらすじと原作の結末をご紹介します。
下町ロケット続編: ゴーストの原作
下町ロケット ゴーストは作家・池井戸潤氏が手がける人気シリーズ第3弾。2018年10月10日現在 以下のタイトルが刊行されています。
第1部…下町ロケット(2010年)
第2部…ガウディ計画(2015年)
第3部…ゴースト(2018年)
第4部…ヤタガラス(2018年)
※全てのエピソードはつながっていますが、第4部「ヤタガラス」のストーリーは「ゴースト」の直接的な続編に位置づけられています。
※「ゴースト」は2018年10月14日よりTBS系列で放送予定。
放送日:2018年10月14日
放送時間:毎週日曜 夜9時~
放送局:TBS系列
下町ロケット ゴーストの原作ストーリー
下町ロケット ゴースト原作はこんな感じでストーリー展開していきます。※詳細なあらすじはこの後♪
ロケット開発大手・帝国重工の経営が悪化した影響で、主要取引先である佃製作所が窮地に追い込まれるΣ(゚Д゚)
▼
社長の佃航平(阿部寛)は会社の存続を賭け、農業への参入を決意。トラクターに使用するトランスミッション(変速機)に目をつける。第一歩としてトランスミッション用のバルブ制作に乗り出す!
▼
経理部長・殿村のパパさんが心筋梗塞で倒れる!殿村は実家で農作業をするため佃製作所を離れることに…。
▼
トノが抜けたショックをこらえ、トランスミッションメーカー・ギアゴーストへのバルブ納入を目指す佃製作所。そんななか、ギアゴーストが特許侵害で訴えられてしまう。
▼
航平はギアゴースト社長・伊丹(尾上菊之助)を救うため力を貸す。そして裁判へ…!
▼
その後、エンジンメーカー【ダイダロス】の社長・重田登志行(古舘伊知郎)が現れ、伊丹を巻き込んである復讐計画を実行に移す。
▼
その復讐計画は佃製作所と帝国重工を窮地に陥れる…。続編(ヤタガラス)に続く!
大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ! 大人気シリーズ第三弾!!
見どころは農業という未知の分野に挑戦する航平たちの奮闘劇!前作で活躍した立花やアキちゃんがまたしても頑張ってくれます!
逆転裁判ならぬ、神谷弁護士の瞬殺裁判に鳥肌たったw
はたして利菜(土屋太鳳)の謎彼氏・マサヒコは登場するのか…?
下町ロケット ゴースト ネタバレと原作あらすじ、結末
下町ロケット【ゴースト】原作あらすじと結末をご紹介します。ネタバレ注意。
ピンチ到来の佃製作所!去る殿村さん!
東京の下町・大田区に工場を構える佃航平(阿部寛)。エンジン製造を主とする佃製作所は社員数300人ほどの中小町工場だ。人工心臓弁『ガウディ』の開発成功から数年後、佃製作所は新たなピンチを迎えていた。
- ピンチその1…ロケットエンジンバルブを納入している帝国重工の経営が悪化、さらにロケット打ち上げ計画を進めてきた藤間社長(杉良太郎)の引退が囁かれており、佃製作所は大口の取引先を失う可能性が浮上(T_T)
- ピンチその2…大手農業機器メーカー【ヤマタニ】にエンジンを納入していた佃製作所だったが、この取引が白紙になってしまった(T_T)
パニックに陥る佃従業員たちにさらなる衝撃が走る。経理担当のトノさんこと殿村部長の父親が倒れ、長期離脱することになったのだ!
ネタバレ:殿村部長の実家は先祖代々300年続く米作農家。20ヘクタール(20万平方メートル)もの田んぼを所有している。倒れた父に代わり、殿村が畑仕事を手伝うことになった。
殿村さんの実家は米作農家で、『殿村家の米』という独自のブランド米を作っています。全国にファンも多いとか…。
けっこう戦略的に商売してるしwさすが元銀行員w
ブラックペアンの二宮和也にぜひ賞味して頂きたい…
下町ロケット ゴースト ネタバレあらすじ:航平の起死回生のアイデア!
下町ロケット ゴースト ネタバレあらすじの続き
これまで佃製作所はエンジンを要にビジネスを行なってきた。しかし会社の未来を考えた時、エンジン一本だけでは心もとない…。軸となる主力製品を増やさなくては…。
数週間後、航平(阿部寛)は技術部長の山崎(安田顕)とともに、今やすっかり農民と化した殿村を訪ねた。殿村が操縦するトラクターのエンジン音を聞いた航平は『あのエンジンはステラだ。』と一発で見抜く。
【ネタバレ:ステラエンジンとは?】
佃製作所が開発したエンジン。下町ロケット第1部ではこのエンジンの特許をめぐり裁判が行われた。
すると航平が何かを思いつく。『ちょっと俺に運転させてくれ』航平は殿村から操縦のレクチャーを受けた後、トラクターに乗り込んだ。必要ないところでガチャガチャと何度も変速機を動かす航平。『あの人何してんの(・・?』と不思議がる山崎と殿村…。
トラクターを降りた航平は二人にこう言った。『トランスミッション(変速機)がもっと高性能だったら、ムラなく均一に田んぼを耕せるはず。』
そう…この時 航平はトラクターのトランスミッションを開発するアイデアを思いついたのだ。
ただ佃製作所はトランスミッションに関して実績がない……。社で検討した結果、航平はトランスミッションを潤滑に動かすためのバルブに目をつけた。これなら佃製作所の得意分野だ。
『バルブを制するものはトランスミッションを制す!』
佃製作所の新たな挑戦は農業への参入と決まった。
殿村から簡単なレクチャーを受けただけでトラクターを運転して見せた航平。山崎いわく『あれも社長の才能』らしいです。
うっかり壊しちゃったら殿さん号泣するところだったw
農業参入って言っても佃従業員たちがDASH村的な活動をする話では無いらしい…。
ギアゴースト
航平(阿部寛)はトラクター用のトランスミッションバルブ開発に踏み切った事を農機具メーカー【ヤマタニ】の担当者に告げ、『完成したら導入してー!』とお願いした。すると担当者は、現在自社で製造しているトランスミッションが、来年から外注になると教えてくれた。
外注を請け負うのは佃製作所とおなじ大田区に拠点を構えるトランスミッション製造メーカー【ギアゴースト】。航平は農業参入への第一歩として、この会社へのバルブ納入を検討しはじめた。
【ネタバレ:ギアゴーストとは?】
ギアゴーストは創業5年、従業員数わずか30名の小さな会社。しかし開発したトランスミッションが乗用車メーカーに採用されるなど着々と業績を伸ばしている。製品は全て海外で製造しており、自社工場をもたないベンチャー企業だ。
社長の伊丹(尾上菊之助)と副社長の島津(イモトアヤコ)はともに元帝国重工の社員。
【ギアゴースト】という社名の意味は、帝国重工で「墓場」と呼ばれる総務部に追いやられ職を辞することになった二人が、トランスミッション(ギア)に再起を賭け幽霊(ゴースト)のごとく復活を志した事に由来する。
下町ロケット ゴースト:豪腕・伊丹と天才・シマさん
トランスミッションメーカー・ギアゴーストを訪ねた航平(阿部寛)。昭和の遺物のような古めかしい佇まいの社屋に衝撃を受ける!『ベンチャーっぽくねぇ!Σ(゚Д゚)』
面会した社長の伊丹(尾上菊之助)は30代と若いが、するどい眼光と類まれなビジネスセンスを持つ豪腕経営者。わずか5年でこの会社を年商100億円にまで成長させた男だ。
副社長のシマさんこと島津 裕(イモトアヤコ)も同じく30代で、愛想が良くて明るい女性だ。彼女は帝国重工にいた頃 天才と称されるほどの凄腕エンジニアだった。
航平はひと目でこの二人を気に入った(*^^*)
原作では航平とシマさんはギアゴースト社で初めて出会ったが、ドラマではボーリング場で出会っていた。
【公式】日曜劇場「下町ロケッ…
@rocket_tbs
物語の鍵を握るベンチャー企業のギアゴースト社長・伊丹大役で #尾上菊之助 さんの出演が決定!イモトさん演じる島津とタッグを組み、佃製作所のメンバーと深く…https://twitter.com/rocket_tbs/statu…
11:57-2018年9月13日
2251人がこの話題について話しています
航平は伊丹(尾上菊之助)にトラクターのトランスミッション用バルブを開発する計画を話し、もし完成したら納入を検討してほしいと依頼した。伊丹は「その時は大森バルブさんとのコンペになります。」と言ってきた。
【ネタバレ:大森バルブとは?】
大森バルブは農機具メーカー【ヤマタニ】にもバルブを納入している大手バルブメーカー。
下町ロケットにコンペは欠かせないw
勝った後の飲み会も欠かせない…。
バルブ開発がスタート!竹内涼真、朝倉あきがまた頑張る!
航平は来たるコンペに向け、バルブ開発チームを編成。リーダーは中堅エンジニアの軽部 真樹男(徳重聡)。さらに【ガウディ計画】で活躍した立花(竹内涼真)とアキちゃん(朝倉あき)の若手二人を参加させた。
ガウディ計画の時は立花とアキちゃんの頑張りが目立っていましたね。
なぜかLOVEに発展しないこの二人w佃は社内恋愛禁止なの?w
ドラマの軽部が原作の2億倍くらい嫌なキャラになってた…。
【ネタバレ:軽部真樹男とは?】
軽部(徳重聡)は性格に難ありの技術者。職人カタギな気難しい性格で、同僚たちも扱いに困っている。しかし技術は超超超一流!佃製作所に来る前はトランスミッション開発の会社にいたことがあり、佃製作所では誰よりもその分野に詳しい。
ガウディの教訓
張り切る立花(竹内涼真)たちだったが、試作品を作る段階で性能面の問題が浮上。コンペを争う大森バルブはハイスペックなバルブを提供してくるに違いない…。焦る立花とアキちゃんは行き詰まってしまった…。
すると無愛想なリーダー・軽部が『ガウディの教訓を思い出せ』と謎のアドバイスをした。
ガウディ…
ガウディ…
ガウディ関係ないやろ!と混乱する立花だったが、ここであることを思いつく。ガウディは難病に苦しむ子どもたちのために開発した製品…、ならばこのバルブは一体誰のために作っているのか…?
立花はハイスペックさを求めるのではなく、納入する【ギアゴースト】のニーズを考えて制作を進めた。その結果、ムダを削ぎ落としたシンプルイズザベストなバルブが完成!(シンプルと言っても採用されている技術はハンパない)
後日 ギアゴーストでコンペが行われ、佃製バルブの採用が決定(≧∇≦)/佃製作所はトランスミッション業界参入への第一歩を踏みだした。
佃製バルブの良さを認めたのはシマさん(イモトアヤコ)でした。彼女は佃側があえて性能を控えめにし、ギアゴーストのニーズにあった製品を作った事を見抜いていたのです。
見た目は庶民、中身は天才w
眉毛がノーマルだと妙に可愛くみえるイモトアヤコ…
ネタバレ:ドラマでは軽部は「ガウディの教訓を思い出せ」というアドバイスはしておらず、立花とアキちゃんは自力でその答えにたどり着いている。
下町ロケット ネタバレ:ギアゴーストが訴えられる!
トランスミッションメーカー・ギアゴーストは、帝国重工を追い出されるようなカタチで退職した伊丹(尾上菊之助)とシマさん(イモトアヤコ)が、再起をかけて設立した会社だ。
創業から5年。地道に、妥協すること無く、理想のトランスミッションを追い求め、二人は努力を重ねてきた。
今日、二人の夢の結晶のようなこの会社に激震が走る。伊丹に届いた一通の内容証明郵便にはこう書かれていた。
御社のトランスミッション製品に使われている部品が、ウチの特許を侵害してます。訴えるよ!?
差出人は下町ロケットファンならみんな知ってるおネエ系悪徳弁護士・中川(池畑慎之介)。訴えてきたのは大手トランスミッションメーカー【ケーマシナリー】の知財部長・神田川敦(内場勝則)だ。
池畑慎之介がまたこりずに出てきたけど?w
池畑慎之介が出てきた瞬間『あ~この人また裁判で負けるんだな…』って分かるところが草…。
ネタバレ:池畑慎之介が演じる中川弁護士は、ドラマ「下町ロケット」第1部、第2部にも登場。裁判で恵俊彰が演じる神谷弁護士にフルボッコにされている(笑)
特許を侵害していると指摘のあった部品は、過去にシマさんが開発したものだった。しかし同時期に【ケーマシナリー】も同一性能の部品を開発しており、特許を出願していたのだ。
解説:通常、特許内容は出願から18ヶ月は公表されないため、ギアゴースト側は知財調査をしたものの気が付かなかった。
ケーマシナリー本社に話し合いに向かった伊丹は15億円ものライセンス使用料を請求された。年商100億のギアゴースだったが、全ての製品が外注という特性により、売上ほど利益は得ていなかった。15億という大金はギアゴーストにとって倒産を免れない金額だった。
伊丹(尾上菊之助)は銀行や取引企業を片っ端からまわり、融資を頼み込んだ。しかしどこからも良い返事を貰えない…。ライセンス料が払えなければ裁判になるが、このままではギアゴーストに勝ち目はない。途方にくれる伊丹…(T_T)
神谷弁護士、登場!
下町ロケット ゴースト ネタバレあらすじの続き
伊丹とシマさんは最後の望みを託し、佃製作所の門をたたいた。伊丹は『融資が無理ならギアゴーストを15億で買ってほしい』と会社を手放す覚悟を伝えた。
伊丹にとって何よりも優先すべきは会社ではなく、そこで働く社員たちだった。伊丹はもし佃製作所がギアゴーストを買った場合、社員たちを引き続き雇用してほしいと頭を下げた。
話しを聞いた航平(阿部寛)は、その後、敏腕すぎる顧問弁護士・神谷(恵俊彰)に相談。すると…
神谷は『クロスライセンス契約を検討してみては?』とアドバイスしてきた。
【ネタバレ:クロスライセンス契約とは?】
訴えを起こしたケーマシナリーの製品の中からギアゴーストが持つ特許を侵害している製品を探し出し、『特許侵害お互い様やん』ってことでチャラにしてもらうこと。
ここで航平はある決断を迫られる。このクロスライセンス契約案を伊丹に伝えるべきなのだろうか?
この訴訟案件は伊丹にとってはピンチだが、航平にしてみれば『15億円で念願だったトランスミッションメーカーを手に入れられる絶好のチャンス』なのだ。
しかし航平は伊丹を救う事を決意する。その理由は2つあった。
- 救う手立てを知りながら、それを伝えない事はフェアじゃないと思った。
- もし航平の助言によりギアゴーストがこの件を乗り切れば、将来的に優良な取引相手になってくれると考えた。
さっそくクロスライセンス案を伊丹に伝えた佃。その後 伊丹はケーマシナリー製品を入手し、リバースエンジニアリングを行なった。佃製作所側もこれに協力することに…。
※リバースエンジニアリング…製品を分解し調査すること。
夜を徹して行われたリバースエンジニアリング…しかし、ケーマシナリーの特許侵害を見つけることは出来なかった…(T_T)
クロスライセンス契約は相手の特許侵害を見つけなければ始まらず、成立の可能性はかなり低いそうです。
今回は自分が訴えられた訳じゃないから航平に余裕が感じられるw
本気の決断はボーリングで決めるからね…。
小ネタ:下町ロケット第2話でギアゴーストに現れた中川弁護士(池畑慎之介)が乗ってきた車のナンバーは【1952】。これは池畑慎之介さんの生まれた年ですw
下町ロケット ゴースト:神谷弁護士の懸念!明らかになる陰謀!
下町ロケット ゴースト ネタバレの続き
クロスライセンス案が不発に終わり、裁判は免れないものとなった。航平(阿部寛)は15億円でのギアゴースト買い取りを再び検討し始めた。
その頃、佃製作所の敏腕すぎる弁護士・神谷(恵俊彰)はある疑問を抱いていた。『ギアゴーストの顧問弁護士は、なぜ伊丹にクロスライセンス案を提案しなかったのだろう…?』
ネタバレ:ギアゴーストの顧問弁護士・末長(中村梅雀)は、伊丹と会社創業以来の付き合いがあり、伊丹は彼に全幅の信頼を寄せている。
後日、佃製作所を訪れた伊丹(尾上菊之助)に末長弁護士の不審な点を問いただす神谷弁護士(恵俊彰)。この時 神谷は末長弁護士とケーマシナリーが裏でつながっているのでは?と疑っていた。
信頼する末長弁護士をディスられた伊丹は怒りをあらわにし、神谷と口論になってしまう。二人のやりとりをヒヤヒヤしながら聞いている航平^^;神谷弁護士は帰ろうとする伊丹に一枚の封筒を渡した。『あとで見てください。』
伊丹が帰ったあと、神谷は『伊丹さんに渡したのと同じものです。』と言い、ある記事を見せた。そこには末長弁護士とケーマシナリーの顧問弁護士・中川が仲よさげに握手をする写真が…!
そう…末長弁護士は仲の良い中川弁護士と共謀し、伊丹を陥れて金もうけをしようと目論んでいたのだ!
- 3年前、末長がギアゴーストの顧問弁護士になった事を聞きつけた中川弁護士は、『金もうけしないか?』と近づいてきた。
- 末長は3億円の報酬を受け取る代わりにギアゴースト製品の開発情報を渡す。中川はこれをケーマシナリーに流し、ギアゴーストより先に製品を完成させ特許を取得させた。
- 中川の目論見どおり、ケーマシナリーはギアゴーストを特許侵害で訴えた。絶対に負けるはずの無い裁判…中川は莫大な報酬を得ることが出来る。( *´艸`)クスクス
【ネタバレ:中川弁護士の陰謀】
特許申請の盲点をついた中川の犯行。期待を裏切らないド悪党っぷりですね^^;
3年前から仕込んでいたとは…
中川と末長が壮絶なブーメランを食らう予感がしまくるw
そしてゲス中川にはもう一つの企みがあった。ボロボロになったギアゴーストを、ある人物に引き渡すのだ。
黒幕は古舘伊知郎!
なんとか裁判を回避したい伊丹(尾上菊之助)は中川弁護士(池畑慎之介)の事務所を訪れた。するとそこである人物を紹介される。株式会社【ダイダロス】の社長・重田登志行(古舘伊知郎)だ。
【ネタバレ:重田登志行とは?】
小型エンジンメーカー・ダイダロスの社長。重田はかつて父とともに年商1千億円を超える製造メーカー・重田工業を経営していた。会社が倒産したあと、父が残した遺産でダイダロスを買収し社長に就任した。
伊丹はこの男を知っていた…。8年前、帝国重工の機械事業部に所属していた伊丹は、重田工業の担当者だったのだ。
【伊丹が帝国重工社員だった頃】
部の赤字修復を命じられていた伊丹は、重田工業との馴れ合い取引が莫大な損益を生み出していると考え、『取引企業見直し案』を提案。これを当時の上司・的場(神田正輝)が採用し、帝国重工との取引を打ち切られた重田工業は倒産した。
重田は窮地にある伊丹に資本提携を持ちかけ、合意するならケーマシナリーから請求されている15億円を払ってくれるという。
重田にとって伊丹は、人生の全てを奪った憎むべき男のはず…。その彼が今、自分を助けると言ってきたのだ。
一体この男の狙いは何なのか…?警戒しまくる伊丹はこの後、衝撃の事実を知ることになる。
ついに黒幕が登場!重田はある壮大な復讐計画を練っているそうです。
古舘伊知郎が演じてるけど、『ガタイが良くて、眼光がするどい』っていう原作のイメージとだいぶズレてるなw
迫力なさ過ぎてワロタ…。
裁判がスタート!神谷弁護士がかっこいい!
重田(古舘伊知郎)からの15億円での提携話を受けた伊丹(尾上菊之助)だったが、彼はこれを断る気でいた。重田が提示した条件の中に【現従業員の解雇】という一文が含まれていたからだ。
従業員たちを路頭に迷わすわけにはいかない…。情に厚い伊丹はこれだけは承諾出来なかった。
裁判当日!
ついにケーマシナリーVSギアゴースト 特許侵害訴訟の裁判が始まった。伊丹は相手の中川弁護士と裏で繋がりがある事が発覚した末長弁護士との契約を破棄し、代わりに佃製作所の顧問弁護士・神谷(恵俊彰)に弁護を依頼していた。
第一回口頭弁論、この日は訴訟内容の確認が形式的に行われ、数分で終了するはずだった…しかし!
神谷弁護士は『すぐ終わるんで♪』と言い、この席でケーマシナリー側の訴えの無効を主張!さらに末長と中川、両弁護士の繋がりを証明する音声テープを提出し、一瞬で裁判にカタをつけた!
ネタバレ:ケーマシナリーが主張していた特許は、実は2004年にある大学の准教授がすでに論文の中で言及していたものだった。この准教授は特許取得を見送り、広く社会で活用できるよう情報を公開していた。
⇒公開情報なのでケーマシナリーは特許を主張出来ないwww
この論文を発見するに至ったのは、シマさんこと島津(イモトアヤコ)が呟いたある一言が発端だった。『あの部品は以前からあった技術を参考にして作ったの』
航平はシマさんのこの何気ない一言を覚えており、世界中の論文や専門誌を読み漁って彼女が参考にしたという記事を発見!これを神谷弁護士に渡した。そしてもう一つの決め手となった末長と中川の音声テープもシマさんが録音したものだった。
ネタバレ:末長の事務所を訪れたシマさんは、ボイスレコーダーを仕込んだバッグをわざと置き忘れ、末長と中川の会話を録音していた。
…その後、末長(中村梅雀)と中川(池畑慎之介)、二人の悪徳弁護士は不正競争防止法違反で逮捕された。 ( 艸`*)プッ
『負ける裁判はしません』が口癖の神谷弁護士。今回もちょっとカッコ良すぎですね。
佃製作所と関わるとロクなことが無い中川w逮捕されて弁護士資格剥奪ww
下町ロケット第2部(ガウディ計画)で『佃製作所をナメない方が良い』ってあれほど警戒してたのに…。
下町ロケット ゴースト 結末
下町ロケット ゴーストのネタバレあらすじ結末
窮地を脱したギアゴースト。航平(阿部寛)もホッと肩をなでおろし、これからは良き取引相手として伊丹たちと長い付き合いをしようと考えていた。
しかし!社長の伊丹はその後、まさかの決断をシマさん(イモトアヤコ)に語り始めた。
『ダイダロス社長の重田さんと業務提携する。』
あっけにとられるシマさん!エンジンメーカーであるダイダロスは佃製作所のライバル企業だ。なぜ助けてくれた航平を裏切るような事を…!?
伊丹の決断には、長年に渡るある人物への恨みが関係していた。
【ネタバレ:伊丹の過去】
8年前、帝国重工の社員だった伊丹は『取引企業見直し案』を提案し、上司の的場(神田正輝)とともに重田が経営する重田工業を倒産に追いやった。その後、伊丹はさらなる『事業改革案』を掲げ、従来の取引先企業のよりいっそうの整理を企画した。
しかし、取引企業と長い付き合いがある一部の帝国重工役員はこの企画に批判的だった。出世したいマンの的場は彼らに媚び入るため、伊丹の企画を破棄し、浮いた存在になった伊丹を部下に命じて総務部に追いやり、第一線から外したのだ。
その後、居場所を失った伊丹は退社を余儀なくされた。自分の出世のために伊丹を帝国重工から追い出した的場…この事実を重田から聞いた伊丹は、的場への復讐を誓った。的場は間もなく帝国重工の社長に就任すると言われている。そんな事は絶対に許されない!
一方の重田も、重田工業の倒産により全てを失い、さらに当時 会長を務めていた父親も無念の中で死を遂げていた。
重田が伊丹に近づいた理由は、的場に復讐するためのパートナーにするためだったのだ!
重田率いるダイダロスのエンジン開発技術、伊丹率いるギアゴーストのトランスミッション技術、この2つを用いた『的場フルボッコ計画』が、今まさに実行に移されようとしていた。
伊丹『いよいよ始まるんだ…』
耳を疑うシマさん。『最高のトランスミッションを作りたい』と目を輝かせ夢を語っていた伊丹はどこに行ってしまったのか?
二人でギアゴーストを立ち上げ、今日まで苦楽をともにしてきた相棒のシマさんに、伊丹は冷たい目でこう告げた。
『もう君は必要ない。』
シマさんをも裏切った伊丹。その後、シマさんはギアゴーストを去っていった…。
伊丹の豹変ぶりが怖い…
伊丹は的場を恨んでいましたが、その想いを封じ込め、今日まで仕事に没頭してきました。しかし重田との出会いが彼の心の奥底にあった闇を呼び覚ましてしまったのです。
安室ちゃんの引退を知った時以上のショックを受けたイモトアヤコw
下町ロケット ゴースト結末:財前の引退と殿村の退職
数週間後、航平たち佃従業員は種子島にいた。今日は準天頂衛星【ヤタガラス】を搭載したロケットの打ち上げ日。そして宇宙航空事業部で采配を奮ってきた財前部長(吉川晃司)の引退日でもあった。財前はこの日より現場を退き、新たな事業に向け邁進する。
佃製バルブを搭載したロケットは見事打ち上げ成功!ヤタガラスが周回軌道にのり、これにより従来の位置測定情報システム(GPS)は飛躍的に向上される事となる。
宇宙航空部長として、現場で最後のスピーチをする財前。皆と仕事ができたことに感謝を述べると、次なる目標を語りだした。
『それは…農業です。私は日本の農業を支えていきたい!』
後日、実家の農業を手伝っていた殿村が佃製作所を訪れ、辞表を提出した。病に倒れた父に代わり、自らが先祖代々続く田んぼを守ってゆく事を決意したのだ。
盟友が去った社長室で、航平は一人涙を流した。佃製作所が農業参入を志してから二年後のことだった。
【下町ロケット ゴースト 終】続編・ヤタガラスへと続く…。
トノに続いて財前までも…wこの農業ブームは何なの?w
ギアゴーストを去ったシマさんの今後が気になりますね…。そして的場への復讐を誓った伊丹と重田は、お互いの技術を元に一体何をする気なのでしょう…?
ミサイルでも作るんじゃ…
- 佃製作所社長・佃航平(阿部寛)は経営難を乗り切るため、農業への参入を決意。トラクターに使用するトランスミッション製造を目標に掲げ、まずはバルブ開発へと乗り出した。
- 航平はトランスミッションメーカー・ギアゴーストのコンペに参加する事を表明。ギアゴーストは社長の伊丹(尾上菊之助)と天才技術者シマさん(イモトアヤコ)の元帝国重工社員2人が創業した会社だ。
- バルブ開発チームに任命されたのは軽部(徳重聡)、立花(竹内涼真)、アキちゃん(朝倉あき)。3人はバルブを完成させ、コンペを見事勝ち抜いた。
- ギアゴーストの社長・伊丹(尾上菊之助)が同業のケーマシナリーから特許侵害で訴えられる。この危機を航平と佃製作所の顧問弁護士・神谷(恵俊彰)が救った。
- 窮地を脱したギアゴーストだったが、社長の伊丹はエンジンメーカー・ダイダロスの傘下に入ると宣言。伊丹はダイダロス社長・重田(古舘伊知郎)と組み、かつて人生を狂わされた帝国重工の次期社長・的場(神田正輝)に復讐する気なのだ!
- シマさんはギアゴーストを退職。そして佃製作所の経理部長・殿村も実家の農家を継ぐため辞表を提出した。
【下町ロケット ゴースト ネタバレあらすじまとめ】
下町ロケット 各シリーズのネタバレあらすじ感想
「下町ロケット」各シリーズのあらすじと感想です。原作ネタバレあり。
下町ロケット「ゴースト」の続編!ヤタガラスのネタバレとストーリーをご紹介♪
ドラマ「下町ロケット」ネタバレとあらすじ。第1部最終回までイッキ見!
▼下町ロケット ガウディ計画 ネタバレあらすじ感想。シリーズ第2部
ドラマ「下町ロケット」第2部となるガウディ計画のネタバレあらすじと感想。
下町ロケットに登場する天才技術者・島津裕(イモトアヤコ)の気になる過去や人物紹介。
ドラマ「下町ロケット」に登場する古舘伊知郎さんの正体や過去をネタバレ!
有村架純さん主演の2018年秋ドラマ「中学聖日記」原作マンガのネタバレとストーリーをご紹介♪
下町ロケット ゴーストへのコメント
下町ロケット『ゴースト』へのコメントをご紹介します♪(ドラマ、原作共用)
sitamati-ghost:より
2018/11/24 6:25
ゴースト編は復讐物語なのでガウディ編と似てますね。でも舞台がロケット開発から農業支援に変わったことでこれまでにないゆったりした時の流れが緩急となり、飽きずに楽しめています。殿村さんはスーツより農作業服姿が似合うかな(笑)なんかあの人可愛いんですよね~。ヤタ編もいよいよ佳境なので感動の結末に期待しています。
ごーすと:より
2018/11/18 1:22
下町ロケットファンです。このサイトで原作で分からなかったところが理解できました!イラストも可愛いですね(笑)ゴーストで殿村さんがまさかの離脱となってしまい原作とドラマ両方で泣いてしまいました(T_T)あの不器用な、熱いスピーチが今後聞けなくなると思うと悲しいです。ゴースト、ヤタガラスとも財前さんの露出が多くて、ここは嬉しいポイントです(^o^)ドラマもいよいよ後半に突入して、どんな結末になるか楽しみです。
匿名:より
2018/11/13 3:19
ネタバレ感謝です。ドラマ版ゴーストは伊丹の闇落ちでいよいよ面白くなってきましたね。ただ~原作の伊丹はいかにも頑固親父風のカタブツだったのに、ドラマの尾上菊之助の見た目がチャラすぎるてイメージ違うんですよね。。。古舘伊知郎もですけど。代わりに島津裕はイメージ通ぴったりだったですけど(笑)あと軽部がひどすぎる…(T_T)
したまちゴースト:より
2018/11/11 20:16
下町ロケットは原作、ドラマともに欠かさず見ています。私の職業は技術者やエンジニアではありませんが、この作品と出会ってから仕事に対する向き合い方が変わりました。おかげで今はどんな作業でもどこかに楽しみを見出すことができるようになり、これまで苦痛でしかなかった労働時間が充実したものになりました。真剣にやるだけ無駄、ではなく、真剣にやれなければ勿体無いと思わせてくれたこの作品に出会えたことは、私の人生において大きな収穫でした。下町ロケットに感謝!
ghost:より
2018/10/30 13:26
ドラマの軽部(徳重聡)がサイコキャラで吹いたww原作はあんな嫌味キャラじゃなかったのになんで…???
匿名:より
2018/10/29 21:29
伊丹を演じてる尾上菊之助がチャラくてイメージが違うんだよな…。どっちかというとガンコな軽部を演じてる徳重聡の方が伊丹っぽい。あと古舘伊知郎の作り物っぽさも微妙…。イモトアヤコはかなりハマリ役だと思うけど。続編のヤタガラスはまだ読んでないけど楽しみですね。
コメント