【お知らせ】
新型コロナウィルスの影響により、2020年4月14日より放送予定のドラマ【私の家政夫ナギサさん】は7月7日に放送延期となりました。
『家政夫のナギサさん』原作マンガ結末までのあらすじをご紹介します。※ネタバレあり
家事が苦手なキャリアウーマン・相原メイの家に突如現れた中年の家政夫。このオッサンの正体は家事のエキスパート・ナギサさん!
『なんでオジサン!?』『しかもなんか不気味!』気に入らないメイはクレームをつけて追い出そうと計画しますが、ナギサさんの”プロの家事仕事”の前に文句ひとつ付けられません。
二人に芽生え始めた奇妙な友情は、のちに愛へと発展!そして明らかになる、ナギサさんの悲しい過去…。
2020年7月には『私の家政夫ナギサさん』という新タイトルでドラマ放送がスタート!物語を楽しむために、原作マンガのストーリーを予習しておきましょー♪
家政夫のナギサさん 原作
出典:四ツ原フリコ Twitterより
「家政夫のナギサさん」原作マンガの情報です。
原作者:四ツ原フリコ
連載:「恋するソワレ」
完結:第11巻(全11話)
『家政夫のナギサさん』は、四ツ原フリコによる日本の漫画。電子書籍配信サイト『コミックシーモア』内の少女漫画レーベル「恋するソワレ」で2016年8月19日から配信。製薬会社のMRとして働く28歳のキャリアウーマンが突然現れた家政夫との関係に振り回されるさまを描くハートフルラブコメディ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/家政夫のナギサさん
※連載は2017年4月で終了。その後、ドラマ化を機に電子書籍サイト【コミックシーモア】限定で続編を配信(全11話)。
起きたら告知されていた!なんと拙作『家政夫のナギサさん』が『私の家政夫ナギサさん』というタイトルで4月からドラマになるそうです。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/6PC2fRuCTn
— 四ツ原フリコ (@furiko_) February 11, 2020
原作とドラマの違い
原作とドラマの違いをご紹介します。
- 原作のタイトルは『家政夫のナギサさん』、ドラマは『私の家政夫ナギサさん』。
- ドラマのナギサさんの年齢は50歳、原作は46歳。
- 原作のメインの登場人物はメイ、ユイ、ナギサさん、母、箸尾さんのみ(他は名無しさん)。ドラマの田所クン(瀬戸康史)や瀬川クン(眞栄田郷敦)、メイの父(光石研)などは未登場。
- ドラマのナギサさんは朗らかな癒やし系だが、原作では無口で眉間にシワ寄せ気味の気ムズかしい感じ。
- ドラマ版のナギサさんは一軒家に住んでいたが、原作はマンション住み。
- ドラマでちょいちょい登場する”北斗の拳ネタ”は原作では未登場。
- 第7話でメイはナギサさんの家で”ウナギフライ”を作っていたが、原作では海鮮丼だった。
- 原作ではナギサさんからメイにプロポーズしていたが、ドラマではメイの方からプロポーズしていた(第8話)
- ドラマ最終話でメイはナギサさんが買ったおそろいのティーカップを発見していたが、原作では結婚指輪を発見していた。
家政夫のナギサさん ネタバレ・あらすじ
※イラストは模写
『家政夫のナギサさん』原作の登場人物と結末までのあらすじをご紹介♪ネタバレが含まれます。
【ドラマ情報】
タイトル私の家政夫ナギサさん
放送開始日2020年7月7日~
放送時間毎週火曜 夜10時~
放送局TBS
ネタバレ…の前に、家政夫のナギサさん 登場人物をご紹介
4月スタート!火曜ドラマ「#私の家政夫ナギサさん」情報解禁です!働き盛りで仕事に一直線!だけど家事と恋は不器用な28歳の独身女性がおじさん家政夫を雇うことから巻き起こるハートフルラブコメディ! 主演は #多部未華子 さん 共演には #大森南朋 さん #瀬戸康史 さん が決定! #わたナギ #家事 pic.twitter.com/xm6zNSa6UJ
— 【公式】火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』 (@watanagi_tbs) February 10, 2020
ストーリーのネタバレの前に、『家政夫のナギサさん』に登場するキャラクターをご紹介します。マンガ版の登場人物はめっちゃ少ないです。
※()内はドラマのキャスト。
相原メイ | 鴫野ナギサ |
---|---|
(多部未華子)…28歳。製薬会社のMRとして多忙な日々をおくるキャリアウーマン。気が強い。 | (大森南朋)…46歳。ハウスキーパー育成会社に勤務する”家事のエキスパート”。穏やかさん。 |
ユイ | ミドリ |
(趣里)メイの妹。ナギサさんの同僚。大学を中退し授かり婚をしたことで母親と仲違い中。 | (草刈民代)メイとユイの母親。教育ママとして娘たちを厳しく育てて来た。 |
箸尾さん | |
(松本若菜)ナギサさんのかつての部下。ナギサさんの過去に大きく関わる人物。 |
発表です‼️ 新たに #私の家政夫ナギサさん の出演者が決定しました✨😄 #富田靖子 さん #高橋メアリージュン さん #平山祐介 さん #水澤紳吾 さん #ハナコ #岡部大 さん #若月佑美 さんの出演が決定しました❣️個性豊かなメンバーがドラマを盛り上げます👍ぜひお楽しみに💕#わたナギ #TBS pic.twitter.com/vGOe0ww68w
— 【公式】火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』 (@watanagi_tbs) March 7, 2020
※上記Twitterのキャストに加え、以下のドラマ版主要キャストは原作マンガでは未登場です。
●田所優太(瀬戸康史)
●瀬川遥人(眞栄田郷敦)
●陶山薫(高橋メアリージュン)
家政夫のナギサさん 結末までをネタバレ
●原作コミックのストーリーをご紹介♪
●結末ネタバレが含まれます。
▼ここから▼
物語は主人公の相原メイ(多部未華子)の絶叫シーンからスタート。仕事から帰宅すると、自分の下着を見知らぬ中年オヤジが丁寧にたたんでいたのですΣ(゚Д゚)
この謎オヤジの正体はまさかの家政夫!メイの汚部屋を見かねた妹・ユイ(趣里)が独断で雇った人物でしたー。
【ネタバレ:謎オヤジの正体】
●名前は嶋野ナギサ。年齢は46歳。
●本職はハウスキーパー育成会社勤務(メイの妹・ユイと同じ職場)。
妹のユイが家政夫を雇った理由
メイは製薬会社のMR(薬の営業)という過酷な仕事をしており、多忙のため住んでいるマンションはゴミ屋敷状態^^;。しかも食事はゼリー飲料やコンビニ弁当ばかり…。
『このままでは命の危険が!』と心配した妹がナギサさんを雇い、今日からメイの家事代行をすることになったのです。
『勝手なことしやがってー!』と怒り心頭のメイ。そもそも男が家事なんて出来るのか…?
ナギサさんはプロの家政夫!
翌夜、帰宅したメイはナギサさんを追い出すため、家事にクレーム付けまくろうとします。しかし…!
ナギサさんはハウスキーパー育成会社のベテラン社員で、いわば家事のプロフェッショナル!このパーフェクト家政夫の仕事にクレームつけるスキなんてありません。
気に入らないメイは『なんで男なのに家政夫なんかやってるんですか?』とイジワルな質問をします。ナギサさんは無表情のままこう答えました。
『私は小さい頃からお母さんになるのが夢だったんです』
ちょっと何言ってるか分からない…のメイでしたが、ここにはナギサさんのある悲しい過去が関係しているのでした…。(後述)
ナギサさんのおかげで健康に!
生真面目で無愛想でいつも眉間にシワ寄せてるナギサさんに、メイはイライラが全開。しかし、その気持ちとは裏腹にメイは日に日に健康的になっていきます。
それもそのはず、ナギサさんが作るお弁当は栄養満点!干したてフカフカの布団で快適睡眠!洗いたての清潔なバスタオルで気分もリラックス!(≧∇≦)/
数日後にはメイのトレードマークだった目の下のクマもきれいサッパリ消えていました。
ナギサさんの実力を知りますますイライラが募るメイでしたが、数日後、二人の距離がちょっとだけ縮まるエピソードが発生します。
ナギサさんは”分かってる男”
この日、メイは営業で訪れたある病院の医師から『君が成績優秀なのは美人だから』とセクハラ発言をかまされ、さらに枕営業を強要されかけます。
プライドを傷つけられたメイはストロング系缶チューハイ片手に酩酊状態で帰宅…。
悔しさのあまり、帰宅するなり涙を流すメイ…。すると話を聞いたナギサさんがこう言いました。『あなたは努力家です。部屋を掃除してて分かりましたよ。』
ナギサさんはメイの部屋を片付けるさい、大量にあったMR関連の参考書に猛勉強のあとを見つけ、彼女がガンバリ屋さんだと見抜いていたのでした。
今夜の夕食はエビフライ。メイは目をはらしながら美味しそうにパクパク食べていましたが、酔いと疲れのため途中でウトウト…(´・ωゞ)
ナギサさんに抱っこされて寝室に運ばれる途中、メイは心の中で『…お母さんに抱っこされてるみたい…』と幸せに包まれました…。
妹のユイがナギサさんを雇った本当の理由をネタバレ
↑姉じゃなくて妹でした。痛恨ミスorz
嶋野ナギサさんが家政夫に来だしてから約10日後、メイは妹のユイの家に遊びに行った時に、ナギサさんを雇った本当の理由を聞かされます。『ウチはそういう家じゃなかったから。お母さんのせいで…。』
実はメイたちの母親は家事を一切しない人だったのです。
【ネタバレ:メイたちの母親】
- メイたちの母親は超がつくほどの教育ママで、『家事するヒマがあったら勉強しろ』と幼少の頃から娘たちを厳しく指導してきた。
- 母の作る食事はいつも冷凍食品。メイとユイは『母の味』を知らずに育った。
- 妹のユイはできちゃった婚で大学を中退。激怒した母と疎遠になり、今も連絡を取っていない。
ユイがナギサさんをメイの家政夫に雇った本当の理由…それは結婚した自分が手に入れた『普通の家の幸せ』をメイにも味わってほしいと思ったから。…裏を返せば、それだけナギサさんの『母親力』がすごいとも言えますね。
家政婦のナギサさん 原作ネタバレ:母親がやって来た!
ナギサさんが全ての家事をやってくれるおかげで、メイの毎日は楽の極みへと一変。しかしこのぬるま湯生活がメイに思わぬ悲劇をもたらします。
これまでずっと1位だった営業成績が5位まで下がってしまったのです。これもメイの体を気遣いまくるナギサさんの『勉強もほどほどに』というアドバイスのせい…!
このままでは『一等賞以外はゴミ』と信じる母に嫌われてしまう…!危機を感じたメイは再びナギサさんを追い出そうとします。
と、ここでまさかの来客が!母が突然メイのマンションにやって来たのですΣ(゚Д゚)
母はナギサさんをメイの交際相手と勘違いし『ずいぶん年が離れてるわね…。』と訝しげな目でジロジロ。メイは全力で否定します^^;
母はナギサさんがユイ(メイの妹)と同じ職場で働いていると知り、『あの子、そんなトコで働いてるの?まったくダメな子ね…!』とため息をつきます(´Д`)
そんなトコって…!ナギサさんも同じ職場なのに…。間接的にナギサさんをディスられ、メイはカチンときます(だいぶナギサさんを気に入ってきたメイw)
器の大きいナギサさんは『気にしないでください』とメイに言い、帰っていきました…。
メイが倒れる!
翌朝、営業成績UPのため徹夜で勉強していたメイは体調を崩し、床にぶっ倒れてしまいます。
母はメイを介抱しようとしますが、母親業ド素人のためオロオロするばかり…。やむなくナギサさんに電話で助けを求めました。
すぐに向かうというナギサさん。『…でも貴方にも本業の仕事があるでしょ?』と言う母に、いつも穏やかなナギサさんが珍しく声を荒げました。『人の命に変えられるものなんてない!』
メイは到着したナギサさんとともに病院へ。倒れた原因は、最近いろいろあったことでのメンタル疲れでした(ナギサさんや母が来たことなどなど)
帰宅すると、母は少し悲しげな表情でナギサさんに言いました。『帰るわ。どうせ私は何も出来ないし…』
メイと母の複雑な親子関係を悟ったナギサさんは『彼女には私ではなくあなたが必要なんです』と諭し、メイのためにお粥を作るよう提案。
ナギサさん指導のもと、慣れない料理をしだす母。メイは完成したお粥を一口食べるなり『今までで一番おいしい…』と笑顔を見せました。
メイにとって何より嬉しかったこと…それは料理ではなく”母がそばにいてくれた事”でした。母娘みずいらずの時間を過ごしてもらうため、ナギサさんはそっと帰宅。このさりげない心遣いもカッコいいですね。
【原作とドラマの違い】
原作では母はお粥を作っていたが、ドラマでは雑炊だった。※母の手作り陶器で出されたのはドラマのオリジナルエピソード。
渚さんの正体と過去を探れ!
渚さんのおかげで『母親の役割』に目覚めたメイの母。メイと過ごす時間も増え、さらに母はこれまで気マズイ関係だったユイ(メイの妹)とも和解♪
メイたち家族は一家団欒の時を迎えることができました(*^^*)
初めはナギサさんを『無愛想な中年オヤジ』と卑下していたメイですが、今ではすっかり彼を信頼し、最近は『ナギサさん』と下の名前で呼んでいます。
【ドラマとの違い】
原作のメイは自主的に”ナギサさん”と下の名前で呼ぶようになっていたが、ドラマではユイのすすめがあったから。
そんなある日、メイはふと気づきます。『そういえば私、ナギサさんのこと何も知らないよね…。』
ナギサさんが以前言っていた『母になりたい』とはどういう意味なのか?メイは彼の正体や過去を知るため質問攻めに!
すると翌日、生真面目なナギサさんは履歴書をメイに提出(”義母と娘のブルース”っぽい?笑)
『そーじゃないだろ^^;』と困惑気味に履歴書に目を通したメイでしたが、ここで衝撃の事実を知ります。なんとナギサさんは過去に業界最大手の製薬会社に勤務しており、メイと同じMRだった事が判明したのです!
ネタバレ:ナギサさんは家政夫業に就く前、大手製薬会社ソルマーレ製薬の社員だった。※ちなみにメイはこの会社の面接に落ちている^^;
【MR】…製薬会社の営業担当。
『昔の話ですよ…』と多くを語ろうとしないナギサさん。
メイはますますナギサさんの過去が気になります。『どうして給料下がってまで家政夫になったんだろう…?』
ナギサさんの手帳
数日後、メイはナギサさんのカバンの中で鳴っていたスマホアラームを止めようとし、うっかりカバンの中身をぶちまけてしまいます。
ここでメイはある手帳を発見。中は見ていませんが、表紙の日付は2年前のものでした。
ナギサさんに聞こうとすると、彼は突然こわい顔に…!
この手帳はナギサさんの過去、そして家政夫になった理由に大きく関係しています。※のちに判明。
【原作との違い】
ドラマ版のメイはナギサさんの家で手帳を発見していたが、原作ではメイのマンションだった。
手帳が気になりまくりのメイですが、なかなか聞き出せずにいました。
そんなある日、メイに大きな転機が訪れます。営業成績が認められたメイはある大型プロジェクトのメンバーに抜擢されたのです。
『しばらく帰宅時間が遅くなります♪』とヤル気マンマンのメイ。ナギサさんは硬い表情のままこう言いました。『…無理しないでくださいね、約束ですよ。』
ナギサさんと気まずい雰囲気に…
メイの仕事漬けの日々がスタートし、帰宅時間はいつも深夜。ナギサさんは家事を終えた後も居残り、どんなに遅くなってもメイの帰りを待っていました。なぜここまでするんだろう…?
メイは心配性のナギサさんがだんだん鬱陶しくなり、ある夜、彼に辛くあたってしまいます。
『私は自分を見張ってもらうためにあなたを雇ったんじゃありません!』
二人の間に気マズい空気が…!この後、メイはナギサさんの人生に深く関わる”ある女性”と遭遇し、ナギサさんの衝撃の過去を知ることになります。
謎の女性の正体は?
翌日、取引先の病院にいたメイは大事な書類を家に置き忘れた事に気づき、ケンカしたばかりで気マズイけど、ナギサさんに『届けてもらえますか…?』と電話しました。
快く病院に来てくれたナギサさん。その直後、彼は受付にいた若い女性を凝視し、呆然と立ち尽くします。
ナギサさんの異変に気づいたメイ…。受付の人に『箸尾さん』と呼ばれていたこの女性の正体を、ナギサさんは知っているようです。
※ドラマ版の箸尾さんは女優の松本若菜さんが演じています(第6話より登場)。
ナギサさんが帰った後、メイは受付の人にそれとなく聞いてみました。『さっきの女性って…?』
恐怖の海鮮丼
その夜、メイが突然ナギサさんのマンションにやって来ました(住所は妹のユイに聞いた)。驚くナギサさんをスルーし、いきなり料理を作り出すメイ。
しかし完成したのは頭付きの魚やタコのぶつ切りがぐちゃぐちゃに盛られた残念な海鮮丼^^;
↑こんな感じ(※イラストは模写)
勇気を出して一口食べたナギサさんは、小刻みに震えながら『…ギリギリ食べられます』と苦痛のサムズアップ👍(笑)
【ドラマとの違い】
ドラマ版のメイは”ウナギフライ丼”を作っていた(マムシドリンク付きw)
地獄の夕食会の後、メイは昼間に病院で見た女性について質問。
『つまらない話ですよ…』
ナギサさんはついに悲しい過去を語り始めました…。
ナギサさんの過去をネタバレ
ナギサさんがメイに語った過去は以下になります。※ネタバレ注意
ナギサさんは子供のころから『お母さんになるのが夢』だった。家事や育児の苦労をもろともせず、いつも笑顔で皆に幸せを振りまいていた母…。ナギサさんにとって母はヒーローだったのだ。
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ナギサさんが社会人になった頃、その母が難病に侵されてしまう。この時すでに父親は他界しており、ナギサさんは母を支えるため製薬会社に転職。医療関係の仕事に就けば母の回復に役立つと考えたのだ。
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大手製薬会社のMRに就いたナギサさんは、努力の末 トップセールスマンに登りつめた。
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ここでナギサさんは一人の新入社員と出会う。彼女の名前は『箸尾(はしお)さん』。ナギサさんに憧れていた彼女は、営業スキルを学ぶため弟子になりたいと申し出てきた。
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ナギサさん指導のもと猛勉強を重ねる箸尾さん(松本若菜)。その努力が実を結び、彼女は新薬を取り扱う部署に異動。仕事量も激増し、さらに忙しい毎日を送るようになっていく…。
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そんなある日、ナギサさんの母親が亡くなってしまい、葬儀の準備のためしばらく会社を休むことに。箸尾さんはナギサさんの分まで仕事をこなすようになっていった。
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激務が続いた箸尾さんは心身ともに衰弱…。ある日、交通事故を起こし病院に搬送された。『もう逃げたい…』と心が折れた彼女は、自ら交差点に突っ込んでしまったのだ。
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幸い軽症ですんだ箸尾さんだったが、職場復帰したもののすぐに退社。その後 うつ病と診断された。『私のせいだ…!』ナギサさんは彼女のSOSに気づかなかった自分を責めた。
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その後、ナギサさんも製薬会社を退職。『母のようになる』という夢を叶えるため、そして箸尾さんのような犠牲者を二度と出さないために、働く人を支えるハウスキーパーの職に就いたのだった…。
ナギサさんは自分への戒めのために、箸尾さんの手帳を肌見放さず持ち歩いていました。この手帳にはナギサさんが彼女に教えた仕事スキルがビッシリ書かれていたそうです。
箸尾さん、登場!
悲しい過去を語り終えたナギサさん。するとメイはスマホを取り出し、おもむろに誰かと会話し始めました。『今の聞こえてました?』
玄関を開けたメイ。現れたのはまさかの箸尾さんΣ(゚Д゚)
【ネタバレ】なんで箸尾さんがここに?
今朝、ナギサさんは病院で箸尾さんを見かけ、『彼女、まだうつ病が完治していないのか…!』と激しく動揺していた。
この様子を見ていたメイは、病院関係者から箸尾さんの連絡先を聞き出し、この場に来てくれるようお願いしていたのだ。
『彼女に直接来てもらったほうが話が早いんで♪』とサラッと言い放つメイw
しかもさっきのナギサさんの過去トークもすでにスマホスピーカーで箸尾さんに聞かせていたらしい。『私、仕事デキるから♪』
急すぎる展開にあたふたするナギサさんでしたが、冷静さを取り戻すと、箸尾さんに深々と頭を下げました。『あの時はすまなかった。君が心を病んだのは私のせいだ』
箸尾さんは驚きの表情を浮かべます。『え?いえ、悪いの私ですからー!』
『いえ!私のせいです!』『いえいえ私!』と一歩も譲らないナギサさんと箸尾さんwここにメイが割って入ります。
メイ『つーか会社が悪いんじゃ?』
箸尾さん『それだ!w』
意気投合してキャッキャするメイと箸尾さん(笑)しかしナギサさんの表情は暗いまま…。病院で箸尾さんを見かけたということは、まだ心の病が完治してない証拠じゃないか…?
ここで箸尾さんが嬉しいネタバラシを。『今朝わたしがあの病院にいたのは、雇用契約を交わすためですよ♪』
Σ(゚Д゚)
そう…実は箸尾さん、あの病院で働くことになっていたのです。
『私、今しあわせですから♪』そう言って生まれたばかりの赤ちゃんの写真を見せる箸尾さん。彼女は結婚して幸せな家庭を築いていたのです。
ナギサさんの頬に涙がつたいます。『良かった…本当に…(T_T)』
やれやれだぜ…、と微笑むメイ♪
周りに幸せを振りまいていた亡き母のように強く逞しく生きたい…。箸尾さんのような女性を支えたい…。ナギサさんはそう思って家政夫の道へと進みました。
しかし今、自分は幸せを振りまくどころか、メイや箸尾さんから幸せをもらってるじゃないか…!
(…とても敵わないな…)
目の前の強い女性たちを見て、ナギサさんの中で何かが吹っ切れました…。
【ドラマとの違い】
●原作のメイは自ら箸尾さんを見つけていたが、ドラマ版では後輩の瀬川クン(眞栄田郷敦)が見つけていた(第7話のエピソード)。
●ドラマ版の箸尾さんには『交差点に車で突っ込んだ』というエピソードは無かった。
●原作のメイはスマホスピーカーでナギサさんの過去トークを箸尾さんに聞かせていたが、ドラマではその描写は無かった。
●箸尾さんとナギサさんの和解後、メイはナギサさんにハグをしていたが、原作ではその描写はなかった。
わたしの家政婦ナギサさん 結末ネタバレ
家政夫のナギサさん 原作マンガの結末をネタバレ
後日、ソファーでまったりしていたメイに、ナギサさんが真顔でこう言いました。『あなたに会えてよかったです。』
ん?なメイにナギサさんが衝撃発言を!最近ナギサさんはメイの事を”恋愛対象”として意識しだしたというのですΣ(゚Д゚)
ん?ん??なメイに、ナギサさんはこう続けました。
『親子じゃない男女の間でも”お母さん”って呼ぶ関係、ありますよね』
ハッとするメイ。これは超遠回しなプロポーズ…!!?
目をパチクリさせるメイに、ナギサさんは『今の言葉の意味、考えてみてくださいね♪』と笑った。
【家政夫のナギサさん 終わり】
結末を終えて
短いストーリーながらグッと来まくりだった『家政夫のナギサさん』。
序盤は『気の強いキャリアウーマンvs無愛想な中年家政夫』というコメディタッチなノリでしたが、物語が進むに連れ、ナギサさんの悲しい過去が胸を打つ展開に…(T_T)
ナギサさんがメイの家政夫になった理由…それはうつ病から救えなかったかつての部下・箸尾さんとメイが重なり、『今度こそ救いたい』と思ったから。
ナギサさんにとって、メイの世話をすることは贖罪の意味があったのですね…。
そんなナギサさんが背負っていた重い十字架をブッ壊してくれたメイ。ナギサさんと箸尾さんを直接向き合わせ、2年に及ぶ彼の葛藤をたった一日で解消しちゃいました。
”仕事のデキる”メイらしいアクティブな活躍が、ナギサさんに負けず劣らずカッコ良かったです。
で、ナギサさんの衝撃プロポーズΣ(゚Д゚)
『親子じゃない男女の間でもお母さんと呼ぶ関係…』これは『子供のいる家庭では、旦那さんが妻を”お母さん”と呼ぶ』という意味。つまりナギサさんはメイに『子供を持ちませんか?』と言ってるのです(*^^*)
込められた意味に気づくとハッとしちゃう、独特の言い回し(禅問答かw)。知的で物静かなナギサさんらしいプロポーズですよね。
ただ、二人が結婚したとして、ふつーの家庭とちょっと違うのは”お母さん”と呼ばれるのがナギサさんかもしれないということ(笑)
『お母さんになる』というナギサさんの夢は、メイとの結婚により叶うのかもしれませんね(*^^*)
物語はここで完結。メイはなんて返事をしたのか?二人の”その後”が気になりますよね…。
ご安心ください。このマンガは2017年に完結しましたが、2020年4月、ドラマ化を期に続編の配信がスタート!待望の『二人のその後』が描かれています(*^^*)
当サイトでは最終話(第11話)までの全ストーリーをご紹介しています。よろしければぜひご覧ください♪
以上、『私の家政夫ナギサさん』原作マンガのネタバレ解説とあらすじをお届けしました。お読みいただきありがとうございます~♪
▶家政夫のナギサさん 原作コミック第10話ネタバレ。メイの過去の彼氏とは?
▶家政夫のナギサさん 最終回(11話)ネタバレ感想。婚約破棄の理由とは?
ドラマ版「私の家政夫ナギサさん」結末までのストーリー
ドラマ版「私の家政夫ナギサさん」第1話~最終話結末までのストーリーをご紹介♪予習・復習用にどうぞ♪原作との違いもチェックしておきましょう。
※放送後に更新予定です。
家政夫のナギサさん 無料動画&立ち読み
マンガ『家政夫のナギサさん』、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』の無料動画、見逃し配信、コミック無料立ち読みなどの情報まとめです。
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