黄昏流星群 原作ネタバレと結末までのあらすじ。完治と栞の恋の行方は? (2ページ目)

黄昏流星群 原作の結末

妻・真璃子(中山美穂)の離婚の意志は固く、もはや回避出来ないことを悟った完治。ここで彼は自らの人生に疑問を投げかけた。自分にとって本当の幸せとは何なのか?出世することが本当の望みだったのか?

完治は思う。好きな女と一緒に暮らし、どちらかが最期の時を看取る。これに勝る幸せは無いと…。

栞のレストランに向かう完治。栞に会うと、妻とはすでに別れ、家も財産も全て渡してきたと言った。『求人募集してるんでしょ?俺でどうだい?』

涙を流し、完治に抱きつく栞。『採用よ。…もう離さないで…!』


レストランの厨房でなれない調理を手伝う完治。元気に接客をこなす栞。

新たな人生を歩みだした2人。寿命が尽きるまでの長い黄昏をどう生きるか?その答えを模索しながら、2人は共に生きてゆく…。

【黄昏流星群 不惑の星 終】

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黄昏流星群 感想

黄昏流星群『不惑の星』の感想です。

黄昏流星群『不惑の星』、いかがでしたか?弘兼憲史作品らしい、なんとも強欲なキャラばかりでしたね^^;

人生半ばを過ぎた”オトナの男女”に訪れた運命の出会い。妻子との関係が冷え切っていた主人公の完治は『最後にもう一度、燃えるような恋にのめり込みたい』という気持ちを抑えきれず、スイスで出会った栞との恋愛にドハマリしてしまいます。

『いい年したオッサンが何やってんの!』とツッコミたい気持ちは山々ですが、『終わりが見えかけた残りの人生を、座して死を待つだけの消化試合にして良いのか?』と自問自答する完治の気持ちも分からなくは無いですね。いい年したオッサンになったからこそ、残り人生を心の声に従って生きてみようと決断したのです。

きっと完治と真璃子も始めは『燃えるような恋』から結婚に至ったはず。しかし何かのきっかけで思い描いていた理想の結婚生活は崩れ始め、いつしかカタチだけの家族という体をなしていた…。完治の不倫は許されるものではありませんが、そこに至った経緯を考えると、離婚もやむなしだったのかな~とも思えます。真璃子も夫の銀行員としての肩書にすがりついていただけのように見えますしね。

二人は別れるべくして別れた。もしこれが運命なら、新たな人生に歩みだすという結論はお互いにとって良いことだったのかも知れません。離婚を突きつけた真璃子は財産を手に入れ、完治は新たな恋に突き進んだ。お互いが長い夫婦生活の退職金のようなものを手にし、わだかまり無く『キレイに精算して』別れられたのだから。(娘さんがあんな風に育っちゃったのも、両親の愛の無さを敏感に感じ取っちゃったからかも知れません。。そう考えると娘も被害者となり、ちょっと可哀想に思えてきます^^;)

最期の輝きを求め、黄昏の空に飛びこんでくる流星群…。

完治は暮れゆく黄昏に飛び込み、最後の輝きを求めた。その結果、これまで得ることの出来なかった幸せを掴むことが出来ました。彼の生き方を『身勝手な欲望丸出し不貞オヤジ』ととるか、『いや彼は悶々窮々とした同年代の我々に希望を与えてくれたヒーローだ!』と取るかは、読者の年齢層や性別、見方によって大きく異なるのでしょうね。(不倫しといてヒーローは言い過ぎか^^;)

弘兼憲史作品について

ちなみに僕も大ファンである原作者・弘兼憲史氏の作品には、綺麗事を排除した生々しい男と女の関係が描かれてるものが多くあります。そこには『不倫』や『浮気』といった非倫理的行為が空気のように当たり前に存在しています。一人の人間を描く時、『性』は切り離せないもので、そこにこそ真実があるからです。そして同氏の作品に登場するキャラクターは老若男女みな『性』に貪欲です(笑)いろいろ元気なんですw

なので『弘兼作品慣れ』してる方は、完治を見て不潔!と思う人は少ないでしょう。『人は間違っていると知りつつ不貞に走る残忍で悲しい生き物』と理解しているからです。それよりも『オッサン元気だな!』と思えてくるのです(まぁそれもどうなの?とは思いますが^^;)

『好きな女と暮らして、どちらか一方がどちらかの死を看取ることができるなら、それに勝る幸せはないだろう』

『いくつになっても恋はステキなものだ』というポジティブなテーマの裏に、人生の終焉をどう迎えるかという重めのテーマも描かれていましたね。

地位や名誉や財産は手放す事になりましたが、ラストでチラッと見えた好きな女性と楽しそうに過ごす完治の姿から、最後の黄昏を幸せに過ごすヒントをもらったような気がします。

以上、黄昏流星群『不惑の星』ネタバレあらすじ感想でした~♪

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