【天国と地獄】最終回ネタバレあらすじ感想。ラストシーンの謎。二人は再び入れ替わった?

2023年05月30日

『天国と地獄』ドラマ最終回のあらすじと感想、視聴率などをお届けします※ネタバレあり。

刑事とサイコパスの魂が入れ替わる、衝撃のスイッチドラマがついに完結!黒幕・東朔也の罪を全て被ろうとする弟の日高。彩子は己の正義を貫くため、日高に涙の説得を…!

東朔也が残した衝撃のSDカードの内容もついに判明します。

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天国と地獄 最終回ネタバレあらすじ感想。謎のラストシーン。最後に再び入れ替わった?

天国と地獄最終回のラストシーン

天国と地獄 最終回(2021年3月21日放送)ネタバレ・あらすじ・感想

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奄美に上陸する直前に逮捕されてしまった彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)。彩子は『私は日高と東朔也を連行しただけ!』と釈明したが、河原主任は問答無用で彩子たちを連行してしまう。

そのころ警視庁の鑑識は、日高が逃亡中に破棄したスマホに『削除されたファイル』があることを突き止めていた。データを復元しようとする鑑識の新田さん。

一方、陸くん(柄本佑)は死亡した東朔也の船室で謎のSDカードをゲット。

天国と地獄 最終話:八巻(溝端淳平)のお手柄

警視庁に連行された彩子は逃亡幇助の罪で取り調べを受ける。このピンチを救ったのは相棒の八巻(溝端淳平)だった。

八巻は彩子の隠密行動の理由を管理官らに説明。これにより彩子の供述に矛盾がないことが判明し、彩子は無事釈放。またしてもお手柄の八巻ε-(´∀`*)ホッ

兄の罪を被ろうとする日高

同じく警視庁で尋問を受けた日高は『私が犯人。しかも単独犯』と主張。

兄を守るため、そして彩子の姿でヤラカシタ犯行を隠すため、ウソの証言をしまくる日高。主犯として送致されることに。

しかし、取り調べをした河原主任(北村一輝)は日高が無実だと感じている模様。彩子に会い『お前が日高を説得しろ』と要求してきた。

SDカードを探せ

彩子は日高を救うため、東朔也の犯行の証拠を探しはじめる。第1の犠牲者である田所仁志さん宅から盗まれた防犯カメラ用のSDカードがその鍵を握ると考え、このSDカードの捜索を開始。

しかし押収された東の私物の中にこのカードは無く、捜索は暗礁に乗り上げてしまう…。

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SDカードは陸くんが持っていた。しかし…!

彩子は鹿児島県警で事情聴取を受けていた陸くん(柄本佑)に電話。『東朔也はSDカード持ってなかった?』

陸くんはそのSDカードを手にしながら『…な、無かったな~』とセリフ棒みで大ウソをかます。陸くんは日高を救おうとする彩子に嫉妬し、思わずウソをついてしまったのだった。

夜、彩子は留置場の日高と密談。『あんたが私の姿でヤラカシタ罪はぜんぶ証拠隠滅した』とウソをつき、『だから真実を喋って』と指示。

しかし翌日、日高は『私の単独犯で間違いない』と供述に間違いがないことを改めて主張。別室で聞いていた彩子は愕然とする。

ここに八巻が飛んできた。『鑑識の新田さんがスゴイもの発見したらしいです!』

東朔也のSDカードは…?

新田さんは東朔也のアパートが映る街の防犯カメラ映像を解析し、ある情報を掴んでいた。東朔也は事件当日から翌日にかけてネットカフェに出入りしていたらしいのだ。

ネットカフェ店員に話を聞いた彩子。するとある事実が判明した。東はこのネットカフェでSDカードの内容を消去していたのだ。

呆然と立ち尽くす彩子。東の犯行を裏付ける証拠はもう存在しないのかも…!?このままでは日高の死刑が確定してしまう!

『…なんのために私たち入れ替わったのよ!』

嘆く彩子の元に、鹿児島県警から衝撃の動画が送られてきた。彩子はこの動画を八巻に送信し、『取調室に突入して!』と指示した。

河原主任(北村一輝)のアツい取り調べ

取調室で向き合う河原主任(北村一輝)と日高。河原は東朔也の調書を読み上げた。

東朔也、1982年に福岡で生まれた。両親の離婚により父方に引き取られ、その父は事業に失敗して夜逃げ。東朔也は住む場所を奪われた。

高校卒業後、就職した会社でパワハラを受け、うつ病を発症。解雇され、職を奪われた。

今から5年前、再就職した警備会社で濡れ衣を着せられ不当解雇。人としての尊厳を奪われた。

父は認知症となり、東は膵臓がんに侵され余命半年。人生の残り時間を奪われた。

調書を閉じた河原主任は日高にこう告げた。『お前は兄からまた奪おうとしている。この殺人は兄の声だろ?お前に奪う正義はあるのか?たかが女一人をかばうために!』

真実を話すよう迫る河原だったが、日高は笑顔でこう答えた。『あの人を守ることは私を守ることなんです』

そこに飛び込んできた彩子!『東朔也の犯行の証拠、見つかりました!』

河原主任はニヤリと笑い、取調室を出ていった。

天国と地獄 最終話ネタバレ。彩子と日高の涙

「天国と地獄」最終話ネタバレの続き

ある映像を日高に見せる彩子。鹿児島県警が彩子に送ってきた、東朔也が所持してたSDカードの映像だ。そこには犯行を自供する東朔也の姿が…!

解説:東朔也が肌身離さず所持していたSDカードは、彩子たちが探していた『田所仁志さん宅から盗まれたSDカード』ではなく、犯行を自供したこのSDカードだった。

『あなたがやったのは死体損壊だけ』と日高黒幕説を否定する彩子。しかし日高は『この動画は私が兄に作らせたフェイク』と主張し、あくまで自分の犯行だと譲らない。

『あなたが主犯なら東が犯行を告白したのはおかしい』と矛盾点を訴える彩子。言葉に詰まる日高…。

彩子は目に涙をため、こう言った。

『…私は10歳のとき警察官になろうと決意した。学校で濡れ衣を着せられたから。だから濡れ衣は見過ごせない。私の正義が無くなるから!』

『このままあなたが死刑になったら私は刑事を辞める。わかるでしょ!?あなたは私だったんだから!』

改めて日高に問う彩子。『やったのはあなたじゃありませんね?』

日高は長い沈黙の後、涙を流しこう答えた。『はい…』

日高のスマホの音声データ

その後、押収された日高のスマホにあった音声データが復元された。内容は『あなたは私で、私はあなたなんですから…』

これを聞いた鑑識の新田さんは『好きですって事じゃない?』と独自解釈をかました。

彩子の元を去る陸くん(柄本佑)

帰路についた彩子は家のそばで陸くんと遭遇。『おかえりー♪』

鹿児島県警に東朔也の告白動画を送ったのは陸くんだったが、陸くんは『何のこと~?』としらばっくれる。

陸くんは唐突に彩子をハグし、こう言った。『ナッツは駅前じゃなくて駅の向こうのスーパーで買うのが得だよ』

彩子はちょっとドキッとしながら『じゃあ明日の夜はナッツでハイボールね』と返事。

笑顔で仕事に向かった陸くん。その後、彩子の前に現れることはなかったという…。

彩子が警察学校の教官に!九十九(中尾明慶)が再登場

事件は全て解決。黒幕の東朔也は被疑者死亡のまま送検され、日高は死体損壊の罪で懲役3年の実刑判決を受けた。

日高は塀の中でかつての共同研究者・九十九(中尾明慶)と遭遇。お互い坊主頭でちょっとおかしい(笑)

彩子と八巻は警視庁を離れ、警察学校に出向。教壇に立った彩子は生徒たちに『正義の授業』を。

事件を思い返す彩子。心の中でこうつぶやいた。

『日高だった私、私だった日高はもうどこにもいない。あの時のワタシたちはクウシュウゴウだ…。』

天国と地獄 最終回の結末ネタバレ。謎のラストシーン

3年後、出所した日高が彩子に連絡してきた。あの歩道橋で再会を果たした二人。『ご無沙汰してます』とちょっとカタメのご挨拶。

何やら紙袋に入った物をプレゼントしようとする日高。『公務員なんで受け取れません』と拒否る彩子。

紙袋をオープンした日高。中には凶器の丸い石が…!日高の父が警察に頼み込み、この石をもらいうけたという。母の形見であるこの石を…。

石を満月に重ねる彩子。『これがシヤカナローだったりして』

解説:シヤカナローは”月と太陽の言い伝え”に出てくる花の名前。太陽はこの花をズルして月から奪ったことで入れ替わっていた。

日高は入れ替えについてこう語った。

『今思うと、あなたと入れ替わったのは母の願いだった気がします。息子二人をあるべき姿に戻すために…』

この石は亡き兄・東朔也のお墓に納めるという日高。

『じゃあ元気で』

お別れをする二人。その時、紙袋の中の石が謎の光を放つ…!

彩子は日高を振り返り、こう聞いた。

『とりあえず今、お勤めどちらですか?』

【天国と地獄 最終話 終】

最終回の視聴率…20.1%

天国と地獄 最終話の感想。ラストシーンの入れ替え説も

ドラマ『天国と地獄』最終話の感想です。

  • 最後は彩子の正義が日高を救った。かつて『だから私はあなたと入れ替わったんですね…』と日高がつぶやいていたセリフの意味が回収され、胸アツの結末だった。
  • 兄のために自ら犠牲になろうとしていた日高に(TдT)。師匠の悲しすぎる人生にまた(T_T)手柄よりも正義を貫こうとした彩子にまたまた(TOT)見終わった後、目の周りが塩田と化しヒリヒリしてま~す^^;
  • 彩子を想って自ら身を引いた陸くんの潔さよ。『黒幕は陸くん!』なんて考察しててほんとスイマセンm(__)m
  • 『日高が女性っぽい謎』『富樫とホテルに行った謎』は謎のままだったけど、日高は両刀遣いだったのかな~と考察。ネタバレされなかった所をみると『そこはデリケートな部分だから踏み込まないで』って事だったのかも。これにより日高のミステリアスは増し増しだ。
  • 意味深に語られた『高校時代のおじいさん転落事故』もただのアクシデントだったもよう。
  • 『ボストン事件』の真相も謎のままだったが、第6話で九十九(中尾明慶)が『殺人犯から金を引っ張ってる』って漏らしていたことから、犯人は逃走中の白人男性だと予想。
  • その九十九、塀の中で日高と再会してちょっと嬉しそうで草w
  • 河原主任も目指す所は彩子と同じ『正義』。なんだかんだ彩子を信じてて、アンタ最高の悪徳刑事だよぉぉ!(お手柄だよぉぉ!っぽくw)
  • 黒幕と予想していた十和田がまさかの完全スルー!田口浩正さんの思わせぶり出演が策略だったとしたら大成功だ。
  • あの謎めいたラストシーンは再びの入れ替わりを示唆していた?もしくは恋のスタートを暗示させるもの?視聴者の妄想に委ねる結末となっていたので、遠慮なく妄想させてもらいます。あのあと日高と彩子は深夜のファミレスで朝まで語り明かし、『いつか一緒に奄美に行こうね』『今度は二人でね』と約束したに違いない。
  • 先の読めないシナリオと主演二人の演技も相まって、総じて面白いドラマだった。切ない主題歌もGOOD!いつもは徹底的に原作読み込んで完全武装状態でドラマを見ているが、考察しながら見るドラマも良いものだ。考察は見事にハズシまくったけど、その分感動は大きかったかな(負け惜しみ)。

ラストシーンで二人は入れ替わった?

やはり気になるのは最終回ラストシーン。彩子と日高は再び入れ替わっていた?

入れ替わった根拠は以下。

  • 日高は『満月の夜』『あの歩道橋の上に』『丸い石を持って』彩子を呼び出していた。入れ替えの条件を全て満たしており、日高はそのつもりで彩子を呼び出した可能性が高い。
  • 日高が刑務所にいたとき、『お前ナッツ食えないんだってな、一生』と聞く九十九に『一生でもないですよ』と意味深なセリフを返していた。重度のナッツアレルギーである日高が『いつかナッツを食べられる日が来る』ことを示唆するこのセリフ。つまり日高は服役中すでに入れ替えを計画していたことになる。

というのが彩子と日高、再び入れ替わった説の根拠。真相は不明のままですが、謎めいた余韻を残して終了するのも『天国と地獄』っぽくて面白いですね♪

彩子と日高のその後の幸せを祈って、今回はこのへんで。最後までお読み頂きありがとうございます。また別のドラマでお会いしましょ~♪

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【天国と地獄】ネタバレまとめはこちら♪

天国と地獄 ネタバレまとめと結末の考察

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