【天国と地獄】手の平のマークはΦ(ファイ)意味は?ドラマ第1話ネタバレ感想

2023年10月04日

『天国と地獄』ドラマ第1話のストーリーと感想です。※ネタバレあり。

刑事と脅迫犯の魂が入れ替わるという衝撃の展開だった第1話。女性化した高橋一生さんと、サイコパス化した綾瀬はるかさんの逆転演技にお茶の間騒然ですΣ(゚Д゚)

被害者の手のひらに残されたΦ(ファイ)マークの考察と併せて御覧ください。

【結末の考察はこちら♪】

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天国と地獄 第1話のストーリーをネタバレ。手の平のマークΦ(ファイ)の意味とは?

天国と地獄 手の平の印はファイ(Φ)

『天国と地獄』第1話(2021年1月17日放送)あらすじ&ネタバレ感想。手の平のマーク(Φ)の意味は?

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冒頭はヒロインである警視庁捜査一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)の夢のシーンから。

月の無い夜、海辺で丸い石を拾った彩子は、何者かに後ろから襲われてしまう。

目を覚ました彩子は同居人のヒモ男・陸くん(柄本佑)に『歯磨き粉切らしたら補充しとけ!』とグチりながら勤め先の警視庁へ。

電車の中でマスクをしていないことに気づいてヤラカシ顔になると、近くにいた親切な男(高橋一生)にマスクのおすそ分けをされた。

警視庁に着いた彩子は先輩刑事の河原主任(北村一輝)とタバコ吸った吸わないでバトルを開始。

『今日あの日(生理)か?』とセクハラをかまされムッとする彩子^^;

過去のヘマにより仕事を与えてもらえない彩子は退屈そうに雑用をこなす。『猟奇殺人事件でも起きないかな~』と不謹慎すぎる独り言をぼやいていると、上司の五十嵐管理官(野間口徹)が事件発生を告げてきた。

他の刑事が皆出払っていたため、彩子が現場に行くことに。『絶対手柄立てて見せます!』とサムズアップ!

事件現場は都内の高級マンションの一室。アミューズメント会社のオーナー・田所仁志(56歳)が何者かに殺害されており、口に中に大量のパチンコ玉が詰められていた。

ここで彩子がふと違和感を覚える。現場の床がキレイに掃除されていたにも関わらず、洗剤の匂いがしなかったのだ。

警視庁で捜査会議が開かれ、河原主任(北村一輝)がある事実を刑事たちに告げた。今回の事件が3年前に神奈川で起きた官僚殺害事件と酷似していたのだ。

  • 今回の事件の被害者は口にパチンコ玉が、3年前の被害者には六法全書が口に詰められていた。
  • どちらの被害者も手のひらにΦ(ファイ)のようなマークが記されていた。

河原は『同一犯の可能性が高い』と主張した。

帰宅した彩子(綾瀬はるか)は、同居人のフリーター・陸くん(柄本佑)お手製のラーメンをいただく。スープ作りに8時間かけた大作だ(職人か!笑)

清掃のアルバイトをたまにするという陸くんに、彩子は『匂いのしない洗剤ってある?』と相談。

陸くんはスマホで検索し、この洗剤の商品名が『バニッシュワンダー』であることを突き止めた。

翌朝、彩子はドラッグストアで『バニッシュワンダー』を購入し、鑑識の新田さん(林泰文)に解析を依頼。

その結果、事件現場の床にあった洗剤の成分とほぼ一致したものの、微妙に違う成分が含まれていたことが判明。事件に使われた『バニッシュワンダー』はサンプル品だったのだ。

彩子と相棒の八巻(溝端淳平)はバニッシュワンダーの製造元である『コアース社』へ。社長の日高陽斗(高橋一生)に見覚えがあった彩子。先日、電車内でマスクをくれたあの親切男だった。

面談に応じた日高が『被害者は一人暮らしなのによく発見されましたね』と言ったことで、彩子は疑いの目を向ける。『一人暮らし』は未発表の情報だったのだ。

日高にアリバイを聞くと『事件の日は23時~26時まで散歩をしていた』と返してきた。3時間も散歩?ますます怪しむ彩子に、日高は『ノーウォーク・ノーライフ』という自身の著書を見せてきた。日高にとって散歩は人生の一部だという。

警視庁に戻った彩子は五十嵐管理官に『日高の捜査を進めたい』とお願い。しかし天敵・河原主任(北村一輝)が現れ、この捜査を横取りされてしまった。

捜査から外されてしまった彩子は帰宅するなりヤケ酒。好物のナッツを食べながら、夜通し同居人の陸くんにグチりまくった。

翌朝、彩子は日高のマンションに向かった河原主任を尾行。面談した日高に『事件当日のマンションの防犯カメラ影像』の貸し出しを求める河原だったが、『組合の許可が必要』と却下されてしまう。

このやり取りを盗み聞きしていた彩子は『なら日高の目撃者を探すのが最優先』と考えた。

その夜、聞き込みを続けていた彩子は、事件現場付近でレンタル自転車のブースを発見。

設置されていた防犯カメラ映像を解析すると、事件の夜、日高が自転車をレンタルしていた事が判明。『日高は犯行後、これに乗って移動していたんだ!』

その後、彩子と相棒・八巻(溝端淳平)はさらなる有力情報をゲット。日高の友人だというアメリカ在住の研究者・九十九聖(中尾明慶)から衝撃の事実を伝えられたのだ。

九十九(ツクモ)の証言内容】

  • 数年前 ボストンで分子生物学を研究していた日高は、地元で起きた猟奇殺人事件の容疑者にされていた。
  • 容疑者は日高とアメリカ人の2人。このアメリカ人は事件後に失踪し、今も行方不明となっている。
  • 日高は証拠不十分で起訴されず、その後、逃げるように日本に帰国。2017年にコアース社を設立したという。

彩子はこのとくダネ情報を伏せておくよう八巻に命じた。

一方、河原主任(北村一輝)は”裏ルート”で捜査をし、買収したマンション管理会社の社員から事件当日の防犯映像をゲット。

映像解析の結果、日高はマンションを出た直後タクシーに乗っており、事件現場付近で下車していたことが判明。

彩子の捜査結果と合わせると、日高はタクシーで現場に向かい、犯行後にレンタル自転車で帰宅したことなる。

翌日、河原は捜査会議で日高の令状の発行を要求。しかし捜査一課長に『まだ証拠が足りない』と却下されてしまう。

ここで八巻(溝端淳平)が彩子に口止めされていた情報を暴露してしまう。『日高はアメリカにいた時、連続殺人の容疑をかけられていたんです』

八巻の証言により、日高の捜査令状が明日発行される事が決定。

警視庁に戻った彩子は河原に手柄を奪われたことに大ショック(ToT)違法捜査で手がかりをゲットした河原と口論になってしまう。

夜、撃沈の彩子の元に、鑑識の新田さんがやってきた。

被害者の口に詰められていたパチンコ玉から革手袋の組織が採取されたのだ。彩子は電車で会った日高がカーキ色の革手袋をしていたことを思い出した。

ついに決定的な証拠をゲット!

彩子は八巻を連れ日高の元へε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

料亭で接待を終えた日高を尾行していると、日高は乗っていたタクシーを降り、歩道橋を上がっていった。夜空に輝く満月をのんきに見上げる日高。彩子は『何してるんですか?』と話しかけた。

彩子が自首を勧めると、日高は証拠の革手袋を歩道橋の上からポイ捨て!下を走っていたトラックの屋根に落ち、はるか遠くへ。全力でトラックを追う八巻ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

不法投棄を理由に手錠をかけようとする彩子。2人はもみ合いになり歩道橋の階段から落下。そろって意識を失ってしまった…。

病院で目覚めた彩子。しかし何かがおかしい…?鏡を見ると映ったのは日高の顔!2人の体が入れ替わっていたのだ。『うそ…!』

隣の病室にいた日高も目を覚ました。鏡を見た日高は『どこまでツイてるんだ、私は…』と笑みを浮かべた。

何も知らない八巻が話しかけると、日高は月と太陽の言い伝えを語り始めた。

『知ってますか?言い伝えによると、太陽は月に、月は太陽になるはずだったんです。でも太陽が花を盗んだことで入れ替わり、太陽は月になってしまった…。運命が入れ替わったんです。』

彩子は病室にあった日高のカバンから事件の凶器となった丸い石を発見。そこに笑みを浮かべて現れた日高。『こうなってラッキーですよ♪今日から容疑者はあなたですw』

彩子を壁に押し付け『逮捕されたくなかったら協力して』と迫る日高。どうしてこんな事になってしまったのか?混乱する彩子。

日高は勝ち誇り、彩子の手に手錠をかけた…。

【天国と地獄 第1話 終】

天国と地獄 第1話の感想。掌の印にあった謎のシンボルΦ(ファイ)の意味とは?

『天国と地獄』ドラマ第1話の感想です。

  • 魂の入れ替わりや男女逆転など設定はベタだけどやけに面白い謎だらけで考察が盛り上がりそうなドラマ。
  • 目の演技だけでサイコパスを匂わす高橋一生さんはさすが。女性化した後はちょっとオネェっぽかったけど(笑)
  • 入れ替えと満月は関係あるのかな?冒頭の奄美のシーンは新月の夜で月は無かった。
  • セクハラ発言連発の北村一輝さん。しかも悪徳刑事。初っ端から印象最悪ってことは、つまり良い人確定(笑)実はシグナル長期未解決事件捜査班の時みたいな人情刑事だと予想。
  • 彩子が海辺で丸い石を拾い、日高に襲われるという冒頭の夢のシーン。入れ替わった後の2人のシーンだとすると、あの夢は最終回で彩子が日高を殺害するという未来予告かも?
  • 被害者2人の共通点である『掌の謎マーク』。陰と陽、生と死を象徴する『ウロボロス』、あるいは左右対称を意味するΦ(ファイ)を意味しているのだろうか?
  • 謎だらけの第1話だったが、一番の謎は陸くんと彩子の不思議な関係。君たち付き合ってるの?

手の平マークはΦ(ファイ)。意味は?

天国と地獄のΦの意味

ドラマ第2話で、被害者の手の平にあったマークがΦ(ファイ)であると判明。左右対称、黄金比を意味するギリシャ文字です。

Φ(ファイ、フィー、ギリシア語: φι 英語: phi)は、ギリシア文字の第21番目の文字。

黄金比の記号としても用いられ、Φ=1+√5/2で表される。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%A6

またΦの形が0と1から形成されていることから、「0からのスタート」という意味で使われることもあり、2007年にKinKi Kidsさんがデビュー10周年記念で発売したアルバム『Φ』も『新たなスタート』という意味を込めてタイトルに起用したそうです。

天国と地獄 なぜ被害者の手の平にΦがあった?

この理由はまだ判明していませんが、第3話まで見たところ、『暗闇の清掃人』という謎のマンガが関係してるっぽいです。

暗闇の清掃人とは、サイコパス日高(高橋一生)がマンションに隠していたダンボールにあったマンガで、表紙にも【Φ】のマークが描かれていました。

以下、僕の考察となります。

  • 被害者を襲った犯人(おそらく日高)は、事後現場から犯行の痕跡を消すために『暗闇の清掃人』というサービスを利用している。
  • もしくは日高自身が『暗闇の清掃人』で、事件現場から自分の痕跡を消している。
  • 犯人は清掃完了の意味で被害者の手の平に『Φ』の印を残している。

暗闇の清掃人は陸くん(柄本佑)?

清掃人と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、柄本佑さん演じる渡辺陸くん。彼は便利屋のバイトでよく清掃業をしているのでメチャメチャ怪しいです。

陸くんは昼間は清掃業、夜は『暗闇の清掃人』として活動しているのかも?左右対称を意味する『Φ(ファイ)』も2つの顔を持つ陸くんにピッタリの記号って気がします。

Φの意味について新たな事実が判明したらこのページでご紹介する予定なのでお楽しみに♪

以上、『天国と地獄』第1話ネタバレ感想でした。また来週~♪

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