ドラマ【テセウスの船】共犯者は誰?黒幕の正体を考察。校長、せいや、みんな怪しい!

2023年10月04日

【追記】3月15日放送 第9話の考察を新たに書き加えました。

ドラマ『テセウスの船』の真犯人・加藤みきおの共犯者の考察です。

第8話で明らかとなった謎の共犯者の存在。一体この人物は誰なのか?可能性のあるキャラクターをあげてみました。

【注意】

※この記事では原作の共犯者をネタバレしています。

※原作の共犯者がドラマと同一人物かは不明です。(別人という告知もあり)

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テセウスの船 共犯者は誰?真の黒幕を考察

テセウスの船の共犯者

ドラマ『テセウスの船』加藤みきおの共犯者の考察です。

▼ここから▼

共犯者は鈴木亮平が演じる佐野文吾?

まずは『テセウスの船』の核心人物である佐野文吾(鈴木亮平)の共犯説。

家族思いで正義感の塊のような彼が加藤みきおの共犯である可能性はあるのでしょうか?

佐野文吾とは?

宮城県音臼村(おとうすむら)の警察官。1989年、音臼小学校のお楽しみ会で法度汁(はっとじる)に青酸カリを入れ21人もの犠牲者を出す事件が発生し、佐野文吾は容疑者として逮捕された。

2020年現在、文吾は死刑が確定し刑務所に収監中。

考察:佐野文吾が共犯の動機

もし佐野文吾(鈴木亮平)が加藤みきおの共犯ならば、自身に死刑願望があったとしか思えない。

おそらく鬼嫁・和子(榮倉奈々)にマウント取られっぱなしの毎日に精神をヤラれていたのだろう。

『逃げ場は刑務所しかなかった…。』文吾は死刑の直前にそう語るのかもしれない。良きパパを演じていたのは”仮面”だったのだ。

…ただ、もし佐野文吾が共犯だったら、息子の田村心(竹内涼真)が受ける精神的ダメージは計り知れない。

ダークサイドに堕ちた心は文吾事件をはるかに超える大量殺人事件を起こすだろう。

親子そろってシリアルキラー。そんな結末は見たくない。

結論:佐野文吾が共犯の可能性

0%

ですねよー

共犯者は竹内涼真が演じる田村心

続いては『テセウスの船』の主人公・田村心(竹内涼真)の共犯説の考察です。

田村心とは?

物語の主人公。年齢は31歳。父・佐野文吾が起こした事件により加害者家族として非難され、辛い青春時代をおくってきた。

妻・由紀の死をきっかけに佐野文吾事件と向き合う決意をし、音臼村にやってきた心。ここで謎の霧に包まれ、1989年にタイムスリップしてしまった。

考察:竹内涼真が演じる田村心が共犯の可能性

田村心(竹内涼真)が加藤みきおの共犯ならば、これまで父の冤罪を晴らそうと努力してきた行動の整合性が取れず本末転倒。

さらにもし心が共犯ならば、『心さんを悪者にしたクソ脚本!』『原作を台無しにしやがって!』などドラマ視聴者の怒りで放送局のTBSが大炎上し、田村心の青春時代を上回る猛烈バッシングを世間から浴びるのは火を見るより明らかだ。

結論:田村心が共犯の可能性

0%

いくら『ドラマは原作と違う結末になる』と予告されていたとはいえ、心が共犯だったらガッカリです…^^;

補足:ただし原作の音臼事件は『田村心が未来から持ってきたノート』を当時10歳の加藤みきおが拾い、計画のブラッシュアップに役立てている。これを踏まえると、『心は間接的な共犯者』と言えなくも無い。

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共犯者(黒幕)は校長先生

『テセウスの船』の共犯者(黒幕)の考察。3人目は音臼小学校の校長・石坂秀夫です。

名バイプレーヤーの笹野高史さんが演じる石坂校長の共犯はありえるのでしょうか?

石坂校長とは?

音臼小学校の校長。生徒想いで学校の平和を第一に考えており、生徒、教師問わず誰からも慕われている人格者。村外から来た田村心を臨時教師として採用してくれた心優しき一面も備えている。絵が趣味。

考察:校長は共犯?

生き仏のような校長先生が共犯とは思いたくないが、怪しい点もいくつかある。

  • 原作では名無しだった校長だが、ドラマでは”石坂秀夫”というリッパな名前を付けられており、存在が昇華している。
  • 絵が趣味というのも怪しいポイント。『テセウスの船』の作中では度々ブキミな絵が登場している。描き手はおそらく主犯の加藤みきおだが、絵の指導をしたのは校長なのかもしれない。
  • もしくは校長はみきおの祖父という可能性も…?
  • 田村心の家族が加藤みきおの共犯者に誘拐された時、心は『共犯者はお楽しみ会で学校内にいた人間。だから目の届く体育館倉庫に家族を監禁した』とFBIも舌を巻くような鋭いプロファイリングをかましていた(第8話)。最古参の校長は誰よりも校内レイアウトに詳しいはず。怪しい。
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校長がラスボスだった場合の動機を考察

もし校長がラスボスならば、なぜ愛する小学校を地獄に変えたのか?これはおそらく教師による校長イジメが原因だろう。ただし意図的なイジメではなく『校長の思い込み』の可能性が強い。

特に思った事をなんでも口にしちゃう爆弾教師・木村さつき先生(麻生祐未)は、『校長、雪降ったらだれよりも先に察知しそうですねw』とか薄毛をディスったりして知らずしらずの内に校長を傷つけたりして、図らずもイジメの先頭に立っていたかもしれない。

さらに佐野文吾の妻・和子(榮倉奈々)も男まさりの物言いでモンスタークレーマーとして校長を精神的に追い詰めていたのかも。

怒りの沸点に達した校長は和子と音臼小の破滅計画を企て、孫の加藤みきおと手を組んで毒物事件を起こしたのかもしれない…。

結論:校長が共犯の可能性

20%

大物俳優の笹野高史さんが演じてる点も怪しいですね。ただ…悪い人には見えないんですよね…。

共犯者は三島明音ちゃん

続いては三島病院の長女・三島明音ちゃんの共犯説の考察です。彼女はちょっと怪しいですよ~!

三島明音ちゃんとは?

三島病院院長の長女。年齢は11歳。音臼小学校の五年生で、1989年当時、田村心の姉・鈴と同級生だった。

明音ちゃんはドラマ第1話で亡くなった千夏ちゃん(5歳)の姉で、明音ちゃん自身もドラマ第2話で何者かに拉致され、音臼岳の小屋で意識不明の状態で発見された。幸い命はとりとめたが、後遺症のため入院生活を余儀なくされている。

三島明音ちゃんは共犯?

三島明音ちゃんは原作とドラマでキャラ設定が大きく違っており、共犯と思われる怪しい点もいくつか浮上している。

  • 原作の明音ちゃんは加藤みきおに殺害されているが、ドラマでは生きながらえている。
  • ドラマでは昏睡状態の入院シーン以降、なぜか一度も登場していない(未来でも過去でも)。
  • 原作では同級生の佐野鈴とケンカをしたシーンがあり、鈴を恨んでいる可能性がある。

考えられる動機

まず明音ちゃんは11歳なので、加藤みきおの共犯と考えるには年齢が低すぎる。共犯者は車を運転できる人物だからだ(第8話で和子たちを車で拉致していた)。

しかし、『未来から来た明音ちゃん』だったら話は別だ。成長した明音ちゃんが心と同じく謎霧により過去にタイムスリップしていたのではないか?

なぜ共犯に?

目的は佐野家への復讐。1989年の文吾事件の数週間前、明音ちゃんは妹の千夏ちゃんをパラコード(除草剤)の誤飲事件で亡くしていたが、その容疑者は田村心だった。

さらに千夏ちゃん事件の直後、今度は明音ちゃん自身が何者かに拉致され、毒物を飲まされている。幸い命はとりとめたが、この時も『犯人は妹の時と同じく田村心』と思ったのではないか?

その後、音臼事件の犯人として佐野文吾が逮捕された。明音ちゃんは心が文吾と一緒に暮らしていた事を知っているので、『田村心も共犯』と思ったはず。

文吾は死刑判決を受けたのに、共犯の心は野放しのまま…。明音ちゃんは田村心を恨み続けながら成長していく…。

大人になった明音ちゃんが音臼村を訪ねると、心と同様 謎の霧により1989年にタイムスリップ。ここで幼少期の加藤みきおに出会い、彼が拾った『事件ノート』を見せられ、心と佐野文吾が親子であると知る。

明音ちゃんは『佐野家へ復讐するため』、みきおは『好きだった鈴を手に入れるため』。二人の目的は合致し、新たな計画を実行にうつしたのだ。

その他の考察

もしくは未来から来た明音ちゃんが加藤みきおに近づき、協力者のフリをして毒物事件を中止させた。その後、妹の仇をうつためにスタンガンでみきおを攻撃(第8話)、という可能性も…。(この場合は佐野家ではなく加藤みきおがターゲット)。

明音ちゃんが共犯の可能性

40%

いろいろ怪しい明音ちゃん。原作では『2017年の加藤みきお』が過去にタイムスリップしていましたが、ドラマ版は明音ちゃんが過去に戻っていたのかもしれませんね…。

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その他の黒幕かもしれない人物を考察

ドラマ『テセウスの船』加藤みきおの共犯は誰?上記以外の黒幕候補の考察です。

木村さつき(麻生祐未)が共犯

真犯人・加藤みきおの義理の母である木村さつき(麻生祐未)。しかし共犯の可能性は低い。第一に、さつきが音臼事件の犯人がみきおであると知ったのが、事件から数年後だったからだ(みきおが成人した後)。

もしさつきがみきおの共犯だったらこの事実との整合性がとれない。よって木村さつき共犯説は無いと思われる。

木村さつきが共犯の可能性

0%

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佐々木紀子(芦名星)が黒幕

佐々木紀子(芦名星)は事件の真犯人が加藤みきおだと知っていた人物。2020年、紀子は佐野文吾の無実を証明するため、これを裁判で証言する予定だった。

しかし紀子は木村さつき(麻生祐未)により殺害され、口を封じられてしまう。

紀子が黒幕である可能性はほぼゼロ。加藤みきおが犯人だと証言することは、共犯である自分の首を締めることに繋がるからだ。

佐々木紀子が共犯の可能性

0.1%

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田中正志(せいや)と徳本卓也(今野浩喜)が共犯

盲目の元村議会議員・田中さんの息子である正志と、音臼村の農家の息子である徳本卓也。この二人はこれまで脇役キャラだったが、ドラマ第8話で突如として視聴者を釘付けにする会話をブチかましていた。

正志『おふくろと(桜を見に)ここによく来たんですよ。きっとあっちで喜んでます。』

卓也『俺の母ちゃんも好きだった。あんなことが無ければな…。』

この会話から二人の母親は何かの事件で亡くなったと読むことができる。もしかすると佐野文吾の捜査ミスにより浮かばれない最期を遂げたのかも。

母の無念を晴らすため、二人(あるいはどちらか一人)は音臼事件を起こし、佐野文吾に罪を被せた…?

しかし早まってはいけない。この意味深会話は視聴者を惑わすための『釣り会話』の可能性があるからだ。

『きっとあっちで喜んでいる』の”あっち”とは、あの世はなく隣町の老人ホームという可能性もあるし、『あんなこと』は桜の枝にいた毛虫が頭におちてきてトラウマになっているだけかもしれない。

二人がお笑い芸人であることを考えると、あの意味深会話は『紛らわしい会話すなー!』という視聴者のツッコみを狙ったものだったのかもしれない∠( ゚д゚)/ビシッ!

ただ、田中正志(せいや)に関しては2020年になぜか加藤みきおに殺害されている(原作では生存)。実は正志はみきおの共犯者で、加藤みきおが口封じのために殺害した可能性はゼロではない。

徳本卓也(今野浩喜)の共犯説

2%

田中正志(せいや)の共犯説

25%

原作の共犯者(黒幕)は誰?

ここからは『テセウスの船』原作マンガに登場した共犯者(黒幕)のネタバレとなります。(閲覧注意!)

原作の加藤みきお(11歳)の共犯者は。。。


未来からきた加藤みきお(39歳)でした。

2017年(ドラマは2020年)、39歳のみきおは音臼村を訪れた心と格闘になり、二人揃って1989年にタイムスリップしちゃいます。

39歳みきおはこの時代のみきお(11歳)に接触を図り、音臼事件の中止と新たな事件計画を告げました。ある目的を果たすために…。

加藤みきおが事件を起こした目的とは?『テセウスの船』原作あらすじと結末をネタバレ

テセウスの船 共犯者は誰?まとめ

いかがでしたか?校長先生も怪しいですが、僕の本命は消去法で三島明音ちゃんです。(それ以外思いつきませーん^^;)

理由は2つあり、一つは原作で死亡した明音ちゃんがドラマではなぜか生きているという点。2つ目は生還したにも関わらずそれ以降一度も登場していない謎。ここも怪しいポイントですね。

未来からタイムスリップしてきた大人の明音ちゃんが『佐野家に復讐』もしくは『みきおに復讐』するために裏で動いていたのかも。

…とまぁいろいろ考察してきましたが、原作どおり『未来からきた加藤みきお』が共犯者という可能性もまだ否定できません。

原作の『テセウスの船』は心VS加藤みきおという『正義vs悪』の構図が大きな見どころだったし(ちなみに心の名前は本来”正義”になるはずだった)、さらに怪優・安藤政信さんの最大の見せ場が第7話の慰霊碑前でのカミングアウトのみというのも寂しい気がします。

ドラマの第8話のラストで共犯者と思われる人物が10歳の加藤みきおをスタンガン攻撃していましたが、これも未来から来たみきおが幼いみきおの犯行を隠すため、『幼いみきおは自分に利用されていただけ』と周知させるための攻撃だったりして。

共犯者が誰にしろ、やはり最後は佐野家と加藤みきおの因縁の対決であってほしいかな…。

ちなみに原作では、未来から来た加藤みきおは加藤信也という偽名を名乗り、心と文吾を翻弄していました。

共犯者の正体は次回の第9話で明かされるのか?物語はいよいよクライマックスに突入し、目が離せませんね。

以上、テセウスの船、共犯者の考察をお届けしました。お読みいただきありがとうございます~♪

【追記:第9話を見ての考察】このまま下にお進みください♪

テセウスの船 共犯は誰?へのコメント

この記事に頂いたコメントをご紹介します♪

フェイトさん:より

主の推理では三島明音ちゃんが共犯者だと推測してるようですが自分の推理は全くの別人です。自分の推理では共犯者は徳本卓也(今野浩喜)。その理由・・・・・・。

彼はドラマでは農家(農業)をやっているという設定になっています。農家のことをネットで調べました。農家は農業の仕事で農薬(青酸カリ・パラコート等)を使うらしいです。さらに畑の農作物を荒らす動物が万が一出現した場合に備えてスタンガンをもってるらしいです。犯行に使われていたのは青酸カリです。佐野(鈴木亮平)を真後ろから首元にあてて気絶させるのに使ったのはスタンガンです。この首元にスタンガンをあてる行為、主の三島明音ちゃん共犯説はないと思います。佐野(鈴木亮平)と三島明音ちゃんは身長差があります。小さい三島明音ちゃんから見て佐野(鈴木亮平)の高い首元にスタンガンは届きません。不可能です。そして佐野(鈴木亮平)の妻達が車で移動中に車のルートを妨害するように野菜が置かれていましたね。あれは農家(共犯者)のものです。

ということで自分は徳本卓也(今野浩喜)が共犯だと思います。最後に長文、失礼いたしました。

ヒトコトマニア:より

>フェイトさん

おお~なるほどΣ(゚Д゚)ものすごい説得力ありますね。『野菜箱』『スタンガン』『パラコード』全部繋がりますね。

みきおの共犯は徳本卓也(今野浩喜)!するどい考察ありがとうございます。

匿名:より

はじめまして^_^未来から来た明音ちゃん共犯説、面白いですね♪♪

私は鈴役の貫地谷しほりさんが実は明音ちゃんなのではと疑ってます。整形と偽名で鈴に扮して加藤みきおに近づき復讐の機会を伺っていたのではと。

原作では未来のみきおが共犯でしたが、ドラマは誰なのでしょう…。気になります。

ヒトコトマニア:より

>匿名さん

鈴の正体は明音ちゃんですかΣ(゚Д゚)なるほどー!!それは思いつきませんでした!だから明音ちゃん全然登場しなくなったのかも…!?

みきおの子を妊娠したのも、実は生まれてくる子供にも復讐する気だったりして((((;゚Д゚))))コワ~!

【追記】第9話を見ての共犯者考察

テセウスの船 第9話が2020年3月15日に放送されました。

うーん、ますます分からなくなった共犯者の正体…^^;明音ちゃんの『あ』の字も出てこないし、未来から来たみきおも姿を見せない…。

目あたらしさ皆無ですが、以下、最新の考察になります。

共犯は村人全員?

ツイッターを見ると、『共犯者は村人全員なんじゃね?』という意見がチラホラ見受けられました。よそ者の佐野文吾を村人全員で貶めようとしている、という説です。佐野文吾、冬の村八分祭りってことですね。コワ…

おぉなるほど~と納得する部分もあります。第9話で監禁リリースされた佐野文吾が徳本(今野浩喜)や井沢(六平直政)にイノシシ鍋をゴチになるシーンがありましたが、共犯者はそのスキに文吾のワープロに文章を仕込んだ、と考えれば納得です。村人たちの連携プレーだったって事ですね。

…ただ、動機がイマイチ不明。よそ者というだけで死刑にしたいほど文吾を憎むとは思えないし、数年前に起きたという音臼村祭りでの毒キノコ事件と文吾とのつながりも不明…。

もし祭り被害者女性の息子である徳本(今野浩喜)が文吾に復讐したかったら、あのイノシシ鍋に毒をもっちゃえば一瞬で済んだはずだし。(シェフ徳本は疑われるが、事故ってことにして)

なので村人全員グル説は僕の中ではビミョウです。

あと僕が思うに、共犯者がワープロ仕込みをしたのはイノシシ鍋タイムの時ではなく、心が校長に会いに行っていた間では?と睨んでいます。

心を校長室にGOさせた理由も、文吾を監禁した理由も、全ては駐在所を空にしてワープロに仕込むための陽動作戦だったのかな~と。

で、以下からは共犯者の考察(最新版)になります。

共犯者は未来から来た鈴

第9話を見て”未来から来た佐野鈴”かな~とも思ったのですが、脳細胞フルで動員してもみきおに協力する理由にたどり着けませんでした(スポンジ脳)。

いくら辛い人生を送ってきた鈴とはいえ、父・佐野文吾を陥れるようなことはしないはずだし、もし鈴が未来から来たならば全力で加藤みきお確保に動くはずです。

なので鈴はバッサリ却下。

未来から来た明音ちゃん

先週 考察した”未来から来た三島明音ちゃん共犯説”ですが、うーん、どうなんだろ…。

最終回の予告では、『佐野文吾が自ら罪を認める』とありました。もしかすると明音ちゃんは未来で鈴を人質にとっており、それをネタに文吾に罪を被るよう脅したのでは?

共犯者がスタンガンを装備していた事からも、非力な女性が共犯である可能性は高いです。

ただやはり解けない謎が1つ。もし未来明音が共犯なら、妹の千夏ちゃんを抹殺したみきおを真っ先にターゲットにするはず。となるとやはり加藤みきおに協力する理由が不明です。(千夏ちゃんを死なせたのが佐野文吾だと勘違いしてるなら話は別ですが…ワープロの内容を知ってるハズなのでそれは無さそう)

共犯はやっぱり”未来みきお”?

ってことで消去法で一番怪しいのは、やはり未来から来た加藤みきお(おい^^;)。

第9話のラストで重体のはずのチビみきおがあっさり目を覚ましたところを見ると、みきおが毒飲んで入院することは計画の一部であり、その目的は『みきおを被害者に思わせるため』だったのかな。

小学校のお泊り会を中止にした理由は『心が事件ノートを持っていたことで計画失敗の可能性が出てきた』ため。未来から来たみきおはやむを得ず第2の計画である『佐野文吾にこれまでの事件※の罪を被せる計画』に変更したのかも。

※千夏ちゃん事件、明音ちゃん事件、金丸さん事件などなど。

それに、第9話で共犯者が見せたナイフが、未来で加藤みきおが心を襲った時に使ったナイフによく似ていましたし(ただし全く同じ物ではない。VTRで確認したら柄の部分が微妙に違ってた)。

やはり共犯は未来から来た加藤みきおという説が濃厚な気がしますね…。

共犯者の可能性ありそうなキャラまとめ

田村心(竹内涼真)…x

佐野文吾(鈴木亮平)…x

佐野鈴(貫地谷しほり)…★★

木村さつき(麻生祐未)…x

佐々木紀子(芦名星)…x

未来の明音(キャスト不明)…★★★

田中正志(せいや)…★

徳本(今野浩喜)…★

未来みきお(安藤政信)…★★★★

校長…★

次回はいよいよ最終回!

次回は『テセウスの船』最終回!

共犯者の正体、佐野家の未来など、物語はどんな結末を迎えるのか?来週が待ち遠しいですねー。頼むから”続きはHuluで”とか無しで^^;

最終回で判明した事実もこのページにネタバレする予定です。

ではまた来週~♪

第9話での考察コメント

『テセウスの船』ドラマ第9話への考察コメントをご紹介します。

フェイトさん:より

黒幕は自分の中では徳本卓也(今野浩喜)の説が濃厚です。

第9話で共犯者が見せたナイフ、あれは法律で定められている農業用のダガーナイフ、農家、徳本卓也(今野浩喜)のものです。(恐らく)

そして未来で田村心(主人公)が犯人の手がかりを得るため田中正志(せいや)のアパートを訪ねて中に入ってみると田中正志(せいや)の遺体があり近くに青酸カリがあったシーンがあったでしょう。その事件で警察に入った犯人の目撃情報、覚えてます?
”フードをかぶった小太りの男”、・・・小太りの男・・・、そうまさに徳本卓也(今野浩喜)の体型です。主の考察である”みきお”はどっちかというとスマートな体型です。

そしてイノシシ鍋のシーンで文吾に毒をもらなかったのは、ただ一瞬でやって復讐するのではつまらないので何十年もブタ箱(刑務所)に閉じ込めて苦しませて死刑にするという復讐方法を選んだのでしょう。

徳本卓也(今野浩喜)の犯行動機は自分の母親が文吾のせいで亡くなったからではないでしょうか? 詳しくは次回のテセウス(最終回)で明かされるでしょう。

最後に長文と妄想(考察)失礼いたしました。

ヒトコトマニア:より

>フェイトさん

おぉ~あのナイフは農業用なんですね!加藤みきおが持っていたナイフとは少し形が違っていたの『アレっ?』と思いましたが、そうなると徳本がますます怪しいですね。

田中正志(せいや)をやったのは”フードをかぶった小太りの男”…。完全にスルーしてました^^;これだと加藤みきおより徳本の方が体型一致してますね。

フェイトさんのコメでビビッと閃いたのですが、実は正志が例の音臼村祭りの犯人で(佐野文吾ではなく)、徳本ママをやったのは正志だったのでは?つまり2020年の正志事件は佐野文吾事件とは無関係で犯人も別。2020年の正志は徳本の個人的復讐により抹殺されていたのかな~と。

となると佐野文吾事件の加藤みきおの共犯は誰?ってことになりますが、これがフェイトさん推しの徳本なのか、未来みきおなのか、別の誰かなのか、最終回放送が楽しみですね(*^^*)

【※追伸】サイトのコメント機能がうまく作動しておらず、せっかく頂いたコメントがどの記事へ送られたものなのか分からない状態です(T_T)

フェイトさんから頂いた他のコメントは以下の記事に掲載されているので、ご確認頂ければ幸いです。

【雪崩についての考察】

テセウスの船 原作第1話ネタバレ

【霧についての考察】

テセウスの船 霧とタイムスリップの考察

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