【テセウスの船】登場人物は最後にどうなった?時系列(タイムライン)でネタバレ解説

2023年09月25日

『テセウスの船』登場キャラクターの最後を時系列(タイムライン)に沿って解説します。主人公の田村心や佐野文吾の結末とは?

原作ネタバレが含まれるのでご注意ください。

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テセウスの船 登場人物の時系列と最後

テセウスの船の登場キャラ最後のタイムライン

『テセウスの船』登場人物それぞれが最後にどうなったかをタイムライン(時系列)と併せて原作マンガからご紹介します♪

※原作の”現代”は2017年、ドラマ版は2019~2020年です。

田村心/竹内涼真の最後

『テセウスの船』田村心(竹内涼真)のキャラクター情報と最後をご紹介します。

田村心のキャラクター紹介

物語の主人公。物流会社勤務。父・佐野文吾が過去に犯した犯罪の真相を知るため、事件現場となった北海道音臼村にやってくる。そこで謎の霧に包まれ1989年にタイムスリップ。若き日の父や家族と交流を続ける中で、事件の真犯人は別にいると確信する。

  • 年齢:原作…27歳 ドラマ…31歳
  • ドラマ版のキャスト…竹内涼真
  • ドラマ版の幼少期キャスト…高木波瑠

田村心(竹内涼真)のタイムライン

最初の2017年…父・佐野文吾が犯した毒物事件により、加害者家族として辛い日々をおくっていた田村心(竹内涼真)。ある日、妊娠中の妻・由紀(上野樹里)が出産時に死亡。生まれてきた娘も由紀の実家に引き取られることに。

心は佐野文吾事件の真相を知るため北海道音臼村へ。ここで謎の霧に包まれ、1989年にタイムスリップしてしまった。

1989年…現代に帰れなくなった心は、若き日の家族が住む家”佐野家”で居候しながら、事件現場となった北海道音臼村の小学校で臨時教師として働き始める。それから一ヶ月後、心は再び霧に包まれ、2017年に戻ってくる。

新2017年…心が過去に行った影響で、戻ってきた2017年は以前とは別の歴史になっていた。死亡したはずの妻・由紀(上野樹里)が生きており、母と兄が一家心中人で死亡。姉の鈴(貫地谷しほり)は整形&偽名で別人になっていた。

心はこの新2017年で佐野文吾事件の真犯人が鈴の内縁の夫・木村みきお(安藤政信)であることを知る。心はみきおとの対決のさなか、またしても謎霧により1989年にタイムスリップε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

続1989年…ふたたび1989年にやってきた心は、佐野文吾と協力し、毒物事件が起きる前に木村みきおを捕らえようとする。しかし心は自分と同時にこの時代にやってきた2017年の木村みきおに刺され死亡(ToT)

みきおは文吾により射殺され、佐野文吾事件を防ぐことに成功した。

田村心(竹内涼真)の最後

1989年からタイムスリップしてきた田村心(竹内涼真)は死亡。しかし1989年当時、母のお腹にいた心はその後 無事出産され、物語の結末(2017年)で27歳になっていた。

この新たな歴史で教師になっていた心は、以前の歴史で妻だった由紀(上野樹里)と再び巡り合っており、ラストシーンで家族に彼女を紹介していた。

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佐野文吾/鈴木亮平の最後

田村心の父親・佐野文吾(鈴木亮平)のキャラクター紹介と最後をご紹介します。

キャラクター紹介

佐野文吾は北海道音臼村の警察官。1989年におきた毒物事件の容疑者として逮捕され、その後 死刑判決を受ける。2017年現在、文吾は北海道の拘置所で死刑執行をまっていた。

  • 警察官になった理由は『一人でも多くの悪人を善に導きたい』と思ったから。
  • 『北の国から』の大ファン。
  • マンガ版の年齢は50歳。
  • ドラマ版のキャスト…鈴木亮平

佐野文吾(鈴木亮平)のタイムライン

最初の2017年…佐野文吾(鈴木亮平)は1989年におきた音臼村毒物事件で逮捕され、死刑判決を受ける。

1989年…若き日の文吾は2017年からタイムスリップしてきた息子・田村心と出会い、彼が未来から来た息子だと知る。

二人は協力しあい事件の真犯人を突き止めようとするが、心は再びタイムスリップし2017年に戻ってしまう。心が去った後の1989年6月24日、毒物事件はやはり起きてしまい、佐野文吾の運命は変わらなかった。

新2017年…刑務所に収監中の文吾の元に1989年から戻ってきた心が面会にやって来た。心にとって文吾との再会は数日ぶりだが、文吾にとっては28年ぶりとなる。

続1989年…真犯人が木村みきおだと知った心だったが、戦いの最中にタイムスリップし、再び1989年に戻ってきた。心は若き日の佐野文吾と再会し、みきおを捕らえようとする。

※この時2017年のみきおも心と一緒に過去にタイムスリップ。1989年には「39歳のみきお」と「11歳のみきお」の二人がいることになる。

事件現場となる音臼小学校で39歳みきおの襲撃を受けた文吾。絶体絶命のところを自らを盾にした心に救われる。文吾はみきおを射殺し、音臼事件を防ぐことに成功。心は死亡した。

佐野文吾の最後

歴史が変わった後の2017年、毒物事件が起きなかったことで佐野文吾は罪に問われておらず、家族と平和に暮らしていた。

物語の最後、佐野文吾は1989年に庭に埋めたタイムカプセルを掘り起こした。文吾は未来から来た心がカプセルに収めていた「家系図」を見て、心に由紀という名の妻がいたことを知り、どんな人物なのか調べ始めた。

後日、札幌で暮らしていた心が実家に帰省し、交際中の恋人を家族に紹介。この女性が調べていた由紀とそっくりだった事に驚く文吾。

心はこの新たな歴史でも由紀とめぐり逢っていたのだった…。

テセウスの船 タイムカプセルに入れた家系図の意味とは?原作第9巻ネタバレ

佐野和子/榮倉奈々の最後

榮倉奈々さんが演じる佐野和子のキャラクター情報と最後をご紹介します。

佐野和子のキャラクター紹介

佐野文吾の妻。心、慎吾、鈴の3人の子を持つパワフルかーちゃん。夫の逮捕により加害者家族となった和子は世間の目を気にしながら生きており、『私達は人前で笑う資格は無いのよ』と子供たちに教育していた。

  • 田村心が1989年にタイムスリップしたとき、和子は心を身ごもっていた。
  • 心が2度目のタイムスリップで現代に戻った時、和子は一家心中事件を起こし長男の慎吾とともに死亡していた。

佐野和子(榮倉奈々)のタイムライン

最初の2017年…佐野和子(榮倉奈々)は夫・佐野文吾が起こした事件により、世間の目に怯えながら暮らしていた。

1989年…和子は未来から来た田村心と遭遇し、佐野家に迎え入れた。この時、和子はお腹に心を身ごもっていた。(心が未来から来た息子であることは知らない)

新2017年…心が過去に行ったことで歴史が変わり、この時代の和子は一家心中事件を起こし長男の慎吾とともに死亡していた。

続1989年…心と佐野文吾が真犯人の木村みきおを捜索していたころ、和子は長女の鈴とともに未来から来たみきお(この時は加藤信也と名乗っていた)に拉致されてしまう。

その後、文吾がみきおを葬り、和子と鈴は無事救出された。

佐野和子(榮倉奈々)の最後

佐野文吾事件が起きなかったことで、和子は加害者家族になることを免れ、家族とともに幸せに暮らしている。

和子は1989年当時、お腹にいた子を出産。文吾を救うために死亡した田村心の名をとり、生まれてきた子に”心”という名をつけた。

※和子は最後まで心が『未来からきた息子』だと知らないままだった。

佐野鈴/貫地谷しほりの最後

貫地谷しほりさんが演じる佐野鈴のキャラクター解説です。

  • 『テセウスの船』の主人公・田村心の姉。
  • ドラマ版のキャスト…貫地谷しほり
  • ドラマ版の高校時代のキャスト…御守花凛

佐野鈴(貫地谷しほり)のタイムライン

最初の2017年…佐野鈴(貫地谷しほり)は父・佐野文吾が犯した罪により、世間の目を避けるように暮らしていた。弟の心とは10年以上会っていない。顔には凍傷の後があった。

1989年…雪かき中に屋根から転落し意識を失った鈴(この時11歳)は、タイムスリップしてきた心に救助される(本来なら新聞配達員の長谷川翼が救助する運命だった)。※これにより歴史が変わり凍傷を負わずに済むことになる。

その後、鈴は音臼小学校の臨時教師となった心の生徒となる。

新2017年…現代に戻ってきた心と遭遇した鈴(この時39歳)。この時、鈴は整形で顔を変え、村田藍という偽名で加害者家族とバレぬよう暮らしていた。

鈴はこの時、木村みきお(安藤政信)の内縁の妻になってが、みきおが事件の真犯人であることは知らなかった。

その後、鈴はみきおの義母・木村さつき(麻生祐未)の口から音臼事件の真犯人がみきおであることを知らされる。

続1989年…心と佐野文吾が木村みきお確保に動いている頃、鈴は母とともに未来から来たみきおに拉致されてしまう。その後、事件は解決し、鈴は無事救出されている。

佐野鈴(貫地谷しほり)の最後

佐野文吾事件が起きなかったことで、佐野鈴(貫地谷しほり)は整形&偽名になっておらず、新たな2017年で家族と幸せに暮らしている。

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佐野慎吾/番家天嵩の最後

番家天嵩さんが演じる佐野慎吾のキャラクター情報と最後をご紹介します。

  • 佐野文吾の息子。心の6歳年上の兄。
  • プロレスとガンダム好き。
  • ドラマ版のキャスト…慎吾の中学生時代を田澤泰粋が演じている。

テセウスの船 佐野慎吾の時系列

最初の2017年…原作マンガでは心の回想シーン(高校生の心にお小遣いをあげるシーン)で登場。このお金は加害者家族という理由で会社をクビになったときの退職金だった。

1989年…タイムスリップしてきた心と遭遇(慎吾はこの時6歳)。ガンダム好きな慎吾はまもなく生まれてくる弟(つまり心)に『佐野ガンダム』という名前を希望し、心を焦らせた^^;

続2017年…心が過去に行った事で歴史が変わり、この時代の慎吾(34歳)は母・和子の起こした一家心中事件で死亡していた。

佐野慎吾の最後

佐野文吾事件が起きなかった事で、慎吾死亡の歴史は無くなり、新たな2017年では慎吾は幸せに暮らしている。原作の終盤では離れて暮らす弟の心にメールしていた。

木村さつき/麻生祐未の最期

麻生祐未さんが演じる木村さつきのキャラクター情報と最期をご紹介します。

  • 音臼小学校の教師。
  • 真犯人・加藤みきおの義母。

テセウスの船 木村さつき(麻生祐未)の時系列

最初の2017年…未登場。

1989年…雪崩事故に巻き込まれる運命にあった父親を未来から来た田村心に救われる。その後 音臼小学校の教師となった心に、さつきは先輩教師として色々指導してくれた。

新2017年…木村さつきは佐野文吾事件の被害者となっており、同じく被害を受けた加藤みきおを養子に迎えていた。加藤みきおはこの時から”木村”の姓を名乗るようになる。

みきおを養子にしてから数年後、木村さつきはみきおが音臼事件の真犯人であることを知る。しかしさつきは警察には言わず、みきおを守り続ける決意をする。

みきおの内縁の妻・鈴(貫地谷しほり)が佐野文吾の娘だと知った木村さつき。鈴を脅し佐野文吾の無実を証言する予定だった音臼村の元住人・佐々木紀子(芦名星)を殺害するよう仕向ける。

しかし鈴は土壇場で逃走してしまい、さつきは自らの手で佐々木紀子を殺害。この罪を鈴になすりつけてしまった。

この事実を知ったみきおは義母である木村さつきを殺害。※佐々木紀子殺害の罪を鈴に被せたことがみきおの怒りをかったため。

続1989年…心が再び1989年にタイムスリップした時、真犯人の木村みきおも一緒に過去にやってきた。若き日の木村さつきはこのみきおにより殺害された(未来のさつきが鈴に佐々木紀子殺しの罪を被せるのを阻止するため)。

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木村さつきの最期

木村さつき(麻生祐未)は佐野文吾事件を阻止する前にすでに死亡していたので、新たな歴史でも死亡のまま。

(…木村さつきは過去と現代で二度、みきおに殺害されたことになる^^;)

テセウスの船 麻生祐未が演じる木村さつきの最後をネタバレ。木村みきおとの関係とは?

佐々木紀子/芦名星の最後

芦名星さんが演じる佐々木紀子のキャラクター情報と結末を紹介。

  • 音臼村の住人。木村さつきの父親が経営するメッキ工場のパート従業員。
  • 新聞配達員・長谷川翼(竜星涼)の交際相手。長谷川からDVを受けていた。

佐々木紀子(芦名星)の時系列

最初の2017年…未登場。

1989年…佐々木紀子(芦名星)は音臼村のメッキ工場で働いており、新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)と同棲していた。

音臼事件が起きる数ヶ月前、紀子は長谷川翼の命令で、工場から毒物を盗み出している。この毒物は後に佐野文吾事件に使われた。

※長谷川に毒物を盗むよう指示したのは木村みきお(加藤みきお)。

事件後、佐々木紀子は密かに村を出ている。

新2017年…重い病に侵されていた佐々木紀子は、最後に良い事をしたいと考える。弁護士を通じ、刑務所に収監中の佐野文吾に『無実証明につながる証言をしたい』と申し出た。

芦名星が演じる佐々木紀子の証言内容とは?原作第7巻あらすじ

紀子は1989年当時、金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)が木村みきおに殺害されたシーンを目撃しており、犯人がみきお(当時11歳)であることを知っていた。

さらに紀子は交際していた長谷川翼とみきおが頻繁に連絡を取り合っていた事も知っており、音臼事件の黒幕がみきおであると予想していた。

これを裁判で証言し、文吾の無実を証明しようとしていたのだ。

しかしその後、紀子は証言をする前にみきおの義母・木村さつき(麻生祐未)に殺害されてしまった。

佐々木紀子の最後

木村さつきが未来から来た木村みきおに殺害されたことで、佐々木紀子が新2017年で死亡する歴史は消えたと思われる。(その後 病いにより死亡したかは不明)

田中さん/仲本工事の最後

『テセウスの船』原作マンガに登場する田中義男さん(仲本工事)のキャラクター情報と最後をご紹介します。

  • 音臼村の元村議会議員。年齢は90歳。
  • 自宅で詩の教室を開いており、音臼小学校の生徒たちも習いに来ている。

田中さん(仲本工事)の時系列

1989年…田中さんは2月に心臓発作で亡くなる運命にあった。事件ノートにより田中さん死の運命を知った田村心は、医師を連れて田中さんの家を訪れ、心臓発作を防ごうとする。

この時、心は生徒たちの詩の作品の中にブキミな絵を発見。真犯人の加藤みきお(当時11歳)が描いた絵だった。

テセウスの船 ブキミな絵を描いたのは誰?画像つきでご紹介♪

結局 田中さんは発作を起こさず死を回避。なぜ歴史が変わったのかは不明。

続1989年…現代に戻り、その後再び過去にやってきた田村心(竹内涼真)。田中さんの家が火事になったと聞き文吾とともに自宅に駆けつけたが、田中さんは死亡してしまった。

犯人はこの時代の木村みきお(11歳)と、心とともに過去にやってきた39歳のみきおの二人だった。二人はこれまでの犯行を田中さんにカミングアウトしたあと家に火をつけて抹殺した。

結末…田中さんはダブルみきおに殺害されて終了。

金丸刑事/ユースケ・サンタマリアの最後

ユースケ・サンタマリアさんが演じる金丸刑事のキャラクター情報と最後を解説します。

  • 北海道警察捜査一課の刑事。
  • 除草剤を誤飲して死亡した三島千夏ちゃん事件を調べており、田村心を疑っていた。
  • ライターをカチャカチャ鳴らすのが癖。

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)の時系列

1989年…三島病院の次女・千夏ちゃんが除草剤を誤飲して亡くなる事件が起こり、金丸刑事が捜査のため音臼村にやってきた。挙動不審な田村心を犯人と疑い、執拗につけまとう。

続1989年…心が再び過去にタイムスリップしたとき、金丸刑事は捜査中に崖から転落し、死亡していた。

事故死と思われていたが、実は金丸は木村みきお(当時11歳)に殺害されていた。

金丸は千夏ちゃんの姉・明音ちゃんが死亡した事件で『犯人は毒物の素人』『現場に落ちていたS型のキーホルダーには犯人の意図がある』などみきおに繋がりかねない推理をしており、みきおは予防策として彼を抹殺したのだった。

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)の最後

佐野文吾事件は未然に防がれたが、それ以前に死亡していた金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)は死亡のまま最後を迎えた。

テセウスの船 ユースケ・サンタマリアが演じる金丸刑事の結末ネタバレ

長谷川翼/竜星涼の最後

竜星涼さんが演じる新聞配達員・長谷川翼のキャラクター情報と最後を解説します。

  • 音臼村の新聞配達員。
  • 村の子供たちの人気者で『翼くん』と慕われている。しかしその実態は『ド変態』『DV男』のゲスヤロウ。
  • 村のメッキ工場で働く佐々木紀子(芦名星)の婚約者。紀子を暴力で脅し、工場から毒物を盗むよう紀子に指示。これが佐野文吾事件に使われることに。
  • 原作マンガでは三島明音ちゃんとともに遺体で発見されている。

長谷川翼(竜星涼)の時系列

1989年…長谷川翼(竜星涼)は未来から来た田村心と衝突を繰り返す。除草剤を誤飲して亡くなった三島千夏ちゃん事件に心が絡んでいると疑っていたのだ。

数日後、千夏の姉・明音ちゃんが行方不明となり、翌日 長谷川ととに遺体で発見された。長谷川は昨夜、木村みきおの命令で明音ちゃんを小屋に拉致し暴行。その後、みきおの命令で遺体を隠そうとしたが、逃げ切れないと思い自ら毒物を飲んで死に至っていた。

長谷川は過去にみきおにイタズラをしており、これをネタにみきおに協力を強いられていた。長谷川は交際中だった佐々木紀子に工場から毒物を盗むよう指示していたが、これもみきおの命令だった。

長谷川翼(竜星涼)の最後

長谷川翼(竜星涼)は死亡のまま終了。

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加藤みきお(木村みきお)/安藤政信の最後

安藤政信さんが演じる加藤みきおのキャラクター情報と最後をネタバレします。

  • 音臼事件の真犯人。
  • 1989年当時、みきおに両親はおらず、おばあちゃんと二人暮らしをしていた。
  • 2017年、みきおは音臼小学校の元教師・木村さつき(麻生祐未)の養子になっていた。
  • 内縁の妻は小学生時代のクラスメイト・佐野鈴(貫地谷しほり)
  • ドラマのキャスト…安藤政信。小学生時代のみきおを演じるのは柴崎楓雅。

木村みきお(安藤政信)のキャラクター情報

最初の2017年…未登場。

1989年…未来から来た田村心が音臼小学校の臨時教師として働き始め、みきお(当時11歳)は心の生徒となった。

音臼小学校で飼っていたウサギが死亡した事件、三島千夏ちゃん事件、三島明音ちゃん事件など、一連の事件の主犯は全てみきお。これらは後に起こす佐野文吾事件を成功させるための”毒物実験”だった。

新2017年…39歳になっていたみきおはタイムスリップで現代に戻ってきた心と遭遇。この時みきおは心のかつての同僚教師・木村さつき(麻生祐未)の養子になっており、姓も”木村”を名乗っていた(元は”加藤”)

この時みきおは心の姉・鈴の内縁の夫になっていた。鈴は整形&偽名で加害者家族であることを隠していたが、みきおは彼女の正体を全て知っていた。

みきおが佐野文吾事件を起こした理由…それは11歳の頃から好きだった鈴を手に入れるため。文吾を貶めて家族を崩壊させ、激凹みする鈴に手を差し伸べれば彼女のヒーローになれる。みきおはそう考え、事件を起こしたのだった。

心はみきおが真犯人だと知り、対決するため音臼村へ。格闘になった二人だったが、ここで霧に包まれ二人揃って1989年にタイムスリップしてしまう。

続1989年…過去にタイムスリップしたみきおはこの時代の自分(11歳)に会い、鈴を手に入れるための新たな計画を実行に移そうとする。しかし心と佐野文吾の逆襲にあい計画は破綻。最後は文吾に銃で撃たれ死亡した。

木村みきおの最後

心とともに1989年にタイムスリップした木村みきお(39歳)は死亡。いっぽう、1989年当時 11歳だったみきおは三島姉妹事件などの犯行が明るみとなり、少年院に入れられた。

物語の最後(2017年)で39歳になっていたみきおは、『少年A』としてマスコミに追われる日々をおくっていた。

木村みきお(安藤政信)の正体をネタバレ?ドラマの子役もご紹介♪

岸田由紀(田村由紀)/上野樹里の最後

上野樹里さんが演じる岸田由紀のキャラクター情報と最後をご紹介します。

  • 田村心の妻。出産時に亡くなってしまう。
  • 夢は心と同じく教師になることだった。
  • 由紀は佐野文吾の無実を信じており、事件を独自にまとめた【事件ノート】を作成していた。

由紀のタイムライン

最初の2017年…娘・未来(ミク)の出産時に死亡。

新2017年…過去にタイムスリップしたことで歴史が変わり、この時代の由紀は生存していた。しかし由紀と心はアカの他人で、由紀は佐野文吾事件を追う週刊誌記者になっていた。

由紀を警戒する心だったが、彼女が佐野文吾事件に本気で取り組んでいる事を知り、徐々にお互い協力しあうようになる。

由紀(上野樹里)の最後

音臼事件が起きなかった新たな2017年、由紀(上野樹里)は夢だった教師になっており、同じく教師になっていた心と交際していた。

(”最初の2017年”の二人は共に死亡したが、この時代では二人は生きており、以前の歴史と同様恋人同士になっていた。)

※この新たな2017年では娘の未来(ミク)は生まれていない。

テセウスの船 原作最終巻のストーリー。犯人の加藤みきおのその後とは?

※キャラクター情報は随時更新中です。

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