【テセウスの船】ドラマと原作マンガの違い、オリジナルエピソードなどをご紹介

2023年09月22日

『テセウスの船』原作マンガとドラマ版の違いをご紹介します。※第1話~最終回までリアタイで更新予定♪

【注意】この記事には原作の内容が含まれます。

【テセウスの船 キャスト】

田村心…(竹内涼真)物語の主人公。かつて父が起こした事件の真相解明に挑む。

田村由紀…(上野樹里)心の妻。出産時に亡くなってしまった(T_T)

佐野文吾…(鈴木亮平)心の父。1989年に毒物事件を起こし死刑判決を受ける。

佐野和子…(榮倉奈々)文吾の妻。男まさりのパワフルかーちゃん。

佐野鈴…(白鳥玉季/貫地谷しほり)心の姉。しっかり者。カニ大好き。

佐野慎吾…(番家天嵩)心の兄。プロレス&ガンダム好き。

木村さつき…(麻生祐未)音臼小学校の教師。

佐々木紀子…(芦名星)音臼村のメッキ工場に勤務するメガネっ子従業員。

長谷川翼…(竜星涼)村の新聞配達員。佐々木紀子の婚約者。イケメンDV男。

金子刑事(ユースケ・サンタマリア)…心を疑う鬼刑事。

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テセウスの船 ドラマと原作マンガの違い 第1話

テセウスの船 ドラマと原作マンガの違い

テセウスの船 ドラマ第1話(2020年1月19日放送)原作との違いをご紹介♪

  • ドラマの舞台は宮城県音臼村だが、原作マンガでは”北海道音臼村”。ちなみに『テセウスの船』の原作者・東元俊哉氏は北海道出身です。
  • 主人公・田村心(竹内涼真)の年齢は、マンガでは27歳、ドラマでは31歳
  • ドラマ版では真犯人はワープロに犯行記録を残していたが、原作では”音声テープ”に記録していた。
  • ドラマでは佐野文吾の毒物事件は3月に発生していたが、原作マンガでは6月に発生していた。
  • 第1話で心(竹内涼真)が崖下にいた三島病院の次女・千夏ちゃんと佐野文吾を救ったエピソードはドラマのオリジナル。
  • ドラマでは自宅で陣痛を起こした妻・由紀(上野樹里)を心が病院まで搬送していたが、原作マンガでは心はこの時仕事中で、由紀から陣痛の電話を受け病院に猛ダッシュしていたε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
  • ドラマでは心の兄・慎吾はプロレス好きという設定だが、原作では”ガンダムもめっちゃ好き”
  • 原作では心が未来から来たことを温泉で佐野文吾に話した時、『”北の国から”のネタバレ』『ノストラダムス予言は嘘だった』などの未来トークで盛り上がっていた。文吾の『ほ…ほたる…』のモノマネで心は大爆笑
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テセウスの船 原作第1巻のストーリーを解説。事件ノートとは?

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第2話

テセウスの船 ドラマ第2話(2020年1月26日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • 第2話で登場した盲目の老人・田中さんは火事で死亡する運命だったが、原作では”心臓発作”で亡くなる運命だった。(結果的に原作の田中さんは火事で亡くなっている)
  • ドラマ第2話のウサギ事件。死因は毒死だったが、原作マンガでは犯人は毒で死に至らしめたあと、ウサギの首をスコップで切断するという鬼畜っぷりを発揮していた((((;゚Д゚))))
  • 心が音臼小学校に初出勤した時、ドラマでは5年生の教室で自己紹介していたが、原作ではその前に全校生徒の前で自己紹介していた。この時 心は緊張のためメッチャ小声になっており、『聞こえねーww』と生徒たちの失笑をかっていた(笑)
  • 第2話で『明音ちゃんなんか死んじゃえばいいのに!』と言った鈴を母・和子がビンタしていたが、マンガ版では心が鈴を叱っていた。※ビンタはしていない。
  • 第2話のラストで新聞配達員の長谷川翼(竜星涼)が遺体で発見されていたが、原作では長谷川とともに三島明音ちゃんの遺体も発見されていた。(音臼岳の小屋で明音ちゃんが生存したまま発見されたのはドラマのオリジナルエピソード)。
  • 心の就職祝いで登場したカニラーメンが原作の1.5倍ほど大きかった。ちなみに原作のかにラーメンは文吾が作っていた(得意料理)。
  • テセウスの船のカニラーメン

  • ラーメンついでに→『テセウスの船』原作者の東元俊哉氏は札幌の有名ラーメン店「喜多楼」オーナーの息子さんで、ご兄弟も別のラーメン店を経営している。

テセウスの船 原作第2巻。ウサギ事件が発生!

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第3話

テセウスの船 ドラマ第3話(2020年2月2日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • 田村心(竹内涼真)が崖下で事件ノートを探している時に『S』のキーホルダーを見つけたのはドラマのオリジナル。原作ではこのキーホルダーは音臼岳の小屋で発見されていた。
  • 第3話の佐野文吾(鈴木亮平)が「アントニオ猪木のモノマネからの腹芸」で家族を元気づけたのはドラマの完全オリジナルストーリーw
  • 駐在所のポストに心の捨てたはずの免許証が入れられていたのはドラマのオリジナル。原作では心が現代に戻った時に真犯人に渡されていた。
  • 小学校の校門にブキミな絵が貼り付けてあったのはドラマのオリジナル。
  • 田村心が金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)に未来から来た事をカミングアウトしたエピソードはドラマのオリジナル。原作では心は佐野文吾に家を追い出された後、心は金丸刑事に絡むこと無く霧に包まれ、現代にタイムスリップしていた。
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テセウスの船 原作第3巻。明音ちゃんが行方不明に!

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第4話

テセウスの船 ドラマ第4話(2020年2月9日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • ドラマでは音臼事件の毒物は法度汁(はっとじる)に入れられていたが、原作では牛乳だった。※法度汁はドラマ版の舞台である宮城県の郷土料理。
  • 拘置所で心と面会した佐野文吾が『1・2・3・ダー』やったのはドラマの完全なるオリジナルw(ドラマの佐野文吾は猪木に寄せすぎ?w)
  • ドラマでは心が姉の鈴と再会した直後に木村みきおと木村さつきに出会っていたが、原作では数日後、母と兄の墓参りをした後に出会っていた。
  • 事件被害者の会が開催されたのはドラマのオリジナル。由紀(上野樹里)が新証言を求めて壇上で魂の訴えをしたのもドラマのオリジナルエピソード。原作では何の前触れも無しに佐々木紀子(芦名星)が証言をかって出ていた。
  • 木村さつき(麻生祐未)が鈴を隠しカメラで監視していたシーンはドラマ版のオリジナル。

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第5話

テセウスの船 ドラマ第5話(2020年2月16日放送)の原作マンガとの違いをご紹介します。

  • 第5話で田村心が岸田由紀(上野樹里)と一緒に佐野文吾の面会に行ったのはドラマのオリジナル。原作では由紀と文吾は最終話でのみ出会っており、それ以前には出会っていない。
  • ドラマでは木村さつき(麻生祐未)が鈴(貫地谷しほり)の正体の件で脅した場所は自宅だったが、原作では廃墟となった音臼村の木村メッキ工場(さつきの父が元経営していた工場)で脅していた。
  • 証言をする予定だった佐々木紀子(芦名星)はドラマでは松尾と名乗っていたが(結婚後に姓が変わったため)、原作では上野と名乗っていた。(上野樹里と被るから”松尾”に変更した?)
  • びしょ濡れの心が由紀の家でシャワー&鍋食べてイイ感じになっていたのはドラマのオリジナルw
  • 佐々木紀子の家に向かっていた木村さつきが運転中に『クソ信号!』と暴言かましたのはドラマのオリジナルw(ドラマ版の木村さつきは凶暴さが増してて草w)
  • 鈴が佐々木紀子の家で薬を飲んで倒れたのはドラマのオリジナル。原作では鈴は佐々木紀子の家で真犯人の正体を知り、そのショックで家を飛び出していた。一人の残された木村さつき(麻生祐未)がやむを得ず紀子を殺害していた。※原作ではこの時点で真犯人が明かされていた。
  • 原作の佐々木紀子(芦名星)は重い病におかされており余命一年と宣告されていた。佐野文吾の証言をする気になった理由は『最後に良いことをしたい』と思ったから。※ちなみにドラマの佐々木紀子は娘の反対により証言を辞退しようとしていたが、原作ではその描写はなく証言する気マンマンだった。
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テセウスの船 ドラマと原作の違い 第6話

テセウスの船 ドラマ第6話(2020年2月23日放送)の原作との違いをご紹介します。

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  • ドラマの木村さつき(麻生祐未)は病院で毒入りオレンジジュースを飲んで死亡していたが、原作では真犯人に目玉をくり抜かれて死亡していた。
  • 木村みきお(安藤政信)が母・木村さつきを音臼事件の真犯人に仕立てようと色々小細工したのはドラマのオリジナル。
  • 田中まさし(霜降り明星 せいや)が現代で死亡した事件は原作では起きていない。原作の田中は心がタイムスリップした1989年で登場したきり、特に物語に関わっていない。ちなみに原作の田中は『小太り』ではなく”痩せ型”。
  • 木村さつき(麻生祐未)から送られた絵により心が音臼村を訪れたエピソードはドラマのオリジナル。原作では木村みきおが心を『慰霊祭』に誘い、心は村を訪れていた。
  • 心が音臼村に行く前夜に由紀に会い、別の歴史で結婚していたことを話したエピソードはドラマのオリジナル。原作の心は由紀との関係を最後まで話さなかった。
  • 音臼村の慰霊碑の前で木村みきおが車椅子でやって来たのはドラマのオリジナル。原作の木村みきおは”歩いて”心の前に現れていた(深夜に)。
  • ドラマの木村みきおは何の前触れもなく心に襲いかかっていたが、原作では『過去に戻る方法を聞いた後に』心に襲いかかってきた。
  • ドラマで心にトドメをさそうとした木村みきおが言った『ジ・エンド~www』は原作には無い(笑)
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テセウスの船 ドラマと原作の違い 第7話

テセウスの船 ドラマ第7話(2020年3月1日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • 加藤みきおが自宅に『ぼくを捕まえられるかな?』と心あてにフロッピーディスクを残していたエピソードはドラマのオリジナル。
  • ドラマの田中さんは加藤みきおに毒物を飲まされ殺害されていたが、原作の田中さんは家を放火され亡くなっていた。(犯人の加藤みきおは心たちが消火活動中してるスキに文吾の妻・和子を襲おうと計画していた)
  • 10歳の加藤みきおが和子(榮倉奈々)に毒入りスープを届けに来たエピソードはドラマのオリジナル。原作では未来から来た39歳の加藤みきおが和子を襲いに来ていた(これは未遂で終わっていた)。
  • ドラマでは佐野家の皆がお楽しみ会の代わりに開かれた自宅パーティーでカニ鍋を食べていたが、原作ではジンギスカンを食べていた(原作の舞台は北海道なので)。
  • 原作では真犯人の加藤みきおがお楽しみ会の当日、小学校に来る前に 後の義母となる木村さつき(麻生祐未)を殺害していた。※木村さつきは未来と過去で二度、みきおに殺害されたことになる。
  • ※さつきを殺害した理由は、未来のさつきが佐々木紀子(芦名星)殺害の罪をみきおの妻・鈴(貫地谷しほり)に被せてしまったから。この歴史を変えるために、みきおは過去のさつきを殺害した。

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第8話

テセウスの船 ドラマ第8話(2020年3月8日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • ドラマでは心と文吾が加藤みきおのリュックを調べた時 中に何も入っていなかったが、原作では怪しい水筒が出てきており、心たちは水筒の中身を破棄していた(毒は入っていなかった)
  • ドラマでは避難中の佐野和子(榮倉奈々)が道に置かれた野菜BOXにより車を止めていたが、原作では工事用のコーンが置かれていた。
  • 11歳の加藤みきおが心に『未来の僕はどうだった?』と聞くシーンはドラマのオリジナル。
  • 心が法度汁を毒味したエピソードはドラマのオリジナル。
  • 原作ではお楽しみ会の前日にすでに和子(榮倉奈々)たちは誘拐されていた。
  • 原作で和子たちを誘拐したのは未来からきた加藤みきお(安藤政信)だった。※この加藤みきおは心と一緒に1989年にタイムスリップしていた。
  • 原作の加藤みきおの共犯者は”未来から来たみきお”だった。※ドラマの共犯者が未来の加藤みきおであるかは不明。
  • ドラマ第8話で加藤みきおが事件を起こした目的が『佐野文吾を死刑にするため』という描写があったが、原作では『佐野文吾を破滅させ、落ち込む鈴を助けるヒーローになる』という目的で毒物事件を起こしており、文吾に個人的恨みはなかった。
  • 加藤みきおが佐野文吾に『捕まえに来て』と電話してきたのはドラマのオリジナルエピソード。原作ではお楽しみ会の当日、心が一人で小屋に行き、加藤みきおと対峙していた。
  • 原作の木村さつき(麻生祐未)はお楽しみ会の当日の朝、未来から来た加藤みきお(安藤政信)に殺害されている。※木村さつきは未来と過去で二度、みきおに殺害されたことになる。

テセウスの船 ドラマと原作の違い 第9話

テセウスの船 ドラマ第9話(2020年3月15日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • 監察官の馬渕(小籔千豊)が佐野家に家宅捜索に来たエピソードはドラマのオリジナル。原作では馬渕は登場していない。
  • ドラマの木村さつき(麻生祐未)は入院中の加藤みきおを見て『あなたの事は私が守る』と誓っていたが、原作ではみきおが音臼事件の真犯人だと知った時に彼を守り続ける決意をしていた。
  • 1972年に開催された音臼村祭りのエピソードは原作では登場していない。
  • ドラマでは佐野文吾が警察署に勾留中に田村心が自宅に隠された毒物を探していたが、原作では音臼小学校のお楽しみ会直前に探していた。

テセウスの船 ドラマと原作の違い 最終話

テセウスの船 ドラマ最終話(2020年3月22日放送)の原作との違いをご紹介します。

  • 佐野文吾が家族を守るために『犯人は俺だ』と罪を認めたエピソードはドラマ版のオリジナル。
  • 佐野文吾の子供たちが描いたイラストに『正義は勝つ!』と書かれていたが、原作ではこの言葉は佐野文吾が毒物事件で逮捕される直前に妻の和子に言った言葉だった。
  • ドラマの佐野文吾はタイムカプセルに家族宛の手紙を入れていたが、原作では『過去に逃げるな! by父』と一言だけ書いたメモを入れていた。
  • 原作のタイムカプセルは全ての事件が片付いた後(28年後の2017年)に掘り出されていた。
  • ドラマでは10歳の加藤みきおがこれまでの犯行を心に暴露していたが、原作では未来から来た39歳のみきおが心に暴露していた。
  • ドラマでは佐野文吾が犯人に刺されていたが、原作では佐野文吾をかばった心が刺されていた。(心はこの時死亡)
  • 加藤みきおの共犯が田中正志(霜降り・せいや)だったというエピソードはドラマのオリジナル。
  • 原作の佐野文吾は死にゆく心に『お前は助かる!また一緒に温泉いこう!』と話しかけていた。
  • ドラマの佐野鈴(貫地谷しほり)は新たな歴史でも整形してた時と同じ顔だったが、原作では整形前の顔に戻っていた。(音臼事件が起きなかったので整形する必要が無くなったため)
  • 佐野文吾が生まれてくる心と由紀の子供の名前を『未来(みく)がいい』と提案したのはドラマのオリジナル。原作の最後に登場した由紀はまだ妊娠していなかった
  • 原作では新たな歴史の心と由紀はともに小学校の教師をしていた。(心のかつての夢が叶ったという結末)
  • 未来の加藤みきおが義母のさつきとカフェを経営してたエピソードはドラマのオリジナル。原作の加藤みきおは三島千夏ちゃん事件や金丸刑事事件の犯行が公になったことで少年院に収監され、出院後も『少年A』としてマスコミに追われる日々を過ごしていた。

※リアタイで更新中。

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