テセウスの船 原作マンガ第4巻のストーリーと解説です。※ネタバレあり。
【これまでのあらすじ】
- 田村心は1989年に父が起こした事件で世間からバッシングを浴び、辛い青春時代を過ごしてきた。
- 27歳になった心は最愛の妻が出産時に死亡した事をきっかけに、これまで目をそらし続けてきた父の事件と向き合う決意をする。
- 収監中の父に話を聞くため北海道にやってきた心は、事件現場となった音臼小学校の跡地で謎の霧に包まれ、1989年にタイムスリップしてしまった。
- 若かりし父や家族と遭遇し、行動をともにするようになった心。父が善人であると確信し、真犯人は別にいると考えるようになる。
- 現代に帰れなくなった心は、村の小学校で臨時教師として働き始めた。ある日、生徒の一人・三島明音が行方不明となってしまう。
- 心は金丸という横暴な刑事に犯行を疑われ、署に連行されてしまった…。
- 翌日、明音ちゃんは新聞配達員の長谷川とともに遺体で発見された。
前回のストーリーはこちら♪

テセウスの船 新聞配達員・長谷川翼が犯人?原作第4巻の解説
【テセウスの船 登場人物】田村 心(竹内涼真)…27歳。1989年に毒物事件を起こした佐野文吾の息子。佐野 文吾(鈴木亮平)…北海道音臼村の小学校で毒物事件を起こした死刑囚。佐野 鈴(貫地谷しほり)…佐野文吾の娘。佐野 和子(榮倉奈々)…佐野文吾の妻。心の母。長谷川 翼(竜星涼)…音臼村の新聞配達員。金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)…心を疑う暴力刑事。田村 由紀(上野樹里)…心の妻。娘の出産と同時に死亡。加藤みきお(安藤政信)…鈴の内縁の夫。事件の被害者で車椅子に乗っている。
()はドラマのキャスト。
▼テセウスの船 第4巻ネタバレ▼
金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)の策略により公務執行妨害で逮捕された田村心(竹内涼真)。心は一瞬のスキをついて逃走を図り、未来から持ってきた事件ノートと未来の免許証を崖下に投げ捨てた。
その後、心は金丸に見つかり、署に連行されてしまった…。
解説:心は未来グッズが金丸刑事に見つかると面倒くさいことになると考え、崖下に破棄した。
ネタバレ:心が捨てた事件ノートは物語の後半で再登場し、とんでもない事態を引き起こします。
千夏ちゃん死亡事件(テセウスの船 第1巻のエピソード)、そして明音ちゃん行方不明事件の件で厳しい取り調べを受ける心。
ここで署に緊急連絡が入り、行方不明中だった明音ちゃんが新聞配達員の長谷川とともに遺体で発見された事が明らかとなった。
『全部お前がやったんだろ!』と圧力をかける金丸刑事。心は犯行を否定するも、留置場に入れられてしまった…。
新聞配達員・長谷川翼(竜星涼)と明音ちゃんの死因
捜査本部では長谷川翼・明音ちゃん死亡の概要がまとめられていた。
- 死因はどちらも青酸中毒。山小屋で長谷川(竜星涼)が明音ちゃんを殺害し、その後 遺体を運ぶ途中で長谷川が自ら命を絶った。これが捜査本部の見解だった。
- 明音ちゃんは長谷川に暴行されており、体内から長谷川の体液が検出された。
- 明音ちゃんとともに行方不明だった心の姉・鈴のキーホルダーが暴行現場の小屋に落ちていたことから、鈴が何らかの情報を得ている可能性が浮上。
ここで金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)が捜査員たちにある疑問を投げかける。鈴のキーホルダーが現場にあったのは何か意味があるのでは?と…。しかし同僚刑事たちは『ドラマの見すぎw』と相手にしなかった。
テセウスの船 原作第4巻ネタバレ:長谷川翼(竜星涼)の犯行?心がついに全てを告白!
テセウスの船 原作マンガ第4巻ネタバレの続き
留置場に入れられた心だったが、長谷川翼(竜星涼)の犯行が濃厚となり釈放された。
帰宅すると母の和子(榮倉奈々)が暖かく迎えてくれた。しかし村人はよそ者の心を疑っており、『ホントはお前がやったんだろ』という嫌がらせの電話が何度もかかってきた。
父・佐野文吾(鈴木亮平)に誘われ、お酒を飲む二人。文吾は未来を知っている心に、これから村で何が起きるのか聞いてきた。
心は沈黙のあと、全てを話し始めた。6月に音臼小学校で毒物事件が起きること。その犯人が文吾であること…。そして、自分が文吾の息子であること…。
ショックで手が震える文吾。『もし心さんが俺の息子なら、名前は”正義”のはずだ!おかしいだろ!』と声を荒げた。
心は『自分が生まれたのはあなたが逮捕された後。その時は”正義”なんて名前をつけられる状況じゃなかったんだと思う』と説明。
文吾はまだ納得できない。自分がそんな事件を起こすはずがない!
文吾は『今すぐ出ていけ!』と心を追い出してしまった…。
心が現代に戻ってきた!
文吾の家を追い出された心。外をさまよっていると、とつぜん濃い霧が…?
タイムスリップした時と全く同じ状況だ。『まさか…?』
霧を抜けると目の前に荒れ地が広がっていた。そこにポツンと建っていた事件の慰霊碑…!さっきまであった音臼小学校は影も形も無くなっている。心は2017年に戻っていたのだΣ(゚Д゚)
文吾の家に戻った心。しかし家は空き家になっており、壁には『犯罪者め!』と落書きされていた。文吾は罪人のまま…。やはり事件は起きてしまったのだ。
現代はさらに状況悪化していた
ネットで事件を検索すると、父の事件後、心の家族が一家心中を図っていたことが判明。母と兄は死亡し、心と姉は一命をとりとめたらしい…。
泣き崩れる心。心が過去に行った事で歴史が悪い方へ変わっていたのだ。
【その他変わっていた事】
- 明音ちゃん死亡事件で、当時一緒に行方不明になっていた心の姉・鈴が容疑者にされていた。
- 一家心中から生き延びた心は、その後、姉の鈴とともに養護施設で生活していた。
- 鈴はその後、高校を中退し行方不明だという。
- 亡き妻・由紀がこの時代では生きていた。しかし由紀は心と結婚しておらず、別の人生をあゆんでいた。
あのブキミな絵が再び!
呆然と自宅に戻った心。過去で出会った父・佐野文吾が言っていた言葉を思い出す。『君が過去に来たのは、何か意味があるんだよ』
…一体どんな意味があるっていうんだ…!
そこに郵便が届く。封筒を開けた心の表情がこわばった。
中に入っていたのは一枚の絵。描かれていたのは『顔を消された女性』と、女性を見つめる『無数の目玉』…!
過去にいたときに見た、あのブキミな絵と全く同じ画風だった。
解説:心が1989年にいた時、村の元村議会議員・田中さんの家で同じような不気味な絵を発見。絵には二人の女の子が描かれており、一人の顔が塗りつぶされていた。絵を描いたのは音臼小学校の生徒と思われる。
犯人は今もこの時代に生きていて、心がここに住んでいることも知っているのだ!
絵に描かれている女性をよく見ると妊婦に見える。妻・由紀(上野樹里)の事を思い出し、彼女の実家へと向かった心。由紀に危険が迫っているのかも…?
この時代では心と由紀は結ばれていない。由紀の両親は心を不審者と思い追い返してしまった。
帰ろうとする田村心(竹内涼真)だったが、ちょうど帰宅した由紀(上野樹里)と遭遇した…。
【テセウスの船 第4巻 終わり】
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長谷川翼を演じる竜星涼
テセウスの船 原作第4巻で死亡した長谷川翼。ドラマ長谷川を演じる竜星涼さんのプロフィールをご紹介します。
名前:竜星涼(りゅうせい りょう)
生年月日:1993年3月24日(26歳)
出身:東京都
身長:183 cm
血液型:A型
所属事務所:研音
#テセウスの船 初回まであと10日‼️
今夜8時から #竜星涼 さんが #動物スクープ100連発 に出演😊可愛い動物がいっぱいです〜😻💓
さらに‼️
10時から #THE夜会 に #竹内涼真 さん、#鈴木亮平 さん、#榮倉奈々 さん、#貫地谷しほり さんが出演☃️❄️
なにやらとっておきの企画が…👀⁉️お見逃しなく🤗❣️ pic.twitter.com/iAQ2DVtFKz
— 【公式】TBS日曜劇場『テセウスの船』 (@theseus_tbs) January 9, 2020
竜星涼さんの主な出演作品:『素直になれなくて』『獣電戦隊キョウリュウジャー』『小さな巨人』『アンナチュラル』『同期のサクラ』他多数。
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