テセウスの船 原作マンガ最終巻のストーリーをご紹介します。※ネタバレあり
【テセウスの船 登場人物】田村 心(竹内涼真)…27歳。1989年に毒物事件を起こした佐野文吾の息子。佐野 文吾(鈴木亮平)…北海道音臼村の小学校で毒物事件を起こした死刑囚。佐野 鈴(貫地谷しほり)…佐野文吾の娘。佐野 慎吾佐野文吾の息子。心の兄。木村さつき(麻生祐未)…音臼小学校の元教師。みきおの義母。加藤みきお(安藤政信)…39歳。鈴の内縁の夫。
参考:https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/
田村心役ー竹内涼真さん
田村由紀役ー上野樹里さん
佐野文吾役ー鈴木亮平さん
佐野和子役ー榮倉奈々さん漫画ではこのキャラクターにモデルはいませんでしたが、出演をお受けして頂く事になった役者さんのお名前を聞いて凄くピッタリだなと思いました。
本当にありがとうございます。#テセウスの船 pic.twitter.com/KbsMIuwctA— 東元俊哉 (@toshiya_paris) November 6, 2019
テセウスの船 最終回ネタバレ。心や加藤のその後。原作第10巻
- お泊り会当日となる1989年6月24日、田村心(竹内涼真)は未来から来た加藤みきおに襲われ、音臼岳の小屋に閉じ込められてしまう。
- 小屋の中で目を覚ました心。手は手錠でパイプに繋がれ動くことができない。横には木村さつき(麻生祐未)の遺体が…!
- 心は小屋に入ってきた39歳のみきおの口から、音臼事件を起こした理由を知る。佐野文吾に罪を被せ、絶望した鈴に手を差し伸べ、鈴を自分のものにするためだったのだ。
- 39歳みきおは小屋に火を放ち、その場を去っていった。
- 小学校に現れた39歳のみきおはナイフを手に文吾に襲いかかる。そこに小屋から脱出してきた心が文吾をかばった。
- 胸を刺され崩れ落ちる心。再び襲いかかってきたみきおに文吾が発砲!みきおは胸に銃弾をくらい死亡。その様子を11歳のみきおが呆然と見つめる。
- 文吾(鈴木亮平)は心の手をにぎり、必死に語りかける。『お前は助かる。また一緒に温泉いこう!』しかし…心は父の腕の中で息絶えた(T_T)
- 心の死により事件を未然に防ぐことに成功。28年後の2017年6月10日、佐野家の皆は音臼村の実家に集合。かつて庭に埋めたタイムカプセルを掘り出した。
- 文吾は心が入れた封筒を発見。中には結婚指輪と家系図が…!文吾は未来の心に由紀という名の妻がいた事を初めて知った。
- 未来から来た39歳の加藤みきおは1989年で死亡。一方、この時代のみきお(11歳)は事件解決後に少年院におくられ、2017年現在も『少年A』としてマスコミに追われる日々をおくっている…【完】
結局、集団殺人事件が無かったとはいえ、原作通りに小学生加藤みきおが連続殺人の真犯人になってるラストはやはりコンプライアンス的にマズかったのだろうかと思案している。 #テセウスの船 さつき先生とともに真っ当人生を歩んでる、健在なラストにはワラタww pic.twitter.com/Scbn42PLwu
— ぼの人 (@bonohit) March 22, 2020
結末まとめ:未来はこう変わった
- 2017年から来た心は死亡したが、1989年当時、和子のお腹の中にいた心は無事生まれており、現在札幌で暮らしている。
- この心は歴史が変わる前の心と同様、由紀と交際している。
- 文吾以外の家族は、『1989年に亡くなった心』と『今の家族の心』が同一人物であることを知らない(『ビックリするくらい似てるね』と驚いてはいる^^;)
- 毒物事件が起きなかったので、文吾が死刑囚になるという歴史が消滅した。
- これにより『母が一家心中する事件』も回避し、兄と母は生存。
- 鈴も加害者家族になっていないので、整形&偽名の歴史も消滅。
【テセウスの船 最終回 終わり】
【補足】加藤みきおはなぜ少年院に?
2017年の加藤みきお(39歳)は心とともにタイムスリップした1989年で死亡。一方、1989年の加藤みきお(11歳)はその後、少年院に収監されていた。(三島明音ちゃん事件、千夏ちゃん事件などの犯行を記録した音声テープが発見されたため)
※このテープは最終巻でみきおに拉致された心が、監禁されていた小屋で見つけたもの。
少年院を出た加藤みきおは、39歳になった現在も『少年A』としてマスコミに追われる日々を送っている…。
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